■ Comment
こんばんは。
これは公開当時、劇場で観ました。
で、それっきりですので、かなり記憶はあやふやです。
>狭い、臭い、汚いと三拍子揃った劣悪環境で、
>1ヶ月も過ぎれば毛じらみが大流行。
>パンは元気にカビルンルンして、そんな生命力にさえ
>励まされる心理状態…。
>人間の生活できる環境じゃない!
言われてみればそうなんですよね、とてもまともに生きていける状態じゃないんですけど、当時はそんなことはまったく思いませんでした。
潜水艦の中の人々の極限状態が観ているこっちにまで伝わってきて、ものすごい緊張状態で観たので、観終わってなんだかものすごく疲れた印象だけが残っています(^_^;)
そういう意味で、ものすごく良くできた作品だったな~と。
このころは、結構ドイツ映画が日本で公開されていましたね。
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
この作品を劇場の大きなスクリーンでごらんになったんですか!
それはそれは、汚さがより伝わってきそうな…(笑)
> 潜水艦の中の人々の極限状態が観ているこっちにまで伝わってきて、ものすごい緊張状態で観たので、観終わってなんだかものすごく疲れた印象だけが残っています(^_^;)
元はテレビのミニシリーズだというから驚きです。これだけ内容が濃いと、劇場で観るのは本当に疲れそうですね。
しかし、劇場公開されたのは何分のものだったんでしょう。今調べたらwikipediaに135分と書いてあって、わたしが観たのは2時間半で、ディレクターズ・カット版は3時間半でした。てっきりディレクターズ・カット版だと思ってたのに違ってて、じゃあ2時間半って何版なの?と混乱してます(汗)
ファンの要望などで、少しづつ長くなっていったんでしょうか…?
やっと見ました。
づがれだ~!
イラスト凄いです。
このシーンの前後、マジ見るのやめたかったです・笑。
宵乃さんの画力で、その事を怖いくらい反復させられます☆
>こういう作品を観るたびに思うけど、潜水艦にだけは本気で乗りたくないです。
仰るとおりですよね~!
それにしてもこの作品は、リアル過ぎてホントに怖かったし、匂いまでしそうでした。 戦争関係の映画はあまりにリアル過ぎるのは、良い作品とは思えないのですよね~ほどほどにフィクションだと分からせてくれないと、息もできなくなりそうです。(「戦場のピアニスト」はその最たる作品ですね~)
宵乃さんの記事、全部同じように思いましたが
私が一番怖かったのは、敵の人間が浮いていると分かっているのに、
「生きているのに、見捨てていく事」と
「その時に泣いた人がいた事」です。
誰だって、見ず知らずの、恨みも何もない人を、見殺しにしたくないですものね~敵だなんて言ったって、生きているイギリス人だったのにね~涙。
>しかし、そこで終わらないのが戦争なんですね…。虚しさしか残らないラストに呆然とするしかありません。
多分、この作品はあのラストがなければ今まで残っていなかったのかもしれませんね?
私は無事に帰還したことがキレイごとで信じられなかったけど、このラストがあってやっとスッとしました、納得できました。 これが戦争なのですものね。
全体的には悪い作品ではなかったけど、2度と見たくないです・笑。
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2015/12/11 14:24 miri〔
編集〕
お疲れさまでした〜!
ずいぶん頑張ったみたいですね。もう2、3日かかるかと思ってました。
> このシーンの前後、マジ見るのやめたかったです・笑。
> 宵乃さんの画力で、その事を怖いくらい反復させられます☆
あはは、本当にインパクトあるシーンで描かずにはいられなかったです。このシーンの悪魔的な力が働いたんでしょうか(笑)
> リアル過ぎてホントに怖かったし、匂いまでしそうでした。~ほどほどにフィクションだと分からせてくれないと、息もできなくなりそうです。
ですよね〜、淀んだ空気が漂ってきそうというか、自分があの場所に連れていかれてしまいそうな気分になります。これがTVシリーズだと60分×6話だなんて信じられますか!?
ただ、もしかしたら劇場版に編集し直したとき、フィクションらしさの部分が削られてしまったのかも…。
> 私が一番怖かったのは、敵の人間が浮いていると分かっているのに、
> 「生きているのに、見捨てていく事」と
> 「その時に泣いた人がいた事」です。
ここは私も印象に残ったシーンでしたが、いまいちわからないところがあって書かなかったんですよ。あれって、誰もいないと思って攻撃したら、まだ人がいたということですよね。なぜ残っていたんでしょうか(何か取りに帰った?)
