忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「アダムス・ファミリー」観ました

 | ファミリー  com(8) 

アダムス・ファミリー
原題:THE ADDAMS FAMILY
製作:アメリカ’91
監督:バリー・ソネンフェルド
ジャンル:★ホラー/コメディ

【あらすじ】当主ゴメス、妻モーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、それに物言わぬ執事ラーチと“手”。このアダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むが…。

もう最初から懐かしさに歓喜しちゃいました。
この家族が好き!彼らを受け入れるこの世界が好き!
子供の頃は気付かなかったけど、ゴメスがやたらとカッコいいです。顧問弁護士をフェンシングでお出迎え。たじたじながら生活のために頑張る弁護士もすごいです(笑)
そして、モティーシアとのラブラブっぷりがいいねぇ!
冒頭でからくり仕掛けのアダムス家の屋敷がでて、ゴメス人形とモティーシア人形がキスするのかと思いきや彼女が避けたから「え?」って思ったんですが、あれって体を反らしてキスしてるところだったのね(笑)
人目もはばからずいちゃいちゃしてるものの、きちんと家族を見守るモティーシアは良い奥さんでした。
そしてそして、大好きなウェンズデーちゃん。相変わらず可愛いです。彼女は永遠にこの姿のまま心に焼きついているよ!
クリスティナ・リッチを知ったのはこの役だったはずなのに、今では同一人物だとは思えないというか、ウェンズデーはウェンズデーであって、他の何者でもないんです!(断言)
弟をいじめているように見えて、超仲良しなのも可愛い。あの服装で2人揃ってるのが可愛い。とにかく可愛い。
ハンド君はとっても素晴らしい手です。手しかないのに何でも出来ちゃうし、手なのに愛嬌がある。
彼がアダムス家のためにバイトをするシーンはすっかり忘れてました。次々と郵便物を投げていく姿がステキ。そして、彼の能力を認めて雇った人と握手したい。
→以下ネタバレ注意!

そうなんですよ~、この世界はどんな人でも受け入れちゃうんです。悪役のごうつくババアでさえ、利用するためとはいえ?強面の男を息子として育てたんですからね~。素敵な世界だと思います。
あと、フェスターの態度の変化も面白かったです。あのババアと一緒に暮らしていて、普通の人間の感覚に染まっていたから、最初はアダムス家でおっかなびっくりしてるんですよ。それが、次第に元の感覚を取り戻し、体が覚えていたかのように一家に馴染んでいきます。
自分が手伝った子供たちの劇を観に行くくだりなんて、完全にアダムス家の一員でした。
弁護士の嫁なんか、本当に生まれてからこれまで”普通”に暮らしてきただろうに、恋によって一気に変身してしまいますからね。モップの言葉をわかるようになるまでの数シーンが好きです。
そして、終盤の悪役退場もスマートで面白かった。やっぱりこの子供たちいいわぁ。
すべてが懐かしく、新しい発見もあり、再見できてよかったです♪
復刻バンザイ!!

<2019/12/1 アダムス・ファミリー2:ADDAMS FAMILY VALUES>

前作に比べるとやはりパワーダウンは否めないものの、クスクス笑えるシーンは多くて楽しめました。物足りないのはウェンズデー&パグズリーがサマーキャンプで家族と別行動してること。ウェンズデーの毒舌と無邪気な処刑がデビーに向かわないのまま不完全燃焼した感じでした。

とはいえ、サマーキャンプで別の強敵と戦うことになるんですが…。他の子と馴染めない彼女たちを、ディズニー映画無間地獄で矯正させるエピソードあたりからが見どころ。ふらふらとお仕置き小屋から出てきたウェンズデーが、引きつりつつ笑顔を作って”善良な人々”に下る姿が可哀想で(笑)

でも、それで終わらないのがさすがアダムス家の一員といったところ。アメリカの白人にとっての心地よい西部開拓時代を描いた劇を、抑圧され否定される少数派の側の立場で乗っ取って燃やし尽くすのが痛快でした。

アレルギー体質の少年との淡い恋の様子も微笑ましかったし、新しい赤ちゃんは嫌っていても(抹殺しようとするほど)フェスター伯父さんのことは大好きで心配してるウェンズデーが可愛い。あとは相変わらずラブラブなゴメスとモティーシアさんの情熱のダンスが素敵でした。

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■ Comment

No title

わ~、懐かしいです!
ついにDVDが発売になりましたね。
みんな待ち望んでいたはず!笑

>そして、モティーシアとのラブラブっぷりがいいねぇ!
そうそう、みんなそれぞれキャラがたってるんですが、
夫婦円満なのがすごくいいですよね。

ウェンズデーは私も大好きです。
あの雰囲気がたまりませんよね!!

イラストは寡黙な執事さんの頭が見切れてるとこがいいです!笑
2013/08/30 10:50  マミイ編集

>マミイさん

いらっしゃいませ~!
ついにこの作品が復刻して、もう飛びついちゃいました。
懐かしいですよね~!!

> そうそう、みんなそれぞれキャラがたってるんですが、
> 夫婦円満なのがすごくいいですよね。

この夫婦があって、あの家族があるって感じかなぁ。
みんな仲良しで、わたしもあの一族に加えていただきたい!

> ウェンズデーは私も大好きです。
> あの雰囲気がたまりませんよね!!

