一言映画感想(5/1~5/8)
またゲームを作るのに熱中していて、あまり映画を見ていませんでした…。録画が溜まりまくってるので、早く見ないと!「幸せの始まりは」「恋は突然に。」「グッドナイト&グッドラック」「ケープ・フィアー」「スタンピード」「少年H」「かえるくんとマックス」の感想をまとめました。
5/8「ケープ・フィアー」
記録はないけど再見だったみたい。学校の舞台で娘に接触するシーンと船上の戦いは見覚えがありました。かなり怖い作品でしたね。オリジナルと違って主人公にも非があるパターンですか。しかも、覚えてなかったという…。ロバート・デ・ニーロ演じるマックスの存在感はかなりのもので、こんなのに目をつけられたら終わりだな…と思えました。彼が目をつける娘さんも好演していて、まるで真の主役のよう。マックスも彼女といる時が一番饒舌だった気がするし。主人公が助けを求める探偵さんもいいキャラしてたなぁ。ただ、演出が独特でしつこかったのと、尺が長いのがちょっと。沈んでいくシーンは後味悪く、自分の本性を知ってしまった主人公の表情は良かったです。オリジナルの主演二人が出演してたらしいけど、気付けなかった…。
5/7「グッドナイト&グッドラック」
主人公が番組の最後に毎回「グッドナイト、グッドラック」というのが渋くて素敵。赤狩りこわいなーとか、こんな使命感溢れるキャスターがいたんだーとか思ったものの、途中で集中力が途切れてしまった。登場人数が多いと疲れる。
5/1「恋は突然に。」
ロマンス部分以外は良かったです。婚約者を亡くして悲しんでいた彼女が、婚約者の親友が「自分が止めていたら事故になんて…」と悩んでいたことを知る瞬間とか。義母が息子の帽子を被る少年を見かけ、息子を重ねて情を感じるところとか。ただ、婚約者の友人たち(全員同年代の男)としばらく共同生活を送るのが理解不能だし、恋の始まりが現実逃避にしか見えないし、片想い君の気持ちを知りながら同じ屋根の下で新しい男といちゃこらしてるのがどうも…。無神経なヒロインに全く共感できない。あと、相手の男の顔が個人的に苦手。
5/1「幸せの始まりは」
後半はそれなりに引き込まれたけど、いまいち印象に残らないのは主演二人に焦点がちゃんと定まってないせいなのか…?序盤は誰が主役なのかわからなかったし、ジャックニコルソンの印象が強すぎて彼のエピソードの方が気になってしまう。ただ、後半で他人の出産&プロポーズの場に居合わせて感動し、自分のことを振り返るところはよかったかな。ヒロインのキャラがもうちょっと共感できればね。
2014/8/19「スタンピード」
鼻持ちならないイギリス人女性のヒロインがかなり酷い女。夢が叶ったかどうかわかるまで好きでもない男をキープしておくとか!西部劇で牛の品種改良を題材にしてるのは面白いし、ヒロインの娘はいい子だったんだけどね~。ちなみに、邦題のスタンピードは劇中の牛の集団暴走の事。原題は「珍しい種」。
2014/8/18「少年H」
果てしない上澄み感…。子供向けの教材として全部親切にセリフで伝えてみました的な。火災のシーンなんて緊張感なさすぎて笑えるレベル。
2014/8/18「かえるくんとマックス」
gyaoで鑑賞。ほのぼのしてて良心的な子供向け映画。虫や動物、ガマガエルにも優しい登場人物たちに、幸せ気分な歌声、子供目線の冒険物語に癒される人は多いかも。ただ、好奇心旺盛で無鉄砲な子供らしい姿が観ててハラハラ!
■ Comment
たいしたことではないのですが、
頂いたトラックバックの記事が間違っていたようです
こちらの2件(少年Hとかえるくんとマックス)ぶんが、マニアックが掲載されている記事3件になっていました
「少年H」
お父さんがいちいち説明してくれるところは、
子供である主人公にとって、わかりやす=観ている人にもわかりやすくを配慮したというところでしょうね
私はとてもわかりやすい戦争映画だと思いました
戦争という狂気が人を変えてしまう…顕著なのは鬼教官が戦争が終わると…のくだりでしたね
そこらへんも、「わかりやすすぎ!」ではあるのですが、最近の若者に対してには、そのくらいわかりやすくしないと通じないところがあるかもしれません
「かえるくんとマックス」
マックスがひとりで遠くまでいっちゃうところに、
ものすごーーーいハラハラ感があって、「どうなるんだろうワクワク」というよりは、母親目線のような「心配…」という気持ちが強かったですね(笑)でもまあ、何事もなくて良かったです
子供らしい爽やかな明るい作品で、いかにも児童ものって感じ!