わざわざ止めの一撃を加える意味もわからないし、見捨てた理由も水や食料が足りなかったからなのか、捕虜を取らないよう言われていたのか、それとも救助が不可能だったのか?
この前後は、削られた部分を見てみたい気もします…。
> 多分、この作品はあのラストがなければ今まで残っていなかったのかもしれませんね?
> 私は無事に帰還したことがキレイごとで信じられなかったけど、このラストがあってやっとスッとしました、納得できました。 これが戦争なのですものね。
やっと解放された〜とホッとしているところを、一気に突き落とす…。この無常感を味わわせるために助けたのかと思うと、運命(監督)の冷酷さに言葉を失いましたよ。でも、おっしゃる通り、このラストだからこそなんでしょうね…。戦争ドラマの傑作かもしれないけど、1度で十分!
>お疲れさまでした〜!
>ずいぶん頑張ったみたいですね。もう2、3日かかるかと思ってました。
ご心配頂き、有難うございます!
実は一昨日の晩にたまたまオンエアしていたある別の映画を見たらなんだか気持ちが楽になって、昨日はその映画に背中を押された感じで、サッと見られたのです☆
「リリィ、はちみつ色の秘密」
ダコタ・ファにングさんってずっと嫌いだったのですが、初めて良い女優なんだな~って思えました。 作品も良いと思ったけど朝になったらけっこう冷静になってちょっと文句出ましたが(笑)それでもそういう作品(私的にU・ボートをさっと見られるように背中を押してくれる作品)って良いな~って思います☆
>ここは私も印象に残ったシーンでしたが、いまいちわからないところがあって書かなかったんですよ。あれって、誰もいないと思って攻撃したら、まだ人がいたということですよね。なぜ残っていたんでしょうか(何か取りに帰った?)
わざわざ止めの一撃を加える意味もわからないし、見捨てた理由も水や食料が足りなかったからなのか、捕虜を取らないよう言われていたのか、それとも救助が不可能だったのか?
>この前後は、削られた部分を見てみたい気もします…。
本当に削られた部分を見たいですネ~!
私的な理解を書きます(違っていたらごめんなさい)
最初に攻撃して、ほぼこっちが勝っていたので、そういう場合、敵の人間たちは さっさと逃げてゆくのが普通なのに、あの彼らは1時間以上も船に居たとの事で、少ない人数ではなかったので、きっと命令で残ったのでしょう・・・・
そしてドイツ的には陸軍等は別ですが、海の上で捕虜はとれないので(潜水艦には乗せられない、物理的に不可能と言う意味もあるし、内部は見せてはいけないモノばかりので捕虜として生かせないから)見捨てた。
そしてちゃんと船には沈んでもらい、人間には死んで頂くために最後の一撃をした・・・という感じです。
普通の時なら誰もがそんな事はしませんが、ドイツ軍の場合、トップがね、あの人物なのでね~(歴史上の人物で、ヒトラーより酷い人間はヘンリー八世だけだそうです・納得します)。
この監督って宵乃さんのお好きな作品の監督さんですよね~人間にはいろんな面があるのですよね~きっと☆
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2015/12/12 14:36 miri〔
編集〕
宵乃さん、こんばんは!
戦争の無残、空しさを伝える名作だと思います。
「潜水艦映画にハズレなし」って伝説が有るんですよ。(笑)
(最近は怪しいけど)
その伝説を作った両横綱が本作と1957年「眼下の敵」
リアルと空しさの「Uボート」
スポーツ競技~ラグビーのノーサイド~のような「眼下の敵」
(潜水艦の場合、危機パターンが限られるので、基本パターンを作ったのは「眼下の敵」だと思います)
僕は最初に観たせいも有るけど「眼下の敵」の方が好きです。
「Uボート」の主要人物達と「眼下の敵」キャストの鮮明さ(記憶)が違うんです。
(R・ミッチャム、C・ユルゲンス2名のスター映画だけど、脇も印象深い)
只、これは感じ方の違いで、どちらが上とか、そういうモノじゃなく、どちらも名作だと思ってます。
※もの好きじゃない限り、潜水艦勤務なんて血の気が引きます。
だから各国とも(海軍で)上等な食材は、まず潜水艦から配給され他艦船はその次だとか。
でも、イヤだ!
いらっしゃいませ!
