一言映画感想(4/30~5/12)
「ミネソタ無頼」と「ジャイアンツ」にイラスト追加しました。あんまり映画見られてません。筋トレの成果がじわじわと出てきて、筋肉量と基礎代謝量が少~し増えて、内臓脂肪レベルが少し減りました。このペースで頑張ります。
4/30「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(あいふぃーるぷりてぃじんせいさいこうのはぷにんぐ)」
自分の容姿に自信がない主人公レネーが、頭を打って自分が完璧な美女に見えるようになったことで行動的になっていくコミカルな作品。CGなどで美女のビジュアルを見せるタイプでなく、女優さんの演技とセリフで自分が変わって見えているというのを伝えているのが良かったです。人気コメディエンヌらしく、美女として振舞う姿が堂々としているほど周囲の反応とのギャップで面白かったです。とくにクリーニング店でナンパと勘違いされた男性の反応が良かったですね。まったくその気はないのにグイグイ来るレネーに「怖すぎ…」とドン引きしてて(笑)でも、彼も本来のレネーと同じく自信がなくて、自信満々で振舞うレネーに次第に惹かれていくという展開も良かったです。ただ、レネーと友人たちのエピソードが雑で後半失速してた気がします。急にあそこまで友人たちを見下すようになるのは強引に感じたし、仲直りする描写を端折っていたので説得力に欠けました。楽しい題材だったので残念です。
5/1「地獄の逃避行(じごくのとうひこう)」
「俺たちに明日はない」と「ボニーとクライド」を足して二で割ったみたいな?マーティン・シーン演じるキットは刹那的で何を考えてるのかよくわからないし、15歳の少女であるヒロインは生存本能から感情が麻痺してそうな感じでした。愛してると思った方が楽だもんね…。でも彼女に「銃を持った相手に逆らっても無駄」と教え込んだのは父親だからなぁ。友達も少なそうだし母親は亡くなってて、父親は娘への関心が薄いんじゃあ、あの犬が心のよりどころだったと思う。それを親の言うことが聞けないのかと目の前で撃ち殺されたら、もう感情なんて表に出せないでしょ。二人の逃避行はロマンティックな雰囲気もあったけど、実質は支配する側とされる側でしかなかったと思う。捕まったキットが警察?の人達と仲良くなってるのが印象に残りました。映像と雰囲気は好き。
5/7「人生の特等席(じんせいのとくとうせき)」
う~ん、雑な終わり方。この話は娘さんが奇跡的なほどに親想いな娘さんに育ってなければ成立しないし、奇跡的に目の届く範囲に隠れた才能を秘めた人がいなければ成立しないよね…。主人公?のガスがやったことと言えば、娘さんを自分から遠ざけようとしたことと、それでも未練たらしく選手の観察を時々娘に任せたことくらい。それなのに「娘はやっぱり俺の血を受け継いでるなぁ!」という出来事が起きたら手のひら返しで「俺の自慢の娘だ」という態度をしててモヤモヤ。そしてガスの上司も、ガスたち(同僚含む)より中身のない男を信じたことを忘れたかのように手のひら返し。娘の彼も、親子を信じなかったことを一切謝らずキスして誤魔化すし。どこに感動ポイントがあったんだろう?とりあえず目に問題を抱える奴が車を運転しようとするな。
5/12「夜の訪問者(よるのほうもんしゃ)」
チャールズ・ブロンソンが恰好よかったです。船の操縦してる姿とかカーチェイスのくだりとか。でもストーリーはいまいち盛り上がらず。映画サイトにミステリーってあったけど、そんな要素あったっけ?敵が微妙だったのと、せっかく顔面蒼白で頑張った好感の持てる敵さんがあっさり退場してしまったのが不満です。クライマックスがあっさりしてるし、結局自首する気持ちがまったくないのもね~(彼が巻き込まれた理由が結構酷いので)
■ Comment
「アイ・フィール・プリティ」、ミシェル・ウィリアムズさんのことしか書いてない我が家なのでしたー。わりと面白かった記憶。
「人生の特等席」、エイミー・アダムスさんのことしか…でもなく、けっこう文句書いてる我が家。イーストウッドなんて興味ない。
>アイ・フィール・プリティ!
