映画「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」観た
原題:CATS & DOGS: THE REVENGE OF KITTY GALORE
製作:アメリカ’2010
監督:ブラッド・ペイトン
ジャンル:コメディ/ファミリー/アクション
【あらすじ】警察犬をクビになったディッグスは、イヌのスパイ組織にスカウトされる。極悪非道なキティ・ガロアの陰謀を阻止するため、宿敵であるネコのエージェント・キャサリンや、ハトのシェイマスらと立ち上がるのだが…。
ネコ派を取り込む作戦で、人間に好意的なネコ組織(人間の優しいお友達”ニヤオ”)が登場。前作は印象薄くて期待せず観たわたしも、、ネコの可愛さに見事にやられちゃいました(笑)
007シリーズや羊たちの沈黙、バットマンにターミネーターなど、パロディも満載。
笑いあり友情ありの王道展開で、可愛い犬猫がカッコいいスパイ道具を使いこなし、アクションを決めてくれるという、犬猫好きなら大人でも子供でも安心して楽しめる作品だと思います。
スパイモノだとヒロインとの恋愛がつきものだけど、こちらでは種族を超えた友情と、ネコ全般への意識の変化を、ちょっとキュンとする感じで上手く描いてました。
あと、悪役のキティがいいんですよ。犬との戦いで、除毛クリーム製造工場で大釜に落ちて毛が生えなくなった上に、その姿が気味悪いとクリスマスの夜に飼い主に捨てられて、犬と人間を憎悪するようになったという設定なんだけど、見た目は怖いのに脅威は感じないというか。妙に不運でちょっと応援したくなっちゃいます(笑)
今はオネエ系の手品師に飼われていて、種も仕掛けもわかってないのに、キティと危険なマジックに挑もうとしたり…。悪気がないぶん余計に性質が悪い。
ペットのはつかねずみジューシーちゃんをいたぶり可愛がりたくなる気持ちもわかるかも。(何気にジューシーちゃんが一番可愛い!)
遊園地での激闘は意外と見ごたえあったし、ラストはみんなハッピーで、家族で気楽に観るには丁度いい作品でした。