映画「ニュー・シネマ・パラダイス」観た

読み:にゅーしねまぱらだいす
原題:NUOVO CINEMA PARADISO
CINEMA PARADISO
製作:イタリア・フランス’89
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
ジャンル:ドラマ
【あらすじ】シチリアの小さな村で生まれ育った映画監督サルヴァトーレ。かつて慕っていた映写技師アルフレードの訃報を聞き、映画館パラダイス座が世界の中心のようだった頃の思い出がよみがえる。彼は帰郷を決意し…。
最初にみたのがこの124分版で、完全版のオンエアがあった時は評判を知らずに喜び勇んで観たらガッカリした記憶があります。で、久しぶりに完全版じゃないこちらがオンエアされたので、また喜び勇んで観ました。
…びっくりするほど感動しなかったです。あれ?
別に退屈したわけではなく、トトとアルフレードの交流なんかは微笑ましくてニマニマしてしまったし、いろんなシーンでノスタルジーを感じたんだけども、それだけだったなぁと。
初見時は感動した気がするのに、いろんな映画を観るようになって感性が変わったのか、それとも完全版によって修復不可能なくらいトトのイメージが壊れてしまったのか…自分でもわかりません。
そんなわけで、わりと冷静に見てしまったので変なところが気になりました。
時代だから仕方ないものの、九九ができずに教師に耳をつかまれて黒板に叩きつけられるシーンは洒落にならないですよね。周りの子が笑っているのが怖い…。
あと、父親の写真が燃えて母親が怒るくだりでは、「缶の中の写真とフィルムが燃えたという事は、妹がランプにフィルムを近づけすぎて火がつき、驚いて缶の中に落とし、蓋を閉じるとか濡れふきんを被せる、水をかけるなどの対処法が思いつかないままに燃え上がる缶を持って外に出たの???」と状況を考えてしまったり。あの子が火のついたものを持って外まで行くとは考えにくいから、母親がパニクって適切な対処が出来なかっただけのような気がする。
また、アルフレードが試験でズルするところは、きっと失明してから後悔したんだろうなぁとか。外の壁に映画を映すくだりでは、2箇所同時に映写できる構造を具体的に知りたいとか。キスシーンフィルムを繋げたのはトトにあげると約束した後なのか、目が見えなくなった後なのか、その時の気持ちと形見として遺すことにした時の気持ちを考えたり。
それと、兵士のエピソードってオチがついてないような…。完全版では最期の日に去った兵士の気持ちについて結論とかでてましたっけ?
「愛のテーマ」は良いとは思うものの、お涙頂戴もののドラマや映画で似たような(影響を受けた)曲が多い気がして、こちらも素直に楽しめなかったです。
一番印象に残ったのはライオンの口が動くシーンですね。幼いトトにはあの映画館自体がファンタジックで夢一杯な場所だったというのが伝わってきます。
あの映画館を完全再現すれば、結構な観光スポットになる気がする(笑)
追伸:後からじわじわ喪失感が…。楽しめなかったことが地味にショックです。
<2018/5/29 再見>
またまた124分のインターナショナル版を見てみました。うん、3年前より素直な気持ちで見られたので、ラストは結構ウルウルきました。
自然と今回はトトの母親に目が行って、お母さんの頑張りっぷりに好感持てました。妹が「もう無駄よ」とあきらめ気味だったのに対して、「知らせなかったら悲しむわ」と何度も何度も電話して。
トトが幼少期の頃は、旦那が行方不明で生活費もままならない状況にあり、映画に夢中なトトに対してもピリピリしていましたよね。でも、アルフレードが映画代に消えたミルク代をバレバレな手品でお母さんに渡そうとした時、お金が必要だという必死さがお母さんの表情に出ていて、本当にぎりぎりの生活、そして精神状態だったんだというのがわかりました。
缶の中のフィルムが燃えたエピソードも、フィルムが自然発火したせいだとわかって、前回の感想でお母さんを悪く見てしまって申し訳なかったなと反省。
トトが映写技師の仕事に就けたのも、故郷を出て立派になれたのもアルフレードがいなかったらきっと違っていたことで、だからこそ冒頭で何度も何度も電話して息子に伝えようとしたんだとわかってしみじみしました。
また、オチのない兵士のエピソード。あれって告白された側が条件を出した場合は、普通はお断りの意味で無理難題を言ってるだけだし、そうでないなら100日間も青白くなるまで放っておく高慢で冷酷な人間だから、どちらにしろ最後の夜にそれに気づいて待つのをやめたということかな?
