忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(2/16~2/24)

「所さんの目がテン!」が結構好きなんだけど、前にやってた島根の美肌入浴法(41度のお風呂で15分)で顔に何度もお湯をかけるのがいいというから、洗顔の時に試してました。蒸しタオルよりも毛穴の黒ずみが減ったのを実感。やっぱり流さないと汚れは落ちないね。

2/24「サンダーボルト(1974)」

なりゆきまかせに二番煎じで銀行強盗してやろうというところまではよかったけど、その後急にある方向へと向かっていくのが…。ウルッときたけど泣かせるためにやってる感じがして後味が悪かった。最後まで前半のようなお気楽さでいってほしかったな。

2/24「昼顔」

冒頭で変態映画かと思ったら、幼少時のトラウマがあるようで意外と重い。汚れてしまったのを知られるのが怖くて洗礼を嫌がったり、完璧な夫とセックスレスになってしまったのかな…。心と体のバランスをとるための荒療治が痛ましいし、ラストの妄想が哀しい。でも、いろんなものから解放されてさっぱりした表情をしてるのがやや怖かった。しかし、もう一人妙に清々しい顔をしていたユッソンがねぇ、ピエールに嫉妬してたんじゃないの?

2/23「龍の忍者」

Gyaoで鑑賞。まごうことなきB級作品なんだけども、何気に忍者への愛が詰まった香港功夫映画。アメリカ人が描くイロモノNINJAではありません。OPはちょっと変だけど(笑)。最初の30分は退屈で、中盤は若かりし真田広之演じる忍者のキレのあるアクションが堪能でき、最後はシリアスをぶち壊すお笑い路線。こんな作品がもっと増えたらあちらさんとも仲良くできそうなのになぁ。

2/20「戦場の小さな天使たち」

う~ん、邦題があざとい。まず戦場ではないし、天使ってタイプでもないでしょ(笑)映画としては悪くないけど、あまりにのんきな様子が描かれており、「西部戦線異状なし」を思い出して「これじゃ分かり合えないよなぁ」と冷めた目で観てしまった。「1941」よりは楽しめたけどね。

2/19「地中海式人生のレシピ」

Gyaoで鑑賞。夢を諦めたくないけど子供は捨てられないから一緒に行くという選択や、妻子を兄貴を奪られるくらいなら兄と妻ふたりの夢を叶える手伝いをして駆け落ちさせないという選択はよかったんだけどね。その後、妻が「突然炎のごとく」の影響で提案するのが一妻多夫制…。世界は広い。

2/18「山猫は眠らない4 復活の銃弾」

ベケットの息子に主役チェンジ。似てる俳優さんなので息子らしさはあるが、スナイパーの才能を引き継いでいるだけで父親お得意のスコープ貫通やっちゃうのがね…。父親に訓練してもらうシーンでも入れないと説得力ない。終盤の流れも画面が暗くてよくわからなかった。

2/18「アーティスト」

サイレント映画をよく観ている人には違和感ある(アングルとか)中途半端さはまあ許せるとして、単純に主人公やストーリーに魅力がない。そもそも主人公がなぜそこまでトーキーを嫌がるのか現代人にはわかりにくい気が。舞台俳優も「お遊び」だと?「誇りを捨てて」とか言われてたけど「意地」の間違いでは。奥さん雑。わんこは素晴らしい。細かい仕掛けは面白かった。

2/17「リバティーン」

Gyaoで鑑賞。終盤前くらいまではそれなりに引き込まれたんだけど、事件の部分は誰がなぜ死んだのかわかりにくい。山月記的な理由でアルコール依存症&EDぎみになってしまった、実在の詩人の苦悩と破滅までを描いた作品。放蕩者と呼ばれた人は依存症が多かったのかもと思った。ジョニデが熱演。

2/16「ラスト・ソルジャー(2010)」

Gyaoで鑑賞。姑息な手段を使っても戦場を生き延びる老兵ジャッキーと、彼の捕虜になってしまった将軍の珍道中がなかなか面白かった。ほとんど戦わないんだけどもコミカルさは健在で、とくに鎧に仕込んだ弓が貫通したように見える仕掛けが上手い。地味ながらジャッキーファンなら楽しめるし、反戦についても考えられる。けどラストは…ジャッキー映画なのに…という感じでショックでした。

■ Comment

こんにちは☆

>miriさんの好きそうなシーンを選んでみたので、

いや~嬉しいです~ぅ☆
マジ美しくて、みとれました♪
いろいろとお気づかい、有難うございます!

