忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

第65回ブログDEロードショー「ジョー・ブラックをよろしく」

開催:2015年12月4日~6日
原題:MEET JOE BLACK
製作:1998年アメリカ
監督:マーティン・ブレスト
ジョー・ブラックをよろしく
地上に降り立った死神が人間の女性と恋に落ちるロマンティック・ファンタジーです。
匿名の方からリクエスト頂きました。

企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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<みなさんの記事>

パパがんばって(^^)/ ブログdeロードショー「ジョーブラックをよろしく」
クリスタルの断章 「ジョー・ブラックをよろしく」見た
Make Shift (仮 (BD)ジョー・ブラックをよろしく
セピア色の映画手帳 「ジョー・ブラックをよろしく」
newしずくの水瓶 ブログdeロードショー  ジョー・ブラックをよろしく
おもしろい本が読みたい!! ジョー・ブラックをよろしく
映画鑑賞の記録 ☆ 再見  ジョー・ブラックをよろしく ☆
忘却エンドロール 下に追記
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<追記感想:12/7>

初見時はなんかモヤッとした覚えがあるんですが、今回かなり久しぶりに再見してそれが解消できました。この機会がなければ再見を先延ばしにしていたと思うので、リクエストして下さった方には本当に感謝です♪
ロマンスの体をとってますが、個人的に「生は死を知ることで輝き、死もまた生を知ることで輝く」ということが印象に残る作品でしたね。「アメリカン・ビューティー」を観たばかりなので、よけいにそういう視点で観てしまいました。ラストの夜空で輝く花火がそれを象徴してるかのようで美しかったです。

医者であるスーザンにとっては”死”が、死神であるジョー(仮)にとっては”生”が仕事で触れるだけのものになっていました。…麻痺してたのと興味がなかった(というか彼にとって人類って”少し”前まで猿だったのかも?笑)の違いはありますが。そんなふたりが惹かれあい、恋に落ちて、そして別れがたく思うほどに愛し合う。
”生”の代表であるスーザンが”死”そのものであるジョーを愛し、生き生きと輝いていく姿に、そしてビルが友人か息子のように親しげにジョーと肩を並べて歩いていく姿に、死は忌むべきものではないし、”生”とは引き離すことの出来ない掛け替えのないものなんだというのが伝わってきます。

たとえば、ジョーが殺人マシーンとして育てられた殺し屋とかでも、似たような話はできると思うんですよ。でも、それだとラストに自分の世界に帰って行く時、ジョーのように自分の存在がこの世界にとって必要なものなんだと肯定的に終わらせるわけにはいきません。仕事を放棄せずに納得して帰ることができたのも、スーザンやビル、お婆さんとの出会いによって”生”を知り、それによって”死”の価値も再認識できた。そして、”愛”を知ることで、孤独から抜け出せたということでしょう。愛がなければ、どちらの世界にいたって孤独ですから。

別れは悲しいけれど、永遠の別れではなくて一時の別れ。ジョーは身を引いたから、次に会うときは昔の恋人に再会するような感じになるんでしょうが、離れていてもふたりの心は繋がっているんだろうと思います。美しい思い出として。
初見ではどこかで見たことあるような話だと思ったものの、医者と死神という組み合わせだからこそ意味があったなぁと思えたし、ホプキンスの名演・名台詞の数々もあって、3時間も耐えられました(でも長すぎ!)

あと、モヤッと感の一番の理由だったラストも、再見で印象が変わりました。
余韻をぶち壊すように現れるジョー(?)に対し、スーザンが浮かべる複雑な表情…そこに”母親としての本能”が見えた気がしたんですよ!!
本人は無自覚かもしれないけど、『おぬし、妊娠しておるな!?』と思ってしまって、そうしたら色々な気持ちを飲み込んで「パパに会わせたかった」と言った理由も納得できたし、冒頭で念入りに轢いておいた(このシーンで笑ってしまってコメディかと思った)青年をわざわざスーザンの元に送り届けた彼の気持ちもわかりました。
いつの間にか生物学上の父になってたなんて可哀想ですが、積極的なスーザンがまたすぐ押し倒すから大丈夫!(笑)

あと、この作品が最低リメイク及び続編賞にノミネートされてたことと、1934年製作の『明日なき抱擁』のリメイクだと初めて知りました。これでノミネートされるなら、よっぽどの名作なんでしょうね。いつかオリジナルも観てみたい!

