忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「奥様は魔女(1942)」観ました

 | ファンタジー  com(2) 

奥様は魔女(1942)
タイトルバックの映像。お人形さんで、実際はモノクロでした。
原題:I MARRIED A WITCH
製作:アメリカ’42
監督:ルネ・クレール
原作:ソーン・スミス
ジャンル:★ファンタジー/ラブコメ

独立以前の17世紀アメリカで、火刑にされ樫の木に封印された魔法使いの父娘がいた。1942年、ひょんなことから封印が解け復活した父娘は、仇の子孫ウォレスが知事選と結婚を控えていると知り…。

魔女狩りから始まってどうなることかと思ったけど、本当に魔女なうえに、体を失ってもへっちゃらで、ほのぼのコミカルで楽しく観られました。
何せ、煙の姿で復活したのに、箒で飛べるわ魔法は使えるわ、何不自由してないんですよ。煙の姿で箒に乗る仲良し親子や、(彼らが隠れた)二本の瓶がおしゃべりする様子はけっこう斬新(笑)
惚れ薬のくだりはお約束なものの、ご先祖様の肖像画の使い方が上手くって、CGとかなくてもちゃんとファンタジーしてるんですよ。
長い事封印されていたので若者言葉がわからず、「何を話しているんだ?」とふたりで悩むシーンも笑えました。
いちおう悪い魔法使いなので、肉体を得るために火事を起こしたり、父親が主人公を陥れるやり方はちょっと怖かったりしますが、ふたりともなんか憎めないんですよね~。

魔女ジェニファーの復讐も、結婚が上手くいかない呪いをかけたり、ウォレスを虜にした上で拒絶しようと企んだり、ほんのり彼への想いが感じられるチョイスです。そのおかげか「愛は魔法より強いの」というセリフも説得力ありました。
お父さんもね~、怖いといえば怖いんだけど、「男は結婚すれば不幸になるのは当たり前」というセリフや、酔っ払って呪文が思い出せなかったりするところは普通のおじさん。娘に罰として樫の木に戻れと言った時だって、自分も一緒に戻ろうとするあたり良いパパさんという感じでした。

古い作品なのに、今まで観た「奥様は魔女」とはぜんぜん違って、新鮮な気持ちで楽しめました。
ジェニファーも可愛いし、これが一番好きかも!

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■ Comment

こちらは、ありがとう~!

タイトルバックの最初の静止画、
宵乃さんの手にかかると、こんなにカラフルで、はじけた感じになるのですね!
本当に嬉しいです!!!

4年前の記事をURLに入れましたので、お時間頂けたらお願いします。
で、イラストに感激したので・・・この際と思い、今再見し終わりました☆
(覚えてはいたのですが、あんまり嬉しかったので・・・)

>魔女狩りから始まってどうなることかと思ったけど、本当に魔女なうえに、体を失ってもへっちゃらで、ほのぼのコミカルで楽しく観られました。

この作品は亡命中にアメリカで撮られたのですが、
どこで作っても、監督の特性が光っていて、
面白くて、分かりやすくて、あったかい気持ちになりますよね~!

>煙の姿で箒に乗る仲良し親子や、(彼らが隠れた)二本の瓶がおしゃべりする様子はけっこう斬新(笑)
>ご先祖様の肖像画の使い方が上手くって、CGとかなくてもちゃんとファンタジーしてるんですよ。

この監督のこの頃の作品は、セットとか大道具小道具等が、かなり、
今の目で見るとチャッチーのですが
それが全然古臭くなくって、イイナア~って思えるのです。

ココに書かれた演出にも繋がっていると思います☆
それをお若い宵乃さんに分かって頂き、感激です!

>いちおう悪い魔法使いなので・・・ふたりともなんか憎めないんですよね~。

冷静に再見すると結構あくどいのですが、全員避難できる程度で良かったです。
そう「なんか憎めないん」ですよ~(笑)。

>魔女ジェニファーの復讐も・・・そのおかげか「愛は魔法より強いの」というセリフも説得力ありました。

270年前の出来事からちゃんと伏線になっていましたね!

