忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「殺したい女」観ました

殺したい女
原題:RUTHLESS PEOPLE
製作:アメリカ’86 95分
監督:ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー
ジャンル:★コメディ/犯罪

【あらすじ】財産家の妻バーバラ殺害を企んでいた夫サムは、彼女が誘拐されたのをいいことに見殺しにしようとする。愛人キャロルと祝杯を挙げるが、彼女もまたサムを裏切り大金を手にしようと計画していた。一方、誘拐犯たちは身代金を値切るサムと暴れるバーバラに振り回され…。

かなり昔に観て★をつけてたこの作品。内容を忘れたのでオンエアを機に再見してみました。
あらすじだけ読むと酷い男の犯罪を描いている作品という印象ですが、デヴィートさんをはじめとする俳優陣のコミカルな演技と、明るいドタバタ劇で最後まで楽しく見られます
なんたって、金目当てで金持ち娘と結婚し、浮気した挙句に妻殺害を目論んでいた男がメインで描かれているのに、ぜんぜん腹が立たないんですよね。絶対上手くいかないだろうと思えるのもあるし、浮気相手に利用されてるのにも気付かず一喜一憂してるデヴィートさんが憎めません。身代金の値切り方もめちゃくちゃなのに!

彼が亡き者にしようとする奥さんも最初はお近づきになりたくないタイプで、お人好し誘拐犯が振り回されているのを見て気の毒になったり。あまりにも犯罪に向いていない誘拐犯夫婦のお人好しっぷりには和みました。
漁夫の利を狙う浮気相手カップルも狡猾そうに見えてドジなところがあり、勘違いから空回りしていくのが楽しいんですよね。警察署長を巻き込んでの勘違い劇がサイコー!
勘違いとすれ違い、そして新しい絆によって逆転してく立場!
罠を仕掛けた側が獲物だと思っていた相手に陥れられる展開が痛快でした。

とくにお気に入りのシーンが、誘拐犯夫婦の夫の方が「ワルになる!」と決意して、職場で客の満足よりも売り上げ重視の商品を売りつけようとするくだり。追い詰められた人間が開き直って悪事を働くみたいな顔で商品説明していたのに、お客に妊娠中の奥さんがいるとわかった瞬間に「自分はなんて酷いことをしようとしているんだ!」と我に返ったような顔をするんですよ。
彼の背後に天使と悪魔がいるとしたら、悪魔はきっと天使の1/100サイズなんでしょう(笑)
「ビバリーヒルズ・コップ」のローズウッド役の方だと気付けて嬉しかったです。

もう一つのお気に入りが誘拐犯夫婦の奥さんの方のエピソードで、暇を持て余してテレビのエアロビクスに熱中して痩せた奥さんに、ちょっとした一言で親友になるくだり。彼女の言う通り、ゴリラみたいに見えた奥さんも、ちゃんとしてれば魅力的なんですよね。旦那の本心を知って落ち込んでいた彼女が、二人の共通点であるファッションで意気投合し、世間やクソ旦那を見返してやろうと結託する流れが大好きです。

登場人物が個性的でハチャメチャな展開も違和感なく楽しめる、見事なドタバタコメディでした。
再見して良かったです♪

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■ Comment

こんばんは☆

記事を書いて下さったんですね!
すごく嬉しいです!!
私も少し早めですがアップしますので良かったらお願いします。

>登場人物が個性的でハチャメチャな展開も違和感なく楽しめる、見事なドタバタコメディでした。

もう本当にいつも要点を書くのがお上手で、そう、ひと言で言ってこういう作品でした☆

>再見して良かったです♪

宵乃さんは再見だったんですね~初見でなくても楽しめるってコメディでは大事な事ですよね~!

>デヴィートさんをはじめとする俳優陣のコミカルな演技と、明るいドタバタ劇で最後まで楽しく見られます

監督さんたちが仲良くて、俳優さん達もそれにうまく乗った感じです。
もちろんひとり一人はご立派な俳優さんです☆

>なんたって、金目当てで金持ち娘と結婚し、浮気した挙句に妻殺害を目論んでいた男がメインで描かれているのに、ぜんぜん腹が立たないんですよね。

ホント、途中から全く私も乗せられて、腹が立つどころか、どうなる?どうなる?って忙しい時期だったのに一度に見てしまったんです!

>警察署長を巻き込んでの勘違い劇がサイコー!

これですよ、これ!
私が一番気に入ったのはこのエピソードです(笑)。
もちろんメインも面白かったんですが、今でも思い出すと泣けるくらい笑えます。

>勘違いとすれ違い、そして新しい絆によって逆転してく立場!
>罠を仕掛けた側が獲物だと思っていた相手に陥れられる展開が痛快でした。

古き良きハリウッド映画を踏襲しているような気もしました。
(古き、ってものすごく昔の事です)

>彼の背後に天使と悪魔がいるとしたら、悪魔はきっと天使の1/100サイズなんでしょう(笑)

賛成!

>ちょっとした一言で親友になるくだり。

奥さんも寂しい人で、彼女も自分の服を認められて、良い関係にいっぺんでなって、女性なら誰もがあるあるって感じだと思います☆

私の感想は途中になってて1週間くらい空いてから書いたのでいまいちなんですが、こうして宵乃さんの記事でいろいろと思い出したり、整理できてありがたかったです♪

本当に良いコメディ映画でした!


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2018/09/17 19:38  miri編集

>miriさん

いらっしゃいませ。miriさんも記事書かれたんですね。後ほど伺います!

> もう本当にいつも要点を書くのがお上手で、そう、ひと言で言ってこういう作品でした☆

ありがとうございます。まだ感想は残してない頃に見た作品で、あらすじを読んだら酷い男がメインなので楽しめないのではと心配していたんですが、まったくそんなことありませんでした♪

> 監督さんたちが仲良くて、俳優さん達もそれにうまく乗った感じです。
> 途中から全く私も乗せられて、腹が立つどころか、どうなる?どうなる?って忙しい時期だったのに一度に見てしまったんです!

本当にすべてが嵌っていて思いっきり楽しめる作品でしたよね。忙しさも忘れさせてくれるって、映画としては満点だと思います。

> 私が一番気に入ったのはこのエピソードです(笑)。
> もちろんメインも面白かったんですが、今でも思い出すと泣けるくらい笑えます。

馬鹿々々しいけど最高に笑えますよね!!
あんあん言ってるのを青ざめながら…先入観って怖いです(笑)

> 古き良きハリウッド映画を踏襲しているような気もしました。
> (古き、ってものすごく昔の事です)

見てて安心感がありましたもんね。こういう作品に出会えると、映画鑑賞してて良かったなぁと思えます。

> 奥さんも寂しい人で、彼女も自分の服を認められて、良い関係にいっぺんでなって、女性なら誰もがあるあるって感じだと思います☆

ですね~。ゴリラみたいなとか書いてしまいましたが、途中からかなり感情移入出来ました。

> 私の感想は途中になってて1週間くらい空いてから書いたのでいまいちなんですが、こうして宵乃さんの記事でいろいろと思い出したり、整理できてありがたかったです♪

そう言ってただけて嬉しいです。最近は更新が滞りがちですが、これからも映画のことをたくさん話しましょうね。
2018/09/18 09:48  宵乃〔編集

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2018/10/19 09:03  
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