映画「42 ~世界を変えた男~」観ました

原題:42
製作:アメリカ’2013 128分
監督:ブライアン・ヘルゲランド
ジャンル:ドラマ/伝記/スポーツ
【あらすじ】1945年、ブルックリン・ドジャースのGMブランチ・リッキーは、一人の黒人選手ジャッキー・ロビンソンと契約を交わす。非難の嵐の中で実績を残していくジャッキーは、やがて背番号42のユニフォームに袖を通し、メジャーのグラウンドに立つ。
かなり地味な作品&主人公なんですがジーンときました。差別がまかり通っている時代に、最初の一人になるのは並大抵のことではないですね。
主人公は史上初の黒人メジャーリーガー・ロビンソン。ひたすら耐える役なので前半はとても地味です。
その分、彼を支える周りのゼネラルマネージャー・リッキーや記者、監督、奥さん、チームメートたちが描かれているので、それも含めて主役という感じでしょうか。
あと、耐えて耐えて耐えまくったからこそ、後半の一人爆発するシーンは胸に迫ります。その後のリッキーとのやり取りで、立ち向かう勇気を奮い起こす姿に痺れました。きっと、あんな風に言ってもらえたら一生その言葉を支えにできるんだろうなぁ。
でも、一番印象に残るのは、野球観戦に来た少年が父親や周りの大人たちの真似をしてニガーと叫ぶシーン。戸惑いながらも「自分もそうしなければならない」という気持ちになってやってる様子が印象に残りました。こうやって親から子へ差別意識が引き継がれてきたんでしょうね…。
その後、白人のチームメートと肩を組む様子に何か感じ取った様子だったのが救いでした。
耐える主人公というと重い作品と思うかもしれませんが、全体的に主人公を支える周りの人たちの優しさに思わず笑顔になれるシーンが散りばめられているので見やすかったです。
リッキーがハリソン・フォードだと最後まで気付きませんでした(汗)
■ Comment
イラストは良いシーンですね!
いつも通りに止めてガン見しました☆
>かなり地味な作品&主人公なんですがジーンときました。差別がまかり通っている時代に、最初の一人になるのは並大抵のことではないですね。
仰る通りですね♪
>その分、彼を支える周りのゼネラルマネージャー・リッキーや記者、監督、奥さん、チームメートたちが描かれているので、それも含めて主役という感じでしょうか。
そういう作品だと思います☆
>でも、一番印象に残るのは、野球観戦に来た少年が父親や周りの大人たちの真似をしてニガーと叫ぶシーン。戸惑いながらも「自分もそうしなければならない」という気持ちになってやってる様子が印象に残りました。こうやって親から子へ差別意識が引き継がれてきたんでしょうね…。
その後、白人のチームメートと肩を組む様子に何か感じ取った様子だったのが救いでした。
とても宵乃さんらしい目線で、こころにしみます。
あの子は大丈夫、自分で考えるようになるし、きっと父親も変わる日が来ます!
>耐える主人公というと重い作品と思うかもしれませんが、全体的に主人公を支える周りの人たちの優しさに思わず笑顔になれるシーンが散りばめられているので見やすかったです。
野球が多少好きなので、とても楽しく見ました☆
この映画は記事にもし出来たらしたいと思っています。
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2017/04/02 10:47 miri〔
編集〕
こちらもコメントありがとうございます♪
イラストのシーンはかなり迷ってココにしました。やっぱり男の背中ってカッコいいです!
この背中に、色んな人の想いが乗っかってるんだろうなぁと思います。
> とても宵乃さんらしい目線で、こころにしみます。
> あの子は大丈夫、自分で考えるようになるし、きっと父親も変わる日が来ます!
少ない出番でも、しっかり心に残る演技をしてました。差別意識の連鎖をさりげなく描いていて上手かったです。ロビンソンの起こした波が、やがて彼らや時代を変えていくんでしょうね~。
> 野球が多少好きなので、とても楽しく見ました☆
> この映画は記事にもし出来たらしたいと思っています。
地味ながら良作なのでみんなに観てもらいたいと思ってたんですよ。好感だったようで嬉しいです。もし記事にされたら、その時はまたコメントしますね!
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