【あらすじ】1849年、ボルティモアで猟奇殺人事件が発生する。それがエドガー・アラン・ポーの小説『モルグ街の殺人』の模倣だと気付いたフィールズ刑事は、ポーに捜査協力を要請。だが今度は、ポーの恋人で地元名士の令嬢エミリーが目の前で誘拐され…。
■ Comment
ポーの小説をいくつか読んだだけでは、
あの小道具があれだとか、あのシーンの舞台があれだとか、
映画で説明されてたくらいのことしかわかりませんでした
もっと詳しい人がいたら、実に細部にわたって
ツッコミがはいりそうで、それまた楽しそうですよね
全体に流れる怪奇小説になりそうなゴシックな雰囲気が、
ポーっぽいというか、らしい感じがして
そこに私は惹かれました
あとルーク・エヴァンスさんの警視ですね!かっこよかった~
ポーの作品は知ってましたが、謎の死とかは知りませんでした。
でも、楽しめました。
>この作品全体を覆っている”怪奇小説”の雰囲気が素晴らしくて、
>そこら辺はどうでもよくなってしまいました。
その通りだと思います!
雰囲気に酔えるというか、しっかり作りこんでありました。
猟奇とか怪奇って言葉がしっくりくる映画でした。
>観ながら推理を楽しむようなミステリー作品ではなかったかも
あはは、確かに!
実は私が選んだ作品もポーにちなんでいて
同じく推理を楽しむような作品ではありませんでした。
イラストはすっごく似てます!
思わず「おぉ!」とパソコンの前で声を出しちゃいました!
> もっと詳しい人がいたら、実に細部にわたって
> ツッコミがはいりそうで、それまた楽しそうですよね
そうなんですよ~。
知らなくても十分楽しめたけど、映画を観る前に読んだ方が、この作品のこだわりもわかってより楽しめたんだろうなぁと、ちょっと後悔しました。
> 全体に流れる怪奇小説になりそうなゴシックな雰囲気が、
> ポーっぽいというか、らしい感じがして
> そこに私は惹かれました
これを観て、この雰囲気に惹かれて小説を読む方もいそうです。
ポーの謎の言葉からここまで話を広げられたのも、制作者の彼の作品への愛のたまものでしょうね♪
> あとルーク・エヴァンスさんの警視ですね!かっこよかった~
ホント素敵でした。カッコいいシーンがあって、それを描こうか迷ったくらいです(笑)
> ポーの作品は知ってましたが、謎の死とかは知りませんでした。
> でも、楽しめました。
そうでしたか。かなり有名な作家さんなのに、謎の死についてはそんなに知られてないんでしょうか?
彼についてもっと知ってもらうのに、この作品は貢献しているかも。
> 雰囲気に酔えるというか、しっかり作りこんでありました。
> 猟奇とか怪奇って言葉がしっくりくる映画でした。
彼の作品への深い愛情と理解あって初めて作れる作品という感じでしたね。
やっぱり映画は”愛”だと思います。
> 実は私が選んだ作品もポーにちなんでいて
> 同じく推理を楽しむような作品ではありませんでした。
お~、偶然ですね!
ポーの小説はミステリーより怪奇色の方が強いんでしょうか。
後で伺います!
> イラストはすっごく似てます!
> 思わず「おぉ!」とパソコンの前で声を出しちゃいました!
ありがとうございます♪
描いていたら、ちょっとニコラス・ケイジに似てるような気がしてきたり(笑)
キューザックの役作りも素晴らしかったし、本当にポーがこんな事件に巻き込まれてあの謎の言葉を遺したように思えました。
宵乃さん、こんにちは
僕もイラストは凄く似てると思います!
今にも動き出しそうなほどリアル!
そうそう、この映画のジョン・キューザックはちょっとニコラス・ケイジに似てましたね(そういえば二回ほど競演しているジョンとニコラス)
輪郭もどちらかといえば面長で近いですしね
ただ、ニコラスは顔が長いと言われるけど
不思議とジョンにはそういう印象がないなあ。
ポーの影響というとティム・バートン監督は絶対意識してるだろうと思ってまして、調べたら実際そうでした。
あとは荒木飛呂彦先生もポー作品から結構引用してるらしく、こうなってくると怪奇的なテイストが得意な表現者(映画にしろ漫画にしろ)は大抵ポーの影響を受けてるといっても過言ではなさそう。
2013/11/11 12:42 バーンズ
いらっしゃいませ。
イラストにお褒めの言葉ありがとうございます~!
