忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(5/30~6/16)

 | まとめ感想  com(5) 

アガサ・クリスティ作品の新作ドラマ、前編を見逃してしまった…。再放送あるかな?
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」にイラストを追加しました。

5/30「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~(すーぱーちゅーずでーせいぎをうったひ)」
う~ん、やっぱりジョージ・クルーニーは苦手なんだなぁ。そもそもあんな大事な時期に、軽々しく若い女と関係を持ってしまう男が二人も出てくる時点でしょうもないな…と思ってしまって。フィクションではよくスキャンダル狙いで若い娘を使ったりするのに、警戒心とかないんだろうか?敵陣の人間に会いに行くのも間抜けだし、優秀なはずの主人公がぜんぜん優秀に見えない。最後にのし上がっても、凡人が必死にしがみついているようにしか見えませんでした。

6/1「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(ばかるーばんざいのはちじげんぎゃらくしー)」
カルトSFコメディということで見てみたけど、私にはピンとこない作品でした。主人公の設定モリモリ具合は面白かったけども。脳神経外科医で物理学者でロック歌手の主人公って(笑)若きジェフ・ゴールドブラムさんが出てました。

6/7「五人の軍隊(ごにんのぐんたい)」
前半は「七人の侍」の仲間集め、後半は泥臭い「ミッションインポッシブル」みたいで楽しかったです。それぞれキャラが立ってて、とくに丹波哲郎が寡黙な剣の達人役(ナイフ投げも)で出てるのがいいですね。彼が一番目立つのは、列車から落ちて必死に走って追いつくシーンだけど(笑)ホントにめっちゃ走ってた。あと不器用な大男が良いキャラしていて、強奪した砂金袋を、これはリーダーの分、これは俺の分…と嬉しそうに分けていくシーンがひたすら可愛くて萌える。ただ、リーダーは最初から「報酬は1000ドル。残りは革命軍に」と言っていたのに、終盤に報酬分しかもらえなかった仲間が「裏切ったな!」みたいに言い出したのが意味不明でした。でもまあ、ラストは流されて「たまには人助けもいいか」みたいに笑顔になってるゆるさが、この作品の良いところだと思います。

6/12「バーチュオシティ(ばーちゅおしてぃ)」
ラッセル・クロウが多くの凶悪犯罪者のデータから生み出されたAI役をノリノリで演じてます。途中から肉体を得て、より多くの注目と人々の悲鳴を求めて行動しだすので、割と簡単に捕まりそうなんですけどね。彼が得た体っていうのが、何製だか忘れたけどガラスと同じ成分で、ガラスさえあればどんな損傷もたちまち回復してしまうというのが面白い。でもCGがしょぼいし、物語の中であまり生きてないのが残念。姿だっていくらでも変えられそうなものなのに…。デンゼル・ワシントンの役も復讐を絡めたストーリーもいまいち雑でぱっとしない作品でした。

6/13「大脱獄(1970)(だいだつごく)」
冒頭の強盗事件で人がたくさん死んで、まんまと生き残って金を独り占めした糞野郎が主役の一人だったので入り込めませんでした。その糞野郎が捕まって「やったー」と思ってたら、刑務所で次々と囚人たちの信頼を勝ち取っていくし。なんでこんな胡散臭いやつを信用できるのか…。カーク・ダグラスは好演してたので、もしこの役が人殺しはしない信用に足りる人物像だったら素直に楽しめたと思う。まあピカレスクロマンが好きな人向けかな。ラストはざまぁと思ったものの、その直前の大惨事を思うとこの程度じゃ溜飲は下がらないんだよなぁ。

6/14「ジャンヌ・ダルク(1999)(じゃんぬだるく)」
ジャンヌを中心に描いているのに、彼女が妄想癖の強い復讐者にしか見えなくて魅力を感じないんだよね…。なので周りの兵士たちが彼女に優しくするようになるのも、せいぜい憐れんでいるくらいにしか見えない。ジャンヌが希望に思えるくら苦しい戦況というのをもっと描いてほしかった。でも、この時代の戦争の様子とか鎧や武器、兵器など美術部分などはよかったです。しかし、ジャンヌを題材にすると捕虜になってからのエピソードが中心になるのね。カリスマ指揮官として活躍し、英雄になっていく過程を中心に描いた作品も見てみたい。

■ Comment

こんにちは☆

>アガサ・クリスティ作品の新作ドラマ、前編を見逃してしまった…。再放送あるかな?

これはBS3ですか?
全然知らなかったにゃあ・・・再放送を待ちます!

>「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」にイラストを追加しました。

録画したので、見たらコメントにうかがいますね~!

