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製作:日本’04
監督:大友克洋
ジャンル:アドベンチャー
【あらすじ】19世紀イギリス。発明好きの少年レイのもとに、祖父のロイドから小包が届く。中には「スチームボールを財団に渡してはいけない」という手紙と謎の小球が。そこに財団の使者たちが現れ、レイは訳もわからず逃げ出すことに。
最近映画の観すぎで疲れていたんですが、これを観てどっと疲れが出てきました。結局「スチームボール」ってなんだったんだろう…。なんか皆が皆ばらばら行動していて、関係性が見えてこないんですよね。主人公のレイが影薄いし。どうせならスカーレットがレイと出会ったことで資本主義な考え方を改め、二人でスチームボールを守ろうとする…みたいな流れだったら、二人が一緒にいる意味も出てきたんじゃないだろうか。
まとめるとこんな感じです。
スチームボール:熱いんだか冷たいんだかわからない蒸気を噴き出す不思議アイテム。
この世界の人間:やたらと丈夫で、噴き出す蒸気も海が凍る寒さも平気。
科学者:会話のキャッチボールが苦手。それが原因でこの騒動が起きたようにも見える。
財団のセンス:二足歩行メカをあの段階で売り込むチャレンジャー。どう強いのか説明してほしい。(その上、人が入ってるって…ただの詐欺だったのか?)
雑魚キャラ:人の命を顧みないくせに人質は取らない。印象薄いから、二度目の登場で誰だかわからない。
レイのパパ:人の話を聞いてるんだか聞いてないんだかわからない人。とりあえず、火傷で残った微々たる毛髪とは、きっぱりさよならした方がいいと思う。
アニメーション:上手い事編集してセリフ消せば、なんか凄い大作に見えるんじゃないだろうか。と思えるほど出来がいい。