忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

名探偵ポワロ「ABC殺人事件」観ました

名探偵ポワロ「ABC殺人事件」
原題:The ABC Murders
製作:イギリス’92 103分
監督:アンドリュー・グリーブ
原作:アガサ・クリスティー
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】ポワロのもとに、ABCと名乗る人物から奇妙な手紙が届いた。やがて、アンドーバーでアッシャーという女性が殺され、続けざまに第2、第3の事件が起こる。どれもアルファベットのB、Cで始まる名前の街と被害者で、現場には“ABC鉄道案内”が残されていた。ポワロは被害者の接点を調べるが…。

今回はとてもミステリーらしいミステリーでした。何度か観たことがあるけど、ぼんやりトリックを覚えていても満足感が得られる見ごたえある作品になってます。
探偵ものの王道、犯行予告から始まる事件というのがいいですよね。うぬぼれが大嫌いらしいポワロさんが、自分が有名な探偵だから予告状を送ってきたとは限らないと、その理由を考えます。
それがしっかり事件解決のカギになっているところがさすが!
結局、自分の名声は関係なかったと、少しガッカリしていたようですが(笑)

探偵としてやりがいのある事件だったようで、積極的に動いてます。警察より先に話を聞きたいと被害者宅を訪れたり(ジャップ警部形無し…)
小さな手掛かりが犯人へと繋がる展開が心地よい。証言の食い違いが共通点を見つけるきっかけになったり、配達の遅れが何を意図しているかなど。
ただ、”彼”が強迫観念で動いているというプロファイリングはどこから出てきたのだろう。視聴者は”彼”の様子がおかしいのを映像で見ているけど、ポワロさんたちが見つけた手掛かりの中にそれを示唆するものなんてありましたっけ?

まあ、それはともかく、ある意味一番可哀想な人も救われてよかったです。
救っただけでなく最後まで気にかけてあげて。「きっぱり断り、500ポンドの値打ちがあると言いなさい!」というアドバイスが優しい。
その上、冒頭からアマゾンでワニを撃った時の話をしたくてうずうずしていたヘイスと意気投合♪
それをニコニコ見守りながら、速やかに退散するポワロとジャップ警部(笑)
…ここにミス・レモンがいないのが寂しい!
でも、ポワロとヘイスで事件の話をしながら皿洗いをしていたシーンで、上の空で洗うヘイスが渡した皿を、ポワロはしっかりチェックして突き返す。それを何度も何度も繰り返すくだりがとても面白かったので良しとします。彼女がいない時は二人で皿洗いとかしてるんだ~。

ちなみに、駅の場面で流れる曲は「ABC殺人事件」にちなんでABC(ラシド)のメロディが主題になってるらしいです。そんなこと言われても、音感ないからわかんないけどね~。

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■ Comment

宵乃さん、こんにちは☆

昨夜はfc2のコメント欄が不具合で、投稿できませんでした!
今はなおっているようで、嬉しいです☆

>今回はとてもミステリーらしいミステリーでした。何度か観たことがあるけど、ぼんやりトリックを覚えていても満足感が得られる見ごたえある作品になってます。

仰る通りで、私は昨年見たので全部覚えていたけど、
本当に面白く楽しめました! 美しいしね☆

>ただ、”彼”が強迫観念で動いているというプロファイリングはどこから出てきたのだろう。

これは“彼”が捕まった後で分かった事では?
それなら見ればわかる的な???

捕まえる前のことでしょうか???
それなら私には分からないです・・・。

>まあ、それはともかく、ある意味一番可哀想な人も救われてよかったです。

今回は『冤罪を生ませない』というポワロさんの気持ちが一番素敵でした♪

>その上、冒頭からアマゾンでワニを撃った時の話をしたくてうずうずしていたヘイスと意気投合♪

イラスト、シビレちゃいます☆
私は特にヘイステングスさんが好きというわけではないけど
このイラストは、かなり良いです♪

>…ここにミス・レモンがいないのが寂しい!

お茶を出していた女性がいましたが、アレは誰でしたか?
よく分からなくて・・・ほほほ。

>上の空で洗うヘイスが渡した皿を、ポワロはしっかりチェックして突き返す。

このシーンは良かったです。
やっぱりポワロさんは普通の人ではないのだと説得力ありましたしね!

>ABC(ラシド)のメロディが主題になってるらしいです。

そうでしたか~! 全然分かりませんでした(笑)。
あと数回、長いのが続くようで、見ごたえありそうですね~。
またお話いたしましょうネ~♪


.
2016/06/03 (Fri) 10:02  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、昨日はコメントに不具合があったんですか。
もしかして投稿段階で気付いたとか?
もしそうなら、二度目のご来訪ありがとうございました!