> こちらの2件(少年Hとかえるくんとマックス)ぶんが、マニアックが掲載されている記事3件になっていました
あわわ、すみません!
ボケてました。送りなおします。
っていうか、今まで条件反射的に返信してましたが、一言感想の記事のTBって邪魔じゃないですかね?大丈夫ですか?
もし必要なかったら言って下さい。
> 「少年H」
> そこらへんも、「わかりやすすぎ!」ではあるのですが、最近の若者に対してには、そのくらいわかりやすくしないと通じないところがあるかもしれません
わかりやすさで言ったら最優秀賞を差し上げたいくらいなんですが、こういうわかりやすい映画が増えたから自分で考えなくなる人が増えるのでは?とも思います。
わかりやすい正解らしきものを得て「そうなのか~」で終わってしまっては、すーっと頭から消えてしまいそうだし、洗脳もしやすそうというか(笑)
> 「かえるくんとマックス」
> マックスがひとりで遠くまでいっちゃうところに、
> 母親目線のような「心配…」という気持ちが強かったですね(笑)
そうそう、あんたたち何やってんの!と止めたくなりました。
なので、マックスが帰ってきた時のおばあちゃんの反応は薄すぎて…。
たぶん、ここも完全に子供目線で作ってるんでしょうね~。
> 子供らしい爽やかな明るい作品で、いかにも児童ものって感じ!
お兄ちゃんが嘘をついて、いざカエルのたまごを飲めと言われてたじたじしてるところとか、後先考えてないところがホント子供らしい(笑)
謝ることや許すことも描かれてて、よい作品でした♪
>8/19「スタンピード」
> 鼻持ちならないイギリス人女性のヒロインがかなり酷い女。
やっと見ました☆
>夢が叶ったかどうかわかるまで好きでもない男をキープしておくとか!
まぁたしかに(笑)。
モーリン・オハラ的には適役バッチリ☆って感じでした。
夫さんが亡くなって、とにかく夢をかなえたかったのでしょうね~
一種の意地です。
その為なら何だってします(笑)。
娘がいなくて一人の方がさっさと帰れたと思います。
私はこの映画では、あのヒロインで良いように思いました☆
(宵乃さんはお嫌いだと思います、ハイ、分かります)
>西部劇で牛の品種改良を題材にしてるのは面白いし、
この件が中心にあったので、良い作品になったように思います♪
>ヒロインの娘はいい子だったんだけどね~。
世間を知らないだけ?かもです(笑)
彼女があの場所に根を下ろした20年後を見てみたいように思いました。
>ちなみに、邦題のスタンピードは劇中の牛の集団暴走の事。原題は「珍しい種」。
いつもながら勉強になります、教えてくれてありがとう~!
2014/09/16 12:08 miri
いらっしゃいませ、コメントこちらに移しておきました。
> モーリン・オハラ的には適役バッチリ☆って感じでした。
> 夫さんが亡くなって、とにかく夢をかなえたかったのでしょうね~
> 私はこの映画では、あのヒロインで良いように思いました☆
まあ確かに彼女のこのパワーというか、強かさがあってこその作品かもしれませんね(笑)
あれくらいじゃないと、彼が後半に心変わりするのも軽く見えてしまう気もしますし。
> この件が中心にあったので、良い作品になったように思います♪
本当に珍しい題材で、でも西部劇にはピッタリで何で今までなかったの?という感じですよね。
この監督、目の付け所が違います!
> 世間を知らないだけ?かもです(笑)
> 彼女があの場所に根を下ろした20年後を見てみたいように思いました。
そうですね、大河ドラマ的に親子三代くらいでも面白そうです。
タフな女性になったかな~?
> いつもながら勉強になります、教えてくれてありがとう~!
いえいえ、わたし自身も勉強になってますし、喜んでもらえて原題を意識できるようになりました。
いつもコメントありがとうございます♪
宵乃さん、おはようございます!
