映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」観ました

読み:ばっくとぅざふゅーちゃーぱーとつー
原題:BACK TO THE FUTURE PART II
製作:アメリカ’89年 108分
監督:ロバート・ゼメキス
ジャンル:★SF/コメディ
【あらすじ】ドクに未来の息子のピンチだと言われ、急遽未来へ向かったマーティ。なんとか将来の危機は回避するが、つい欲が出て買ってしまったスポーツ年鑑が元で、現代に戻ると宿敵ビフが町に君臨していた。彼が改変した過去を元に戻すため、マーティは再び1955年へ行く。
ファンタジー企画ということで大好きなSF作品も観ることにしました。
う~ん、やっぱりいいですね~。1作目が人気が出たからとつくった続編なのに、こんなにも面白いってすごいことだと思います。タイムトラベルものなので、整合性をとるのも大変ですし。
今回は未来へ行ったかと思えば現代が滅茶苦茶になっていて、再び1955年へ行ってと展開がめまぐるしいですが、流れるような話運びで引き込んでくれました。
自分たちの任務を遂行しながらも、前回のマーティたちの動きを妨げないようにと、1955年にふたりのドクと、ふたりのマーティと、ふたりのビフがいるなんて考えただけでもややこしいのに、観ててぜんぜん混乱したりしないんですよね。むしろ「前作のあのシーンだ!」と前回の興奮がよみがえってきたり。
整合性とか考える気にもならない!
また、未来の世界が2015年だったのも面白かったです。もう去年のことですよ。
残念ながら車が飛び交ったり、スケボーが浮いたり、服に自動乾燥機能がついているような未来にはなりませんでしたが、CGの進化は予想を上回ったかもしれないし、ドローンが飛び回ってますよね。
巨大なテレビやハイテク家電も実現したといえるものの、この作品のように誰でも持ってるわけじゃないからなぁ。
このなかで一番実現してほしいものをあげるとしたら、やはりエアボードでしょう。子供の頃からの憧れでした♪
あと、未来の娘はインパクトありますね。3役(4?)で頑張ってるからゴツいんだけど、案外可愛い(笑)
そして、IIIを知ってる状態で見ると、次回への布石がたくさんあってそれも面白かったです。
とくにドクが「今度はもうひとつの宇宙の神秘を研究しよう、そう女性だ」というような台詞が、次回のロマンスを予感させて胸キュン。そのための若作りだったのか?(マーティを驚かせないようにと整形前のマスクをしてたところも可愛かった)
若干気になったのは、恋人の扱いが雑だったことかなぁ。過去を変えれば時間の復元力によって余計な記憶は消え、元の彼女に戻るとさらっと言っていたのが…。自分の記憶がホイホイ書き換えられたら嫌だろうに。
でも、「IIIへ続く」となるこの作品で一番好きなのは終盤なんですよね~。
取り残されて呆然と立ち尽くすマーティの前に、雨の中近づいてくる謎の車。…そして何故かマーティの名を知っている謎の男の登場に、どうなるのか知っていてもドキワクです。
さらに、マーティを送り帰した直後のドクと再会するシーンの面白いこと!大笑いしてしまいました。
これを観たらIIIを観ずにはいられないでしょう♪
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■ Comment
こんにちは!!
>取り残されて呆然と立ち尽くすマーティの前に、雨の中近づいてくる謎の車。…そして何故かマーティの名を知っている謎の男の登場に、どうなるのか知っていてもドキワクです。
流石です。わかってらっしゃる。
そうそう、ここ、“ここ” なんですよ!!
『Ⅲ』早く見せてくれ~。とジタバタしたのを懐かしく思い出します。
2016/02/20 17:41 きみやす
これはもう面白かったですね。(^^)
1作目を観てからというのが必須な作品でしたが、同じシーンを別の角度から観ているという演出がとてもよかったです。
普通のタイムスリップものは時間修復の話がメインですけど、この作品では変化した世界を楽しむ作品でしたね。(^^) だからギャップがあって面白い。
ラストの未来に送り戻したマーティがまたドクの前に戻った時には私ももう吹き出しました。(^^;
この作品の惜しいところは、いいところで3作目に続いたことでしょうね。6ヵ月が待ち遠しかったです。
今だと3時間くらいの作品はゴロゴロしてるんですけどね。(^^;
トラックバックさせて頂きました。
> 流石です。わかってらっしゃる。
> そうそう、ここ、“ここ” なんですよ!!
やっぱりここですよね~!!
きみやすさんと大好きポイントが同じで嬉しいです♪
というか、ファンならみんなここで「くぅ~、やられた!!」ってなるのかな。
> 『Ⅲ』早く見せてくれ~。とジタバタしたのを懐かしく思い出します。
本当に上手すぎる引きで、次が待ち遠しくなります。私は明日のオンエア待ちですけど、当時は半年?待ちですもんね。罪な2作目です(笑)
コメントありがとうございました♪
こちらもコメントありがとうございます♪
そうそう、1作目を見ているファンだからこそ楽しめる作品で、サービス精神に溢れてますよね。
きっと出演者や制作スタッフも、この作品が大好きなんでしょう。
> この作品では変化した世界を楽しむ作品でしたね。(^^) だからギャップがあって面白い。
3つの時代を移動するだけあって退屈する暇もなかったです!
> この作品の惜しいところは、いいところで3作目に続いたことでしょうね。6ヵ月が待ち遠しかったです。
> 今だと3時間くらいの作品はゴロゴロしてるんですけどね。(^^;」
あはは、でも待っている時間も今思えば良い思い出になってたりしませんか?
3時間ぶっ続けだと、小さい子は連れて行けない可能性もありますし。
私は劇場で観たことがないのでわからないけど、ワクワクしながら待つのは結構好きな方です(笑)
こんにちは。
第1作ではまだ可愛げがあったジャイアン(ビフ)が、第2作では本当に我儘で嫌な奴になっていました(笑)。
演じたトーマス・F・ウィルソン(俳優・コメディアン・ミュージシャン)。好演です。
>車が飛び交ったり、スケボーが浮いたり、服に自動乾燥機能がついている
スマホは登場しませんでした(苦笑)。
でも楽しめる映画でした。
2020/07/19 11:36 間諜X72〔
編集〕
> 第1作ではまだ可愛げがあったジャイアン(ビフ)
ジャイアンって感じですよね!(笑)
遅かれ早かれ警察のお世話になるタイプだよなぁという感じだったけども、あそこまで影響力を持つタイプだとは!
憎たらしい良い悪役でした。
> スマホは登場しませんでした(苦笑)
街を見渡せば手元のスマホを見てる人がうじゃうじゃいる未来なんて誰も想像したくないですからね。早く画面のついていないホログラムで見られる端末が登場してほしいものです。
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MOVIE-DIC|2016-02-20 18:27
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