そんなに褒めると調子に乗っちゃいますよ?(笑)
> そうそう、この映画のジョン・キューザックはちょっとニコラス・ケイジに似てましたね(そういえば二回ほど競演しているジョンとニコラス)
お、バーンズさんも思いました?
今まではそんなこと思わなかったのに、何故か今回は連想してしまって。ヒゲ面のせいでしょうか。
> ただ、ニコラスは顔が長いと言われるけど
> 不思議とジョンにはそういう印象がないなあ。
ですよね~。
顔の長さは口元(顎)の長さが大きく関係するから、やっぱりヒゲで縦長に見えてしまったのかも。おでこの広さも似てきましたし(笑)
> ポーの影響というとティム・バートン監督は絶対意識してるだろうと思ってまして、調べたら実際そうでした。
> あとは荒木飛呂彦先生もポー作品から結構引用してるらしく、こうなってくると怪奇的なテイストが得意な表現者(映画にしろ漫画にしろ)は大抵ポーの影響を受けてるといっても過言ではなさそう。
さすがです!
そうか~、バートン監督もポーのファンだったのか。今ある怪奇ものの原点で、世界初の推理作家だったとは、本当にすごい方だったんだなぁ…。勉強になりました。
こうなったら、他の彼の作品も読まないと!
この映画を見ました☆
イラストが印象的で記事を覚えていました。
やっと読ませてもらいました☆
あ、キューザックさんのこの感じ、すっごく良いイラストですネ!
うしろの感じも、この作品っぽくてグーです♪
>ポーの作品はひとつも読んだことがなく、謎の死についてもまったく知りませんでしたが、なかなか面白かったです。
私も同じようなモノです(読んだ事あるかもしれないけど忘れているので) 死に関する事は今回初めて知りました。 でもホントに面白かったです☆ (明日、記事をアップしますので良かったらお願いします)
>ツッコミどころはあるものの(”あれ”をどうやって用意したの 笑)、この作品全体を覆っている”怪奇小説”の雰囲気が素晴らしくて、そこら辺はどうでもよくなってしまいました。
そうですね~いくつかあったけど、まいいかと思えます。 犯罪モノは敷居が低いのです、私(笑)。
>時々グロイシーンがあるし、
これが全く・・・ほほほ。
>犯人は影薄すぎなので、
コケそうになりましたよ~(笑)。
>個人的に何が楽しめたかというと、主人公なみにサマになるフィールズ刑事と、冴えない飲んだくれポーの主役交代劇。・・・以下・・・
この感じ良かったです。 自分の記事には書かなかったけど、宵乃さんの書かれた事、納得です☆
>こちらはお義父さんとの和解も描かれ、刑事との命がけのコンビプレイ(信じていたからこそ飲み干せた!)もあり、悲しさはあったものの余韻に浸れました。
そうですね・・・全体的に哀しみというか・・・やりきれなさもあったけど、映画としてはこの時代とともにうまく表現していたと思います。
>残念なのは邦題。
私はこれでも良いような、かえた方が良いような、どちらもあり得ると思いますが、かえようもないような気もします。
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2015/04/13 19:58 miri〔
編集〕
> あ、キューザックさんのこの感じ、すっごく良いイラストですネ!
> うしろの感じも、この作品っぽくてグーです♪
ありがとうございます。覚えていて下さって嬉しいです。
確か犯人と対峙するシーンだったかな。後ろに実験器具とか並んでいたような。
ポーって、コナンのおかげもあって名前は有名だけど、作品はあまり知られてないかもしれませんね。金田一シリーズをよく知るmiriさんなら、読んでるかもと勝手に思ってました。結構グロかったけど、大丈夫だったようで良かった♪
> この感じ良かったです。 自分の記事には書かなかったけど、宵乃さんの書かれた事、納得です☆
> ・・・全体的に哀しみというか・・・やりきれなさもあったけど、映画としてはこの時代とともにうまく表現していたと思います。
共感してもらえて嬉しいです。
雰囲気もあるし、魅せる力のある作品でしたよね。現実と創作のバランスがよくて、映画として楽しむことが出来ました。
> 私はこれでも良いような、かえた方が良いような、どちらもあり得ると思いますが、かえようもないような気もします。
原題では(事前情報がなければ)ポーのいつの時期を描いた作品かは観なければわからないわけで、鑑賞前にほぼ必ず目にするタイトルに「最期の5日間」というネタバレを含めるのは、制作者への敬意も鑑賞者への配慮にも欠けるかなぁと。無難に「ザ・レイヴン/推理作家ポーの怪事件」とかでよかった気がします。