映画「ツイン・ドラゴン」観た
原題:雙龍會
:TWIN DRAGON
製作:香港’92 104分
監督:ツイ・ハーク、リンゴ・ラム
ジャンル:★アクション
【あらすじ】裕福な家庭に双子の男児が生まれる。だが、弟は事件に巻き込まれて行方知れずとなり、やがて香港の暗黒街に台頭。一方、兄の方はニューヨークのオーケストラ指揮者として活躍していた。そんあ二人がついに出会い、弟をつけ狙うギャング一味の陰謀に兄も巻き込まれていき…。
ジャッキー・チェンが一人二役で、正反対の性格の双子をきっちり演じわけています。
双子ネタをこれでもかと詰め込んでいて、入れ替わりや感覚の共有、さらには遠隔操作まで!(笑)
一つの場所に鉢合わせしちゃいけない人間が複数いて、あっちこっち行ったり来たりしながら逃げ隠れするお馴染みのネタも、双子が混ざってると見てるこっちまで混乱してきて新鮮でした。
あと、兄は指揮者で武術なんてできない人なので、後半でギャングたちと対決する時にはギャーギャー言いながらも頑張ってる様子が楽しいです。入れ替わりのせいで生じている力量差を敵が形勢逆転と捉えたり、事情を知らない弟(強い方)の仲間が「本気で戦え!」とせっついたりと、ここでも双子であることを大いに生かしてます。
弟が閉じ込められて、弱い兄がやられる!という時に、まさかの遠隔操作で戦うところは爆笑。
シートベルトが生死を分けるくだりもブラックな笑いが良かったです。
家族と一緒に気楽に笑える作品でした。