忘却エンドロール

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映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」観た

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Tag:ドイツ 

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
読み:のっきんおんへぶんずどあ
原題:KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR
製作:ドイツ’97
監督:トーマス・ヤーン
ジャンル:コメディ/ドラマ/犯罪

【あらすじ】末期がんで同室になったルディとマーチンは、海を見たことがないという話になり車を盗んで病院を飛び出す。しかし、その車はギャングのもので大金が積んであった。そうとは知らず、ふたりは車にあった銃で好き勝手始めてしまう。

もう数日しか生きられないふたりが出会い、海を目指しておかしな珍道中が始まります。
このふたり、余命わずかと知っているので気が大きいです。基本的に人を傷つけるような事はしませんが、飲酒喫煙当たり前。柵は壊すは、強盗はするは、パトカーを奪うは、ほとんどノリだけで行動してます。大金を見つけてからも、リッチ気分を味わいつつお手軽な善行をして思う存分楽しんでいました。
銃と大金とマヌケな追跡者のせいで緊張感ゼロのぬるい展開なんですが、ときおりマーチンが苦痛に襲われ現実を思いだしたり、短い時間の中で育まれたふたりの友情を垣間見たりと、ぬるいだけでは終わりません。
ギャングに銃を突きつけられ、二人がギュッと手を握り合うシーンが心に残りました。

追記(2010/8/17)
gyaoでやってたので、つい観てしまいました。
ずっと、ストックホルム症候群と同じ意味で違う名前のがあったけど、何だったかなぁと悩んでいたんですが、これにでてきてました。ヘルシンキ症候群ですね!
ついでに違いを調べてみたところ、ストックホルムは事件が起こった場所、ヘルシンキは研究・発表した大学の場所にちなんで付けられたそうです。映画で何度かヘルシンキ~の方を見かけたけれど、海外ではそっちが一般的なんだろうか?

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