■ Comment

宵乃さん、おはようございます☆

>来月の作品は「ジョー・ブラックをよろしく:MEET JOE BLACK」(1998年アメリカ、マーティン・ブレスト監督)。

あ、そうですか~。
この作品は、以前CSでオンエアしたのを録画保存して持っています☆

なのでレンタル屋は後日という事になりそうです~?
いやでも早く見たいなあああああ。。。。ひつじちゃん♪

>地上に降り立った死神が人間の女性と恋に落ちるロマンティック・ファンタジーです。

そういう映画とは全然思っていなかったけど、そうなんでしょうね~多分☆

そろそろ再見しても良い時期(自分的にちょっと・・・)だと思えるので
来週末、皆さまとご一緒に楽しみたいです~う♪
宜しくお願い致します!


.
2015/11/27 (Fri) 08:40  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ!
あ、録画されてましたか。それじゃあ、他にも観たい作品が出来るまでお預けですね~。

> そういう映画とは全然思っていなかったけど、そうなんでしょうね~多分☆

もう記憶が薄れてて、映画サイトのあらすじを参考にしました(汗)

> そろそろ再見しても良い時期(自分的にちょっと・・・)だと思えるので
> 来週末、皆さまとご一緒に楽しみたいです~う♪

嬉しいです!来月もみんなと映画を楽しみましょう♪
2015/11/27 (Fri) 10:10  宵乃〔編集〕  

こんばんは^^

宵乃さん、最近、参加率の悪いかえるままですが、いつもお誘いいただきありがとうございます!

「ジョーブラックをよろしく」面白そうです。
楽しみですよー。
普通にレンタルショップにあることを祈ります!(これは、あるよね?)
遅刻しないで、オンタイムで参加したいです!
2015/11/27 (Fri) 20:01  かえるママ21  

>かえるママ21さん

> 宵乃さん、最近、参加率の悪いかえるままですが、いつもお誘いいただきありがとうございます!

いえいえ、参加率なんか関係ないですよ~。思いっきり楽しめたかどうかです。
かえるママさんと一緒に同じ映画を観たり、コメントで語り合った時の楽しさは、いつでも思い出せますよ♪

> 「ジョーブラックをよろしく」面白そうです。

ずーっと前に一度観たきりですが、良い作品だった記憶があります。
私も今回は楽しみです♪
レンタルショップに置いてあるといいですね!
2015/11/28 (Sat) 13:32  宵乃〔編集〕  

素敵な記事ですネ☆ イラストが楽しみです♪

>「生は死を知ることで輝き、死もまた生を知ることで輝く」ということが印象に残る作品でしたね。

あ~そうなんですネ~!

>死は忌むべきものではないし、”生”とは引き離すことの出来ない掛け替えのないものなんだというのが伝わってきます。

そういうふうに見れば、とっても深いメッセージを感じますね~♪

>”生”を知り、それによって”死”の価値も再認識できた。

ここのところが分かりにくかったけど・・・
そうなのかもしれませんね~?

>そして、”愛”を知ることで、孤独から抜け出せたということでしょう。愛がなければ、どちらの世界にいたって孤独ですから。

「孤独」・・・「死」は孤独で良いのではないでしょうか?
あ、「死」ってヒトが死ぬ事ではなく、いわゆる死神の事ですけど・・・
「愛」・・・う~ん、私には難しいです・・・。

>『おぬし、妊娠しておるな!?』と思ってしまって、

この台詞が何度読んでも、ほほえましくって!!!
宵乃さんのお人柄がにじみ出てきますよ~!!!

>いつの間にか生物学上の父になってたなんて可哀想ですが、積極的なスーザンがまたすぐ押し倒すから大丈夫!(笑)

そして大笑いさせるという!
いや~シネマエッセイストとしてデビューされる日が待ち遠しいですネ~☆

>よっぽどの名作なんでしょうね。いつかオリジナルも観てみたい!

(選んだ側の人でオリジナルを)見た人がいるんでしょうか?
多分ソフト化されていないと思われるので・・・

あ、英語版のVHSとDVDがあった!!!
という事は見ているんだなぁ・・・そうか~
でも本当に名作なら、日本でもDVDを発売しても良さそうですけどね~???


