一言映画感想(5/2~5/13)
「アナと雪の女王」にイラスト追加しました。
5/2「バトルランナー(ばとるらんなー)」
子供の頃にチラホラ観たことがあったけど、通しで見たのは初めてかも?デスゲーム系ですがアメリカのテレビ番組のノリがいまいち付いていけないんだよね~。日本であんな番組やっても盛り上がらないと思う。たとえ一部が盛り上がったとしてもすぐ飽きるでしょ。未来の話なのにテレビ全盛期なのが古臭く感じてしまいました。
5/3「ザ・ファーム/法律事務所(ざふぁーむほうりつじむしょ)」
長いし終盤の展開が若干わかりにくいけども、まあまあ楽しめました。彼らにとって弁護士は重要なものだろうから人材確保にこれくらいはやってるかもなぁと思えるし、「助けたい」と思ったことで夫婦関係が修復(元通りではない)する流れはそれなりに説得力ありました。ジーン・ハックマンはあざとく感じたものの、彼女が陥れられた夫の境遇を察するには、同じく陥れられて抜け出せなくなっただろう彼の存在は必要だったと思います。しかし、トム・クルーズは普通の弁護士役でもアクションするのね。
5/7「ワタシが私を見つけるまで(わたしがわたしをみつけるまで)」
シングルは怖くないし過ごし方によっては人生を豊かにするよ、という群像劇風コメディ。時間経過が分かりにくかったり、それまで描写されてなかった主人公の悪い面が会話の中で明かされたり、性格に難ありな二人の女性の前にそれぞれ都合のよすぎる男性が現れてゴールインしたりと雑なところも多かったです。でも、主人公が男への未練やシングルでいることの焦りを乗り越えて、やりたかった登山や読書を満喫するラストが爽やかでした。なんだかんだ最後まで楽しく観られたかなぁ。
5/8「48時間PART2 帰って来たふたり(よんじゅうはちじかんぱーとつーかえってきたふたり)」
再見。前回せっかく二人の息が揃ったのに、再びレジーの力が必要となった時に挑発してケンカに。あと少しで出られるのに、こんなに簡単に挑発に乗るかな?相変わらず違法捜査とかしつつ周りにも迷惑をかけているので見ててストレスが溜まります。
5/9「ルパン三世 ルパンVS複製人間(るぱんさんせいるぱんたいくろーん)」
もしや最初から最後まで見るのは初めてかも?次元も五右衛門も不二子ちゃんもとっつぁんも、みんなルパン大好きで和みました。そしてマモーが不二子ちゃんを求める姿が一途で驚き。いつも不二子ちゃんは悪役に使い捨て扱いされてた気がするけど、孤独なマモーは自分と同じく永遠の若さ・美しさに執着する美しき不二子ちゃんを心の底から欲していたんだなぁと。ルパンのクローンが処刑されちゃったというのが何気に残酷だし、巻き添えでたくさん死にまくってるけど、ルパンの魅力が詰まった作品でした。
5/12「アヴェ・マリアのガンマン」
タイトルからして目を引く西部劇。見終わってもいまいちタイトルがピンときませんが…。あの尻軽マリアさんに対して「祝福あれ」とは思えないんだけどなぁ。とは言え、中々凝った設定の異色作でそれなりに引き込まれました。ギリシア悲劇を下敷きにしているらしい。影のある主人公の目の色が不思議な感じで印象に残ります。敵のボスは一途にマリアさんを想ってる(可愛さ余って憎さ百倍になってたけど)し、マリアの子供を想う気持ちも終盤にあることが判明してからグッとくるものがありました。でも、主人公の幼馴染が不能だという設定はなんだったんだろう。トラウマの原因がマリアの不義密通というのもあるんだろうけど、将軍も実は不能だったと暗示してたのかな?