映画「遠距離恋愛 彼女の決断」観ました
原題:GOING THE DISTANCE
製作:アメリカ’2010
監督:ナネット・バースタイン
ジャンル:★ロマンス/コメディ
【あらすじ】NY、音楽業界で働くギャレットは、新聞社のインターンでサンフランシスコから来ていたエリンと出逢い意気投合。後腐れのないひと夏の関係を楽しむ事に。だが、彼女が帰る頃には別れがたいほど愛が深まり、遠距離恋愛がはじまって…。
これは面白かったです!
目新しい事はないし下ネタもあるけど、ふたりの会話は気が利いていた楽しいんですよね。彼らの心情や、惹かれあって愛に変わっていく過程も納得。最後まで応援したいと思えるふたりでした。
キレイごとやご都合主義もなく、しっかり決着つけてくれるのも好感持てます。
エリンを演じるバリモアは(観ている間は気付かなかったけど…)いつもながら良かったですね~。
最初はぱっとしない感じで、寝起きの顔なんて酷かったのに、恋してるモードに入ってから表情が輝き始めます。遠距離の壁に突き当たってからも一喜一憂する様子がキュート。さすがラブコメ女王!
あと、ギャレットの友人と、エリンの姉一家がいい味出してました。
変わり者のルームメイトは、薄い壁の向こうからしっかりギャレットの恋の行方を見守ってるし、もう一人の友人も、常識人とみせかけてやっぱり変。ヒゲをはやしている理由が…(笑)
でも、ギャレットもエリンもおおらかで、それを受け入れちゃうところがステキでした。
また、姉一家も笑わせてくれます。ギャレットとの出会いのくだりはサイコー!
いくら久々の再会で燃え上がっても、姉のお宅の食卓の上ではダメだよね~。電気をつけたらそこには…という展開には大笑いでした。ラストもこのネタでくるとは(笑)
OPと彼らが長距離移動するたびに地図上を飛んでいく飛行機など、ペーパークラフトのような手作り感あるデザインもお気に入りです。
ちなみに原題は「最後までやりぬけ」という意味。邦題は「彼女の決断」が微妙にズレてるかな~。