映画「コッホ先生と僕らの革命」観ました

読み:こっほせんせいとぼくらのかくめい
原題:DER GANZ GROE TRAUM
LESSONS OF A DREAM
製作:ドイツ’2011 114分
監督:セバスチャン・グロブラー
ジャンル:★ドラマ/学園/スポーツ
【あらすじ】19世紀後半、フランスに勝利し反英感情が高まる帝政ドイツ。イギリス留学から帰国した青年コンラート・コッホは、名門カタリネウム校にドイツ初の英語教師として赴任する。規律と服従を強いられた生徒たちを変えようと、彼は授業にサッカーを採り入れるが…。
子供たちが可愛く、年相応な感じが出ていて良かったです。
抑圧的な教育の元、服従が美徳とされ鬱憤を弱者に向けていた子供たち。イギリス帰りのコッホ先生とサッカーとの出会いによって、初めて子供らしい表情を見せてくれます。
実話を基にしたスポ根物や学園ものは案外とんとん拍子に行くことが多いですが、そこは頑固なドイツらしく上手くいったと思ってもしっぺ返しを食らって諦めかけたり。
それでも子供たちの絆やコッホ先生の人徳によって”勝利”を勝ち取る展開は熱かったです。まあ、いきなり「偉大なスポーツだ!」は手のひら返しすぎだと思うけど(笑)
翻訳のせいかな?
サッカーを通してクラスメイトに受け入れられた貧しい労働者の息子と、コッホ先生の教えと包容力によって本当の友人たちを得たお坊ちゃん、そしてスポーツ用品製造業の商才を発揮して父親の信頼を得た太っちょ君が印象に残りました。
ラストは子供たちの心からの笑顔にホロリ。DVDのパッケージはB級感あふれてますが良い作品です。
いちおう4月30日に見たので感涙祭参加作品ということで。
■ Comment
これとてもあたたかくて、素敵な作品ですよね。
ダニエル・ブリュールのコッホ先生というのがとても良くって、
子供たちも本当の友情と、スポーツの楽しさを知っていくっていう展開が凄く良かったです。
でぶちゃん、可愛かった!
この映画は、サッカー関係で一番好きです☆
封切り公開を見に行きました☆
内容やらも大まかには覚えています!
イラストはあの瘦せた貧乏人の子ですよね?
ホント、皆可愛かったです!
>それでも子供たちの絆やコッホ先生の人徳によって”勝利”を勝ち取る展開は熱かったです。
とても詳しく分かりやすい説明が実戦とリンクしていて
私には良かったです。
詳細は分からないので申し訳ないのですが・・・。
>サッカーを通してクラスメイトに受け入れられた貧しい労働者の息子と、コッホ先生の教えと包容力によって本当の友人たちを得たお坊ちゃん、そしてスポーツ用品製造業の商才を発揮して父親の信頼を得た太っちょ君が印象に残りました。
あのデブ君は上手に生きていきそうですね。
ヒトラーの親世代なんですよね、ホント昔の話なんですが
このあとのドイツの歩んだ道を思うと泣けます・・・。
>ラストは子供たちの心からの笑顔にホロリ。DVDのパッケージはB級感あふれてますが良い作品です。
仰る通りですね!
「蛍の光」の音楽のかかるエンドロールは感激でした!
あの先生は、「ラヴェンダーの咲く庭で」のバイオリンマンで、
他の映画でも印象深い何か国語もしゃべれる素敵な俳優さんです♪
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うっかり見逃すところでしたが、何度か良かったという感想を見かけた覚えがあって見逃さずに済みました。makiさんのところがその一つだったみたいですね~。素敵な作品の紹介ありがとうございました♪
> ダニエル・ブリュールのコッホ先生というのがとても良くって、
子供たちも本当の友情と、スポーツの楽しさを知っていくっていう展開が凄く良かったです。
真っ直ぐで誠実な先生という感じで良かったですよね。
服従が当たり前だった子供たちが、サッカーを通じて変化していく様子に私も感動しました。スポーツってすごい!
> でぶちゃん、可愛かった!
笑顔が可愛かったし、性格的にも好感でした。クラスのムードメーカーかな。
コメントありがとうございました。
こちらもコメントありがとうございます♪
この作品を封切り公開で見られたとは、miriさんの映画センサー、いい仕事してますね。サッカー映画としても学園ものとしても良かったです。
> イラストはあの瘦せた貧乏人の子ですよね?
> ホント、皆可愛かったです!
ですです。コッホ先生に「才能があるし、クラスにも受け入れられただろう?」「お母さんのことは私に任せなさい」と励まされているところです。
信じても良いのかな…と不安そうな様子を上手に演じてました。
> とても詳しく分かりやすい説明が実戦とリンクしていて私には良かったです。
説明…サッカーのルールのことでしょうか?
そんなに説明しているシーンを見た覚えがないので、もしかしてカットされていたのかも…(CMあり字幕版でした)
> あのデブ君は上手に生きていきそうですね。
> ヒトラーの親世代なんですよね、ホント昔の話なんですが
> このあとのドイツの歩んだ道を思うと泣けます・・・。
従業員も大切にする良い社長になりそうですよね。
ヒトラーの親世代というのは言われて初めて気づきました。いずれ戦争が始まるんだろうなとは思ってましたが…。「白いリボン」の頃よりもまだ明るさがあって、作風だけでなく地域差や人の違いがあるんだろうなぁ。
> 「蛍の光」の音楽のかかるエンドロールは感激でした!
あそこで蛍の光は反則ですよね!
> あの先生は、「ラヴェンダーの咲く庭で」のバイオリンマンで、
> 他の映画でも印象深い何か国語もしゃべれる素敵な俳優さんです♪
おぉ、あのバイオリンの人ですか。
やはり言語に強いと俳優としても武器になりますよね。人のよさそうなお顔立ちでコッホ先生役にピッタリでした。
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