今回は本当に面白かったですね。何度でも楽しめるミステリーは名作です♪
この回は、またオンエアがあったら再見してしまうかも。

> 捕まえる前のことでしょうか???
> それなら私には分からないです・・・。

捕まえる前でした。たぶん日本で放送されているのは多少カットされてるのでは…。一部違う声優さんでもいいし、字幕でもいいから完全版が観たい!

> 今回は『冤罪を生ませない』というポワロさんの気持ちが一番素敵でした♪

探偵としての矜持が光ってましたね。世界中の警察や探偵にも、彼のような気持で捜査に臨んでほしいです。

> イラスト、シビレちゃいます☆
> 私は特にヘイステングスさんが好きというわけではないけど
> このイラストは、かなり良いです♪

ありがとうございます♪
シリーズものだと、この回だとパッとわかるシーンが少なくて。今回はヘイスさんのおかげで即決でした(笑)

> お茶を出していた女性がいましたが、アレは誰でしたか?
> よく分からなくて・・・ほほほ。

う~ん、記憶にないです(汗)
もし出ていたのに影が薄かったんなら、それはそれで悲しいなぁ。

> やっぱりポワロさんは普通の人ではないのだと説得力ありましたしね!

そうそう。そして、それに付き合っていられるヘイス、ジャップ、ミス・レモンもある意味すごい!

> そうでしたか~! 全然分かりませんでした(笑)。

やっぱりわからないですよね(汗)
作曲とかする人だったら、すぐ気付くのかな?

では、明日のポワロさんも楽しみにしてましょう♪
2016/06/03 (Fri) 14:25  宵乃〔編集〕  

何度もすみません☆

今日、流し見しました☆

>捕まえる前でした。

結局「私の考えでは」と言う前に(競技場でヘイスさんに言った言葉)
おこった全ての出来事を、頭の中で組み立てたとしか考えられないですよね~?

>たぶん日本で放送されているのは多少カットされてるのでは…。

そういえば2分短いようですね???
イマジカでしょっちゅうオンエアしているので、
今度(出来ればこの作品で、たとえこの作品でなくても)
そちらの局の時間を調べてみますね~。

>う~ん、記憶にないです(汗)
>もし出ていたのに影が薄かったんなら、それはそれで悲しいなぁ。

ごめんなさい! 事件関係者でした!
皆で集まっているときに、自然と動いた感じでして、お恥ずかしい☆

>では、明日のポワロさんも楽しみにしてましょう♪

ハイ、是非、ご一緒に~☆☆☆


.
2016/06/03 (Fri) 20:43  miri〔編集〕  

Re: 何度もすみません☆

いらっしゃいませ、確認して下さったんですね~。

> 結局「私の考えでは」と言う前に(競技場でヘイスさんに言った言葉)
> おこった全ての出来事を、頭の中で組み立てたとしか考えられないですよね~?

ポワロさんの灰色の脳細胞には恐れ入ります!
犯人の一番のミスは、犯行予告を送る相手にポワロさんを選んだことですね。

> そういえば2分短いようですね???
> そちらの局の時間を調べてみますね~。

ありがとうございます。結構ちょくちょくカットされてる気がするけど、大人の事情でしょうか…。

> ごめんなさい! 事件関係者でした!
> 皆で集まっているときに、自然と動いた感じでして、お恥ずかしい☆

いえいえ、それだけミス・レモンが大好きってことですよ。
私も好きだけど不在だと気付いたのは最後の大団円のところで(汗)
後期はほとんど出てこないんだから、今のうちに目に焼き付けておかないと!!
2016/06/04 (Sat) 11:51  宵乃〔編集〕  

No title

たしか原作では、「わざと住所を書き間違えた可能性は?」と発言するのはヘイスティングズです。そこをジャップ警部に一蹴され、読者は「ああヘイスティングズの迷推理ね」と安心して忘れてしまう。そして謎解きでは、ポアロが「端倪すべからざるわが友ヘイスティングズはまさしく真相をついていたのです!」と持ち上げる発言をしています。ミスディレクションとポアロの知性のアピールとポアロに人間的な好印象を与えるという三重の効果。しかも犯人がポアロに手紙を「送らなければならなかった」必然的な理由までくっついている。

こういう流れ、クリスティはほんとうますぎて愛憎半ば(^^;)
2016/06/08 (Wed) 01:22  ポール・ブリッツ編集〕  

>ポールさん

> こういう流れ、クリスティはほんとうますぎて愛憎半ば(^^;)

ドラマでもヘイスが言ってた気がします。ワトソン君ポジションのキャラは、たまに鋭い指摘をしますよね~。
ミスディレクションとポワロさんの知性と好印象と…ホント、上手い流れだと思います。
ポールさんにとって、アガサさんは意識せずにはいられない存在ですか。私も好きな作家さんだったので、その気持ちなんとなくわかります。物書きの方にはなおさらでしょう。
コメントありがとうございました♪
2016/06/08 (Wed) 07:59  宵乃〔編集〕  
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