告白する側が条件を出した場合、「おまえがOK出すまで監視しているぞ」というストーカー行為にしか思えないから怖いだけです。よく彼女はOKしたな(笑)
■ Comment
>…びっくりするほど感動しなかったです。あれ?
>・・・それだけだったなぁと。
そうでしたか~! それはそれは・・・。
>そんなわけで、わりと冷静に見てしまったので変なところが気になりました。
以下、書かれてあるところは全部、この監督の曲がった根性の部分が描かせたものが多いように思います(笑)。 このヒトって、酷い作品というよりは、たとえ良い作品だとしても「酷い描写」を、し過ぎますものね~!
>教師に耳をつかまれて黒板に叩きつけられるシーン
他のイタリア映画でもこういう感じは多いですネ・・・40~70年代の子供の出てくる・・・イタリア映画は子供を上手に描くけど、こういう描写はきっと「実生活で実際にあった事ばかり」なのだと私は思います(笑)。
>あと、父親の写真が燃えて母親が怒るくだりでは、
これは全く説明がないので、宵乃さんの仰るような状況だったのかもしれませんが、考えすぎない方が映画としては面白く見られるように思います。 もちろん母親には責任がありますよね・・・それをトトのせいにするのは、結構こころあたりのある身としては、恥かしくて穴に入りたい気持ちになります(笑)。
>また、アルフレードが試験でズルするところは、きっと失明してから後悔したんだろうなぁとか。
実際、文盲という方々は、世界中で多いですしね・・・失明後には目で見なくてもできる勉強をしたのだと信じたいですけど、綺麗事でしょうか?
>外の壁に映画を映すくだりでは、2箇所同時に映写できる構造を具体的に知りたいとか。
これは先日のドキュメントでやっていましたよね? 保存してあるので、今日の遅くか後日に、確認してもう一度お邪魔いたしますね☆
>キスシーンフィルムを繋げたのはトトにあげると約束した後なのか、目が見えなくなった後なのか、その時の気持ちと形見として遺すことにした時の気持ちを考えたり。
この件は、現実的に目が見えなくなった後では出来ないので、他人にも頼めないでしょうし、きっと早めに作っておいたように思います。 形見にしようと思ったのは、トトが成功した後のような気がします・・・。
>それと、兵士のエピソードってオチがついてないような…。完全版では最期の日に去った兵士の気持ちについて結論とかでてましたっけ?
「完全版」も保存してあるけど、当分見る気がないのでいつか・・・確認できたらと思います。 「劇場公開版」は当然「短い」ので(笑)あいまいにしてあるエピソードが多いですよね~でもそれで良いのではないでしょうか? 回収しなければ成り立たない「伏線」とは違うような気がしますよ~☆
>「愛のテーマ」は良いとは思うものの、お涙頂戴もののドラマや映画で似たような(影響を受けた)曲が多い気がして、こちらも素直に楽しめなかったです。
宵乃さんはたくさん映画を鑑賞なさっているので・・・。
>一番印象に残ったのはライオンの口が動くシーンですね。幼いトトにはあの映画館自体がファンタジックで夢一杯な場所だったというのが伝わってきます。
ハイ、これは全くおっしゃる通りで!!!
