忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画まとめ感想(5/29~6/2)

5/29「ウエストワールド」
ロボットの反乱を描いた作品で、無言で追ってくるロボット役のユル・ブリンナーが不気味でした。シュワちゃんのターミネーターと同じくらいインパクトあります。未来描写が少なくてもSF感があって、なおかつ西部劇のセットなどを流用できるテーマパークの設定も上手い(商売上手!)。ただ、本物の武器を使っているのに(体温がある物には攻撃できない)、コンピューターが設計した部分が一部解析不能なままのロボットを投入するのはさすがにどうなの(汗)あのテーマパークは殺しもセックスもありで、たぶん刺激に飢えたセレブ客が多いと思うので、何かあったら訴えられて負けるのは目に見えてるでしょう。でも、襲ってくるロボットはやられ役や巻き込まれ役など嫌な役目を負うロボットだったっぽいのは、感情が芽生えたのかもしれないと思えてよかったです。終盤に助けられた美女は主人公の善意に対して「水はダメ」としか言わなかったし(エネルギー切れかもしれないけど)、おそらくロボットだと思われるお馬さんも大人しく主人公を乗せてたから。

5/30「3人のゴースト」
「クリスマスキャロル」系は大抵楽しめてたんだけど、今回は主人公がどうにも好きになれなくて入り込めませんでした。どの作品でも嫌な奴が主役だったはずなのに、なぜこれだけ…?ビル・マーレイは好きな方なんだけど、今回はうるさく噛み付いてる感じでした。ヒロインは笑顔が可愛かったんだけどね。それにしても、下水道で亡くなってたらしき人物は誰だったっけ。本当に亡くなってたのか、ゴーストが見せた幻だったのか?

6/1「クワイエット・プレイス」
あまり低予算とは感じさせなかったところは良かったんだけど…。音を出したら殺されるという状況で、幼い子供(おもちゃを我慢させたばかり)を抱っこや手を繋ぐこともなく目を離して先に歩いていってしまう家族の描写に白けてしまいました。そりゃあ死ぬわ。とてもじゃないけど死と隣り合わせの生活を送ってきたとは思えないです。そして時系列はよく覚えていないけど(少なくとも異変後)、こんな状況で妊娠する意味が分からない。せめて今いる二人の子供が一人で生きていけるくらい成長してからにして…。赤ん坊なんて泣くのが仕事なのにどうするのか、生まれた直後に声帯でも切るのか?と思いながら見てたら、地下室で酸素ボンベ付きの箱に入れて育てるつもりらしい。寝てる時と泣いてる時に閉じ込めるの?精神と肉体の発育に悪そうだし、突然泣き出した時点でエイリアンが家に集まってくるとか終わってるでしょ。あと、くしゃみとかいびきとか寝言とかしゃっくりとかいつでも起こりえるのに今までどうやって生きてきのか想像できなかったし、最後にわかる退治方法もそれくらいなら専門家がまだ生きてた頃に試したのではと思ってしまいました。そもそも騒音のある場所では喋っても大丈夫だとすぐわかっただろうし、いくらでも安全な場所を用意できると思う。

6/2「アンネの日記」
観るタイミングが悪かったですね。今も怯えて隠れている人たちがいると思うと気が滅入って…。でも、そんな状況下でも希望を失わないアンネに惹かれたし、可憐に演じた女優さんが素晴らしかったです。密室劇の緊張感やハッとするような映像美もありました。序盤は猫だけが癒し…とか思ってたのに、むしろ猫による緊張感の方が多かったなぁ。

■ Comment

No title

 「アンネの日記」
15歳前後、初めて強烈に刷り込まれた洋画、TVで見た洋画の最初の作品は「恋愛専科」だけど、印象に残ってその後、映画が趣味になるきっかけはこの作品でした。
ナチスの夜回りが不審に思って家探しして緊張感がmaxになるシーンから猫、引き上げ、でCM、見ていた家族全員が「ふぅ〜」とため息をつく、半世紀経ってもその時の事は明瞭に覚えています。(日曜洋画劇場)
3年くらい前の作品「ジョジョ・ラビット」で、本作のアムステルダム空襲をアンネとペーターが見上げてるシーンと真似たようなシーンがありました。