この主人公の容姿の自信の無さは突き刺さりました。
やっぱり、自分の体型や容姿に自信がないウジ子よりも、ありのままの自分で明るい人のほうが、素敵に見えるよなあとは思いましたね。
ただ、まあ、あの男性との最初のやり取りが強引過ぎて笑っちゃったのですが。
友達に対する見下し方は、もともとの自分が持っていた「気持ち」が混ざってると思うので、何とも痛々しいし描写が足りないと私も思うのですが、そもそもの題材が「え!?自分キレイ過ぎない??」という強引なネタなので、仕方ないのかなあ。一応そこがコミカルな部分でもあるし…。
ただ、同じ容姿もの(太ってるとか)では、こちらの作品よりも、ジャック・ブラックとグウィネス・パルトロウの某作品のほうが、鑑賞後味感は良かったかなあと。
いらっしゃいませ。
ミシェルさんの役は割と繊細なところがあって、悩める女性なところが可愛かったですよね。容姿より自分を愛せる自信が大事、というテーマ的にも重要なポジションだったと思います。
> 「人生の特等席」、エイミー・アダムスさんのことしか…でもなく、けっこう文句書いてる我が家。イーストウッドなんて興味ない。
あははイーストウッドさんはモテモテの役ばっかりですもんね(笑)
野球をお好きなボーさんがどんな感想を持ったのが気になります。後ほど伺いますね~。
私も主人公の自信のなさには共感できるものがありましたね~。
ただ、自分が美女になったとして、それだけであそこまで自信を持てるかというと私の場合は無理な気がします。楽しい会話ができないとか空気が読めないというコンプレックスも抱えてるので(汗)
そこをいくと彼女は友達にも「一緒にいると楽しい」と言ってもらえるくらいだし、容姿以外には自信を持てる人なんでしょうね。なので…
> 友達に対する見下し方は、もともとの自分が持っていた「気持ち」が混ざってる
に納得しました。自分のことも他人のことも、第一に容姿で考えてしまうくらいコンプレックスが深かったと…。
> ただ、同じ容姿もの(太ってるとか)では、こちらの作品よりも、ジャック・ブラックとグウィネス・パルトロウの某作品のほうが、鑑賞後味感は良かったかなあと。
う~ん、あの作品は「結局顔かよっ」と思ったような…?
不思議な力がなくなっても、ラスト主人公目線でヒロインが美女の頃の姿として描写されてたから、自分で能力獲得したのかと(笑)
>筋トレの成果がじわじわと出てきて、筋肉量と基礎代謝量が少~し増えて、内臓脂肪レベルが少し減りました。このペースで頑張ります。
お久しぶりです。
お元気そうで何よりです。
ご自身のペースができて、本当に良かったですね!
宵乃さんを見習わなくては!と思いつつ・・・(笑)。
>4/30「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(あいふぃーるぷりてぃじんせいさいこうのはぷにんぐ)」
オンエア直後に見ました☆
>CGなどで美女のビジュアルを見せるタイプでなく、女優さんの演技とセリフで自分が変わって見えているというのを伝えているのが良かったです。
最初は「全く変わっていない?」と思っていたのに
彼女の演技でどんどん信じられるようになって
映画という芸術のマジックの1つか?なんて思いました(笑)。
>人気コメディエンヌらしく、・・・いくという展開も良かったです。
仰る通りですね!
女社長さんのエピソードも良かったです。
どんなにキレイな人でも自分なりのコンプレックスがあるんだなって、納得しやすかったです。
>ただ、レネーと友人たちのエピソードが雑で後半失速してた気がします。急にあそこまで友人たちを見下すようになるのは強引に感じたし、仲直りする描写を端折っていたので説得力に欠けました。楽しい題材だったので残念です。
そうですね「端折った」というのがピッタリの表現だと思います!
詰め込み過ぎるのを避けたんでしょうけど、
友人たちとの件は他のエピソードより重いくらいですものね!
・・・映画はずっと見ていないのですが、できれば明日からでも見たいと思います☆
今後もよろしくお願いいたします(ペコリ)。
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いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
筋トレは始める前は面倒で続かないだろうなと思っていたんですが、体調の変化や測定結果の変化がじわじわ感じられると楽しくなってきました。自分でもびっくりです。
> 宵乃さんを見習わなくては!と思いつつ・・・(笑)
あさのテレビ体操とか、寝っ転がって足を真上にあげて開閉運動とかおススメです。
> 最初は「全く変わっていない?」と思っていたのに
> 彼女の演技でどんどん信じられるようになって
私もまったく同じ印象でした。彼女の姿は全く変わってないのに、コンテストのシーンでみんなが惹かれるのに納得できる演技力。おっしゃる通り、まさに映画マジックでしたね。
> 女社長さんのエピソードも良かったです。どんなにキレイな人でも自分なりのコンプレックスがあるんだなって、納得しやすかったです。
そうそう、彼女やジムで出会った女性のエピソードもあって、容姿がすべてじゃないというのがよく伝わってきました。
> 友人たちとの件は他のエピソードより重いくらいですものね!
