映画「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ観ました
原題:BEVERLY HILLS COP
製作:アメリカ’84 105分
監督:マーティン・ブレスト
ジャンル:★アクション/コメディ
【あらすじ】デトロイト市警のやり手刑事アクセル。ある日、ビバリーヒルズから訪ねてきた幼馴染みマイキーと再会するが、自分と一緒にいた時に何者かに殺されてしまう。上司の反対を押し切りビバリーヒルズへ単身捜査へ向かった彼は、ロス市警のタガートとローズウッドを味方につけ…。
やっと観られた1作目。面白かったです。
口八丁で相手をやり込め捜査するが決して嫌な奴ではない、一緒にいて楽しい刑事アクセルが魅力的。
ビバリーヒルズのお上品で堅物な刑事たちとのギャップがいい味出してました。
何気に序盤で親友を失う展開には驚いたけど、エディ・マーフィのいつものおふざけな雰囲気は抑えてあって、嘘八百並べていても心の中では親友を殺した奴を突き止めるという固い意志が見え隠れするのがよかったです。
ロス市警のダガートとローズウッドとのやり取りも大好きで、張り込み中の食事の差し入れから、ストリップバーでの事件解決などで距離が縮まっていく下りが一番好きかな。あとは、外で待機していたローズウッドが様子がおかしいのに気付き、どうしようどうしようと規則と刑事魂の間で揺るところとか。
他にも、敵地に乗り込む時にタガートのおじさんが塀を乗り越えるのにも一苦労するところや、銃撃戦のさなかに「警察だ」とバッヂを見せたり、「明日に向かって撃て!」みたいだねと結末も気にせず話してる空気読めない感じが楽しい。
このトリオのバランスの良さが作品の面白さの肝だと思いました。
『ビバリーヒルズ・コップ2』再見
原題:BEVERLY HILLS COP II
監督:トニー・スコット、米’87 103分
1作目を観てからだと、完全にダメな続編でした(汗)
再見なのに何も覚えてなかったし、改装業者を騙してセレブ宅で過ごすのが最悪。騙されたとはいえ、業者さん大損したのでは?
ローズウッドが武器マニアになる理由もよくわからない。銃撃戦がそんなに気持ち良かったんだろうか。
なんというか、状況を打破するためにハチャメチャやるんじゃなく、ハチャメチャやるために状況が用意されている感じでした。
『ビバリーヒルズ・コップ3』
原題:BEVERLY HILLS COP III
監督:ジョン・ランディス、米’94 103分
二作目の再見でガッカリしたので、ハードルが下がって逆に楽しめました。
でも、毎回アクセルの親しい人が撃たれてビバリーヒルズに行くという流れにしなくてもいいのに…。知り合いが武器マニアやら過激派になる必要もないし。アクセルって型破りなだけなのに、何に感化されたの?
舞台となったのは、アメリカで有名なグレート・アメリカという遊園地。途中から、上司が殺されたことよりも、この遊園地の創設者が撃たれたことに怒ってたような…。
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