あと、歌詞付きの動画が見つからなくて(涙)。 良い曲ですし、聞くだけで歌詞もちょっとは分からないでもないけど、やっぱり文字で書いていないと・・・突然にそこだけ再見するかも?です(笑)。

>2/24「昼顔」
> 冒頭で変態映画かと思ったら、幼少時のトラウマがあるようで意外と重い。汚れてしまったを知られるのが怖くて洗礼を嫌がったり、完璧な夫とセックスレスになってしまったのかな…。心と体のバランスをとるための荒療治が痛ましいし、ラストの妄想が哀しい。でも、いろんなものから解放されてさっぱりした表情をしてるのがやや怖かった。しかし、もう一人妙に清々しい顔をしていたユッソンがねぇ、ピエールに嫉妬してたんじゃないの?

ユッソン・・・って誰だろう? アンリの事ですよね? あ、名字か。 ピッコリさん上手でしたよね~あんな役が多いんです(笑)。

この作品は一応ブニュエルで出来も悪くはないと思うのですが、私は原作が好きで(当時、内容を深く理解していたとは思えないけど・笑)どうしても原作以上には思えない作品です。 昨年フジテレビのドラマにこの作品のタイトルが付いていて、全然レベルが違うのでムカついたのは私だけではないはず!

>2/20「戦場の小さな天使たち」
> う~ん、邦題があざとい。まず戦場ではないし、天使ってタイプでもないでしょ(笑)映画としては悪くないけど、あまりにのんきな様子が描かれており、「西部戦線異状なし」を思い出して「これじゃ分かり合えないよなぁ」と冷めた目で観てしまった。「1941」よりは楽しめたけどね。

これは全くひどい作品でした。私的には映画としてどうかと思いました。
感想はこんな感じです→「良くなかった・・・銃後の守りというか「子供目線」だとしても、いくら何でも「お気楽」すぎませんか~? 所詮、英国は戦勝国、前線に出た人達から見ても好感とか??? まさかね~(笑)。 日本人からは考えられないお話で、私は嫌いです。」 半年くらい経ちますが、思い出すとムカつく!!!

「1941」は、今はアレですが、初見時は楽しめました。 もしかしたらこの作品も自分があまり戦争映画をたくさん見ない頃なら良かったかも??? タイトルはマジ酷いですね!

>2/18「アーティスト」
> サイレント映画をよく観ている人には違和感ある(アングルとか)中途半端さはまあ許せるとして、単純に主人公やストーリーに魅力がない。そもそも主人公がなぜそこまでトーキーを嫌がるのか現代人にはわかりにくい気が。舞台俳優も「お遊び」だと?「誇りを捨てて」とか言われてたけど「意地」の間違いでは。奥さん雑。わんこは素晴らしい。細かい仕掛けは面白かった。

これは残念な映画で、嫌いです(笑)。
とにかくこれから映画を見る中高生が初めて出逢うサイレント映画にだけはならないでほしいです、こころから願います!


.
2015/02/25 12:47  miri〔編集

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
歌詞つきの動画は私も見かけませんでした。
http://blog.goo.ne.jp/creative_imagination/e/65bee45369e63a5b9501a760eecdeda4
こちらのサイトで翻訳されてたのを読みつつ動画をみて。映画の中ではたぶん歌詞の字幕は出てなかったと思うんですよね。いい歌詞なのに。

> ユッソン・・・って誰だろう? アンリの事ですよね? あ、名字か。 ピッコリさん上手でしたよね~あんな役が多いんです(笑)。

映画字幕ではユッソン呼びが多かった気がします。アンリという名前だったですね。なんとなく胡散臭い男でした。こういう役をよく演じている方でしたか(笑)

> この作品は一応ブニュエルで出来も悪くはないと思うのですが、私は原作が好きで(当時、内容を深く理解していたとは思えないけど・笑)どうしても原作以上には思えない作品です。

難しそうな外国文学をたくさん読んでらしたんですね。この作品はまずドヌーヴの美しさで語られる事が多い気がしますし、その点を重要視する人にとっては原作以上だし、そうでないならそこまでいかないのかも。

> いくら何でも「お気楽」すぎませんか~? 所詮、英国は戦勝国、~日本人からは考えられないお話で、私は嫌いです。」 半年くらい経ちますが、思い出すとムカつく!!!

そうですね、映画としても真っ当に戦争映画としてみるとどうかと思います。ただ、戦時中が舞台という事をふと忘れる瞬間があって、家族のスケッチとしてみるとよかったかもと血迷いました(汗)
でも、戦場で地獄を見た若者が帰ってきて家族の話を聞いたら、これくらいお気楽に感じるんだろうなぁと想像できたのは良かったです。

> もしかしたらこの作品も自分があまり戦争映画をたくさん見ない頃なら良かったかも???

