原題:THE HOT ROCK
製作:アメリカ’71
監督:ピーター・イェーツ
原作:ドナルド・E・ウェストレイク
ジャンル:コメディ/犯罪/アクション
【あらすじ】凄腕の泥棒ジョンは、出所して直ぐ親友ケルプに仕事を紹介される。それは、博物館から大粒のダイヤ”サハラの石”を盗み出すというものだった。仲間を集め計画は成功したかに見えたが、ダイヤを持ったアランが警察に捕まってしまう。
とりわけ頭脳明晰でも運動神経抜群でもない”仲間内では賢い”程度の主人公ジョン。友人に”凄腕”とおだてられそれなりの作戦を立て実行に移すものの、やっぱり詰めが甘くて失敗しちゃいます。
メインは無くなったダイヤをあっちこっち捜し回るところなんですが、爆笑とか派手なアクションとか手に汗握る駆け引きなどとは無縁。しかも、「アフガニスタン・バナナ・スタンド」のくだりは好き嫌いが分かれそう。最後まで”気の抜けたソーダ”みたいな感じでした。
わたしは嫌いじゃないですよ、こういうの。