>あの映画館を完全再現すれば、結構な観光スポットになる気がする(笑)
これは、あえてしないのが、良いのではないでしょうか??? シチリア島は、他にもいろんな映画の舞台になっているけど、京都みたいに(と言っては京都の方々に申し訳ないけど)なってほしくないです♪
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「千と千尋の神隠し」について、有難うございました☆ 私ももう10年以上前に一度見ただけで・・・それを詳しく説明して頂いて本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。 多分宮崎という人は、私にとっては大昔のハイジなどが頂点だったのだと思います。 本当に最近の作品は全く見ていないので、何もいう資格もないのですが・・・偉そうに書いてお恥ずかしいです☆
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2015/02/08 10:13 miri〔
編集〕
>外の壁に映画を映すくだりでは、2箇所同時に映写できる構造を具体的に知りたいとか。
説明していました。レンズの先にある反射板を動かしたとのことでした。
真直ぐの映像はそのままスクリーンに、反射板の映像は位置を変えて壁に、それぞれ映ったそうです。 監督の(子供時代の)実体験との事でした☆
案外早く確認できてホッとしました☆
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2015/02/08 11:34 miri〔
編集〕
> 以下、書かれてあるところは全部、この監督の曲がった根性の部分が描かせたものが多いように思います(笑)。
感動に水を差すような感想にコメントありがとうございます。
この監督さんの作品は6こくらいしか観た事がなくて、内容を思い出せるのがこれと「マレーナ」と「みんな元気」だけなので、ホント良い印象はないですね~。
酷い描写が多いのは、監督が目にしてきたものの影響なんでしょうか…。黒板のくだりは、どこでも行われていそうなところがまた嫌な気分にさせます。
> 考えすぎない方が映画としては面白く見られるように思います。 もちろん母親には責任がありますよね・・・それをトトのせいにするのは、結構こころあたりのある身としては、恥かしくて穴に入りたい気持ちになります(笑)。
そうですね~、考えないで済めばよかったんですが、とりとめもなく色んな疑問が浮かんできたりするので、そのままメモしてみたという感じです。
別にお母さんを責めているわけじゃないんですよ。大事な写真が燃えるわ、娘は泣くわ、近所の目があるわで自分が泣きたかったと思います。
> 実際、文盲という方々は、世界中で多いですしね・・・失明後には目で見なくてもできる勉強をしたのだと信じたいですけど、綺麗事でしょうか?
トトにあれだけ偉そうなことを言ってるんだから、本人も何か頑張ってたと思いたいですね~。養われているだけというのも居心地悪いでしょうし。
キスシーンのフィルムは意外と汚かったので、見えない目でピントのぼけを見破るくらいだからもしかして…と思ってしまいました。暗がりで作業することが多いので、手触りだけでフィルムの上下裏表がわかるようになってるかも、とか。
トトが成功して、すぐに渡さないのは顔を合わせづらかったんですかね?
成功してずいぶん経ってそうなのに自分の葬式にも呼ぶななんて、もう少しトトを信用してやれよ~と思ってしまいました。
> 回収しなければ成り立たない「伏線」とは違うような気がしますよ~☆
終盤にあれ?と思って、町の人の老けメイクで見分けられず「誰だよこいつら」とモヤモヤしてたところだったので、せめてこちらのモヤモヤをスッキリさせてほしかったです(笑)
> 真直ぐの映像はそのままスクリーンに、反射板の映像は位置を変えて壁に、それぞれ映ったそうです。 監督の(子供時代の)実体験との事でした☆
わざわざ確認していただきありがとうございます!
反射板を使っているのはわかったんですが、レンズとスクリーンの間にさえぎるものがあったらスクリーンにきちんと映らないのでは?と思ったんですよね。物理学的に上面図とかで解説してくれる人がいないかなぁと…。
身近な人とあれこれ考えてみたところ、反射板がマジックミラーになってるか、映写機自体に像をふたつ像を結ぶ仕組みがあるんじゃないかという事で落ち着きました。
後は映写機に詳しい方が降臨するのを待つしかありませんね(笑)
> 多分宮崎という人は、私にとっては大昔のハイジなどが頂点だったのだと思います。 本当に最近の作品は全く見ていないので、何もいう資格もないのですが・・・偉そうに書いてお恥ずかしいです☆
ハイジは私にとっても頂点だと思います。というか、映画の方が先だったので、ハイジやコナンを観て雰囲気がまるで違うのに驚かされました。
それと、作品の感想をいうのに資格なんて必要ないと思いますよ。わからないものはわからないでいいと思います。
こちらこそ、偉そうに色々言ってしまって申し訳ないです…(汗)
宵乃さん、こんばんは!