意外と評判は良い作品なので、そういう事もあるかもしれません。それが残念とはとくに思わないけど(笑)

> これは残念な映画で、嫌いです(笑)。
> とにかくこれから映画を見る中高生が初めて出逢うサイレント映画にだけはならないでほしいです、こころから願います!

なんであんなに評価が高いのか不思議ですよね。
この作品の後ではサイレント映画を作っても二番煎じ扱いされそうですし、もう少し頑張って欲しかったです。この作品をきっかけにチャップリンの作品とか観ることがあればいいんだけど…。
2015/02/25 14:13  宵乃〔編集

こんばんは!

「アーティスト」いまどきサイレントというところからして「あざとい」と、まず思ってしまった映画でした。つまんない。
「リバティーン」ジョニデ、かっこいいなーと思いました、当時。(今は!?)
放蕩者って、時代と相容れずに苦しんで生きた人なのかもしれません…へらへら生きてる私には分かりませんけど。
2015/02/25 22:37  ボー編集

No title

 宵乃さん、こんばんは

「アーティスト」>わんこの芸に一票。(笑)
あのオチは好きです。

「昼顔」>あの頃、ドヌーブの映画は、かなり追っかけてて、これも、その頃観た作品。
僕もmiriさんと同じで、原作の方が良かったと思います。
只、僕はブニュエルが苦手なので、ちょっとハンデが有ります。

「サンダーボルト」>これ、再見したいんですよね(余り、大した作品じゃないと思うけど)。
ラストシーンだけ40年経った今も鮮明に憶えてるのですが、それ以外、殆ど忘れてしまってて・・・。
個人的な事ですが、大嫌いだったJ・ブリッジスの印象が変わったメモリアルな作品。
(これと「ラスト・アメリカン・ヒーロー」の合わせ技だけど)
J・ブリッジスがニンマリ笑った顔って、何故かハロウィンのカボチャを思い出してしまいます。(笑)
2015/02/25 23:34  鉦鼓亭〔編集

こんにちは☆

>2/17「リバティーン」

昨日は分からなかったけど、いまもう一度記事を読ませて頂き・・・何か聞いたことあるタイトルだな~と、自分の索引を調べることに・・・そしたら見ていた! 4年も前です(笑)。

> Gyaoで3月31日まで。終盤前くらいまではそれなりに引き込まれたんだけど、事件の部分は誰がなぜ死んだのかわかりにくい。山月記的な理由でアルコール依存症&EDぎみになってしまった、実在の詩人の苦悩と破滅までを描いた作品。放蕩者と呼ばれた人は依存症が多かったのかもと思った。ジョニデが熱演。

あんまり覚えていないけど、感想文を読んであれこれ思い出しました☆

こんな感じです → 「しかしここまでひどく、わいせつで汚らしくて、酷く下品な映画も、ジョニデならイイかな?なんて思う私です。 この実在の人物もきっと、ジョニデのように魅力的だったのではないかな?と思います。 話の流れは酷いけど、最後の方の法廷での演説は、心を打つモノで、その前までにも、きちんとそうやって人生と向き合えば、梅毒であの顔・髪にならなくて済んだのにね・・・。 とにかく中世~近世のヨーロッパって、どんな映画もほぼ酷いよね~。酷い時代でした。」 ← ここまで。

宵乃さんの仰る 「放蕩者 = 依存症」 分かる気がします。 現代でもいそうな・・・。


.
2015/02/26 09:34  miri〔編集

>ボーさん

> 「アーティスト」いまどきサイレントというところからして「あざとい」と、まず思ってしまった映画でした。つまんない。

狙ってる感じがありますよね。実際観てみてもその感覚は変わらず…。
監督は現在47歳らしいけど、どうせサイレントを撮るなら子供の頃に映画館で無声映画に慣れ親しんだ世代に撮ってもらいたかったです。70~90歳くらいなら、頑張ればまだできるはず!

