映画まとめ感想(9/4~12)
9/4「劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~」
アルトみたいな髪型の男キャラが苦手で、TVシリーズは1話しか見てない気がします。でも劇場版ならと頑張って見てみました。序盤の見どころであると思われるシェリルのライブ演出、めちゃくちゃ品がないと思うんだけど、このアニメ本当に女性人気あったの?品のないお色気演出に、露出狂かなという衣装。あれを街の中のどこからでも見えそうな巨大映像で見せて、あれだけの人気を得られるのは逆にすごいと思いました。でもヒロインとしては見られないわー。アルトととのキャッキャウフフもステレオタイプなやり取りしかなくて、あれだけで惹かれるとか単純すぎ。そのせいで、そんなアルトに惹かれるランカもヒロインとしての格が…。でも歌手になる夢のために変なコマーシャルの仕事も頑張る姿は健気でよかったです。映像も良くて、とくに終盤にシェリルが階段を駆け上がりながら歌い始める辺りから見ごたえあって盛り上がりました。アイモの曲も懐かしかったです。
9/12「劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~」
相変わらず通常のライブ演出が微妙…。一方で物語終盤の作戦としてのライブは盛り上がるので、通常のライブ映像いらないのでは…と思ってしまう。1作目から思うのが、登場人物にまったく魅力を感じないということ。好みの問題なのかもしれないけど、あの中途半端男は髪型抜きにしても好きになれないし、そんな男に何となく惚れてる二人が都合のいい女にしか見えない。夢との向き合い方や家族との関係などはそれなりに丁寧に描かれてるのに、何で恋愛部分はこうも雑なんだろう。それでも終盤盛り上げてくるのはすごいけどね。「あいつ歌舞いてやがる!」にめっちゃ笑った。最後バジュラ女王と新天地へ行っちゃったけど駆け落ちですか?(笑)
9/8 TVドラマ「アガサ・クリスティーの謎解きゲーム」
BS11で「ミス・マープル」の後に始まったフランスのドラマ。シーズン1のタイトルは「フレンチ・ミステリー」でそっちはスルーしてシーズン2からです。
舞台をフランス、オリジナルキャラのロランス警視と女性記者アリスを主役に、様々なアガサ・クリスティー作品を改変しています。1話目は「魔術の殺人」で2話目は「忘られぬ死」で、時代設定も少し違うのかな?主役二人が競い合ったり協力したりしつつ事件を解決していくんだけども、警視の性格が悪すぎてイラっとすることも。とくに2話目で先に食い逃げしたのに、冗談で追手の人たちに警視であることをちらつかせ、彼女だけ連行させる(途中で止めて支払うけど)くだりは笑えなかったです。ミステリー作品としては興味あるものの、続きを見るかどうか決めかねる…。