BIBLO NF/B70のHDD(非ATF→ATF)換装 備忘録
HDDの換装でかなり手間取りましたが、やっと今まで通り使える状態に戻せました。この記事も完全復活したvistaちゃんで書いてます(笑)
というわけで、またリカバリしないとも限らないので手順を記録することにしました。次回は映画の記事ですのでご安心を。
<HDD換装したノートパソコンについて>
2008年秋冬モデルのBIBLO NF/B70でSP1適応済みのVista Home Premium(32bit)
<トラブルの内容>
- 1、Macrium Reflect Freeで古いHDDのクローンをつくったら、windows updateができなくなった。
- 2、パッチファイルを当てる方法とインテルのドライバをインストールする方法を試すも解決ならず。
- 3、購入時に作成したリカバリディスクから復元したら、再起動後に「このコンピューターのハードウェアで動作するようにWindowsを構成出来ませんでした。」と表示され、起動すらできなかった。
<windows updateが成功するまで>
★リカバリ
1、電源を入れてロゴマークが出たらF12を押し、起動メニューが開いたら付属の「アプリケーションディスク2 & ユーティリティディスク」を入れ、メニューの「CD/DVD Drive」を選択してEnter。
2、「システム回復オプション」→「トラブル解決ナビ」→「ユーティリティ」→「リカバリ領域の復元」を選択(アプリケーションディスク2枚、リカバリディスク3枚、FMV画面で見るマニュアル1枚が必要)
3、リカバリを進め「ボタンをクリックすると再起動します」の画面まで来たら、何もクリックせずに電源ボタン長押しでシャットダウン。
★ドライバ上書き
4、linuxbeanのライブUSBでブートし、「インテル・デスクトップ・ボード用インテルラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー」から32bit用の「STOR_all32_f6flpy_9.6.0.1014_PV.zip」をダウンロード。
5、解凍して「iastor.sys」ファイルを「Windows/System32/drivers」 フォルダーに上書き。
6、シャットダウンしてUSBを抜き、再び電源を入れると無事vista起動。
参考記事:パソコン教室「ぱそこんる~む123」 AFT対応のHDDに交換したらNEC LaVie LL550/VG6Bのリカバリ出来なくなった
★オフラインで前準備
(以下、書いてなくても適宜、再起動してます)
7、初期設定を完了して、いらないソフトを40個ほどアンインストール(汗)
8、別のPCでダウンロードしておいた、クリーナー&デフラグソフトでメンテナンス。
9、同じくダウンロードしておいたvistaのSP2とie9、firefox、解凍ソフト、アンチウイルスソフトをインストール。
10、同じく…「RAID ドライバー(iata_cd.exe)」をインストール。
★パッチ適用
11、以下をメモ帳にコピペして、拡張子をbatに変更。ファイルを右クリックして「管理者として実行」
net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc
参考記事:マイクロソフト コミュニティ [Win7]Windows Updateで「現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません」などと表示される。
★windows update成功!
12、赤いままだったけど「windows update」の「更新プログラムの確認」をクリックしたところ、無事探し始める。(もしかしたらパッチを当てる前の段階で出来てたかも?)
13、確認だけで4、5時間かかった上に、10個以上まとめてインストールしようとしたら失敗。地道に数個ずつインストール。(深夜まで…)
14、その後、必要なソフトをインストール。ブラウザやメーラーの設定をバックアップから戻し、デフラグしてからマイリカバリとmacrium reflectでシステムイメージを作成。
★アライメントがずれてる?
15、若干インストールが遅かった気がするのでパーティション開始オフセットを調べたところ、どれも4096の倍数ではなかった。
16、再びlinuxbeanのライブUSBでブートし、GPartedでシステムドライブの「リサイズ/移動」を選択。「新サイズ」を1減らし、「前方の空き領域」を1増やすことでアライメント調整。
17、再起動したら自動でスタートアップ修復が始まり、その後チェックディスクがループし始めたので「Esc」で離脱。無事、vista起動。
ちゃんと開始オフセットは4096の倍数になったし普通に使えてよかったけど、速くなったかわからない…。すべてのパーティション(Dドライブ、回復パーティション、リカバリ領域)を調整した方がいいんでしょうか?
このやり方だと時間がかかるので、Cドライブだけ調整するなら、GPartedでフォーマットしてからシステムイメージを復元した方が早いかも。あと、AOMEIとかいうフリーソフトでも調整できるみたいです。
- 参考記事
- AFT ハードディスクとアライメント調整
- Ubuntu GParted その22 - パーティションの開始位置を再調整する・パーティションの開始位置が物理セクターの境界になっているか確認する
- SSD の ディスクアライメントを調整する
ブログ書き終わったらwindows updateが14個きてて、思い切って全部一気にやってみたら、普通にサクッとできた!
でも、再起動したらまたチェックディスク始めようとしやがった!なんだこれ!
★チェックディスクを止める
1、コマンドプロンプトを管理者で実行「chkntfs /D」で再起動するも解決ならず。
2、タスク遂行を再認識させるため、「chkdsk /f」で予定を組んでからチェックディスクすることに。
3、再起動→チェックディスク→起動。
4、また再起動をかけたら無事チェックディスクなしで起動できました。