【あらすじ】マフィアと犯罪者一味によるコカイン争奪戦で船舶の炎上事故が発生。一味の生き残りヴァーバルが尋問を受ける。6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちは、それをきっかけにチームを組み、やがて伝説のギャング”カイザー・ソゼ”の目に留まるが…。
ミステリー企画5作目。よくタイトルを耳にするものの観る機会がなかった作品で、滅茶苦茶期待していた大本命だったんですが…あまりに期待が高すぎたのか楽しめませんでした…。
この作品って、回想形式の構成上「オチに驚かされる」と言った時点で半分ネタバレしてるようなものなのでは…?
カイザー・ソゼの話が出たところでオチが読めてしまいました。ラストにも登場するあのシーン、カッコつけすぎ!
というか、あれだけ犠牲者出しておいてラストには結局顔バレしてるから、カッコつけてるあのシーンのあのセリフが見てて痛々しいです(笑)
登場人物の数はそこそこあるけども、ミスリードするためかそれぞれの描き込みは浅く、ストーリーにも引き込まれず。個人的には、ロマンスをもう少し掘り下げてくれれば、ラストのやりきれなさも増してそれなりに満足感を得られた気がします。
きっと、本当に全く何も知らない状態で、たまたまオンエアに出くわして観ていたなら、思いっきり楽しめたんだろうなぁ。
なんで10年くらい観る機会がなかったのか………残念です。
■ Comment
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2013/11/22 18:49
こんばんは!(^-^)
事前情報ナシで見て、面白かった印象があります。
自分の記事を見てみると面白いしか書いてなく・・
宵乃さんがご指摘されてる部分も思い出せないです(^▽^;)
船の爆発。。僕の中で2つの映画が交錯してるようです(笑)
何でもそうですけど、期待し過ぎると
良くないかもしれないですね!僕は最近、アウトローが
そうでした!ま、面白かったんですけど。。(笑)
度々、すみません!
先ほど書いたアウトローとユージュアルサスペクツは
監督が同じなんですね!凄い偶然でした(笑)
いらっしゃいませ!
take51さんは何も知らずに観られましたか~。羨ましいですっ。
> 自分の記事を見てみると面白いしか書いてなく・・
> 宵乃さんがご指摘されてる部分も思い出せないです(^▽^;)
あはは、お忙しかったのでしょう。
いつか再見する機会があるかもしれないし、この際もうすっかり内容を忘れてしまった方が、次も楽しめていいかも(笑)
船の爆発シーン、けっこう色んな映画でありますもんね~。
> 何でもそうですけど、期待し過ぎると
> 良くないかもしれないですね!
本当にそうなんですよ。10年くらい観られなかったから、期待値がものすごい事になってたみたいです。何も知らないまま観たかった!
> 先ほど書いたアウトローとユージュアルサスペクツは
> 監督が同じなんですね!凄い偶然でした(笑)
お~、すごい偶然!
「アウトロー」を見るときはまっさらな状態で見られるようにしないと(笑)
コメントありがとうございました♪
私は公開当時に映画館で観たのですが、何だかよく分からないうちに「・・・お、おぅ!!」とラストで驚かされた覚えがあります。なんかこう、どうだ!驚いただろう!?的な、ある種の強引さが魅力のひとつなのかも(笑)。それと、この頃、確か「セブン」もあってケヴィン・スペイシー大躍進!!的なイメージが強く残っています。
この映画、今ではちょっとした"名作"とか"傑作"扱いになっていますよね!だからきっと、観る前からタイトル名は勿論のこと、そういった前情報が宵乃さんの期待値をぐんぐん押しやってしまったんでしょうね。何も知らずに何となく観ていたら(今の時代、なかなか難しいですが)、またきっと全く違った感想だったかもしれませんね。
(この映画とは無関係なのですが、私は『ゴスフォード・パーク』という映画、何度見てもラストが思い出せなくて毎回「これが犯人だったか!」と驚かされます(^^;)。ということは、全然印象に残っていないということなんですよね笑)
そういえば、色っぽい俳優さんだったガブリエル・バーン、最近あまり見なくて、宵乃さんの記事を読んで懐かしく思いました。またあの渋カッコイイ姿をスクリーンで観てみたいものです。
2013/11/23 21:53 はなまるこ〔
編集〕
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
はなまるこさんも前情報なしで観られたんですね~、いいなぁ!
