忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

第7回肝試し大会 まとめ感想

 | ホラー/パニック  com(6) 

ちょっと時間がかかったけども肝試し企画で観た作品のまとめ感想です。「エイリアン」を再見して過去記事に追記しました

8/20「セル(2016)」
コミックの登場人物が夢に出るようになった辺りから「最初からぜんぶ夢だったというオチじゃないだろうな?」と警戒してしまいましたが、いちおうそれは免れたのでホッとしまし(夢オチじゃないとは言ってない)。ただ、暗くて見えないシーンが多いし、あの現象が何なのかいまいちわからないままなので、登場人物の行動もふわっとしたものばかり。夜は安全なので必死感も少ないし、面白かったかというと…。にしても、あいつら一緒にいればエネルギー補給を電波から受けられるのかね?ある意味便利な身体だなぁ。噛まれたりするゾンビものと違って、電話するだけで新人類の仲間入りができるなら…とせーのでやっちゃうグループもいそう。でも、あんまり他のグループが描かれないのよね。

8/18「ターミネーター2」
たぶん初めて字幕フルバージョンを鑑賞。T-1000が追ってくるのはホラーっぽいかなと思って見てみたけど、一作目のシュワちゃんの方が怖かったような?孤高の戦士のようになってしまったサラにはあまり魅力を感じないし、可愛いジョン・コナー君とT-800との交流は良かったとはいえ描写が少なくて物足りなく感じてしまいました。でもラストは泣ける!

8/15「IT/イット」
あー、やられた!無料放送は前編だけだったのか…。でも、評判通り前半は「スタンド・バイ・ミー」っぽさがあって面白かったです。神出鬼没なピエロが一見普通のピエロっていうのが怖いですよね。見るからに人外みたいな容貌をしているとピエロの怖さとはちょっと違う気がするし。その普通のピエロが突然恐ろしい表情をして尖った牙を見せるのが怖い。対する子供たちは、みんな大なり小なり問題を抱えている子たちで、ピエロに出会うのは幸せを掴みかけた時というのが酷い…。前編の終わりがすごくモヤっとするシーンで、後半を見たいけど評判がなぁ…。

8/14「アナコンダ vs. 殺人クロコダイル」
ああ、これクロスオーバー作品だったのね。「アナコンダ」シリーズは知ってるけどクロコダイルの方は見たことあったっけか…?冒頭からB級の定番をそのままなぞった感じ。アナコンダもクロコダイルもCGがしょぼいので怖くないし。ムカつく奴が多い上に、そいつが食われるシーンでとくにカタルシスも得られませんでした。

8/13「メキシコ・オブ・デス」
メキシコ製作のオムニバスホラー。呪いとか幽霊っぽい題材もあるけど、半分くらいはメキシコなら起こりそうだな…という人間による恐怖を描いています。子供や観光客の失踪、臓器売買、薬物、レイプ、首切りなどなど。終わり二つが特に面白かったですね。謎の儀式で死者をよみがえらせる話と、不幸な過去を持つ女性たちがポールダンサーとして店に立つお話。どちらも見終わってスッキリする系でした。しかしエログロがあるので苦手な人は注意です。

8/13「悪魔のいけにえ」
前半のヒッチハイカーを拾ったところが一番怖かったかなぁ。中盤は車いすのお兄ちゃんがボッチで可哀そうだし(彼以外のアホな若者たちがうざい)、後半は暗くてよく見えなかった。異様な食事風景はインパクトあったけど。お前ら、お年寄りに無茶させるんじゃあないよ…。しかし、ヒロインはよく走ったね~。チェーンソーを稼働させた状態で夜の山道を走るレザーフェイスも無謀(笑)終盤はめちゃくちゃで笑った。

■ Comment

No title

 宵乃さん、こんばんは

「ターミネーター2」
>シリーズの中で、これが一番人気有るんでしたっけ?
僕は「1」が大好きな少数派(笑)、その少数派の観点から。
誤解を恐れずに言えば、東宝の「ゴジラ」と同じで怪獣VS怪獣のプロレス的面白さへ進んだ感じ、そこへ時間論の理屈を付けて続編を作り易いようにした、かな。

孤高の戦士のようになってしまったサラにはあまり魅力を感じないし
>僕も「2」に魅力を感じない一番の原因です。
確かに「1」の終わりで救世主サラ・コナーとしての覚醒と覚悟が描かれてるので、こうなるのは仕方ないけど、最早、彼女、もう一体のターミネーターでした、人間としての恐怖は有っても葛藤が消えてしまってるのが残念。

ロボット化したサラより、「そんなガラじゃない」と反発していた人間のサラ・コナーが懐かしいです。

※「肝試し」第二弾、UPしました。
ご期待に添えない感想ですが・・・。(汗)
2018/08/20 23:07  鉦鼓亭編集

>鉦鼓亭さん

そうなんですよ、シリーズ中で「ターミネーター2」が一番人気なんです。
子供の頃に何度もチラ見して馴染み深い作品ではありますが、私も子供の頃からそれほど好きではなかったんですよね。ラスト以外は(ラストを1作目と勘違いしてた)。

