忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」「リターン・オブ・ザ・キラートマト」

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「アタック・オブ・ザ・キラートマト/Attack of the Killer Tomatoes!」
米’78年、ジョン・デ・ベロ

長年見たかった作品。Gyaoでやってたので飛びついたんだけど、ホラーというよりコメディなんですね!?
咬みつくトマトのイメージがあったのに、実際は本物のトマトや張りぼての大きなトマトが転がったり、飛んできたり、潰れたりしてるだけという(笑)
あと倒れた人の上を移動する雑なコマ撮りみたいなシーンとか…。
よっぽど低予算なのかと思ったけど、冒頭で小さなヘリが墜落するシーンがあって「どこに予算突っ込んでんだよ!」と思ってたら、このシーンは現場で発生した本物の事故(死者はいない)をそのまま使ったらしい。しかも”撮影中に事故で死者が!”と宣伝に利用するふてぶてしさ。伝説のカルト映画と言われるワケです。

映画としては70年代のコメディらしさもあって、全力で”くだらない”を描いていて普通に楽しかったです。狭い会議室に全員がちゃんと座っていくシーンとかトマトに変装して潜入する男の末路が好き。残酷描写は皆無なのでホラーが苦手な人でも安心!
うっとうしい宣伝広告が増えた時代なのか、広告関係のネタが結構多かったですね。緊急ニュースだと言いつつ長々CMが流れたり、画面下に宣伝が流れて色々あったりと遊び心がありました。
突然ミュージカル風になるところも好きです。ラストで捜査官と記者が唐突に愛を歌いだし、記者が小太りな捜査官をお姫様抱っこするシーンは「腕力すげぇ!」と変なところに関心してしまいました。

冒頭でヒッチコックの「鳥」を引き合いに出す図太さや、大量のトマトが犠牲になる(トマト祭りよりかはぜんぜん少ないと思う)のを受け入れられる人なら楽しめると思います。

「リターン・オブ・ザ・キラートマト/Return of the Killer Tomatoes!」
米’88、ジョン・デ・ベロ

前作に比べると良くも悪くも普通クォリティで、愛すべきおバカ映画になってました。懐かしい80年代のB級作品的な。印象も薄くなっているものの(何せトマトがキルしない)嫌いではないですね。
ふわふわトマトのFT(英語では”けばだったトマト=fuzzy tomato”)が可愛かったし、トマトが禁止されて麻薬みたいに裏取引されてるのは笑った。ケチャップの代わりにベリーソースを使ったピザの人気が謎。
あと若かりしジョージ・クルーニーがいっぱい見られます。
途中で予算が足りなくなったからと実在の商品の宣伝をしだすところは「鷹の爪」みたいでしたね。鷹の爪はこれのオマージュだったのかな?
ハチャメチャなのに意外と伏線回収は丁寧で、やはり監督の映画愛を感じました。
3作目の「キラートマト/決戦は金曜日」と4作目の「キラー・トマト/赤いトマトソースの伝説」も見てみたいな…。

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