.
2015/12/07 (Mon) 13:11  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、今イラスト描き終わりました~。
かなり悩んだんですが、抱擁シーンを描くことが多いことに気付いたので、この作品だとわかりやすい二人の後姿です。

> 「孤独」・・・「死」は孤独で良いのではないでしょうか?
> あ、「死」ってヒトが死ぬ事ではなく、いわゆる死神の事ですけど・・・
> 「愛」・・・う~ん、私には難しいです・・・。

そうですね~、本来”死”は人間のようになる必要はないと思うし、人間の体を借りていた間はその肉体に支配されていた部分が大きいと思うんですよ。なので恋に落ちたのも、甘党だったのも、孤独を恐れたのも、ほとんどはあの青年の肉体が感じたもので、死神はそれを疑似体験したに過ぎません。
でも、肉体に支配されている以上、人間と同じように”死や孤独への恐怖”も感じてしまって、愛を知って恐怖を克服しなければ、戻りたいと思えなかったのかなと。
なので、元の”死”に戻ってからは、記憶は残っていても同じではないと思います。ただ、最初に人間に興味を覚えたのは、対である”生”への愛ともいえるかも?

> >『おぬし、妊娠しておるな!?』と思ってしまって、
> この台詞が何度読んでも、ほほえましくって!!!
> 宵乃さんのお人柄がにじみ出てきますよ~!!!

ありがとうございます。なぜか頭の中で変な言葉遣いになってたりするんですよね(汗)
お腹がすくと「ハラヘリでござる」と訴えてきます。

> そして大笑いさせるという!
> いや~シネマエッセイストとしてデビューされる日が待ち遠しいですネ~☆

笑っていただけてよかったです♪
シネマエッセイストになれたら、しょっちゅう誤字脱字勘違いで自爆しそうです(笑)

> でも本当に名作なら、日本でもDVDを発売しても良さそうですけどね~???

確かにそうですよね~。「バタフライはフリー」とか、未だにDVDが出ないのが悔しいです!!
2015/12/07 (Mon) 14:44  宵乃〔編集〕  

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2015/12/07 (Mon) 18:58    

No title

 宵乃さん、こんばんは

”愛”を知ることで、孤独から抜け出せたということでしょう
>僕も、そういう事なのかなと思いました。
只、神様がそれじゃ、こっちは困っちゃいます、今迄、愛も知らずに裁いてきたのかと。(笑)
運送屋さんだとしても、裏切り者に無間地獄行きを示唆してるから違うとは言い切れない。(汗)

『おぬし、妊娠しておるな!?』
>男だからなのか、あの言葉通り素直に受け止めました。
でないと、彼女のイメージが・・・。(笑)
(確かに「ローズマリーの赤ちゃん」みたく、悪魔の類は即受胎が得意技だけど)

ラブ・ストーリーとして甘党の自分は満足でしたが、出来れば神様なんだから押し倒されないで理性を発揮して欲しかった。(笑)
2015/12/08 (Tue) 23:53  鉦鼓亭〔編集〕  

>鉦鼓亭さん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます♪

> 只、神様がそれじゃ、こっちは困っちゃいます、今迄、愛も知らずに裁いてきたのかと。(笑)

愛と言っても、人間にとっての愛というか、肉体を持つものの愛の概念を知りたかったんじゃないかなと思います。自分で言ってて若干引くんですけど、宇宙や地球、海や大地なども”愛”を持ってるように感じる時ってないですか?
でも、人間と同じ愛を持ってるとは思わないし、同じだったら逆に困るというか…。上手く説明できません。

> >男だからなのか、あの言葉通り素直に受け止めました。
> でないと、彼女のイメージが・・・。(笑)

父親が大富豪で愛情豊かで、本人は美人の若い女医で、イケメンと出会って即お互い恋に落ちるヒロインなので、女性から見ると嫉妬の対象で最初からイメージ悪いかも(笑)
言葉どおりというのは、自慢の父親をあなたにも会わせたかったという意味ですかね?
確かに、お父さんが旅立った直後なら、そういう見方の方が素直か~。

> ラブ・ストーリーとして甘党の自分は満足でしたが、出来れば神様なんだから押し倒されないで理性を発揮して欲しかった。(笑)

次元の違う存在である人間を理解するために、あえて肉体を借りて”人間の不自由さ”を満喫してたと思うので、肉体の欲求に流されるということも彼の理解したかったことなのかなぁと。
あと「神様と恋愛」いうとギリシャ神話などを思い出すので、「理性」という言葉にとてつもなく違和感が…(笑)
2015/12/09 (Wed) 11:50  宵乃〔編集〕  