>…びっくりするほど感動しなかったです。あれ?
わー、実はむかし私もまったく同じ感想を持ちまして、ショックのあまり長い間この映画について口を閉ざしていました(笑)。世間の評判とのギャップに一人悩んだ末、過去にはオリジナル版とナントカ版というのを再確認する意味で観てみたんですが・・・・やっぱり私には合わないんだなーという結果に終わっていました。それ以降のトルナトーレ作品も、自分の中で苦手意識がずっとあり続けました。
その後、たまたま『海の上のピアニスト』と『シチリア!シチリア!』でトルナトーレ監督についてブログで調べる機会に恵まれ、数年前くらいからでしょうか、彼の映画に対する気持ちがようやく理解できてきたところなんです。
「ニューシネマ・パラダイス」って感動のヒューマンドラマ系に分類されてますが、上でmiri様もコメントされていらっしゃいますように、トルナトーレ監督はもともと暴力性のある描写やストーリーの方がずっと得意な気がします。というか、もともとシチリアの土壌、シチリア人の気質のある方なので、人や土地が持つ残酷性をガッチリ根っこに持った方です。なので、特に日本人から見ると「え・・・」とちょっと引いてしまうシーンが彼の映画には多数あったりしますよね^^;
そうそう、それと「モリコーネ節」ですが、たぶん彼の映画音楽が近年色々なところに溢れてきていて、だんだんどれも同じに聴こえるようになったのかもしれませんね(笑)!先月やはりトルナトーレ監督&モリコーネ御大が組んだ「鑑定士と顔のない依頼人」という作品を観たのですが(レビューは暫く後デス・・・)、これがもう「あれ、同じ曲!?」と笑ってしまうほど酷似したスコアでビックリしました。どの愛のテーマだ!?状態です(笑)。あ、それでも私は本当にモリコーネ氏の大ファンなんですよ。
宵乃さん、楽しめなかった喪失感、一緒に乗り越えましょう!!(笑)
2015/02/08 21:28 はなまるこ〔
編集〕
宵乃さん、こんばんは
追伸>何年も何十年も映画を観ててれば、そんな事いっぱいだし逆の事も同じくらい、って事です。
感性の変化や考え方の変遷、映画はその時その時の自分に寄り添ったり、後ろ姿を見せたり。
面白いものです。
ノスタルジー>僕の初見時の感想は、「良質のノスタルジー」でした。
今も、その時の感覚は余り変わりませんが、初見時より、ずっと肯定的だし、もう少し客観より同化した気がします。
この作品、映画の世界に戻る前に居た某アニメ作品サイトの仲間から教えてもらいました。
その方が一番好きな作品と言う事で興味が出て観たのですが、感想は先程書いた感想をオブラートで包んだ感じで伝えました。
只、半年くらい経った後、その方が再見して記事にしたのです、
「いろんな人の、いろんな優しさに触れる映画」
それを読んで、オンエアで断片的に見たり、音楽が耳に入ったりしてきた時、「なるほどなァ」と見方が少し変わりました。
自分の感性なんて、変わらないのも有れば、ほんの些細な事で変化していくのも有るので、今は気ままに映画を観て楽しんでいます。
いらっしゃいませ♪
はなまるこさんも同じような体験をされていたんですね!!
