忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(10/26~11/03)

 | まとめ感想  com(8) 

10/26「クルードさんちのはじめての冒険(くるーどさんちのはじめてのぼうけん)」
ファンタジー要素もある原始時代の大移動のお話?新しいものを恐れず挑戦していこうというのがテーマでしょうか。経験則から必要最小限しか洞窟から出ずに暮らしていたクルード家の父親が、終盤までかなり長いことないがしろにされてるのが少し可哀想でした。天災なんて今でも予測できないんだから、どんな行動が正解かなんてわからないよね。だからこそ多様性が重要で、”洞窟から出ない”が結果的に命を守ることだってあると思います。あと、この父親が義母の死を願ってる描写が何度も入るのが悪趣味でした。終盤に顔の大きいにゃんこ(サーベルタイガー系?)と仲良くなって九死に一生を得たところは良かったです。

10/28「ラバランチュラ 全員出動!(らばんちゅらぜんいんしゅつどう)」
落ち目アクション俳優コルトンが、火山の噴火と共に現れた火を噴く蜘蛛から人々を守るお話。テンポが良くて気軽に楽しめるパニックものでした。「シャークネード」が好きな人なら楽しめそうだなぁと思ってたら、フィンが登場して共闘するかと思いきや「サメを退治しないと」とさっさと去ってしまう(笑)「シャークネード4」にはコルトンが出演してたらしいし仲がいいんだろうか?こちらは”火を噴く蜘蛛”以外に突飛なことはなく、王道展開と登場人物のコミカルなやり取りで魅せてくれます。とくにコルトンとバスで出会ったファンのおじさんのコンビが良かったですね。映画ならこうやって危機を乗り越えると教えてくれたり、主人公が差し出した曲がった銃身を何も言わず斧で切り落としたり、息ぴったりのコンビでした。家族を助けることで頭いっぱいの主人公も好感持てるし、蜘蛛の子わらわらシーンは唯一のホラー要素でそれなりのインパクトが。あと息子の無事を祝ってる時に、ちゃんと息子の友達のことも気にかけるところが細やか。映画スタッフが揃って街を救うために結束する展開も熱い。終盤、黒人の同僚が人間効果音やってて「ポリスアカデミー」を思い出してたけど、そのメンバー再結集で作った作品だったのか~。

11/03「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~(たくしーうんてんしゅやくそくはうみをこえて)」
1980年の光州事件と実在する記者&タクシー運転手の話をベースにした韓国版「キリング・フィールド」。序盤はコミカルに、中盤は事件の恐ろしさと情報操作の効果をまざまざと見せ、終盤はエンタメ色がやや強すぎるものの涙なくして見られない感じでした。「キリング・フィールド」では人物の見分けがつかなくてついていけなかった覚えがあるんですが、こちらは安定のソン・ガンホさんと一人だけ金髪のドイツ人記者なので楽。最後に実際の記者さんによる「彼は命の恩人。一度でいいから会いたい」というメッセージが流れ、脚色されているとはいえ実際にあったことなんだなぁとしみじみ。調べてみたら件のタクシー運転手さんは事件の数年後に持病で亡くなっていたそうで、映画公開後に家族が名乗り出たそうです。なんでも彼が勤めていたのは外国人がよく使う高級ホテルで、偽名を使っていたわけではなく調査対象から外れていただけだったみたい…。映画公開によって彼らの家族が一緒に映画を見たというエピソードにホロリとしました。にしても、この邦題を付けた人&許可した人は滅茶苦茶恥ずかしいな…(韓国とドイツは地続き)

■ Comment

No title

 宵乃さん、おはようございます

「タクシー運転手〜約束は遠く離れても」(汗)
いい映画だと思います、大学生の一件とか、最後のタクシー運転手さん達の連帯など、結構、グッときます。
でも、あの国は「事実」と「こうでなければいけない、という固定観念が作り出す事実」の二つがあるので、「ああ、そうなんだ」と迂闊に僕は信じられないのです。
2020/11/04 09:33  鉦鼓亭〔編集

>鉦鼓亭さん

> 「タクシー運転手〜約束は遠く離れても」(汗)

あはは、きっと邦題考えた人は今からでも↑に変えたいと思ってることでしょう。
せっかくの良作なのに邦題で失笑ものですよ。日本ってやっぱり島国なんだなぁと思いました。

> でも、あの国は「事実」と「こうでなければいけない、という固定観念が作り出す事実」の二つがあるので、「ああ、そうなんだ」と迂闊に僕は信じられないのです。

ですね~。とりあえず軍による一方的な暴力が振るわれたこと、国民感情は情報操作でどうとでもなるということを伝えている点だけでも、韓国でこういう作品を公開できたんだ~と驚きました。細かいところはあんまり信用できないですけど(汗)
2020/11/05 07:55  宵乃〔編集

こんばんは!