 「ウエストワールド」
ユル・ブリンナーが「荒野の七人」の格好して出てくるのと彼がロボットだったという事だけは覚えてる。(笑)
もう一つ、作品がつまらなかったのも(細部、全然、覚えてきません)。(汗)
2022/06/03 08:43  寂庭〔編集

けっこう暑いですね~こんにちは☆

5/29「ウエストワールド」

昨年3月に見ました。

>ロボットの反乱を描いた作品で、無言で追ってくるロボット役のユル・ブリンナーが不気味でした。

怖かったですね~このロボット以外にも、とにかく
この映画は全部怖かったです。

>未来描写が少なくてもSF感があって、なおかつ西部劇のセットなどを流用できるテーマパークの設定も上手い(商売上手!)。

これは同感です!

>たぶん刺激に飢えたセレブ客が多いと思うので、

いかにも70年代の映画でした(笑)。
夫婦で全然別行動だったりね(笑)。

以下はなかなか詳細を思い出せず、失礼します。



5/30「3人のゴースト」

これは昨年のクリスマス時期に見ましたが
自分の感想を読んでやっと大雑把に思い出すという・トホホ・・・。

>「クリスマスキャロル」系は大抵楽しめてたんだけど、

なんというか全体的に変な映画でしたね!

>ビル・マーレイは好きな方なんだけど、今回はうるさく噛み付いてる感じでした。

そうでしたねえ・・・。

>ヒロインは笑顔が可愛かったんだけどね。

うっすらと浮かぶ・・・?

>それにしても、下水道で亡くなってたらしき人物は誰だったっけ。本当に亡くなってたのか、ゴーストが見せた幻だったのか?

全然思い出せない! ごめんチャイ!



6/2「アンネの日記」

これは9年前に見てあまり良くなかったです。
映画の詳細は忘れましたが、

原作の日記は中学生時代に読んでいるので
こんな年齢になってもハッキリと覚えているところも多くて
その文章に比べると作り物感が強かったです。


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2022/06/03 10:34  miri編集

>寂庭さん

> 映画が趣味になるきっかけはこの作品でした。

寂庭さんにとって特別な作品だったのですね。映画を見始めた頃にこれに出会ってたら、私も特別な一本になっていたと思います。なんせ未だに原作を読んだこともなく、今回が初めての「アンネの日記」ですし。

> 見ていた家族全員が「ふぅ〜」とため息をつく、半世紀経ってもその時の事は明瞭に覚えています。(日曜洋画劇場)

目に浮かぶようです。家族一緒に見た(共有した)というのも印象に残った理由かもしれませんね。普段は鬱陶しいCMもこういう時はありがたいです。
「ジョジョ・ラビット」を見る時はオマージュシーンに注目してみます。

> ユル・ブリンナーが「荒野の七人」の格好して出てくるのと彼がロボットだったという事だけは覚えてる。(笑)

ホント、ユル・ブリンナーのインパクトが一番強烈な作品ですよね(笑)
ツッコミどころとテンポの悪さに目をつぶれば、それなりに楽しめる作品でした。長年見たかった作品だったので満足です。
2022/06/04 09:24  宵乃〔編集

>miriさん

暑いと涼しいを行ったり来たりで落ち着かないです(汗)
雹が降った地域もあるとかで、今年も異常気象で色々ありそう…。
とりあえず体調を崩さないようお互い気を付けましょう。

> 怖かったですね~このロボット以外にも、とにかく
> この映画は全部怖かったです。

客が結構思い切ったことをするので、ロボットたちがどう反応するのか冷や冷やものでしたね。ロボットの中身が割とスカスカなのが、逆に無機物感が出てました。

> いかにも70年代の映画でした(笑)。
> 夫婦で全然別行動だったりね(笑)。

旦那は奥さんのことを気にしてるのに、奥さんはまったく旦那を気にかけてませんでしたね~。普段の力関係が見え見えでした(汗)

> これは昨年のクリスマス時期に見ましたが

同じ時の録画ですね。やっと見られたのにガッカリでした。
ビル・マーレイが可愛い元カノの笑顔を前にした時の表情だけは良かったです。

> その文章に比べると作り物感が強かったです。

本物のアンネの文章を読んだことがあったら、私でも受け付けられなかったかもしれません。映画は良くも悪くも脚色が入りますからね~。
2022/06/04 10:01  宵乃〔編集
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