原題:EQUILIBRIUM
製作:2002年アメリカ
監督:カート・ウィマー
二度と戦争を起こさないため、感情を抑える薬物の投与を義務づけられている近未来国家で、感情に目覚めた一人の男が戦いを挑むSFアクションです。
匿名の方からリクエスト頂きました。
ひたすらカッコいい(だけの)”ガン=カタ”アクションを楽しんでほしいとのことです。
よかったら一緒に同じ時期に同じ作品を観て、みんなでわいわい盛り上がりませんか?
ブログを持ってない方も大歓迎ですし、もちろんレビューは強制ではありません。
みなさんの記事を読んで回るだけでもよし、コメント欄で盛り上がるもよし。それぞれの楽しみ方で映画を愛でましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。
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<追記感想:5/30>
近未来の管理社会ものというと問題提起で考えさせる作品というイメージだけど、こちらはご紹介どおり、ひたすらカッコいいガン=カタを堪能する作品ですね!
久しぶりに堪能できました、リクエストありがとうございます♪
ツッコミどころ満載だし、合理的といいつつムダな動きが多い気がするけど、そういうところは見てみぬ振りをしてスタイリッシュアクションを楽しめました。
クリスチャン・ベイルの切れのあるアクションは見ないと損。アクションが始まると、どのシーンで止めても画になるんじゃないかというくらい決まってて、一人で周りの敵を瞬く間に片付けていくのが気持ちいいんですよ。黒服二丁拳銃から、白服帯刀に変わるのもムダにカッコいい!
アクション以外でも、感情を取り戻し始めた主人公が、本の一節、絵画、音楽、女、犬、朝日などに心動かされていく描写はなかなか印象的で、わんこのくだりは、ホントアメリカ人って犬が好きだなぁと微笑ましくなりました。
ちなみに、原題はもともと「Librium(リブリウム)」だったんだけど、アルコール依存症治療の抗不安薬に同じ商品名のものがあって「Equilibrium(イクイリブリウム)」になったそうです。リブリウムにはラテン語(libra)由来の天秤という意味があり、イクイリブリウムの方は「均衡、落ち着き」といった意味。
でもって、邦題の「Rebellion(リベリオン)」は「反逆、謀反」を意味するので、原題は政府機関”イクイリブリウム”側、邦題は主人公側を示すタイトルということですね。
この国がこの先どうなるか知らないけど、カッコいいは正義なんです!
<追記:2015/07/11>
企画後にみなさんとお話して思ったんですが、薬は人によって効きやすさが違ったり、耐性ができたり副作用でヤバイことになったりするし、たぶん本当に感情を抑える薬を使ってたのは権力が確立されるまでの間だけだったと考えるようになりました。
その後は、かの国のような恐怖政治と洗脳プログラムを行う、みたいな…。
主人公は洗脳に近い状態で、プラセボ効果もあって感情が抑制されているけど、ほとんどの国民は感情がないフリをしてるのかなと。息子みたいに生きるためだったり、新しい相棒みたいに(隠せてないけど 笑)甘い汁を吸うためだったり。
さすがに健康な赤ちゃんに薬を毎日投与なんて反対されるに決まってるから、使ってるのが実際は無害な偽薬だったとしても、一応安全に使える年齢が決められてると思います。
それまでは家の中で(戦時中くらいの心境で)子育てしてるのかなぁ…とか、あの世界で生きている人たちの生活をいろいろと想像したりできました。企画に感謝です♪