よかった~、仲間がいてホッとしました。口を閉ざしてしまう気持ち、わかりますよ~。
そうなんですよ、「これで泣けない奴は人間じゃない」とか言われているようだし、初見時は感動できたという記憶もあってショック倍増です。もう何を観ても楽しめないような気さえして、鑑賞欲が減退していたところでした。
> トルナトーレ監督についてブログで調べる機会に恵まれ、数年前くらいからでしょうか、彼の映画に対する気持ちがようやく理解できてきたところなんです。
はなまるこさんの記事はいつも読み応えがあって説得力ありますから、いつも記者のような情報収集能力だなと驚かされてます。一記事一記事丁寧に仕上げていると、それだけ得るものも多いですよね。私も苦手意識に屈せず他の作品にも挑戦しようかな。
> もともとシチリアの土壌、シチリア人の気質のある方なので、人や土地が持つ残酷性をガッチリ根っこに持った方です。
ですよね~。マフィア映画でもないのに残酷性が見え隠れするところが逆に怖いです。先に公開された「ニュー・シネマ・パラダイス」でも隠し切れない監督の本性…。
> たぶん彼の映画音楽が近年色々なところに溢れてきていて、だんだんどれも同じに聴こえるようになったのかもしれませんね(笑)!
> 「あれ、同じ曲!?」と笑ってしまうほど酷似したスコアでビックリしました。どの愛のテーマだ!?状態です(笑)。
そんなに似てるんですか(笑)
邦画などでも似たような曲を聴いたことがあるくらいなのに、自分でも同じ曲作ってたら本人も飽きないのかな。皆が求めるものを作り続けてきた弊害?
もう愛のテーマをアレンジし続けるだけでいいかも(爆)
> 宵乃さん、楽しめなかった喪失感、一緒に乗り越えましょう!!(笑)
ありがとうございます、心強いです!
手始めに、今夜は気分を変えておバカなゾンビ映画を観てみようと思います!!
いらっしゃいませ、お優しいお言葉ありがとうございます♪
> 感性の変化や考え方の変遷、映画はその時その時の自分に寄り添ったり、後ろ姿を見せたり。面白いものです。
ホント、そうですよね。完全版の時のショックをこのバージョンで払拭できると思い込んでいたので逆に大ダメージくらいましたが(汗)、それでも今の自分はこう感じるのかと知ることができました。また寄り添える時が来ないとも限りませんし、いつか今回の事を思い返して自分と映画について考えるのも一興ですね。
> ノスタルジー>僕の初見時の感想は、「良質のノスタルジー」でした。
> 今も、その時の感覚は余り変わりませんが、初見時より、ずっと肯定的だし、もう少し客観より同化した気がします。
> 「いろんな人の、いろんな優しさに触れる映画」
> それを読んで、オンエアで断片的に見たり、音楽が耳に入ったりしてきた時、「なるほどなァ」と見方が少し変わりました。
そうでしたか~。やはり自分だけで観て終わるより、人の感想をみたり話すことで目からうろこになる時もあるし、自然と印象が変わってくる事もあるんですね。
私も焦らず、今の自分の感想を大事にしようと思います。
まだまだ観てない名作がたくさんあるかもしれないし、お互いのんびり映画を楽しみましょう♪
鉦鼓亭さんやみなさんのコメントのおかげでモヤモヤも晴れたみたいです。
本当にコメントありがとうございました!
こんばんは。
NHKで放映したドキュメンタリーは面白かったのですが、
映画の方は一度観たからまーいっか(笑)とスルーしました。
でも観直すとこういった感想ってあるかもしれませんね。
反対に前観た時は???といった作品が、こんなに傑作だった!と
思うこともあったりして・・・。
この作品は、なかなか良く出来た作品だとは思いましたが、
世間で言うほど感動はしなかった記憶があります。
今観るとどうかな・・・(^_^;)。
バニーマンさんもドキュメンタリーをご覧になってたんですね!
私はあれを観て期待が高まりすぎていたかもしれないです(汗)
> でも観直すとこういった感想ってあるかもしれませんね。
> 反対に前観た時は???といった作品が、こんなに傑作だった!と
> 思うこともあったりして・・・。
そうなんですよ~、映画ってそういう事があるから面白怖いですよね。
印象が良くなる再見なら大歓迎だったんだけど(笑)
> この作品は、なかなか良く出来た作品だとは思いましたが、
> 世間で言うほど感動はしなかった記憶があります。
> 今観るとどうかな・・・(^_^;)。
あんまり評判が良すぎると逆に冷める事もあったり?