> この頃、確か「セブン」もあってケヴィン・スペイシー大躍進!!的なイメージが強く残っています。
そういえば同年公開の「セブン」にも彼が出てましたね。
どちらもインパクトある役だったし、一気に人々の記憶に焼きついたことでしょう。
> 何も知らずに何となく観ていたら(今の時代、なかなか難しいですが)、またきっと全く違った感想だったかもしれませんね。
そうなんですよ~。何も知らなかったら楽しめたと思います。
ネットに情報が溢れてると、なかなかまっさらな状態で観るのは難しいですね。
>私は『ゴスフォード・パーク』という映画、何度見てもラストが思い出せなくて毎回「これが犯人だったか!」と驚かされます(^^;)。
それはわたしも観たことがあります!
とにかくややこしい作品だった覚えが。わたしもストーリーは忘れてしまったし、また初見のように観られそうです。
> そういえば、色っぽい俳優さんだったガブリエル・バーン、最近あまり見なくて、宵乃さんの記事を読んで懐かしく思いました。またあの渋カッコイイ姿をスクリーンで観てみたいものです。
今はもう初老ってところでしょうか。セクシーなおじいさんもいいですよね。
わたしもスクリーンで彼が活躍するところを観てみたいです♪
>この作品って、回想形式の構成上「オチに驚かされる」と言った時点で
>半分ネタバレしてるようなものなのでは…?
今となってはそうですよね。
怪しげな人物ほど怪しくないというのが
サスペンス映画の常ですね。笑
>ロマンスをもう少し掘り下げてくれれば、
監督さんがゲイだから、男女の恋愛にはあまり興味がないのかな
と、つい勘ぐってしまいました。
(X-MENも一応三角関係なんですけど
すっごいアッサリしてるんですよね。)
この映画もホント、あの弁護士さん以外は男、男・・・
出演者が男ばかりでした。
今観ると、ベニチオ・デル・トロがただのチンピラだったり
ケビン・スペイシーがケチな詐欺師だったりするのが驚きです。
今では納得の役どころですけど、
公開当時に観る事ができていたらもっと衝撃は大きかったような気がします。
> 怪しげな人物ほど怪しくないというのが
> サスペンス映画の常ですね。笑
そうそう、素直な見方ができなくなって、年取ったなぁと痛感します(笑)
誰か「身構えたくなる映画でも身構えずに見られる方法」とか考案してくれないかなぁ。
要するに今入ってくる情報だけに集中して、考えなければいいんですよね…。
難しい!
> 監督さんがゲイだから、男女の恋愛にはあまり興味がないのかな
> (X-MENも一応三角関係なんですけど、すっごいアッサリしてるんですよね。)
> この映画もホント、あの弁護士さん以外は男、男・・・
鑑賞時は監督がゲイだという事も、X-MENと同じだという事も知らなかったです。
やっぱり男の世界を描きたいのかな?
男女の恋愛より、ミスティークみたいなファザコンというか敬愛みたいなものの方がしっかり描かれていて、印象に残りますね~。
> 公開当時に観る事ができていたらもっと衝撃は大きかったような気がします。
ホント、公開当時にみてたら、しつこいぐらい周りに勧めてたと思います(笑)
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> 結局ヴァーバルの回想でしか語られていないので
> 彼らの本当のところはわからないわけなんですよね。
> だから、あえて顔なしにしてみました!
これにはハッとさせられました。
ホントそのとおりですよね!
