忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(08/29~09/16)

 | まとめ感想  com(6) 

8/29「マイ・ボディガード(2004)(まいぼでぃーがーど)」
これは主人公の自己満足だよなぁ。だってピタは二人も大切な人を失ったんだよ?指示に従わなかった自分のせいだという負い目が一生の呪いになりかねない。前半のピタとの交流は微笑ましかった(駆け足にも見えたけどTVカット版だったのかも)ので、壮絶な復讐なんかより生存を信じて慎重に動いてほしかった(むしろ何故見てもいないのに信じたの?)。元暗殺者に見えない暴れっぷりでした。

9/03「やなせたかしシアター ハルのふえ(やなせたかししあたーはるのふえ)」
変身術が使える音楽好きな狸のハルが、人間の赤ん坊を拾ってパルと名付けて育て、音楽の世界に送り出すお話。育児を始めてからの森の動物たちの協力体制が微笑ましかったし、草笛でみんなを笑顔にするハルと、それに憧れて草笛を練習するパルのエピソードが優しい気持ちにしてくれます。人間世界に送り出してからはややピリピリした雰囲気があるけど、コンクールを終えてハルが姿を消してからの流れもホロリときました。音楽が繋ぐ絆が描かれた良作。

9/12「馬上の男(ばじょうのおとこ)」
四角関係の西部劇なんだけど、登場人物の心情がいまいち理解できませんでした。結婚前に相手が以上に嫉妬深いこと(結構有名な雰囲気だった)に気付かなかったのかねぇ。あと、新妻が元カレを忘れられないから元カレを殺すという思考回路はどうなんだろう。余計に忘れられなくなりそうなんですけど…。そして散々夫のサイコパスな面を見て、元カレと逃げるのをやめてずっとそばにいると言い出すヒロイン。単に恐怖に屈したようにしか見えないんだけど、妻としての誠実さに目覚めたように見せたかったような雰囲気なんですよね。ぱっと出の金髪ヒロインに気持ちが移る主人公も、前からの知り合いっぽいのに、なんで今になって???という感じ。元カノが主人公を見限って大牧場主と結婚するまで期間はあっただろうに…。相手が結婚してから取り繕うとする未練がましいダメ男にしか見えませんでした。

9/15「カニーニとカニーノ(かにーにとかにーの」
「ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―」の一作目。カニの擬人化の必要性がまったく感じられなかったです。カニの生態がわかるわけでもなし…。お母さんが子供を産みにどこに行ってたのかとか説明すればよかったのに。主人公一家以外のカニや生き物はほぼ擬人化されてなかったのも意味不明。川の水面の作画は異常に良かったです。

9/15「サムライエッグ(さむらいえっぐ)」
重度の食物アレルギーの子供とその母親の世界は、常に死と隣り合わせだということが伝わってきました。子供を守ろうと必死になるあまり、思わず強い口調で言ってしまって子供を傷つけてしまうこともあるよね…。いつも買っている食品の原材料がいつの間にか変わっているのも怖いし、結構見ててつらいものがありました。一方で主人公の周りの人たちの理解が優しくて、こういう優しさが彼らの心に余裕を与えるんだとわかります。終盤、アナフィラキシーショックを起こした時は安静にしていた方がいいとわかっていても、薬を握りしめて家から飛び出す描写に涙腺が…。経口免疫療法は子供にも親にも負担の大きいものだけど、臨床研究も進んできているしアレルギーで苦しんでいる人たちの症状が少しでも軽くなっていってほしいです。

9/15「透明人間(とうめいにんげん)」
結局、透明人間は比喩表現だったということかな。それにしても今までどうやって生きてきたんだコイツ…感が強かったです。でもアニメーション表現は気合入っていたし、今まで自分を繋ぎとめるために持ち歩いていた消火器を棄てて、全身全霊でぶつかっていって実体を得るという展開は良かった。

■ Comment

こんにちは☆

>9/12「馬上の男(ばじょうのおとこ)」

昨年11月に見ました☆
今回は再放送だったようですね?

>四角関係の西部劇なんだけど、登場人物の心情がいまいち理解できませんでした。

変な映画でしたね~!
残酷で嫌でした!

>そして散々夫のサイコパスな面を見て、元カレと逃げるのをやめてずっとそばにいると言い出すヒロイン。単に恐怖に屈したようにしか見えないんだけど、妻としての誠実さに目覚めたように見せたかったような雰囲気なんですよね。

私のとらえ方は、あの女は、お金が欲しかっただけなんですよ。
お金に苦労して育ったんでしょう、男女の愛情よりも
何よりも大事なのがお金で、お金持ちと結婚したのではなく
お金と結婚した、というとらえ方です(笑)。

>ぱっと出の金髪ヒロインに気持ちが移る主人公も、前からの知り合いっぽいのに、なんで今になって???という感じ。元カノが主人公を見限って大牧場主と結婚するまで期間はあっただろうに…。相手が結婚してから取り繕うとする未練がましいダメ男にしか見えませんでした。

これはあの真のヒロイン方ははずっと前から片思いしていたと思いました。
主人公が「友達」としか思わなかったのは、元カノを好きだったから
あの女性を女性としては見なかったのではないでしょうか?