いつか気が向いたら確認してみると新しい発見があるかもしれません。
コメントありがとうございました♪
2003年に見たときの感想が、ブログでなくてHPにありました。星4つつけてます。(5つが満点)
映画のポスターやら、雰囲気が良かったのかも…。
「白黒のマリリンの写真が壁に貼られているのに注目。」なんて書いてあって、そういえばそうだったっけ、と。(笑)
いらっしゃいませ♪
昔見た好評価の作品なら、再見して今の自分がどう感じるか確認するのも楽しそうですね。
ただし、思い入れがある作品の場合は、そのままにしておいた方がいいこともありますが(笑)
> 「白黒のマリリンの写真が壁に貼られているのに注目。」なんて書いてあって、そういえばそうだったっけ、と。(笑)
さすが、ボーさん!いつでもマリリン一筋ですね。
アルフレードやトトもマリリンのファンのようだし、きっとボーさんと気が合うと思います♪
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015/02/13 08:41
>最初にみたのがこの124分版で、完全版のオンエアがあった時は評判を知らずに喜び勇んで観たらガッカリした記憶があります。
そう言うのってありますよね。映画のイメージが変わってしまいます。
今ウィキペディアでも見ました。
「バージョンの長短により、ラストシーンの意味合いが異なる」と書いてあります。違う映画になってしまう恐れもあります。
173分のディレクターズカット版もあるんですね。
2015/02/14 11:38 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
自分が受け取ったものと、監督が描きたかったものは違った、というのも寂しいですよね。自分が感じたものを大事にできればいいんですけど、やはり”公式”の威力は凄いです(汗)
> 「バージョンの長短により、ラストシーンの意味合いが異なる」と書いてあります。違う映画になってしまう恐れもあります。
監督的には、最初のバージョンは「撮りたかったのはこれじゃないのに!」という感じだったでしょう。まあ、頑張って撮ったのをカットされて別物になったらショックだし、それが大絶賛されてたら微妙な気持ちになると思います。
…でも、”別物”だと先に言ってくれてもいいのに~!
>監督的には、最初のバージョンは「撮りたかったのはこれじゃないのに!」という感じだったでしょう。
ウィキペディアによると「1988年にイタリアで劇場公開された「オリジナル版」の上映時間は155分だった。しかし興行成績が振るわなかったため、ラブシーンやエレナとの後日談をカットして123分に短縮されて国際的に公開され、成功を収めた。」そうですね。
2時間35分は、やっぱり長いです。他のスタッフから見ても「これは余分だ。」と思う場面もあったのでしょう。
人によっては「2時間以内に収めていない映画は駄目だ。」と言う意見もあります。
うーん・・・。難しいですね!
2015/02/16 07:52 間諜X72〔
編集〕
> 興行成績が振るわなかったため、ラブシーンやエレナとの後日談をカットして123分に短縮されて国際的に公開され、成功を収めた。
先にオリジナル版が公開されたんですね。じゃあ、一応納得して短縮したということですか。
> 人によっては「2時間以内に収めていない映画は駄目だ。」と言う意見もあります。
極端な(笑)
まあ、色々な理由で長時間座っているのが困難な人も多いから、短く出来るならその方がいいですよね。インターミッションを復活させれば映画館に来れる人も増える気がします。
どのシーンでしたでしょうか???
2015/04/03 20:02 miri〔
編集〕
ありがとうございます!
え〜と、これはどのシーンだったかな。
お使いサボって映画を見てるところだったかな〜?
見た時に好きなシーンを撮っておいたので、細かいことは忘れてしまいました(汗)
西部劇を観てたような気も?
この方の記事の三番目の画像と同じシーンです。
http://carolitacafe.blog9.fc2.com/blog-entry-103.html