素敵なイラストだけでなく、新しい見方に気付かせてくれてありがとうございます♪
>あれだけ犠牲者出しておいてラストには結局顔バレしてるから、カッコつけてるあのシーンのあのセリフが見てて痛々しいです(笑)
ハハハ。
ホントに。
結局この監督は何を描きたかったんだろうって思いましたね、ラストで。
カッコつけてるから、やっぱ最後はあの人がカッコいいだろうって、(観客に)どうですビックリしたでしょうって言いたかったんでしょうね。
ちゃんちゃら可笑しいですけど♪
2015/09/23 18:09 十瑠
> 結局この監督は何を描きたかったんだろうって思いましたね、ラストで。
> カッコつけてるから、やっぱ最後はあの人がカッコいいだろうって、(観客に)どうですビックリしたでしょうって言いたかったんでしょうね。
> ちゃんちゃら可笑しいですけど♪
妙に評判がよろしいので、同士がいて嬉しいです♪
本当なら失笑もののラストですよね。
1回しか観てなくて傑作と思ってる人でも、再見したら可笑しいと気付くかも?
評判が一人歩きしている作品でした。
11月か12月にオンエアがあって、こちらでよく見聞きしていたので(コメント欄でのお名前等です・記事は読んでいませんでした)オッ!と思って録画しました。やっと見られました。
イラストは「この映画でこの場面シリーズ」ですね~!
目の付けどころが素晴らしいし、白黒で雰囲気出ています♪
>この作品って、回想形式の構成上「オチに驚かされる」と言った時点で半分ネタバレしてるようなものなのでは…?
>カイザー・ソゼの話が出たところでオチが読めてしまいました。ラストにも登場するあのシーン、カッコつけすぎ!
私は何も知識なく見て、もう序盤から犯人は分かってしまいました。 この作品で最後まで騙される人って、こころの美しい人なのでしょうね~???笑 どうやったら騙されるのか、私にはイミフです。
>登場人物の数はそこそこあるけども、ミスリードするためかそれぞれの描き込みは浅く、ストーリーにも引き込まれず。個人的には、ロマンスをもう少し掘り下げてくれれば、ラストのやりきれなさも増してそれなりに満足感を得られた気がします。
そうですね~まぁ私はあのロマンスもいまいちでしたが・・・だって弁護士なのに犯罪に手を貸したし・・・。
この脚本が何であんなに評価されているのか分かりません。 フェアでないと思いますし、鑑賞後にアクロイド殺しの件を読んで笑っちゃいましたよ~レベルが違い過ぎてw!!!
ポワロさんのアクロイド殺しの回、すごく覚えていますが、フェアな描き方でした。 オンエアを楽しみにしましょうネ~!!!
>きっと、本当に全く何も知らない状態で、たまたまオンエアに出くわして観ていたなら、思いっきり楽しめたんだろうなぁ。
いや、そんな事はなかったです、笑。
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2016/01/15 08:23 miri〔
編集〕
こちらもコメントありがとうございます♪
イラストのシーン、自分ではどんなシーンだったか忘れてしまいました…。もうカイザー・ソゼが滑稽だったことしか覚えてません(汗)
でも、髪の毛を丁寧に描いてるから、きっと描きたくなる良いシーンだったんでしょう!
> 私は何も知識なく見て、もう序盤から犯人は分かってしまいました。 この作品で最後まで騙される人って、こころの美しい人なのでしょうね~???笑 どうやったら騙されるのか、私にはイミフです。
そうですよね、やっぱりわかりますよね…。私もこの作品の評判のよさは、映画七不思議に数えてもいいくらい謎で…。「ワルキューレ」と同じ監督なのが嘘のようです。
> そうですね~まぁ私はあのロマンスもいまいちでしたが・・・だって弁護士なのに犯罪に手を貸したし・・・。
もう忘れてしまったけど、あえて言うならロマンス部分がよかったという感じだった気が…。ミステリーとして観たら最低レベルですからね。ホント、フェアじゃないと思います。
「アクロイド殺し」へのオマージュなんでしたっけ。ポワロさんのその回は思い浮かばないな~。冒頭を見たら思い出すかもしれないけど、どうせトリックまでは覚えてないでしょう(笑)
オンエア楽しみです♪