私『グッドナイト&グッドラック』があまりに大好きなもので、朝からすっかり嬉しくなってしまいました^^ほんと地味な映画ですけれど、私にとってはオールタイムのベスト10に入るかもです。
マロー役のデヴィッド・ストラザーンの「GOOD NIGHT, AND GOOD LUCK」も渋くてカッコイイのですが、私はロバート・ダウニー・Jrの"普通の演技"がすごく好きでした!『アイアンマン』や『シャーロック・ホームズ』での高田純次みたいな適当な感じも面白いですが、この方は元々クラシカルな雰囲気と演技派の部分があるので余計なものを削ぎ落としたこの映画のトーンに上手くハマっているのを見て「やっぱり!できるじゃない!」と嬉しくなったものでした(笑)。
時々静かな気持ちで観直したくなる作品です。宵乃さんの記事を読んで、また近いうちに観てみたくなってしまいました。良い時間をありがとうございました♪
2018/05/11 08:16 はなまるこ〔
編集〕
いらっしゃいませ。「グッドナイト&グッドラック」ははなまるこさんの大好きな作品だったんですね。薄い感想で申し訳ない(汗)
> 私はロバート・ダウニー・Jrの"普通の演技"がすごく好きでした!
ロバダニも出てましたね~。他作品の彼を”高田純次みたいな”と称してるところに爆笑!
「君たちは夫婦だ」と言われてるところは何となく覚えてるんですが、結局何の仕事をしてる人なのかいまいちわかってないです…。でも、仰る通りこの作品のシックな雰囲気に見事溶け込んでました。まさか他所でヒーローやってるなんて微塵も感じさせない普通さです(笑)
> 時々静かな気持ちで観直したくなる作品です。宵乃さんの記事を読んで、また近いうちに観てみたくなってしまいました。良い時間をありがとうございました♪
いえいえ、そういう風に言ってもらえてホッとしました。私もいつか調子のよい時に再見したいと思います。
コメントありがとうございました♪
宵乃さん、先日は高田純次の映画にコメント入れていただきましてありがとうございました!(笑)実はさっき観直してきたんですよ~
それがすごい偶然?で、パソコンを置いてある机の端っこに「観直したいと思っている映画」が重ねてあるのですが(ほぼ手つかず状態に・・・)、その一番上に『ノーマンズランド』『自転車泥棒』の録画ブルーレイの中に『グッドナイト&グッドラック』も入っていました。山の中から探さずにすんだ私は今年一番のラッキー者です(笑)。
とりあえずですね、もう一度観てコメントのお返事を書いてみました。宵乃さんへのお答えになっているかは全く自信がないのですが・・・。またいつでもお越しください^^遅くなってしまって申し訳ありませんでした><
2018/05/15 23:29 はなまるこ〔
編集〕
いらっしゃいませ!
わざわざ私のために見直してくださってありがとうございます。再見したい作品の山の中からすぐ見つかったようで良かったです。
ぜんぜん遅くなんかないですよ~。むしろ急いでくださったんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。
返信、じっくり読ませていただきました。やはりアメリカ人にとってアメリカ独立戦争は特別なものですよね。どんな国でも歴史を見ればおびただしい血が流れているわけで、それを忘れて輝かしい面だけ見てしまうのは、きっとアメリカ人に限ったことではないでしょう。
西部劇などで先住民への迫害を目にすることが多いので、アメリカのそういうところにはつい刺々しくなってしまいますが(汗)
あと、あの言い回しは皮肉が込められていたということですね!スッキリしました。
しかし、本当にスパイが暗躍していたと公式に発表されていたとは驚きです。いないことはないだろうとは思っていたものの、ずいぶんと深部まで入り込んでいたようで…。怖い怖い!
だからといってマッカーシーの行動を前面的に肯定することはできませんが(冤罪だらけじゃね)、そうハッキリ言えるのは私たちが当事者じゃないからかもなぁと、はなまるこさんの返信を読んで思えました。
ロバダニのあの印象的なセリフがミソだったんですね。
丁寧な解説のおかげで私のモヤモヤも晴れてきました。本当にありがとうございます♪
こちらもコメントありがとうございます。
主人公がタバコを吸う姿が渋かったですよね。堅実な作品だったと思います。