「リリィ、はちみつ色の秘密」はタイトルとダコタちゃん主演ということしか知りませんでした。
miriさんの印象を変えて、さらに「U・ボート」の続きを見せるとは。なかなか良さそうな作品ですね。
> きっと命令で残ったのでしょう・・・・
いったいどんな命令だったのか気になる…!
> 潜水艦には乗せられない、物理的に不可能と言う意味もあるし、内部は見せてはいけないモノばかりので捕虜として生かせない
あ~、機密情報!
戦時中では仕方がないし、ヒトラーに逆らうなら「ワルキューレ」のように命をかける覚悟が必要になりますもんね。納得です。
> 歴史上の人物で、ヒトラーより酷い人間はヘンリー八世だけだそうです
ヘンリー8世ってヒトラーより酷いんですか…。結婚のこととか、反対する者はどんどん処刑してたのは知ってたけど、戦争の方はあんまり知らないかも。
> この監督って宵乃さんのお好きな作品の監督さんですよね~人間にはいろんな面があるのですよね~きっと☆
そうなんですよ。「ネバー・エンディング・ストーリー」と同じだと知って驚きました。あと、コレと比べるとかなり大雑把な「ポセイドン」も同じでさらに驚きました(笑)
監督として、自分のいろんな面をそれぞれ作品に生かしてるんですね~。
> 戦争の無残、空しさを伝える名作だと思います。
> 「潜水艦映画にハズレなし」って伝説が有るんですよ。(笑)
タモリさんとかが言ってた気がします(笑)
「眼下の敵」も今日オンエアがあるんだけど、録画が重なってどうしようかと思ってたんですよ。でも…
> その伝説を作った両横綱が本作と1957年「眼下の敵」
> (潜水艦の場合、危機パターンが限られるので、基本パターンを作ったのは「眼下の敵」だと思います)
こんなことを聞かされたら観ないわけにはいかないかも…。もう一つの方はリアルタイムで見ようかな。
> 「Uボート」の主要人物達と「眼下の敵」キャストの鮮明さ(記憶)が違うんです。
> (R・ミッチャム、C・ユルゲンス2名のスター映画だけど、脇も印象深い)
録画できたら、鉦鼓亭さんに好印象を与えたキャストに注目してみますね!
> ※もの好きじゃない限り、潜水艦勤務なんて血の気が引きます。
> だから各国とも(海軍で)上等な食材は、まず潜水艦から配給され他艦船はその次だとか。
あ~、いちおう配慮されてるんですか…。ヴェルナー少尉はその”物好き”だったわけだ(笑)
歴戦の勇者扱いの人も酔わなければやってられないという感じだったし、初めて乗ることになった若者たちは地獄を見るんでしょうね~。
コメントありがとうございました。
あれはあれでまだおとなしいほうで、昔コンバットコミックで読んだマンガによれば、某国の潜水艦乗りは、
「艦長、もよおしてきました。トイレ行かせてください」
「今はいかん。艦内トイレから排出された大小便は、水上に浮かんで、見張っている敵駆逐艦に我が艦の位置を暴露してしまうのだ。だからこのバケツにしろ」
「ひいい……」
「もうまる二日もにらみあってますよ。バケツも何個も満杯です。駆逐艦もどっか行っちゃってますよ。お願いです、艦長、バケツの中身を棄てさせてください」
「そうはいうがな……なんだ!」
「駆逐艦からの機雷攻撃と思われます!」
「わーっ艦がゆれる! ああっバケツが倒れた! ひええええ!」
「天上から吊るした食料が床に次々と落ちていく! げええええッ!」
「艦長っ、いっそ殺してください、殺して!」
という実話があったそうで……。こう書くとコントみたいですけど深刻な事態で……。
潜水艦には乗りたくないですほんと。
2015/12/19 23:30 ポール・ブリッツ〔
編集〕
> あれはあれでまだおとなしいほうで、昔コンバットコミックで読んだマンガによれば、某国の潜水艦乗りは~という実話があったそうで……。こう書くとコントみたいですけど深刻な事態で……。
ポールさんの再現会話が面白くてつい笑ってしまいました。
でも、ホントこんな事態になったら生きる気力を失いますよね…。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図!
不衛生なだけでなく、メタンガスなどによる空気汚染も深刻そうです。
> 潜水艦には乗りたくないですほんと。
こんな現実を知ってしまうと、乗って死ぬより、乗る前に死にたくなる人の方が多くなりそうな…。何も知らない若者を上手く洗脳してたんでしょうね。戦争って本当に怖い!
コメントありがとうございました。