>5/30「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~(すーぱーちゅーずでーせいぎをうったひ)」

4年前に見たので詳細は分かりませんが、とにかく嫌な作品でした。
自分の感想に書いたことは覚えています。

>う~ん、やっぱりジョージ・クルーニーは苦手なんだなぁ。そもそもあんな大事な時期に、軽々しく若い女と関係を持ってしまう男が二人も出てくる時点でしょうもないな…と思ってしまって。フィクションではよくスキャンダル狙いで若い娘を使ったりするのに、警戒心とかないんだろうか?敵陣の人間に会いに行くのも間抜けだし、優秀なはずの主人公がぜんぜん優秀に見えない。最後にのし上がっても、凡人が必死にしがみついているようにしか見えませんでした。

詳細忘れたはずなのに、宵乃さんの記事が「仰る通りです!」って感じです。
そういう作品でしたね、人を踏みつけにしてはなりませぬ。

>6/1「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(ばかるーばんざいのはちじげんぎゃらくしー)」

これも録画したのですが、教えて頂いたようにダビングしたら
そのBDが不良ディスクになってしまって(笑)見られませんでした!

2月から何作品か録画しては消していたので、古くなったのかなあ?
それまで見られたのですが・・・またオンエアあれば見たいです☆

>6/7「五人の軍隊(ごにんのぐんたい)」

これは削除してしまった(笑)。
再放送を待ちます。

>6/14「ジャンヌ・ダルク(1999)(じゃんぬだるく)」

10日に見ました☆

>ジャンヌを中心に描いているのに、彼女が妄想癖の強い復讐者にしか見えなくて魅力を感じないんだよね…。なので周りの兵士たちが彼女に優しくするようになるのも、せいぜい憐れんでいるくらいにしか見えない。

そうでしたか、私はもうちょっと好感でした。

>でも、この時代の戦争の様子とか鎧や武器、兵器など美術部分などはよかったです。

たしかに良かったです♪  こだわる監督?
処女調べの方法に笑えましたが、600年前だから最新式だったんでしょうね?

>ジャンヌが希望に思えるくら苦しい戦況というのをもっと描いてほしかった。
>しかし、ジャンヌを題材にすると捕虜になってからのエピソードが中心になるのね。カリスマ指揮官として活躍し、英雄になっていく過程を中心に描いた作品も見てみたい。

10年前に一度見ただけですが、バーグマン主演の「ジャンヌ・ダーク」は
そういうシーンもあったように覚えています。
ジャンヌが説教しているシーンが印象的で、その事だけ感想に書きました。

https://saisenseisuki.blog.fc2.com/blog-entry-3602.html
いつか再見します。
宵乃さんと一緒にBS3で見たいですね♪


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2019/06/17 09:04  miri編集

書き忘れました☆

「森のレシオ」時々見かけます。
オンエアしていると食いついて見ています。

先週・・・金曜か木曜のオンエアで
ネブラスカイディスクに非常によく似たものを
使っていたのですが、あれはどういう意味なのか・・・
ただの天文盤と思って良いのでしょうか?

一応ネットで見たのですがわからなくて
もし分かれば教えてくださいね~!


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2019/06/17 11:01  miri〔編集

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
新作ドラマはBS3ですね。『検察側の証人』『無実はさいなむ』『ABC殺人事件』を毎週土曜 午後5時のオンエアで全8話やるそうです。来週の『無実はさいなむ』からご一緒できそう♪

> 録画したので、見たらコメントにうかがいますね~!

はい、お待ちしております。可愛いボブにゃんを堪能してください!

> 4年前に見たので詳細は分かりませんが、とにかく嫌な作品でした。
> 詳細忘れたはずなのに、宵乃さんの記事が「仰る通りです!」って感じです。
> そういう作品でしたね、人を踏みつけにしてはなりませぬ。

メインキャラが嫌な感じの人ばかりだし、こんなどんでん返しはスカッとしませんよね。見て嫌な気分になりましたが、miriさんにそう言っていただけてスッキリしました。

> これも録画したのですが、教えて頂いたようにダビングしたらそのBDが不良ディスクになってしまって(笑)見られませんでした!

あらら、それは災難でした。でも逆にこの作品の時で良かったかも。かなり人を選ぶ作品で、私はさっぱり楽しめなかったくらいですし、絶対見たい作品で失敗するよりかは…。やっぱりmiriさんは映画の神様に守られてますね!
正直この作品より断然「五人の軍隊」の方がおススメです(笑)

> たしかに良かったです♪  こだわる監督?
> 処女調べの方法に笑えましたが、600年前だから最新式だったんでしょうね?

