忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(7/16~7/24)

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アップし忘れてた記事があるんだけど一言感想が溜まってしまったので先にこちらを。ネガティブな感想しかないです…すみません。「ブラジルから来た少年」を再見して過去記事に追記しました。「ブラックライダー」にイラストを追加しました。

7/16「ミスター・ロンリー(みすたーろんりー)」
孤独ななりきり芸人(正確にはインパーソネーター)が、マリリンになりきる女性との出会いでモノマネ芸人のコミュニティに入るお話。自分を見つけるハートフルな作品かと思いきや、ハートフルボッコの方でした。合間に挟まれるシスターのエピソードもね…。飛行機から落ちた時に神に祈ったら無傷で生還したシスターが「神を信じればパラシュートなんて必要ない。あなたたちも飛び降りてごらんなさい、奇跡を体験できるから」と他のシスターを焚きつけるのが頭おかしい。奇跡を体験したがるのは人間の欲であって信仰とはかけ離れてる気がするんですけど…。ラストも悪趣味。コミュニティの羊が口蹄疫ですべて処分されるくだりもつらかったです。

7/18「バトルフロント(ばとるふろんと)」
モンペとの諍いが麻薬組織との銃撃戦に繋がるアクション映画。いくら麻薬製造のアジトでも、あんな放火装置を使ったら後でヤバい気が…。潜入捜査の資料を個人で保管してるのも変。でもまあ子供は可愛かったし、ジャンキーなモンペにも子供は巻き込みたくないという良心が残ってるところはよかったです。主人公の親友は生き延びたんだろうか?

7/18「エニイ・ギブン・サンデー(えにいぎぶんさんでー)」
記憶になかったので再見。見始めたら多少記憶がよみがえってきたけど、群像劇なせいかいまいち頭に入ってこなかったです。キャメロン・ディアスの役が結構イラつかせてくるし、アメフトの危険性ばかり印象に残って、こんなスポーツをやりたがる&見たがる意味がわからない(頭を使うスポーツだってのはわかるんだけどね)。飛んでいった目玉は手術でどうにかなるのかなぁ…。ジェイミー・フォックス演じるウィリーの成長はよかったです。

7/22「ブルックリンの恋人たち(ぶるっくりんのこいびとたち)」
弟の昏睡がきっかけで男女が惹かれあうロマンスもの。ショートカットのアン・ハサウェイはとても可愛かったです。ストーリーはいまいちピンときませんでした。弟が目覚めてほしい気持ちはわかるけど、憧れのミュージシャンを連れてきたり病室のドアを開けっぱなしで音楽を流すのはどうなんだろう…。他にも入院患者はいるんだからドアは閉めて!

7/23「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~(5ぱーせんとのきせきうそからはじまるすてきなじんせい)」
通常の視力の5%しか見えない青年が、弱視を隠してドイツの5つ星ホテルで見習いとして働き始める伝記物。途中まで引き込まれてたんだけど、後半になって仕事・恋・仕送りで追い込まれたところが飛ばしすぎで「ん?」となってしまいました。遅刻がバレずに会場に着いた時、すでにラリってたということは薬物が手元にあったということだよね?直前まで恋人の子供を面倒見てたんだから、その時も薬物を所持してたということ!?せっかく努力と才能をフルに発揮して頑張ってるなぁと思ってたのに、薬物に頼ってたんだと思うとガッカリでした。しかもその後は薬物なんてかけらも出てこないし。どこまで実話をもとにしてるのかわからないし、翻訳が正しいのかもわからないけど…。恋人に嘘をつき続けたのもマイナスでした。妹や仕事仲間のサポートもあって困難を乗り越える過程はとても良かったので残念です。

7/24「ファイナル・カット(2004)」
吹き替えだった上に周りがうるさかったので前半セリフがほとんど聞き取れず…。まず自分の見たものや聞いたこと、考えたことが全部記録できるなんて管理社会よりヤバいと思うんだけど、この世界では一企業のサービスとして成功してるっぽいのが理解できませんでした。たかが死後のメモリアル映像のためだけにプライバシーを犠牲にするなんてねぇ。それを死後編集する仕事に対して「悪人を善人に見せかけるな!」と抗議デモが起こるのも意味不明。現在の記録映像だっていいところだけ見せるのは当たり前で、それが故人のすべてだなんて思う人はいないでしょうに…。それに、これを裕福層が喜んで埋め込んでるのもおかしい。生きたまま簡単に取り出せるものではなかったみたいだし、殺してチップを覗き見ようとする連中が絶対現れるはず。機密事項やらスキャンダルやら秘密が多い裕福層ほど危機感を抱くと思うんですが…。

■ Comment

こんばんは☆

>7/22「ブルックリンの恋人たち(ぶるっくりんのこいびとたち)」

これは3年前に見てとても好きな作品です☆

>憧れのミュージシャンを連れてきたり病室のドアを開けっぱなしで音楽を流すのはどうなんだろう…。他にも入院患者はいるんだからドアは閉めて!

