忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(3/08~3/17)

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奴らを高く吊るせ!」にイラスト追加しました。「大空港」を再見して過去記事に追記しました。

3/08「ザ・ブリザード(ざぶりざーど)」
1952年に起こった冬の海の奇跡の救出劇を描いた作品。タンカーって真っ二つに裂けても浮くんだね…。浮力を保つ空間が二つあって、その真ん中で裂けたんだろうけど、この時点で結構な奇跡なのかもしれない。映画としてはヒロインに魅力を感じなかったので若干マイナスでしたが、荒れ狂う冬の海を小型救助艇で突き進むくだりは迫力ありました。高波を突き破って進むところとか、本当なのか脚色なのかわからないけどすごい。コンパスを失い、エンジンの不調、そして夜が訪れ真っ暗闇の中の捜索…。そんな中タンカーを発見できたのは奇跡としか言いようがない。死を覚悟して出向いた4人の警備隊(プロとしてはどうなの?とは思う)の人と、絶望的な状況で少しでも生き残る可能性のある選択肢を取った船員たちに拍手を送りたいです。停電した灯台の代わりに住人たちが灯した明かりに導かれるラストにホッとしました。

3/09「ハイウェイ・ラット~嫌われおいはぎネズミ(はいうぇいらっときらわれおいはぎねずみ)」
追いはぎ(食べ物狙い)をするネズミのお話。追いはぎが主人公っていうのが斬新(笑)イギリスでは割とポピュラーな悪役なんだろうか。強欲で自分が食べないもの(好き嫌いが多い)さえ奪っていくネズミが、最後には相棒の馬にさえ見捨てられる。極限状態で自分の罪を反省するところがおとぎ話だなぁ。まあ、大好きなケーキが食べられるお店の人に救われて職も得たから、追いはぎ時代より幸せになれたのは確か。犯罪の方が楽だと思ったら大間違いだぞというメッセージかな?

3/10「カメラを止めるな!(かめらをとめるな)」
木更津キャッツアイとかの亜流だと思うんですが、とくには楽しめなかったです。なんといっても1つ目のパートが見てるのが苦痛なレベルで…。自主映画っぽさを出したいと言っても放送事故レベルな内容だからなぁ。友達とツッコミ入れながら見るならかろうじて耐えられるかもしれない。これで「やりきった!」みたいな顔をされても「う~ん」という感じでした。たぶんテレビ局にクレームが来て、あのプロデューサーから責任押し付けられそうだし。でも、どちらのパートもラストシーンだけは画的に良かったです。

3/11「大砂塵(だいさじん)」
見ててストレスのたまる西部ドラマ。私怨や妬みでヒロインを陥れようとする女が醜くて、それに扇動されてるオッサンたちも胸糞悪い。とくに子悪党の青年からヒロインがグルだという証言を引き出そうとするくだりが…。まあそう思わせるために作った作品だと思うので監督の思う壺ですね。扇動者がいなくなったら一瞬で無力化するオッサンどもはホントなんだったんだ…。赤狩りを揶揄しているとも言われいてるようで、なるほどと思いました。

3/17「SING/シング(しんぐ)」
最後のショーは文句なしに楽しかったけど、ストーリーは微妙でショーが始まるまでダルかったです。主人公のコアラに魅力がないというか、冒頭から悪気なく迷惑行為や犯罪行為を繰り返していて嫌になりました。こういうことをさせるなら、”悪いことも上手くやればいいのさ”タイプのねずみを支配人にすればよかったのに…。口先だけの子悪党だけど父親との夢が詰まった劇場を守りたいという気持ちだけは真剣、の方が好感度高かったと思う。そしたら劇場を失って参加者に愛想をつかされた後、きちんと謝罪して一人でもショー再開のために必死にあがいて、それを見た参加者たちが1人、また一人と戻ってきて…みたいな王道展開に持っていけた気がする。あと、主婦のブタさんが発明家顔負けのからくりで留守の間の家事をこなすエピソード。家族の誰一人として母親がいないことに気付かないのが闇すぎて哀しい気持ちになりました。

■ Comment

こんにちは☆

>3/10「カメラを止めるな!(かめらをとめるな)」
>木更津キャッツアイとかの亜流だと思うんですが、とくには楽しめなかったです。

貧相な映画でしたね~。

>なんといっても1つ目のパートが見てるのが苦痛なレベルで…。自主映画っぽさを出したいと言っても放送事故レベルな内容だからなぁ。友達とツッコミ入れながら見るならかろうじて耐えられるかもしれない。

この映画は映画館で一回で多くの人と笑ったり「?」と思ったりしながら(赤の他人でもそういうのを感じます)見るの(だけ)に似合う作品のように思います。

>これで「やりきった!」みたいな顔をされても「う~ん」という感じでした。たぶんテレビ局にクレームが来て、あのプロデューサーから責任押し付けられそうだし。

たしかに(笑)。

>でも、どちらのパートもラストシーンだけは画的に良かったです。

エンドロールが良い感じだったと記憶しています。

>3/11「大砂塵(だいさじん)」

これ5月にオンエアしたんですよね・・・いろいろとわけが分からなかったので、当時・宵乃さんの記事を待っていたのです☆ 
再放送、ありがとう!

