忘却エンドロール

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映画「我が大草原の母」観た

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Tag:中国 

我が大草原の母
原題:額吉(エージ)
製作:中国’2010
監督:ニンツァイ
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】1960年代の中国。飢饉のため親と離れざるを得なかった上海の子供たちが、養子となるため内モンゴルに送られた。シリンゴル草原でつつましく暮らすチチグマは、夫の反対を押し切り、ジェンジェンとユーションの2人を家族に迎える。子供たちはモンゴル遊牧民として育つが、20年後、生みの親が現れ…。

製作は中国だけど、監督はモンゴルの人でモンゴル視点で描いてました。
飢饉で多くの孤児が出て、内モンゴルの人たちが”国家の子供たち”を受け入れるんだけども、その飢饉の事を「あれは酷い災害だった」みたいに言ってたんですよね。
雨が降らなかったのかなと思ってたら、大躍進政策で起きた飢饉の事でした。
人災でそこまで…。
教科書で読むのとはやっぱり違います。
ハッキリ言ってないのは製作が中国だからなのかもしれませんが、後半はこの政策で苦しんだ人たちの気持ちも痛いほど伝わってきました。
子供を愛しているから、少しでも生き残る可能性が高い方に賭けるしかない…。
覚悟してやった事でも、後悔せずにはいられない親たちの姿に胸が痛みます。

もちろん、前半のモンゴル遊牧民の助け合い精神や慈愛の心も丁寧に描かれていて、引き取られた子供視点で、エージ(母親)の愛情に触れ「自分はここにいてもいい」と思えるようになるくだりは涙が…。
お祖母さんの歌になんともいえない心地よさを覚えるというシーンも良かったです。
愛情って音楽でも伝わるんですよね。

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