一言映画感想(5/11~5/14)
「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」「ボヴァリー夫人」「ウォール街」「ゲットバッカーズ(2014)」「怪談(1965)」 の感想をまとめました。「ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ」の記事に追記しました。
5/14「怪談 (1965) 茶碗の中」
不気味な雰囲気は伝わってきたけど、周りがうるさくてセリフが聞き取れず。最後の3人は何者なんだ…。しかし、なぜあれを飲んでしまったんだろう?私なら映らなくなるまで試行錯誤し続ける。
5/14「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」
映像は良かったし、ライブの裏側や彼らの情熱、そして歌もたっぷり入っていてファンが喜びそうなボリュームでした。有名なバンドだし一曲くらい知ってる曲があるかなぁと思ってたけど意外にもなかった。残念。
5/13「怪談 (1965) 耳無芳一の話」
映像にすると確かに”耳だけ書き忘れた”というのが無理ありますね(汗)耳の周辺を書いてる時に、嫌でも目に入るし…。和尚さんが志村喬さんで癒されたけど、あまり申し訳なさそうにしてないのが気になる。平家の戦いの様子を描いたシーンなどかなりお金をかけて撮った感じでした。
5/13「ゲットバッカーズ(2014)」
おバカ犯罪コメディかな?と思ったら、コミカルな群像劇だった。犯罪者は出てたけど犯罪がメインではない。一冊の自己啓発本を巡って、関係ない人たちの物語が一つに繋がっていくみたいなお話。つまらなくはないんだけど、自己啓発本に感化される様子が新興宗教じみていて、それによって引き合わされる人々…という展開が強引。シルベスター・スタローンなど意外とキャストが豪華でした。
5/13「ウォール街」
内容はほとんど忘れていたので再見。証券マンが主役の作品というと、この作品のイメージが強いです。株に詳しくなくても何となくついて行けるし、父親との和解のシーンはホロリ。ただ、決着の付け方が軽い。主人公はどれくらい刑務所に入るんだろう?「誰も傷つかない」と友人をそそのかすところが嫌な感じ!
5/12「怪談 (1965) 雪女」
始まりから背景に浮かぶ目が異様で目を引きます。子供用のマンガでは「あなたを愛してしまったから…」と泣く泣く去っていったけど、この作品だと「こどもたちがいるから…」という感じでした。まあ、心の中では愛してるからという理由もあったんだろうね。涙ながらに手作りの草履を置く夫と、それをちゃんと持ち帰る雪女の控えめな愛情描写にウルっときました。
5/12「ボヴァリー夫人(2014)」
誘惑に負けると大変なことになるよ、という教訓的な作品?原作だと、鈍くてトロい夫に対してもメッセージがありそう…。とりあえず、この作品ではボヴァリー夫人が悪魔のような女に見えました。ニブちんな夫にも責任はあるだろうけど(あれだけ贅沢をしてて浪費癖に気付かないとか…)、理想と現実のギャップを知った夫人の堕落ぶりが酷い。夫に対して「お前は夫として失格なんだよ!」という空気を出していて、優しさの欠片も感じられません。一番身近にいた小間使いのお嬢さんが狡猾だったら、なんとかこの夫婦のズレを修正できたかもしれない?嫌われたら解雇されるという恐怖から何も言えなかったんだろうけど、あの女を放っておいたらあの家が破滅するのは目に見えてたのにね~。一番可哀そうな立場でした。
5/11「怪談 (1965) 黒髪」
ナレーションが結構多いのね。家柄の娘は冷淡みたいに言われてたけど、金と出世目当てで結婚して、棄ててきた妻のことを引きずりまくってる男に優しくできるかよ。そして、任期が終わるまで帰れない…と悩んでいたようだが、そんなに後ろめたいなら仕送りくらいすればよかったのにねぇ。ラストはざまぁとしか言いようがないです。