忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「吸血鬼ドラキュラ(1958)」観ました

 | ホラー/パニック  com(8) 
Tag:イギリス 

吸血鬼ドラキュラ(1958)
原題:DRACULA
製作:イギリス’58
監督:テレンス・フィッシャー
原作:ブラム・ストーカー
ジャンル:★ホラー

【あらすじ】1885年、司書としてトランシルヴァニアのドラキュラ城を訪れたジョナサン。だが、親友の医師ヴァン・ヘルシング博士が駆けつけた時、彼は行方不明となっていた。既にドラキュラ伯爵は城を発っており、博士はジョナサンの手記を持って婚約者ルーシーの元を訪ね…。

ドラキュラ伯爵を題材にした作品はいくつか観たけど、これがいちばん娯楽性と原作重視のバランスが取れていると思いました。…原作読んだ事ないけど。
主人公はドラキュラとヘルシングさんなんだけども、お父さんが一番印象に残りましたね。
ドラキュラは寝込みを襲えば簡単に倒せる相手で多少拍子抜けするものの、その分、人間の弱いところを突くんですよ。
娘を愛しているからこそ、そんなことはできないとドラキュラを倒すチャンスを逃し、そのせいでさらに愛するものを危険に晒してしまった時の辛さ…。必ず守ると見張りをしていたのに、そんな彼らをあざ笑うかのように裏をかいて人間を襲うドラキュラには、リアルな恐さを感じました。
吸血鬼に一度噛まれると、心では嫌だと思っていても麻薬を求めるように自ら吸血鬼を招き入れてしまうというのが、とても憎たらしくて恐ろしいです。
必死に彼女たちを守ろうとしているお父さんの気持ちを考えると、もうやめてあげて!と思ってしまいました。
前半はこの時代の作品らしくゆっくりテンポなものの、後半になるほど緊張感が増してきて、最後のヘルシングvsドラキュラ伯爵は見ごたえあります。
灰になっていくシーンもこの時代ではよくできていて、当時は泣く子供もいたんじゃないかな。
ドラキュラ伯爵に興味があるなら、まずこちらを観るといいと思います。次は吸血鬼ものの古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」かな。個人的にはベラ・ルゴシの「魔人ドラキュラ(1931)」が気になる~!

■ Comment

こんばんは☆

イラスト、そのまんまで素晴らしいです☆
絵が白黒でとっても感じが出ています♪

10月の初めに見て、上位4作品の中にあります。(次の記事で…)
感想もほぼ同じです!

>前半はこの時代の作品らしくゆっくりテンポなものの、後半になるほど緊張感が増してきて、最後のヘルシングvsドラキュラ伯爵は見ごたえあります。
>灰になっていくシーンもこの時代ではよくできていて、当時は泣く子供もいたんじゃないかな。

「正統派ホラー☆ これなら見られる何度でも☆☆☆ ヴァン・ヘルシング、素敵!」こんな感じでした。
灰になる件は当時では斬新だったと思いましたし、家族愛を引き裂くのが嫌だったけど、それが本当だろうしな~って思いました。

私の見たことある唯一のドラキュラが明るい可愛い感じだったので(「ドラキュラ都へ行く」)ショックでしたが仕方ないと思いますし、この映画は本当に出来が良かったですネ!

「魔人ドラキュラ」は10月初めにたった1回だけオンエアしたのですが、痛恨の録画ミスでして、まぁいずれ再放送があると思うのでその時に・・・と思っています☆

************************

「ディズニー映画」の件ですが、前に宵乃さんが書いて下さったように、見る技術がいるのですネ~ホントに、今回しみじみ納得しました。
まぁ昔から見なかった会社ですし、今後もその技術は持てないように思いますが、宵乃さんの絵と感想は素敵なので、惹かれて見ると思います。 変な感想になるかもしれないけど、見捨てないでね♪


.
2014/11/03 (Mon) 19:22  miri〔編集〕  

>miriさん

> イラスト、そのまんまで素晴らしいです☆
> 絵が白黒でとっても感じが出ています♪

ありがとうございます。
何気にカラー作品でしたが、印象としてはクラシカルなモノクロって感じですよね。miriさんも気に入った作品のようで嬉しいです!

> 「正統派ホラー☆ これなら見られる何度でも☆☆☆ ヴァン・ヘルシング、素敵!」こんな感じでした。
> 灰になる件は当時では斬新だったと思いましたし、家族愛を引き裂くのが嫌だったけど、それが本当だろうしな~って思いました。

そうそう、まさに正統派ホラーでした。恐さに必然性があるというか、最近多い”わからないから恐い”とは対極にあって、理解できても怖いものは怖いという事を証明しています。当時はさらに怖かったでしょうね~。
あと、奥様方はヘルシングさんにメロメロだったかも(笑)

> 私の見たことある唯一のドラキュラが明るい可愛い感じだったので(「ドラキュラ都へ行く」)ショックでしたが仕方ないと思いますし、この映画は本当に出来が良かったですネ!