> 「リバティーン」ジョニデ、かっこいいなーと思いました、当時。(今は!?)
> 放蕩者って、時代と相容れずに苦しんで生きた人なのかもしれません…へらへら生きてる私には分かりませんけど。

酷い人間でもジョニデが演じてると見れますよね(笑)
劇中で「人生を謳歌している振りをしている」というような事を指摘されてましたし、自分が苦しんでいる事すら知られたくない、自尊心の高すぎる人間がなりやすいのかも。せめて貴族じゃなければ…。
2015/02/26 10:44  宵乃〔編集

>鉦鼓亭さん

> 「アーティスト」>わんこの芸に一票。(笑)
> あのオチは好きです。

いらっしゃいませ!
わんこが芸達者でしたよね。主人公を食ってました(笑)
オチはまあなんというか…主人公が甘やかされてるなぁと思ったり。画的には大団円という感じでよかったです。

> 僕もmiriさんと同じで、原作の方が良かったと思います。
> 只、僕はブニュエルが苦手なので、ちょっとハンデが有ります。

ドヌーヴファンでも原作推しとなると、映画は原作未読者向けという事かな~。原作を超える映画はなかなか無いから、この作品は健闘した方か。
ブニュエル監督作品はこれが初めてだったけど、今調べたらすごい遍歴で驚きました。他の作品が気になります。

> ラストシーンだけ40年経った今も鮮明に憶えてるのですが、それ以外、殆ど忘れてしまってて・・・。
> 個人的な事ですが、大嫌いだったJ・ブリッジスの印象が変わったメモリアルな作品。

わかる気がします。それまでの流れとラストが別作品のように感じたものの、それぞれは良かったので。ブリッジスさんが好演してましたよね。ラストシーンは思い返しただけでウルウルきます。
「ラスト・アメリカン・ヒーロー」もいつか機会があったら観てみたいです♪

> J・ブリッジスがニンマリ笑った顔って、何故かハロウィンのカボチャを思い出してしまいます。(笑)

あはは、言われてみればそうかも!(笑)
コメントありがとうございました。
2015/02/26 11:12  宵乃〔編集

>miriさん

再びのお出ましありがとうございます♪
私もブログ歴長くなって、記事を書いた作品すら思い出せない事があります(笑)
でも、4年も前なら仕方ないですよ~。こんな時のための感想文です!

> 「しかしここまでひどく、わいせつで汚らしくて、酷く下品な映画も、ジョニデならイイかな?なんて思う私です。

そうそう、ジョニデだからこそ観られたところがありますよね。舞台の内容も酷かったし、それでも許された本人はさぞかし魅力的な人物だったんでしょう(でなきゃ死刑もありえる!)
でも逆に、そういう過分な評価も彼を苦しめたんだろうなぁ…。

> 最後の方の法廷での演説は、心を打つモノで、その前までにも、きちんとそうやって人生と向き合えば、梅毒であの顔・髪にならなくて済んだのにね・・・。

演説シーンは真に迫ってました。自分が死ぬとわかって、やっと未来に怯えなくてすむから何でもできた、という感じもありましたが…。

> 宵乃さんの仰る 「放蕩者 = 依存症」 分かる気がします。 現代でもいそうな・・・。

プライドが高かったり敵が多いと自分をさらけ出せず、お酒やギャンブルでストレス発散→依存症という流れは多そうですよね。本人は苦しんでいる事を隠すし、周りから見たら好き勝手やってるようにしか見えない…当人も周りの人も不幸です…。
2015/02/26 11:54  宵乃

今でも思い出します。

>「サンダーボルト(1974)」

大学時代に友達の下宿のテレビで見ました。

>前半のようなお気楽さ

そうなんですよ。前半は楽しみながら見ていたのですが・・・。
やるせない気持ちになりました。

もしかして、1970年代前半のアメリカもああ言う時代だったのでしょうか?
若者達が目標を達成出来なくてバタバタと倒れていった時代。
2015/03/11 21:19  間諜X72〔編集

>間諜X72さん

いらっしゃいませ!
大学時代に下宿でご覧になったんですか~。それが印象に残っているという事は、やはり前半と後半のギャップのインパクトが原因でしょうか。
私も終盤の展開は結構ショックでした…。

> もしかして、1970年代前半のアメリカもああ言う時代だったのでしょうか?
> 若者達が目標を達成出来なくてバタバタと倒れていった時代。

アメリカン・ニューシネマが多く撮られた時代でしたっけ。
実際に苦労した若者たちが、このような映画に共感したんでしょうね。
ある意味、現代の日本人にとっても共感できる作品なのかも?
いつもコメントありがとうございます♪
2015/03/12 08:15  宵乃〔編集

こんばんは☆

今日まで1週間くらい、フランス映画三昧していたのですが、明日記事をアップしますので・・・

7本中、宵乃さんとお話したことのあるのは4本で、記事は3本ありますので、こちらで全コメントさせて頂きま~す☆

1:記事のない「禁じられた遊び」あまり覚えていないと仰っていたので、いつか再見なさったらお話したいと思います☆

2:「アメリ」今回はいまひとつでした・・・古いのをたくさん見た、最後に見たせいか・・・

>でも、アメリがくっつけたあの二人は大丈夫なんだろうか…?

