映画「サディスト(1962)」観た
原題:THE SADIST/PROFILE OF TERROR
製作:アメリカ’62
監督:ジェームズ・ランディス
ジャンル:サスペンス/ホラー
【あらすじ】車で野球観戦に出かけた教師仲間3人は、車の故障で寂れた修理工場に立ち寄る。だが、周辺に人は影はなく、屋内を調べると食べかけの温かい食事が。そこへ銃を手にした若い男女が現れ、金目のものと車のキーを奪った挙句、早く車を修理するよう脅すのだった…。
Gyaoで鑑賞。前半を倍速で観られてたら名作に感じたかも!?
犯人が小物臭溢れるバカップルというのも、隙だらけなのに主人公たちが何も出来ずにぐずぐずしているのも、リアリティ溢れてたんですが、その分、終盤までかなりスローテンポ。主人公たちが精神的に追い詰められていく様子をじらすように描いてます。
最近の作品に慣れていると、前半は結構辛いものがあるかも…。割と慣れてるわたしでさえ「あと20分短いか、前半を倍速で観られたらなぁ」と思ってしまったくらいなので。
でも、最後まで観てよかったです。なんせ、どんでん返しもないのに衝撃的!
予想もしなかった展開でありつつ、アメリカのド田舎ならありそうだと納得できるものでした。
ちゃんと伏線もあったしね~。
犯人と出会わなければ行っていたはずの、野球のラジオ中継が効果的に使われており、ラストはなんともいえない余韻が残りました。
ちょい役のにゃんこも可愛いです!