→ラバランチュラ

>シャークネード4」にはコルトンが出演
え!ほんとですか!見直してみたいかも。
吹替でみていたのですが、フィンの声もシャークネードのあの声のままで、なんかスタッフさんの愛を感じました(笑)
ほんと、すぐに退場だったけど(笑)「フィン役の俳優との出会い」ではなく、「フィン」だったのが良かったですよね。

宵乃さんはポリスアカデミーの事を思い出されてたとのことですが、
私はポリスアカデミー未見だったので、ちょっとだけ興味がわきました。同じくらいテンポいいのかなあ…??
2020/11/21 21:57  maki編集

>makiさん

いらっしゃいませ!
「シャークネード4」再見したくなりますよね~。出演時間はちょこっとなんでしょうけど、こういうクロスオーバーは嬉しくなります。

> フィンの声もシャークネードのあの声のままで、なんかスタッフさんの愛を感じました(笑)
> 「フィン役の俳優との出会い」ではなく、「フィン」だったのが良かったですよね。

そうそう、フィンそのものなのがいいですよね。蜘蛛の被害以前にシャークネードの被害も受けていたことになりますが(笑)

> 私はポリスアカデミー未見だったので、ちょっとだけ興味がわきました。同じくらいテンポいいのかなあ…??

もう忘れかけてますが、80年代らしい雰囲気でテンポも良かった気がします。人間効果音の人とか校長とかいい味出してました。ドタバタコメディが好きなら楽しめると思いますよ。
2020/11/22 09:03  宵乃〔編集

No title

こんばんは。さっきもmiriさんのところで宣伝してきましたが、もしアマゾンプライムに入っているなら、


https://www.amazon.co.jp/%E9%9B%84%E5%91%82%E8%A1%80-%E9%98%AA%E6%9D%B1-%E5%A6%BB%E4%B8%89%E9%83%8E/dp/B08KSH95LH/ref=sr_1_12?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E6%98%A0%E7%94%BB&qid=1606549721&refinements=p_n_feature_twenty_browse-bin%3A2317608051&rnid=2317599051&s=instant-video&sr=1-12


この映画を見ることを強くおすすめします。

なんというかもう、澤登翠さんの活弁、わたし大好きでして……。最後のチャンバラシーンも現代にはとても撮れない絵で、最高ですよ。

中毒者増やしたいんだけどなあ~!w
2020/11/28 16:58  ポール・ブリッツ〔編集

No title

>めちゃくちゃ恥ずかしい

第二次大戦でのイギリス巡洋艦ユリシーズ号の奮闘を描いた「H.M.S. Ulysses」っていう戦争小説があるんだけど、日本の出版社に「女王陛下のユリシーズ号」っていうタイトルをつけられて、完全に間違っているにもかかわらずそのあまりの据わりの良さに、いまだに「女王陛下のユリシーズ号」っていうタイトルで通っている、っていう事例が……。

(ヒント:エリザベス二世の戴冠式は1953年)
2020/11/28 17:42  ポール・ブリッツ〔編集

>ポールさん

「雄呂血」ですか~。すごい作品だというのは耳にしてるんですが未見なんですよ。プライムも入ってないし。「大殺陣 雄呂血」なら見たことあるんですが(笑)

> なんというかもう、澤登翠さんの活弁、わたし大好きでして……。最後のチャンバラシーンも現代にはとても撮れない絵で、最高ですよ。

活弁懐かしいですね。一時期サイレント映画に嵌ってチャップリンの短編など見ました。人によってネタバレしてきて最悪ですが、信頼できる活弁士さんなら安心ですね。
2020/11/29 08:25  宵乃〔編集

>ポールさん

もう一つコメントありがとうございます。

> 間違っているにもかかわらずそのあまりの据わりの良さに、いまだに「女王陛下のユリシーズ号」っていうタイトルで通っている、っていう事例が……。

あはは、心の女王陛下ですかね。イギリスと言えば女王のイメージありますもんね。
間違えていても、これだけ愛されてるなら付けた人も本望かも(笑)
2020/11/29 08:31  宵乃〔編集
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