忘却エンドロール

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映画「アリスの恋(ありすのこい)」観た

 | 家族ドラマ  com(6) 

アリスの恋
おもしろ親子の水かけ合戦。
原題:ALICE DOESN'T LIVE HERE ANYMORE
製作:アメリカ’74
監督:マーティン・スコセッシ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】夫を事故で亡くし歌手として再出発しようと決意したアリスは、幼い息子トムを連れ故郷のモントレーへ向かう。路銀を稼ぐため道々仕事を探すが、泣き落としでやっと見つかる程度。順調にいく筈だった旅は何故か問題続きで…。

アリスの恋…なんて言ってますが、印象に残った場面は「恋」より「親子の戯れ」。ませた口の利き方をする8歳くらいの息子トムと、横柄な夫から解放され自分の道を歩み始めたアリスの生き生きした会話が最高です。
とくに新調した服をトムに見せた時、「人を傷付けるのが…得意なのね。」と言う破目になってしまったアリスの顔!
親子の会話と言うよりコントでしょう、それじゃ。
このおかしな親子を見てるだけで元気になれます。

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■ Comment

田舎のレストラン

僕はこの映画が大好きです!

後半の田舎のレストランがいいですね。
品が良いとは言えない常連客たち。
下品なジョークが好きなウェイトレス、フロ。
粗暴だけど人が良さそうなマスター。
アリスに思いを寄せる農場主。
あんなレストランの常連客に僕もなりたいです。

フロは最初はアリスに対して意地悪だけど、そのうち大親友になる。
フロがトイレでアリスの悩みを聞いている時にパニックになっているマスター。泣きながら一人で料理を運んでいるウェイトレス、ヴェラ。
うーん・・・・。常連客になったら、僕も騒動に巻き込まれてひどい目に遭うかな?(爆笑!)
2010/04/09 06:28  間諜39〔編集

>間諜39

いらっしゃいませ!
間諜39さんも好きな作品でしたか。やや内容を忘れかけてますが、わたしも大好きです。

> 後半の田舎のレストランがいいですね。
> フロは最初はアリスに対して意地悪だけど、そのうち大親友になる。
> フロがトイレでアリスの悩みを聞いている時にパニックになっているマスター。泣きながら一人で料理を運んでいるウェイトレス、ヴェラ。

そうそう、ここは覚えてます。当人は可哀相ですが、傍から見ている分には楽しい騒動でしたね(笑)
でも、常連客になってその騒動に巻き込まれてみたいという気持ち、なんとなく分かります。こんなレストランが近くにあったら、いそがしい時でもついつい顔をだしてしまいそうです。
記事では親子のやりとりの楽しさばかり書いてしまったけれど、他の登場人物も魅力的ですよね。・・・う~ん、また観たくなってきました!
2010/04/09 06:53  宵乃

この映画って

当時12歳だったジョディ・フォスターが、アリスの息子の友達役で出演してますね。ボーイッシュな女の子。

それとDV男役のハーベイ・カイテル。彼はアリス役のエレン・バースティンと一緒に演劇学校の経営をしているとか。彼はDV男にピッタリ!

アリスと恋愛関係になるクリス・クリストファーソンの事をまだ書いてなかった・・・・・(^^;
農場を経営する逞しい男。

アメリカの場合とにかく広いから、車を使って別の土地に行くって言うのはいろいろな出会いがあるんでしょうね。怖い事も含めて。

夫と住んでた町を離れる場面。近所の友人達とはもう永遠の別れって感じです。当時はネットなんてなかったし。手紙を書くとしても最初のうちだけだろうし。

そう言えば僕らが子供の頃、クラスメートが転校すると永遠の別れみたいな感じでした。同じ市内の小学校に転校するにしても。ましてや県外なんて・・・・・。

話は反れてしまいましたが、ほのぼのとしたラストが良かったです。
2010/04/10 10:53  間諜39〔編集

>間諜39さん

コメントありがとうございます。
今頃気が付いたのですが、今までタイトルのところのお名前に”さん”を付け忘れていたようで、申し訳ありません。今後気をつけます・・・。

12歳のジョディ・フォスターですか。ちょっと思い出せませんが、きっと可愛らしいんだろうなぁ。DV男役の人が、実際にはアリス役の人と仲がいいというのも面白いです。再見する時は、そこら辺もチェックしてみますね。

> アメリカの場合とにかく広いから、車を使って別の土地に行くって言うのはいろいろな出会いがあるんでしょうね。怖い事も含めて。
> そう言えば僕らが子供の頃、クラスメートが転校すると永遠の別れみたいな感じでした。同じ市内の小学校に転校するにしても。ましてや県外なんて・・・・・。

アメリカで別の土地に行くということを、今まで深く考えたこともありませんでした。そういえば、転入初日に心配する両親という描写は多いですしね。私たちでも子供時代の別れは辛いですから、アメリカではもっと深刻になってもおかしくないということか・・・。
間諜39さんのおかげで、またひとつ作品への理解が深まりました。ありがとうございます!
2010/04/10 11:32  宵乃

何件も失礼いたします☆

この映画を見ました☆

イラストと記事の内容、宵乃さんにはそういう映画に見えたのですね~!

>印象に残った場面は「恋」より「親子の戯れ」。
>ませた口の利き方をする8歳くらいの息子トムと、

トム君は11歳で12歳の誕生日を母の故郷で迎える予定だったんですが
いろいろあって、それはできなくなりましたが、
見ていると最後らへんは納得できないこともなかったですが、
やはりその年齢の男の子を閉じ込めておいてはね・・・

クリス・クリストファーソン(「イルカと少年」のお爺さん)が出てきて
ワイルドに楽しめるようになって良かったです☆

しかし、私はこの女性は・・・
まあ仕方ないのでしょうけど、最初の結婚時によく考えねばね・・・

映画が終わってネットで読むまでまさか実子(父子)とは思わず
本当に仰天しました!(連れ子的な酷い扱いだったので・・・)

>このおかしな親子を見てるだけで元気になれます。

私はなれなかったなあ・・・

この映画では「ひと目で分かったジョデイ・フォスターのスター性」が
光っていたのが一番良かったです☆

随分前の記事に長々と書いて申し訳ありませんでした。


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2017/06/27 13:28  miri〔編集

>古い記事にもありがとうございます

もう完全に内容を忘れてますが、観た当時はこんな印象だったようです。
今見たらどう思うかな?

> クリス・クリストファーソン(「イルカと少年」のお爺さん)が出てきて
> ワイルドに楽しめるようになって良かったです☆

お、あのお爺さんの若かりし頃が見られるんですね。
いつか機会があったら再見したいです。

> まさか実子(父子)とは思わず、本当に仰天しました!(連れ子的な酷い扱いだったので・・・)

愛情がまったく持てない人もいるんでしょうね…。
虐待を受けた人は自分の子にも同じことをしてしまう場合があるみたいだし。

> この映画では「ひと目で分かったジョデイ・フォスターのスター性」が光っていたのが一番良かったです☆

フォスターさんは結構好きなんですよ。
今日はたくさんのコメントありがとうございました♪
2017/06/27 16:36  宵乃〔編集
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