>お父さんもね~、怖いといえば怖いんだけど・・・普通のおじさん。
>娘に罰として樫の木に戻れと言った時だって・・・良いパパさんという感じでした。

こんなとこも、胸にきゅんときたり、大きな意味で普遍性を感じるんですよね~。

・・・今回はあの花嫁の行方とか
結婚式で何回も歌わされるおばちゃんとかが、結構気になりました。
(といっても、笑えたんですけどね~)

>古い作品なのに、今まで観た「奥様は魔女」とはぜんぜん違って、新鮮な気持ちで楽しめました。
>ジェニファーも可愛いし、これが一番好きかも!

ハイ、私も一番好きです☆
「夜の騎士道」で終わらず、見て下さり、本当にありがとう!
素晴らしいイラスト、忘れません!

***************************

「シン・シティ」私は面白かったけど、つまんなかったのですね~残念☆
あぁいう系統の映画をあんまり見ていなくて、ガックリ来るか、
すっごく面白いか、どっちかで・・・ホント大好きになりました♪

「荒野の一つ星」ごめんチャイ、買っちゃいました・・・まだ見ていませんが。
「奥様は魔女」と同じスーパーで、久しぶりにその棚を見たら、
こっちを見て「買って買って、僕を見て」って言っているDVDがあって・・・
一割引きの450円・・・誘惑に負けました~!!!
お許しくだされ!!!


2013/06/28 (Fri) 20:53  miri編集〕  

Re: こちらは、ありがとう~!

> タイトルバックの最初の静止画、
> 宵乃さんの手にかかると、こんなにカラフルで、はじけた感じになるのですね!

こちらもコメントありがとうございます!
いつも、どのシーンを描こうか巻き戻しながら探すんですが、最後まで巻き戻してよかったですよ~。気付かず小悪魔ジェニファーに落ち着くところでした。
モノクロだけどカラフルに見えてしまうポップなタイトルバックです。

> 4年前の記事をURLに入れましたので、お時間頂けたらお願いします。

あ、やっぱりあったんですね。探したけど見つからなくて。
後で伺います。

> で、イラストに感激したので・・・この際と思い、今再見し終わりました☆
> (覚えてはいたのですが、あんまり嬉しかったので・・・)

嬉しいお言葉ありがとうございます!
何度観ても楽しめる作品ですよね。

> どこで作っても、監督の特性が光っていて、
> 面白くて、分かりやすくて、あったかい気持ちになりますよね~!

亡命中の作品でしたか。
のびのび作られた感じがしたから、亡命前は窮屈な思いをしていたんでしょうね。観る人を元気にする力があると思います。

> それが全然古臭くなくって、イイナア~って思えるのです。
> ココに書かれた演出にも繋がっていると思います☆

やはりセンスがあるし、人を楽しませようという気持ちが込められているからかなぁ。「僕らのミライヘ逆回転」のような手作りの温かみを感じました。

> こんなとこも、胸にきゅんときたり、大きな意味で普遍性を感じるんですよね~。

ですね~。怖いところもありつつお茶目なところもあり、こういうところでは普通のお父さんで、観終わる頃には好きになっちゃいます。
こういうところのバランス感覚が素晴らしい!

> ・・・今回はあの花嫁の行方とか
> 結婚式で何回も歌わされるおばちゃんとかが、結構気になりました。
> (といっても、笑えたんですけどね~)

そういえばどうなるんでしょう。父親の宣伝のおかげで広~く知れ渡っているし、ちょっと可哀相ですね。まあ、彼とは幸せな結婚はできないし、タフそうだからこれをバネにもっといい男を捕まえそうですが(笑)
歌のおばちゃんもいい味出してました!

> ハイ、私も一番好きです☆
> 「夜の騎士道」で終わらず、見て下さり、本当にありがとう!
> 素晴らしいイラスト、忘れません!

いえいえ、素晴らしい作品を教えて頂いて、こちらこそありがとうございました。
「夜の騎士道」もこういうテイストで作っていれば面白かったのになぁ。

> あぁいう系統の映画をあんまり見ていなくて、ガックリ来るか、
> すっごく面白いか、どっちかで・・・ホント大好きになりました♪

最初は良かったんですが、それ以降はどれも同じに感じてしまって。一つ目の話を80分くらいでまとめてくれればよかったのになぁとか思ってしまいました…ごめんなさい!

> こっちを見て「買って買って、僕を見て」って言っているDVDが
> 一割引きの450円・・・誘惑に負けました~!!!

あはは、それじゃ仕方ないですね。そのDVDもmiriさんに買われて幸せだと思います。楽しいご鑑賞を!
2013/06/29 (Sat) 12:57  宵乃〔編集〕  
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