残念ながらその作品は未見ですが、コミカルなドラキュラもの(パロディ?)というと「吸血鬼(1967)」が思い浮かびます。ロマン・ポランスキーが監督&主演してて、たぶんわたしが初めて見たドラキュラもの(笑)

> 「魔人ドラキュラ」は10月初めにたった1回だけオンエアしたのですが、痛恨の録画ミス

うわぁ、CSでオンエアあったんですね。うらやましい~。
今度はちゃんと録画できるよう祈ってます!

> 「ディズニー映画」の件ですが、前に宵乃さんが書いて下さったように、見る技術がいるのですネ~ホントに、今回しみじみ納得しました。

あはは、わたしは映画歴よりアニメ歴が長いので、それも一因かも。好きなキャラがいると都合のいいところしか頭に入ってきません(笑)

> 宵乃さんの絵と感想は素敵なので、惹かれて見ると思います。 変な感想になるかもしれないけど、見捨てないでね♪

ありがとうございます。これからも楽しんでもらえるような記事を書きたいです!
2014/11/04 (Tue) 10:47  宵乃〔編集〕  

No title

原作の「吸血鬼ドラキュラ」という小説は、むやみに分厚い本ですが、リーダビリティも無類な、ホラーというより冒険小説といったほうがぴったりの血沸き肉躍る本だったりします。

ちなみに創元推理文庫では、最初は「本格推理小説」ジャンルに分類されて売られていましたが、読者から文句が来たのか「スリラー/サスペンス」に移り、そこでも文句が来たのか次は「SF」に移り、最終的に「怪奇と冒険」というジャンルができて初めてそこに落ち着いた、という東京創元社でも唯一無二のエピソードがあります。(実話)
2014/11/19 (Wed) 17:07  ポール・ブリッツ編集〕  

>ポールさん

> ホラーというより冒険小説といったほうがぴったりの血沸き肉躍る本だったりします。

こちらもコメントありがとうございます♪
冒険小説ですか~、未読なんですがてっきりゴシックホラーという感じだと思ってました。原作は手に取った事はあるので分厚さは知ってます(笑)

> ちなみに創元推理文庫では、最初は「本格推理小説」~最終的に「怪奇と冒険」というジャンルができて初めてそこに落ち着いた、という東京創元社でも唯一無二のエピソードがあります。(実話)

すごい変遷ですね(笑)
それほど読者が興味を持っていたという事で、本当に面白い作品ということかな。
若い頃に読んでおけばよかった!
2014/11/20 (Thu) 07:46  宵乃〔編集〕  

クリストファー・リーといえば

ドラキュラですから、これ見とかないと、ですよね!
2016/03/08 (Tue) 00:07  ボー編集〕  

>ボーさん

ですよね!
彼のドラキュラ伯爵は噂通り迫力ありました♪
こういう古典は何気に見逃しているのも多いので、積極的に観ておきたいですよね~。
2016/03/08 (Tue) 08:09  宵乃〔編集〕  

No title

こんばんは!

>ドラキュラは寝込みを襲えば簡単に倒せる相手で多少拍子抜けするものの、その分、人間の弱いところを突くんですよ。

もうビックリするくらい弱かったですね・・(^▽^;)

>必ず守ると見張りをしていたのに、そんな彼らをあざ笑うかのように裏をかいて人間を襲うドラキュラには、リアルな恐さを感じました。

あのお手伝いの女性も言われる通りにするよな~、仕方ないかも??と思いました。そんな人間の心理を上手く操作するあたりは恐ろしいですね、、確かに怖いです(汗)

>吸血鬼に一度噛まれると、心では嫌だと思っていても麻薬を求めるように自ら吸血鬼を招き入れてしまうというのが、とても憎たらしくて恐ろしいです。

「恐ろしい」と何となく感じていたことを文章にすると、そういう事ですね!冷静に振り返ると恐ろしいです。

>次は吸血鬼ものの古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」かな。個人的にはベラ・ルゴシの「魔人ドラキュラ(1931)」が気になる~!

チェックしときます!(^.^)
2017/10/08 (Sun) 20:24  take51  

>take51さん

最近の吸血鬼ものに慣れてると、これが本当に吸血鬼?と思っちゃいます(笑)
モンスターというより、人の心の隙を突く悪魔に近いかも?

> あのお手伝いの女性も言われる通りにするよな~、仕方ないかも??と思いました。
> 冷静に振り返ると恐ろしいです。

実際に直面したら、きっとなすすべもないんでしょうね~。
お父さんは頑張りました!

「吸血鬼ノスフェラトゥ」はサイレント映画の中でもかなり古く、よっぽど”吸血鬼ものの古典”に興味がないと辛いかもしれません。イメージとしては「リング」に登場するビデオ映像みたいな不気味さ。
ルゴシ版はいまだに見てないんですよ。お互いいつか機会があったら鑑賞しましょう♪
2017/10/09 (Mon) 11:13  宵乃〔編集〕  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧
「吸血鬼ドラキュラ」
クリストファー・リーのドラキュラ。
或る日の出来事|2016-03-08 00:06
.