映画「十五才 学校IV」観ました
読み:じゅうごさいがっこう4
製作:日本’00
監督:山田洋次
ジャンル:★ドラマ
【あらすじ】いつからか朝になるとお腹が痛くなり不登校となった十五歳の大介。春休みも終わった頃、彼は縄文杉に触るという夢を叶えるため、黙って屋久島までヒッチハイクの旅に出る。様々な人と出会いを通して、やがて彼は”一人前”になってゆく。
4日連続かよぉ、と言いつつも観はじめたら、ついに舞台が”学校”じゃなくなってました。と言ってもテーマは”なぜ学校へ行くのか”なので、根本的には離れてないんですけど。
ロードムービーのお約束をきっちり守りつつ、個性的であったかい人々との出会いと別れを描いています。そのあったかさがじわじわ効いてきて、最後にはぶわっと涙が溢れてしまいました。
引きこもり君から贈られた”詩”も素敵です。
― 早く着くことなんか目的じゃないんだ、雲より遅くてじゅうぶんさ ―
この部分にぐっときました。
そういえば、私が中三のときに同学年の男子がチャリンコで旅立ったという話を聞いたけど、彼も何か探しにいったのかなぁ…。