でもまあ、ダメな映画には違いありません!!!(笑)


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2019/09/16 15:07  miri編集

>miriさん

> 昨年11月に見ました☆

いらっしゃいませ。前回はたぶん「馬上の二人」と勘違いして録画しなかったんだと思います。そのままスルーしたままでもよかったですね(汗)

> 変な映画でしたね~!

ですね~。いつもの映画データベースサイトの感想で夜の撮影が良かったとあったので見たんですが、内容が微妙すぎてそのことを確認するのを忘れてしまいました…。

> 私のとらえ方は、あの女は、お金が欲しかっただけなんですよ。
> お金と結婚した、というとらえ方です(笑)。

それなら一度でも主人公と逃げようと思わないでほしいですよね。
あとお金があっても嫉妬で妻も殺しかねない男のそばにいたいんだろうか…。

> 主人公が「友達」としか思わなかったのは、元カノを好きだったから
> あの女性を女性としては見なかったのではないでしょうか?

元カノは「結婚したかったのにいつも遠出ばかりしてるから!」と怒っていたので、たぶん街の中で完結する仕事に変えてほしいと言ってたと思うんですよね。それができないと結論が出た時点で一緒に生きていけないとわかってるはずなのに、結婚後も未練がましくしてるのが気持ち悪くて…。自分に思いを寄せるもう一人のヒロインも「自分ならあなたの好きな仕事を支えられるわよ」ともう少し前からアピールしとけよ!と思ってしまいました。
2019/09/17 10:31  宵乃〔編集

No title

「マイ・ボディーガード」、原作のA・J・クィネル「燃える男」では、イタリアが舞台で、富豪の娘ピンタ(ピタ)は、半ばあたりでマフィアに誘拐されて強姦されて無残に殺されます。それであるから五十すぎの老兵であるクリーシィの過激なまでの復讐に「そりゃそうだよな」と思いながら喝采をおくれるわけですが、ポリコレにひっかかるのかもしれないけど、映画でピタが生き残るとしたら、そういう改変がされる世の中なのですなあ、と……。

個人的に「燃える男」はマイフェイバリット冒険小説の一冊。地中海の島でごろごろしたい……。
2019/09/19 07:12  ポール・ブリッツ〔編集

>ポールさん

> 「原作のA・J・クィネル「燃える男」では~

コメントありがとうございます。原作はかなりシビアな内容なんですね。でも筋は通ってます。

>それであるから五十すぎの老兵であるクリーシィの過激なまでの復讐に「そりゃそうだよな」と思いながら喝采をおくれる

ですよね~。プロのはずの主人公が、人から聞いただけの話を鵜呑みにして壮絶な復讐を開始したら観客はついていけないです。改変するなら違和感がなくなるまできちんと改変していただきたい…。

> 個人的に「燃える男」はマイフェイバリット冒険小説の一冊。地中海の島でごろごろしたい……。

あらら、原作好きとしては複雑な気分でしょう。もし映画を未見ならそのまま見ないでいてください。きっとガッカリするでしょうから(汗)
2019/09/19 10:02  宵乃〔編集

No title

あと、「燃える男」では、ずーっと戦場で生きてきた主人公の元フランス外人部隊の老傭兵クリーシィは、物語の開始時に重度のアルコール依存症になっており、それが作品前半のピンタとのやりとりで徐々に改善して精神的に生まれ変わっていき、ピンタが殺されてから、自分を精神的に向上させてくれたピンタの復讐をするため、アルコールと決別し、おのれの衰えた肉体を一から鍛え直す目的で地中海のマルタ共和国近郊の島へ行き、一年くらいの時間と150ページくらいの小説分量を使って、人情篤い島の人々と、初めて体験する平和な暮らしをしながら、毎日肉体労働とトレーニングに明け暮れ、なおかつ憎むべきマフィアに対しての情報収集と、各所へのコネを使った武器や装備などの物資調達をやるのがいちばんの読みどころになってますが、映画のほうはそうしたものはすっ飛ばして、いきなり暗殺のプロが復讐に行くわけですか? なんかオールシネマであらすじ読むとそんな感じを受けたんですが……。

そういう意味では映画よりも1時間半×全4回くらいのテレビドラマにしたほうがよかったんじゃないかなあ、「燃える男」……。
2019/09/23 20:56  ポール・ブリッツ〔編集

>ポールさん

いちおう外人部隊でのこととアルコール依存症は、フラッシュバック多用で描写してました。
でも1年以上かけて鍛えなおしたりはしてなかったですね。警察が捜査している間に復讐が終わってますもん(笑)

> 人情篤い島の人々と、初めて体験する平和な暮らしをしながら、毎日肉体労働とトレーニングに明け暮れ、なおかつ憎むべきマフィアに対しての情報収集と、各所へのコネを使った武器や装備などの物資調達をやるのがいちばんの読みどころ

一番の読みどころを削るとは…。だから映画は原作ファンから嫌われるんですよね…。ほぼオリジナルなら名称もすべてオリジナルにして別作品として出せばいいのに。

> そういう意味では映画よりも1時間半×全4回くらいのテレビドラマにしたほうがよかったんじゃないかなあ、「燃える男」……。

それだけのものを撮るエネルギーはなかったということかも。最近はアニメもドラマも短くなってきましたよね~。(見る人が忙しいのもあるかもしれないけど)
2019/09/24 08:22  宵乃〔編集
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