こちらは実は再見で、ジャンヌを描いた作品の中で初めて見た作品だったと思います。
大体初見時と同じ感想で、美術部分は本当に良かったですよね~。この作品で中世時代ミリタリーマニアになった人もいそう(笑)

> 10年前に一度見ただけですが、バーグマン主演の「ジャンヌ・ダーク」は
> そういうシーンもあったように覚えています。
> ジャンヌが説教しているシーンが印象的で、その事だけ感想に書きました。

その作品は20代の頃に一度見てるんですが、そのずっと後に見た「裁かるゝジャンヌ」のインパクトが強すぎて内容を忘れてしまったんですよね…。そちらでは軍人としての彼女が描かれてましたか~。ほかのジャンヌ作品の内容を忘れぬうちに再見しなくては!
オンエアのあった時にはぜひご一緒しましょう♪

> 「森のレシオ」時々見かけます。
> ネブラスカイディスクに非常によく似たものを使っていたのですが、あれはどういう意味なのか・・・ただの天文盤と思って良いのでしょうか?

「光のいせき」の回ですね。年に一度現れる光の橋を渡って遺跡に遊びに行くというあらすじでした。あのディスクはその天文盤をモチーフにしていますが、あの作品では光に関する何らかの儀式を行うものみたいです。レシオたちは適当に動かして使い方を探っていたんだと思います。
あの遺跡が実際に使われていた頃に、その儀式を見た誰かが人間の世界にそれを伝え、それがネブラスカイディスクとして発見されたと考えるのも夢があって楽しいですね~。
2019/06/18 08:54  宵乃

コメントを有難うございました☆

>6/13「大脱獄(1970)(だいだつごく)」

オンエア直後に鑑賞されたんですね!
私は冒頭を何回も見て、何回もスルーして、とうとう
見るものがなくなってから全部見ました!(笑)

>冒頭の強盗事件で人がたくさん死んで、まんまと生き残って金を独り占めした糞野郎が主役の一人だったので入り込めませんでした。

あの最初の事件からかなり大雑把というか、
変な作品だと思って見ていました。
ホントに見辛い・・・入り込めなかったんですね~!

>その糞野郎が捕まって「やったー」と思ってたら、刑務所で次々と囚人たちの信頼を勝ち取っていくし。なんでこんな胡散臭いやつを信用できるのか…。

ああいう上手な人間っていると思います。
若い子が可哀想でしたね、特に。

>カーク・ダグラスは好演してたので、もしこの役が人殺しはしない信用に足りる人物像だったら素直に楽しめたと思う。

大いに共感します☆
そうであってほしかったし、途中までは少し騙されていました(笑)。

>まあピカレスクロマンが好きな人向けかな。

その言葉の意味がいまいちわかっていなかったので調べました。

まあ、この作品の場合は、時期的にも「アメリカの白人の男が
世界一エライと思って作られた、一種の娯楽作品」だと思います。

半世紀後の日本人女子には合わなかったんですよね~!

>ラストはざまぁと思ったものの、その直前の大惨事を思うとこの程度じゃ溜飲は下がらないんだよなぁ。

もっと苦しめば良かったのにね、
しかしああいうもんですよね、自分の仕掛けにやられるという・・・。

あの大惨事の時に、ありえない酷さをこれでもかと見せられて
心底嫌になりましたね、お互い早く忘れましょうね・・・

って忘れかけていたのに、起こしてしまった!
ごめんチャイ♪


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2019/08/25 19:09  miri〔編集

>miriさん

> 私は冒頭を何回も見て、何回もスルーして、とうとう見るものがなくなってから全部見ました!(笑)

あはは、そんなことがあったんですか。miriさんが録画を消していたら私の感想も日の目を見ることがなかったので、これも映画の神様の計らいかも?

> 若い子が可哀想でしたね、特に。
> そうであってほしかったし、途中までは少し騙されていました(笑)

ホントそうなんですよ。ここに腹が立って!
普通の展開じゃあ客も飽きるだろうと思って変に捻ってみたんでしょうか…。普通のカッコいいカーク・ダグラスが見たかった!

> 時期的にも「アメリカの白人の男が世界一エライと思って作られた、一種の娯楽作品」

こういう映画もあったんだというお勉強のためのオンエアだったのかな…。

> しかしああいうもんですよね、自分の仕掛けにやられるという・・・。

無様という言葉がぴったりの死に様でした。

> あの大惨事の時に、ありえない酷さをこれでもかと見せられて心底嫌になりましたね

あんなことがあって所長も消えて、あの後あの刑務所がどうなったのか…。囚人同士の交流を一切絶つ、厳しい刑務所になってそうです。一人の陰謀が悲惨すぎる結果をもたらす酷い展開です。
2019/08/26 08:33  宵乃〔編集
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