一言映画感想(10/22~11/23)
やっとまとめ感想が溜まった!録画が溜まってるのでどんどん見ていく予定です。
10/22「ウエスタン(うえすたん)」
再見。ブロンソン演じるハモニカがクールでかっこよかったです。両手を合わせて挟んだハーモニカを吹くのが特徴的。日本人的には手を合わせて祈ってるようにも見えるけど、欧米ではどうなんだろう。ヒロインのキャラも良かった。ただ、何故か途中からヘンリー・フォンダとジェイソン・ロバーズ(シャイアン)の見分けがつかなくなって…(汗)結構ミステリアスな話だったし混乱しました。汽車が到着するシーンでヒロインが飲み物を配ってる表情がいい。しかし、冒頭で一家皆殺しはやり過ぎじゃない?あと、少し長すぎる気がします。
10/23「プラネット・テラー in グラインドハウス(ぷらねっとてらーいんぐらいんどはうす)」
あ、マシンガンを義足代わりにするのってこれかー。もうこのマシンガンヒロインを描きたかっただけみたいなゾンビ映画。冒頭で「マチェーテ」の予告編があったけど、私的には同監督の「デスペーラード」に出てくる楽器バズーカのノリを思い出しました。こういうバカバカしいものを全力で演る制作者と役者さんが好きです。でも、ゾンビウイルスの背景がいまいちわからなかったし、スプラッタがしつこいかな。バーベキューソースにこだわるおじさん兄弟にホロリとしました。
11/23「6才のボクが、大人になるまで。(ろくさいのぼくがおとなになるまで)」
メイソン少年の成長を実際に12年かけて撮影した青春ドラマ。リンクエイター監督の自伝的な要素もあるらしく、時折ハッとさせられるセリフもあったりするけど面白いかというと微妙なところでした。洗濯物を畳みながら5回くらいに分けて見たのが良くなかったのかも。いちおう高校卒業してからラストにかけては、この監督らしいなぁと思える自然で繊細な描写が心にしみました。でも、自立して家を出る彼を前に、人生が過ぎるのがこんなに早いなんて(後は自分の葬式だけだ!)と嘆く母親姿の方が主人公より印象に残ったかも。
11/23「リチャード・リンクレイター 職業:映画監督(りちゃーどりんくれいたーしょくぎょうえいがかんとく)」
「6才のボクが、大人になるまで。」を見たのでついでに見てみました。この監督といえば「恋人までの距離(ディスタンス)」のシリーズくらいしか思いつかなかったけど、結構色々撮ってるんですね。実写を元に作ったアニメ映画とか全然知りませんでした。あと、俳優にああしろこうしろと指図せずに、このシーンでこの役はどう考えてどう動くのか俳優と一緒に探っていくらしく、だからあんなに自然なんだなぁと納得。彼の撮影現場は和気あいあいとしてそうです。
11/23「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(いっとそれがみえたらおわり)」
テレビ映画でやってた「IT/イット(前編)」のリメイクってことでいいのかな?旧作よりもペニーワイズがクリーチャー全開でB級感が増してた気がします。子供たちはみんな何か問題を抱えているんだけど、B級感が増したせいでそれも軽くなったというか、全体的にアトラクション映画な雰囲気。とくに女の子のパチンコ射撃の活躍がなくなってるのが不満です。あの射撃エピソードが一番印象に残ってたのになぁ…。あと不良は一人しか犠牲になってなかった気がするけど、後半で他の奴もやられるのかな?