忘却エンドロール

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映画「ザ・コール 緊急通報指令室」観た

 | サスペンス  com(3) 

ザ・コール 緊急通報指令室
原題:THE CALL
製作:アメリカ’2013 94分
監督:ブラッド・アンダーソン
ジャンル:サスペンス

【あらすじ】わずかなミスで通報者を救えず、自責の念に苛まれていた911のベテラン・オペレーター、ジョーダン。仕事を辞めようと決意した矢先、拉致されて車のトランクの中から助けを求める少女ケイシーの緊急通報を受ける。今度こそ通報者の命を救おうと、的確な指示を与える彼女だったが…。

これは緊張感あって引き込まれました。ラスト以外は良かったです。
警察で通報を受けるオペレーターって、マジでキツイ仕事なんですね。命の危機に面している人からの通報で、どうすることもできず電話の向こうで亡くなってしまったり、ましてや自分のミスで救えなかったりしたら…。
ミスをしない人間なんていないですから、冷静になれば何故そんな馬鹿なことをしてしまったんだというミスを犯す時があります。この作品の主人公ジョーダンがまさにそれで、ありえないミスで相手を死なせてしまいます。普段なら絶対にしないミスを、絶対にあってはならないタイミングでやってしまう…。それで若い女の子が無残に殺されてしまったら、一生それを背負って生きなければなりません。
(緊急通報の録音は犯人の声が入った重要な証拠なんだけど、よく表沙汰にならなかったなぁ…)

彼女もそれで仕事が続けられなくなり、職場案内みたいなことをしていたんだけど、そこに拉致された少女(アビゲイル・ブレスリン)からの緊急通報が…!
ここからがもう手に汗握る展開で、取り乱す少女を落ち着かせ、わずかな情報も逃すまいとトラウマも乗り越えて必死に対応する姿に痺れます。
少女の協力を得て手掛かりを見つけたり、発見しやすいようにその場にあるものを使って外部に気付いてもらおうとしたり。電話という生命線が、緊急時にいかに大切なものになるのか伝わってきました。

しかも、いくらオペレーターが的確な判断をして、被害者の協力が得られたとしても、それに気付いた一般人が正しい対応が取れるとは限らないんですよ。やっと見つけてもらえた!と思ったら、良かれと思って一般人がやったことで犯人に逃げられたリ、被害者の状況を悪化させてしまったり…。善意でやってるというのは分かるんだけど、思わず「バカー!!」と声に出してしまう程でした(笑)
終盤も「なんで戻って通報しないの?」という疑問は浮かんだものの、犯人の狂気や薄暗い地下室はホラー映画のようで恐ろしかったし、直接対決は手に汗握るものがありました。
ただ、ラストが…。確かに気持ちは分からないでもないけど、一過性の爽快感でしかないんですよね…。

<ネタバレ注意!>
あんな死刑確実な殺人犯のために自分の手を汚し、一生バレやしないかとビクつきながら生きるなんて割に合わないでしょう。
しかも、彼が死んだか確認しないと不安で(手の骨を折るとか、逃げ出そうと思えば逃げ出せそう)一度は現場に戻ってくるだろうし、死体があればいつ発見されるかもわからない地下室に放置するわけにはいきません。
さらに、あれだけやって警察が犯人を取り逃がしたということになれば、被害者の遺族が必死にメディアで情報提供を呼び掛けるだろうし、犯人の家族は一生”逃亡した殺人犯の家族”扱いです。
後になって、自分たちのやったことがいかに自己中心的なことだったか気付いても遅いんですよ。
せめて正当防衛で殺したように見せるくらいにしておけばよかったのに…と思ってしまいました(汗)

■ Comment

あまり覚えていませんが

ラストは意外な展開にしてインパクトを出したかったとか?
2016/08/01 (Mon) 23:20  ボー編集〕  

>ボーさん

そうですね、意外な展開で鑑賞者の鼻を明かしてやろうという監督の意図が見え見えでした(笑)
2016/08/02 (Tue) 07:39  宵乃〔編集〕  

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2016/08/02 (Tue) 11:43    
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警察への緊急通報に応答するオペレーターが主役!
或る日の出来事|2016-07-30 14:09
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