ですね~、ここをしっかり描いていたらもう少し印象的な作品になってたと思います。もったいない!
> ・・・映画はずっと見ていないのですが、できれば明日からでも見たいと思います☆
はい、また色んな映画についてお話しましょうね~!
>5/7「人生の特等席(じんせいのとくとうせき)」
5年前に見たので、もう、おおよそぼやけていますが、
一部ハッキリと浮かぶところもあります。。。
>う~ん、雑な終わり方。この話は娘さんが奇跡的なほどに親想いな娘さんに育ってなければ成立しないし、奇跡的に目の届く範囲に隠れた才能を秘めた人がいなければ成立しないよね…。
その通り!って感じの作品でした。
>どこに感動ポイントがあったんだろう?
なんというか、私の「最近のクリント・イーストウッドという俳優の作品」は
こんなのが多いと思います(笑)。
この作品も最後のあまりのご都合の良さに
だんだん怒りが・・・という感じでした(笑)。
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miriさんならきっと同じように思うだろうなと思ってました!
この監督さん、監督作品はこれ一本みたいですね。普段はプロデューサーやってるようで…。
> 私の「最近のクリント・イーストウッドという俳優の作品」はこんなのが多い
イーストウッドさんの作品のプロデューサーをずっとやっていた方みたいだから、この人の意向でそうなってる可能性も。若い頃に殺伐とした作品をつくってた反動だったり?(笑)
> この作品も最後のあまりのご都合の良さにだんだん怒りが・・・
割と話題になってた作品だったと思うので、この雑なまとめ方には驚きました。
ハッピーエンドもご都合主義に塗り固められていると冷めますよね~。
>5/12「夜の訪問者(よるのほうもんしゃ)」
今日見ました、タイトルは知っていたけど、初見です。
>チャールズ・ブロンソンが恰好よかったです。船の操縦してる姿とかカーチェイスのくだりとか。
カッコ良かったですね!
彼のファンにはたまらない見どころいっぱいありましたね。
でも、カーチェイスは長すぎて、自分が乗っているかのように・・・
車酔いしてしまいそうでした(笑)。
>でもストーリーはいまいち盛り上がらず。映画サイトにミステリーってあったけど、そんな要素あったっけ?
ダメでしたね~!
全然ミステリー部分はありませんでした。
50年前の作品なのでお許しください(笑)。
>敵が微妙だったのと、せっかく顔面蒼白で頑張った好感の持てる敵さんがあっさり退場してしまったのが不満です。
ジェームス・メイスンも好きな俳優でこういう悪役も多いけど
今回の作品は色んな意味でちょっとガックリでした。
ただまあ、ブロンソンもメイスンも奥さん役のリヴ・ウルマンも
みんなそれぞれの役柄うまくて、役者!って感じでした。
テレンス・ヤングさんですしね、監督さん、まあこんな感じでしょう。
>クライマックスがあっさりしてるし、結局自首する気持ちがまったくないのもね~(彼が巻き込まれた理由が結構酷いので)
過去も酷かったですし、自首もしないし、
子どもが疲れているのにパリ祭もないもんだと思いました、プンプン。
1970年の作品で、私はあの女の子よりちょっと小さい頃で
そういう目線でも見てしまいました。
まあ、ブロンソンの作品ひとつ見たという程度で、はい。
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2020/05/20 20:03 miri〔
編集〕
いらっしゃいませ!
これはもうブロンソンファンじゃなかったら楽しめなかったかもという作品でした。カーチェイス長かったですよね~。途中で私もまだ終わらないの?とか思ってしまった(汗)
> ジェームス・メイスンも好きな俳優でこういう悪役も多いけど、今回の作品は色んな意味でちょっとガックリでした。
彼の顛末と映画のクライマックスは同じタイミングだろうと思って見てたので、そのまま置いてきぼりで「えぇ!?」となりました。ブレまくりな悪役でしたが、見せ方によっては光る役どころだったのに…。残念です。
> みんなそれぞれの役柄うまくて、役者!って感じでした。
役者さんたちに救われてましたね。テレンスさんは観た中では「暗くなるまで待って」が一番です。
> 過去も酷かったですし、自首もしないし、子どもが疲れているのにパリ祭もないもんだと思いました、プンプン。
ホント、妻子が心身ともに疲れているのに、自分が過去に気軽に脱獄しようとしたせいだとはまったく思ってないんですよね。二人とも死んでたかもしれないのに!
> 1970年の作品で、私はあの女の子よりちょっと小さい頃でそういう目線でも見てしまいました。
娘目線で見たら、ぜったいこんな父親は嫌ですよね。トラウマが残らないといいけど…。
コメントありがとうございました。