もうすでに最後らへんで崩壊していましたよね~笑。 前の女性ともうまくいかなかったし、あぁいう男はダメです、しかし何して稼いでいるのやら???笑

3:「まぼろしの市街戦」今回も良かったです、どこを斬っても良い作品ですネ~☆

>そんな夢の世界の”王”であり、殺伐とした世界の”軍人”でもある主人公は、しだいに患者たちの側に溶け込み、”外の世界”がいかに狂っているかに気付きます。

やっぱこの一節、天才!って思います♪

4:「昼顔」
> 冒頭で変態映画かと思ったら、幼少時のトラウマがあるようで意外と重い。汚れてしまったのを知られるのが怖くて洗礼を嫌がったり、完璧な夫とセックスレスになってしまったのかな…。心と体のバランスをとるための荒療治が痛ましいし、ラストの妄想が哀しい。でも、いろんなものから解放されてさっぱりした表情をしてるのがやや怖かった。しかし、もう一人妙に清々しい顔をしていたユッソンがねぇ、ピエールに嫉妬してたんじゃないの?

冒頭は全く忘れていて、ビックリ仰天しました!笑
ユッソン(アンリ)については、40年くらい後に「夜顔」という作品が(正式な続編ではないけど、そういう感じで)作られていて、同じピッコリさんが演じていたけど、本当に嫌な奴のままでしたね~笑。

全体的に昨年ブニュエル監督作品をたくさん見て好きになった私的には、この作品はブニュエルの映画であって、原作とはちょっと違う方を向いた作品?になっているように思いました。 特に夫がそれを知るシーンと、障害者になる理由が全く違う(多分、そうだと思います)ので・・・。 だから映画だけとして見て、妄想シーンやラストなど、本当にこの監督らしい作品になっているな~って思いました☆

長々失礼いたしました!


.
2015/06/30 20:58  miri〔編集

>miriさん

いらっしゃいませ!
フランス映画三昧ですか、雨のうっとうしさをカラッと忘れさせてくれそうです。

> 2:「アメリ」今回はいまひとつでした・・・古いのをたくさん見た、最後に見たせいか・・・

この作品に合ったタイミングをみつける必要があるかも。
とりあえず、今後は古いフランス映画の後に(新しい作品を?)観るのは避けた方がいいみたいですね。

> もうすでに最後らへんで崩壊していましたよね~笑。 前の女性ともうまくいかなかったし、あぁいう男はダメです、しかし何して稼いでいるのやら???笑

アメリのやりすぎなところが伝わってくるエピソードでした。
まあ、悪意があってやったわけじゃないし、彼女もこれがきっかけで変わるかもしれないから、後は彼らしだいってとこですかね~。あの男は成長しなさそうだけど…。

> 3:「まぼろしの市街戦」今回も良かったです、どこを斬っても良い作品ですネ~☆
> やっぱこの一節、天才!って思います♪

ありがとうございます(照)
「まぼろしの市街戦」は今でもふと思い浮かぶことがあります。いつかまたじっくり観たいです。

> ユッソン(アンリ)については、40年くらい後に「夜顔」という作品が(正式な続編ではないけど、そういう感じで)作られていて、同じピッコリさんが演じていたけど、本当に嫌な奴のままでしたね~笑。

彼はずっとあんな感じなのか…。
憎まれっ子世にはばかるで、好き勝手やったあげく最後は孤独な老人になりそうです。

> この作品はブニュエルの映画であって、原作とはちょっと違う方を向いた作品?になっているように思いました。
> だから映画だけとして見て、妄想シーンやラストなど、本当にこの監督らしい作品になっているな~って思いました☆

そうなんですか、原作ありの映画で自分なりに別の作品として完成させるというのもすごいことですよね。
コメントありがとうございました♪
2015/07/01 11:38  宵乃〔編集
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

「リバティーン」
「率直に言うが、君たちは私のことを好きにならないだろう。紳士諸君はうらやみ、淑女諸君は拒絶するだろう…」と、観客に向けてジョニー・デップの長いモノローグが始まる。 かっこよすぎ! デップが演じるのは、17世紀の詩人ジョン・ウィルモット、第2代ロチェスター伯爵。 公式HPによると、ウィルモットは12歳でオックスフォード大学に入り、14歳で修士号をとった秀才だった。猥褻な詩や風刺に...
或る日の出来事|2015-02-25 22:27
「アーティスト」
このくらいの話って「並」じゃないですか?
或る日の出来事|2015-02-25 22:27
.