>見ててストレスのたまる西部ドラマ。私怨や妬みでヒロインを陥れようとする女が醜くて、それに扇動されてるオッサンたちも胸糞悪い。

ホントにそういう作品でした、一番驚いたのが大砂塵がなかったことです(笑)。小砂塵はありましたが(笑)。

>とくに子悪党の青年からヒロインがグルだという証言を引き出そうとするくだりが…。まあそう思わせるために作った作品だと思うので監督の思う壺ですね。扇動者がいなくなったら一瞬で無力化するオッサンどもはホントなんだったんだ…。

あれこれ穴もあるし、わけの分からないまま終わった感じです。

>赤狩りを揶揄しているとも言われいてるようで、なるほどと思いました。

監督がニコラス・レイさんなので、それが正解だと思うんですが、そういう目線で作られても分からんちゅーねんって感じですね(笑)。

毎度で申し訳ないのですが、私の記事で不明のままになっている部分に、ヒントを頂けると助かります(ペコリ)。


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2019/03/18 11:10  miri編集

追伸

イーストウッドさん、素敵です☆
2019/03/18 11:11  miri

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。そしてイーストウッドさんを見てくださってありがとうございます!

> この映画は映画館で一回で多くの人と笑ったり「?」と思ったりしながら(赤の他人でもそういうのを感じます)見るの(だけ)に似合う作品のように思います。

たしかに「カメラを止めるな!」はテレビ向きじゃなかったですね(汗)
番宣とか力を入れれば入れるほど期待値が上がってしまって…。
仰る通りみんなでワハハと笑って1回きりが合ってると思います。ラストシーンは良かったですし、終わり良ければ総て良しと思えるかも。

> これ5月にオンエアしたんですよね・・・いろいろとわけが分からなかったので、当時・宵乃さんの記事を待っていたのです☆ 

あはは、そうでしたか。たぶん他のオンエアと被って録らなかったんでしょうね。再放送に感謝です。

> 一番驚いたのが大砂塵がなかったことです(笑)。小砂塵はありましたが(笑)

ですよね!!見終わって「あれ、大砂塵は???」となりました。

> 監督がニコラス・レイさんなので、それが正解だと思うんですが、そういう目線で作られても分からんちゅーねんって感じですね(笑)

そういう作風の方でしたか(汗)
当時の人は察しがついても、時代が変わればアメリカの歴史を細かく覚えている人なんて少数ですもんね。赤狩りを題材にした作品とセットでオンエアするとか、気の利く人がいればフォローできるかもしれませんが…。

> 毎度で申し訳ないのですが、私の記事で不明のままになっている部分に、ヒントを頂けると助かります(ペコリ)。

ヒントを出せるかどうかわかりませんが、後ほどmiriさんの記事の方に伺いますね~。
2019/03/19 08:22  宵乃〔編集

ブリザード

「ザ・ブリザード」は、小舟で救助に行くという無茶な図が記憶にありますね…。
「カメ止め」は、記事に「快作」とは書きましたが、自主制作映画的な貧乏くささは感じていて「ほめられすぎな感」とも書いていましたっけ。
「大砂塵」は、ジャニー・ギターの曲しか覚えていません!(見る前から有名)
「SING」は、フツー。けっきょく、ステージで歌うたうだけだったような気が。
2019/03/21 07:27  ボー編集

>ボーさん

> 「ザ・ブリザード」は、小舟で救助に行くという無茶な図が記憶にありますね…。

そうなんですよ、迫力はありましたが救助隊員の家族からしてみればとんでもないです。

> 「ほめられすぎな感」とも書いていましたっけ。

話題になるとどうしてもハードルが上がってしまいますよね。

> 「大砂塵」は、ジャニー・ギターの曲しか覚えていません!(見る前から有名)

私は今回初めて聞きました。哀愁漂う曲で沁みます!

> 「SING」は、フツー。けっきょく、ステージで歌うたうだけだったような気が。

ですね~。もう少しストーリーをしっかりしてくれないと、声優に有名人を起用したというだけになってしまいます。
2019/03/21 08:45  宵乃〔編集

No title

こんにちは!!

>とくには楽しめなかったです。なんといっても1つ目のパートが見てるのが苦痛なレベルで…。

物凄く話題になってたので見ましたが、
拍子抜けでした・・(^^ゞ

1つ目のパートは確かに苦痛でしたね。これで終わるのか??と不安になりました(笑)

>これで「やりきった!」みたいな顔をされても「う~ん」という感じでした

確かに(笑)

ラストと竹原芳子さんの濃いキャラがちょっと好きでした(笑)

2019/03/21 15:43  take51

>take51さん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
評判になりすぎるのも困ったものですよね~。この作品は期待値を上げちゃあダメなタイプなのに(汗)

> 1つ目のパートは確かに苦痛でしたね。これで終わるのか??と不安になりました(笑)

違和感があった方が後々「こういう理由だったのか!」と驚きが増すのはわかるんですが、それで苦痛を与えたらエンターテイメントとしては…。インディーズだからと甘めの評価をつけても苦痛でした。

> ラストと竹原芳子さんの濃いキャラがちょっと好きでした(笑)

ああ、あのおばちゃんプロデューサーですね!
あのキャラは私も憎めないものがありました。一緒に仕事は絶対にしたくないけど!

あと、龍馬マラソン完走おめでとうございました。コメントしたんですけど送信ミスしてたみたいで(汗)
健康と楽しむことを一番に目標達成してらっしゃって素晴らしいと思いました。これからもtake51さんのペースで色んなことに挑戦していってくださいね~。
2019/03/22 08:13  宵乃〔編集
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