映画「ファインディング・ニモ」観ました
原題:FINDING NEMO
製作:アメリカ’03 101分
監督:アンドリュー・スタントン
ジャンル:★ファミリー/アドベンチャー/ファンタジー
【あらすじ】オーストラリア、グレートバリアリーフ。カクレクマノミのマーリンは、妻が命と引き換えに守った1つの卵に”ニモ”と名付け、過保護なまでに育ててきた。だがある日、ニモが人間のダイバーにさらわれ、彼は陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りてニモ救出の旅に出るが…。
久しぶりに再見。どうなるかわかってるので最初から結構涙目でした。ホント、子供のために頑張る親に弱くて…。
すでに10年以上前の作品になりますが、CGに違和感はありません。それどころか力を入れている水の表現が素晴らしくて、本当にCGなの!?と思ってしまう程。
生き生きした海の生き物の描写も、初めて目にした時は「可愛くない!不気味!」と思ったものの、それも物語が始まったら一瞬で消えた覚えがあります。今見てもカクレクマノミ親子は可愛いし。ドリーやウミガメ、ペリカンやカモメ、サメや水槽の仲間たちなど、みんな本当に生き生きしていて魅力的なんですよね。
夢中になってマーリンたちの大冒険を見てしまいました。
それにしても、再見してみるとドリーの存在感の大きさがよくわかります。彼女がいなければマーリンはニモと会えなかったし、この作品の魅力も半減してたと思います。
ドリーが主役の続編は作られるべくして作られたんだなぁと納得。
サメから逃げ回って魚雷を大爆発させたり、くらげの上を飛び回ったり、クジラ語を話したり、海流に乗って亀の子たちと遊んだり…。彼女がいると退屈しないどころか、困難な道のりも楽しくなってくるんですよ。
彼女に振り回されたり助けられたリ、そしてその他の魚たちとの出会いを重ねていくことで、マーリンが子育てや生き方に対する考え方を勇気をもって変えていくところも感動的でした。
ニモの片方の小さなヒレやドリーの物忘れ、そしてちょっぴり変わった海の仲間たちなど、ありのままの姿でいいんだということや、個性を受け入れ愛する気持ちが伝わってきます。
親子ともに気付きを与えてくれる良作!
個人的にお気に入りなのが「ちょーだい、ちょーだい」なカモメさんたち。無表情で食欲のままに飛びかかってくる様子はホラーでした(笑)
でも、あのちょーだいコールが、意外とカモメの鳴き声に似てるんですよね。声優さんすごい!
あと、あのサメトリオは魚を食べないなら何を食べてるんだろう。海の哺乳類か…もしくは人間!?
2018/06/28「ファインディング・ドリー」観ました
CM観た時は何で今さら?と思ったけど、いやいやホント良かったです。去年前作を再見してしっかりキャラクターたちのことを覚えている状態で見たので、ドリーの家族のことで冒頭からウルウル来てしまいました。
前作のように広い海を大冒険とはいきませんが、前回の経験を活かしつつ数々の難関を乗り越えていきます。ニモやドリーのようにハンデやトラウマを抱えている海洋生物研究所の生き物たちの力を借りて、両親やニモたちと再会するために必死に泳ぎ続ける姿に引き込まれました。
ドリーは何でもすぐ忘れてしまうけど、大切なものを探していることだけは覚えていたように長い間一緒の時間を過ごしたり苦難を乗り越えた家族・友達のことは忘れないんですよね。それがわかった時には感動で涙が…。
「一番ステキなことは偶然起きるもの」というドリーのセリフが印象的でした。
- 関連記事
- 「ウォーリー」観た