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2015/12/11 (Fri) 14:07    

No title

わたしにはそこまで深く考えられなかったです。

感想といったら「90分でやれ、90分で!」で済んでしまうので……(汗)。
2015/12/18 (Fri) 21:01  ポール・ブリッツ〔編集〕  

>ポール・ブリッツさん

> わたしにはそこまで深く考えられなかったです。

いえいえ、私はあのカップルが嫌いで、なおかつホプキンスさん大好きなので、彼の含蓄あるお言葉に痺れたというのが大きいです。あと「アメリカン・ビューティ」で”幸福な人生とは”について考えさせられたばかりだったし。

> 感想といったら「90分でやれ、90分で!」で済んでしまうので……(汗)。

無駄に長すぎですよね!
そこについてはホント、私も文句たらたらです(笑)
2015/12/19 (Sat) 10:51  宵乃〔編集〕  

こんばんは〜^^

遅くなりました。

ラストはカフェで出会った青年に念入りに轢いた体を返すわけだから、「君の病院で診てもらいたくない」って言ってた青年に対するブラックユーモアとしても、急患として病院に運ばれて欲しいな〜って思いました。

みなさんと同じ映画を見て語れて楽しかったです〜♪
かえるまま的にも苦手意識を持たないジャンルでよかったです。
ありがとうございました〜。
2015/12/26 (Sat) 18:09  かえるママ21  

>かえるママ21さん

いらっしゃいませ。体調はいかがですか?
無理せず、治るまでゆっくり休んでください。ちなみに私は、吐き気がして食欲がなかった時に一口チョコでしのぎました。食べられないとキツイですよね…。

> 「君の病院で診てもらいたくない」って言ってた青年に対するブラックユーモアとしても、急患として病院に運ばれて欲しいな〜って思いました。

あはは、それもいいですね。入院して接点が増えれば、自然と彼自身のことを知ることができますし。
その後「父に会わせたかった」となれば納得!
かえるママさんに楽しんで頂けて、こうやってお話できて嬉しかったです。
コメントありがとうございました♪
2015/12/27 (Sun) 11:17  宵乃〔編集〕  

No title

こんばんは!

ようやく見る事ができました(笑)

>あと、モヤッと感の一番の理由だったラストも、再見で印象が変わりました。
余韻をぶち壊すように現れるジョー(?)

ここは賛否両論の分かれるところだと思いますが、
僕は肯定的にとらえたいと思います。

なかなか理解のできない話だと思いますが、
父やジョーとの会話で意味不明な部分から、何となく
理解できたのではないでしょうか??

一言、二言でコーヒーショップ以降が飛んでいる事も理解できてるようですし。
普通なら怪訝そうな表情になるところが、平静を装ってましたから・・

長かったけど映画としては凄く気に入ってます!
10点をつけたかったけど、ラストが気になって9点になってます。
とは言え、どういう結末なら10点か??と言われると
思いつかなくて・・・(^▽^;)

映画を見る前は素敵なイラストとしか思ってませんでしたが、
見終えてから見ると、感慨深さが加わりますね!!
宵乃さんのイラストの中でもお気に入りになりそうです(^^♪

今回も参加する事ができて良かったです!!(^.^)


2016/01/03 (Sun) 21:43  take51  

>take51さん

いらっしゃいませ、3時間おつかれさまでした~。
ラストはそうですね、ジョーがお父さんを迎えに来た別世界の存在だということは理解していたと思います。なので、愛した相手とは違うカフェで出会っただけの男をいきなり「父に会わせたかった」っていうのがちょっと気が早いな~と(笑)

> とは言え、どういう結末なら10点か??と言われると思いつかなくて・・・(^▽^;)

なかなか難しいですよね。きっと誰が観ても納得の結末というのは無理でしょうし、結局自分の好みでしかないわけで。個人的には、ジョーが彼の体を家に帰し、その横には彼女に繋がる手がかりが落ちてて、もしかしたら再会できるかも…と予感できるくらいがよかったです。

> 映画を見る前は素敵なイラストとしか思ってませんでしたが、見終えてから見ると、感慨深さが加わりますね!!
> 宵乃さんのイラストの中でもお気に入りになりそうです(^^♪

そう言って頂けると本当に嬉しいです♪
これからも心に残るシーンをイラストにしていきますね~。
2016/01/04 (Mon) 11:19  宵乃〔編集〕  
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クリスタルの断章|2015-12-18 21:03
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