ドアの事は覚えていませんが、
医療関係者の許可がなければ開けっ放しには出来ないように
思いますので、多分、許可があったのでは? 
昏睡なので当然一人ですしね・・・。

>7/23「5パーセントの奇跡 ~嘘から始まる素敵な人生~(5ぱーせんとのきせきうそからはじまるすてきなじんせい)」

これは同じ日でしたね、二人でロードショーでした☆
宵乃さんのお陰でスターチャンネルの映画が見られて
本当に感謝です!

>途中まで引き込まれてたんだけど、
>後半になって~飛ばしすぎで「ん?」となってしまいました。

全く同じです!!!
最後はよくあるハリウッド映画になってしまい、ガッカリでした。

>薬物に頼ってたんだと思うとガッカリでした。

あれはお父さんの事があってからですね、
お父さんの事も酷すぎて

私はこの作品の実話部分は
「弱視の青年が頑張って高級ホテルの研修を修了した」
だけではないか?と疑っています(笑)。

>恋人に嘘をつき続けたのもマイナスでした。

これね、最初は(好かれたい気持ちは)理解できたけど
2回目に会う時には「言わないとね」と思いましたよ、
5歳の男の子の相手は絶対に出来ないと思いました!

>妹や仕事仲間のサポートもあって困難を乗り越える過程はとても良かったので残念です。

そうなんですよ、中盤までは本当に良い作品でした!

******************

昨日のコメントの返信有難うございました☆

イラストのシーン、違ったんですね!
削除していないので、しっかり確認しますね♪

「プラネタリウム」という映画ですが、
正確に書くと戦前戦中の映画製作などの話で
「など」の部分がいろいろとあって、
出来は良くない方・・・です。

私は2週間ぶりに見た映画だったので
良いとまでは思わなかったけど
見られて嬉しかっただけです(笑)。

あと、きもだめし楽しみにしています。
2作品、録りためています!
頑張ります☆


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2019/07/25 19:01  miri編集

>miriさん

いらっしゃいませ!
「ブルックリンの恋人たち」はお好きな作品でしたか。

> 医療関係者の許可がなければ開けっ放しには出来ないように思いますので、多分、許可があったのでは? 

外国はそこらへんアバウトな気がして…。個室でしたが(脳神経?)外科の病棟ですし、ドアを開けていたら他の病室まで届きそうな雰囲気でした。

> これは同じ日でしたね、二人でロードショーでした☆

一緒に見てた上に同じ感想ということで嬉しいです♪
これからは二人でロードショーの機会が増えるかもしれませんね~。

> あれはお父さんの事があってからですね
> 私はこの作品の実話部分は「弱視の青年が頑張って高級ホテルの研修を修了しただけではないか?と疑っています(笑)

スリランカは家族に障害者がいることを恥じるお国柄なのか…?お金も全部というのが本当に悪質です。偏見や薬物が身近にあることの問題提起にしては、描写があっさりしすぎなのが問題でした。
私もここは脚色だと疑ってました。今一応調べてみたところ、彼の自伝「私と人生のブラインドデート」(なぜこれを邦題にしなかったのか!)がバイエルン社会問題省のウェブサイト(goolge翻訳ページ https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=de&u=https://www.arbeit-inklusiv.bayern.de/beispiele/saliya-kahawatte.php&prev=search)で紹介されてるのを発見。ドラッグとか父親がいなくなったのは本当みたいです…。

> 2回目に会う時には「言わないとね」と思いましたよ、5歳の男の子の相手は絶対に出来ないと思いました!

ですよね!
ホテル業はまだしも、子供の世話まで頼まれてるのに言わないのは無責任すぎると腹が立ちました。

> 削除していないので、しっかり確認しますね♪

はい、(私の記憶が正しければ)映画制作の楽しさを初めて感じた彼女の表情をじっくりご覧ください。

> 「プラネタリウム」という映画ですが、正確に書くと戦前戦中の映画製作などの話で
> 「など」の部分がいろいろとあって、出来は良くない方・・・です。

そうでしたか~。久々の映画鑑賞はそれだけでウキウキしてきますもんね。
見る機会があったら戦時中が舞台だということを念頭に見ようと思います。

> あと、きもだめし楽しみにしています。
> 2作品、録りためています!

私も結構録りためてます!
今年も肝試しを楽しみましょう♪
2019/07/26 09:14  宵乃〔編集
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