> 怪獣VS怪獣のプロレス的面白さへ進んだ感じ、そこへ時間論の理屈を付けて続編を作り易いようにした、かな。

超人対超人より、普通の人が強敵に挑む方が燃えますよね。時間論については、むしろあそこで苦みのあるハッピーエンドで終わっておけばいいのにと思いました。

> 最早、彼女、もう一体のターミネーターでした。ロボット化したサラより、「そんなガラじゃない」と反発していた人間のサラ・コナーが懐かしいです。

あ~「もう一体のターミネーター」という言葉がしっくりきました!
息子が「父さんのことを想って一人で泣いてる」と言ってますが、セリフじゃなくてそこ見せてよ、という感じです。1作目の彼女はあんなに魅力的だったのに…。

> ご期待に添えない感想ですが・・・。(汗)

いえいえ、逆にお勧めされると素直に楽しめなくなったりするし、余計なことを言ってしまったかなと。見てくださってありがとうございました。
2018/08/21 08:23  宵乃〔編集

自分

悪魔のいけにえを観て
ラストのトラックの運ちゃん
どうしたんかって気になって眠れません。

T2ですが、あの最後の親指のサインで
涙が止まりません。
あの親指サインを
レディープレイヤー1でも
やっていてニヤとしてしまいました。
2018/08/25 18:37  レーザー〔編集

>レーザーさん

> ラストのトラックの運ちゃん
> どうしたんかって気になって眠れません。

最初に止まってくれた車の運転手ですよね?
レザーフェイスがヒロインを追っかけてる隙に逃げたと思いますよ。レザーフェイスはたぶん、彼女を逃がしたら兄にしこたま怒られる、ということしか頭にないと思いますから(笑)

> T2ですが、あの最後の親指のサインで
> 涙が止まりません。

ですよね~!!
あのシーンは何度見ても泣けます。「妖怪ウォッチ(劇場版?)」でもこのシーンのパロディがあるらしく、小さい子供はそっちしか知らないかも。「レディープレイヤー1」は未見なのでいつか観るのを楽しみにしてますね。
2018/08/26 10:22  宵乃〔編集

コメントを有難うございました☆

>8/20「セル(2016)」
>コミックの登場人物が夢に出るようになった辺りから「最初からぜんぶ夢だったというオチじゃないだろうな?」と警戒してしまいましたが、いちおうそれは免れたのでホッとしまし(夢オチじゃないとは言ってない)。

夢までもを中途半端に使っていましたね!

>ただ、暗くて見えないシーンが多いし、あの現象が何なのかいまいちわからないままなので、登場人物の行動もふわっとしたものばかり。夜は安全なので必死感も少ないし、面白かったかというと…。

そうなんですよ、よくわからないままという感じです。
とても「映画として面白い」とは言えませんでした!

>にしても、あいつら一緒にいればエネルギー補給を電波から受けられるのかね?ある意味便利な身体だなぁ。噛まれたりするゾンビものと違って、電話するだけで新人類の仲間入りができるなら…とせーのでやっちゃうグループもいそう。

ハハハ・・・せーので、便利な身体にね(笑)。
そういうふうに一種のコミカルな描写を入れれば
またちょっと違った映画になったように思いますが、・・・。

>でも、あんまり他のグループが描かれないのよね。

他のグループどころか、主人公以外は詳しく分からなくて
とにかく、主人公が妻子に会いたいだけで、
誰だって家族がいれば当たり前なので、
ちょっと偏っていると思いました。

残念ながら、その後企画作品を見ていませんが、何とか探して、
今月後半には何かを見てアップしたいと思います☆


.
2019/08/13 11:36  miri〔編集

>miriさん

> とても「映画として面白い」とは言えませんでした!

原作はどうかわかりませんが、少なくともこの映画は中途半端で面白味がなかったですよね。
キューザックさんがかかわってるなら何かメッセージが込められてる?と考えてしまいましたが、とくに何も思い当たりませんでした…。

> そういうふうに一種のコミカルな描写を入れればまたちょっと違った映画になったように思いますが、・・・。

「ボディ・スナッチャー」と違って体は本人のままだし、案外抵抗感なくやってしまう人はいそうですよね。あのラストの夢が本人の見てる夢だとしたら永遠の楽園ともいえるし。

> とにかく、主人公が妻子に会いたいだけで、誰だって家族がいれば当たり前なので、
> ちょっと偏っていると思いました。

ですね~。謎を解明するとか元に戻す方法を探す方面からも描いてほしかったです。

> 残念ながら、その後企画作品を見ていませんが、何とか探して、今月後半には何かを見てアップしたいと思います☆

昨日GYAOで「ウォーム・ボディーズ」という人間とゾンビのロミジュリみたいな映画を見ました。後半は上手くいきすぎでしたが、前半は「ゾンビになって意思疎通できなくなっても、意識は残っていて葛藤を続けていたら…」を青春映画のように描いていて面白かったり悲しかったりしました。他のホラー作品もいくつか配信してるので、もし見るものがなかったらGYAOで探してみるのも一興ですよ。
2019/08/14 08:19  宵乃〔編集
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

.