そうそう、まだ幼いのに、すでにお母様の妖艶さや、この一族の霊的な力を受け継いでいるのがわかります。人形やぬいぐるみなど、何気に女の子らしいところもあって、そのギャップがまた可愛くて可愛くて…(エンドレス)。

> イラストは寡黙な執事さんの頭が見切れてるとこがいいです!笑

気付いて下さってありがとうございます!!
本編でもこんな感じですよね~(笑)
2013/08/30 11:33  宵乃〔編集

No title

おはようございます。
ファミリー映画として再見しました。

>この家族が好き!彼らを受け入れるこの世界が好き!
本当に何度観ても楽しくておもしろくて大好きな映画です。
うちの子供たちが受け入れてくれるか
ちょっぴり不安だったのですが、
家族全員で大笑いできて、より一層楽しめました。

ファミリー全員に味があっていいですよね。
イラストの家族全員集合、やっぱりいいなぁと思いました。
2014/06/05 08:30  マミイ編集

>マミイさん

いらっしゃいませ!
「アダムスファミリー」ですか~。大丈夫です、まさにファミリー映画です!

> うちの子供たちが受け入れてくれるか
> ちょっぴり不安だったのですが、
> 家族全員で大笑いできて、より一層楽しめました。

お~、それは良かったですね♪
大好きな映画を家族で楽しめるって本当にいい事だと思います。
ファミリー映画は「映画」というものの本来の姿かもしれませんね。

> ファミリー全員に味があっていいですよね。
> イラストの家族全員集合、やっぱりいいなぁと思いました。

ありがとうございます!
これだけ個性的なメンバーがそろうとインパクトもすごい(笑)
2014/06/05 16:31  宵乃〔編集

こんにちは☆

>この家族が好き!彼らを受け入れるこの世界が好き!

この作品に対する愛情をたっぷり感じる、伝わってくる、
記事といラストですネ♪ すんばらすうい☆

2年前にはDVDさえなかったのに、6月のオンエアを保存して
待って待って、やっと見ましたよ~良かったです☆

いいところは、全部、宵乃さんが書かれています(笑)。
ただ私はあの奥さんは家事をあんまりしないので、
いまひとつ好きではないのですが、夫婦や親子の愛情は良いです♪

残りの4作品の記事を明日アップしますので宜しくお願いします。
とにかく最後にこの作品を見て、本当にスッキリ爽やか、ららら~♪です!

http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-2439.html



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2014/08/06 13:51  miri〔編集

>miriさん

> この作品に対する愛情をたっぷり感じる、伝わってくる、
> 記事といラストですネ♪ すんばらすうい☆

ありがとうございます♪
大好きな作品だとすらすら言葉が出てきて書くのが楽しかったです。

> 2年前にはDVDさえなかったのに、6月のオンエアを保存して
> 待って待って、やっと見ましたよ~良かったです☆

この作品を観て頂けて嬉しいです。
版権の問題が解決してホント良かった♪
きもだめし企画が待ち遠しかったでしょう!

> ただ私はあの奥さんは家事をあんまりしないので、
> いまひとつ好きではないのですが、夫婦や親子の愛情は良いです♪

きっとあの一族は貴族的な考え方なんでしょうね~。
きっとウェンズデーが結婚する頃には、モティーシアさんが魔女鍋をかき混ぜる事でしょう(笑)

> 残りの4作品の記事を明日アップしますので宜しくお願いします。
> とにかく最後にこの作品を見て、本当にスッキリ爽やか、ららら~♪です!

楽しみにしてます!
この作品なら間違いないし、とりにふさわしかったですね
企画を楽しんでいただけてよかったです。
わたしも明日一言感想アップすると思いま~す。
2014/08/06 14:23  宵乃〔編集

私も大好きです

宵乃さんもこの作品大好きなんですね、私もこの作品は大好きで
よく見ています。
クリスティーナさんの愛らしさゴメス役のラウル・ジュリアさんのかっこよさ
アンジェリカ・ヒューストンさんんミステリアスな美しさそして
絶妙なブラックコメディーがたまりませんね
ちなみにハンドはクリストファー・ハートさんという方の手だそうで
手だけであれだけの表現を演じられる彼もなにげに凄いなって思いました。
2017/07/15 11:22  ねむりねこ

>ねむりねこさん

いらっしゃいませ!
ねむりねこさんもお好きでしたか~。ホント、登場人物すべてが魅力的で何度見てもたのしいですよね。DVD化で歓喜したファンは多いと思います。

> ちなみにハンドはクリストファー・ハートさんという方の手だそうで
> 手だけであれだけの表現を演じられる彼もなにげに凄いなって思いました。

画像検索してみました。ほほぅ、これがハンドくんを演じていた方ですか~。やはり手の方にも目が行きます。指が長い!
おっしゃる通り、手だけであんなに魅力を発揮できるんだから凄い俳優さんです!
コメントありがとうございました。
2017/07/15 12:30  宵乃〔編集
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【MOVIE】 アダムス・ファミリー
【制作年】1991年 【鑑賞】DVD 【制作国】アメリカ 【上映時間】100分 【原題】THE ADDAMS FAMILY 【配給】20世紀フォックス 【原作】- - - - - 【監督】バリー・ソネンフェルド 【出演】アンジェリカ・ヒューストン / ラウル・ジュリア / クリストファー・ロイド    クリスティナ・リッチ / ダン・ヘダヤ 【あらすじ】 一風変わっ...
ねむりねこのゲームと本と映画のお部屋|2017-07-15 11:18
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