短編映画「Junk Head 1」観ました
製作:日本’2013
監督:堀貴秀
ジャンル:★SF/アニメ
【あらすじ】人口が激減した遠い未来、人類は不死とも言える寿命を得た代償に生殖能力を失った。やがて、労働力として生み出したクローン生命体と対立。1200年後、人類は下層で生きるクローンの生態調査を始めるが…。
これはすごいですね!
今朝、gyaoで配信期間ギリギリだと気付いて観たほぼ一人で4年かかって作られた30分のコマ撮りアニメ(HPで公開中)。デザインが超私好みで、クリーチャー好きにはたまりません。(ややグロいシーンあり)
「攻殻機動隊」を思わせる人類の進化した姿や、SF色濃厚な世界設定、ダンジョンのような下層世界が素敵でした。
首だけになってしまった主人公が(まだ生きてる)おとぼけ三人組のクローンに拾われるところから始まるんですが、この三人がいい味出してるんですよ。
クローンにも色々あって、人間のようなタイプと、おとなしい無害な動物タイプ、獰猛な肉食獣タイプがあって、彼らはもちろん人間タイプ。ちょっと小柄だし、子供なのかな?
彼らと一緒にいる中盤は、コミカルでほのぼのしてました。クローンを生み出したのは人間だから、主人公を”神様”と呼んだり、記憶喪失でぽけっとしてる主人公に振り回されたり、彼らもちょっと抜けてたり。
私の好きなマンガ「宇宙家族カールビンソン」のノリと似てるかも(笑)
後半は主人公が単独行動をとっちゃって、アクションとか見ごたえあるものの、ちょっと寂しい。続編にも登場するかな?
たぶんみんなデタラメ語をしゃべってて、字幕がついてます。ひとりでつくるための工夫なんだろうけど、ゲームでよく使われるから馴染み深いというか…。わたしが好きなマンガやゲームや映画の雰囲気・要素があるから、こんなに懐かしい感じがするのかも?
HPには、本編動画とメイキング動画、設定やキャラ情報、続編制作支援(特典付き)の募集とかいろいろ載ってます。
これからも活躍してほしいなぁ♪