映画「ロッキー・ザ・ファイナル」観ました

原題:ROCKY BALBOA
製作:アメリカ’06
監督:シルヴェスター・スタローン
ジャンル:★ドラマ/スポーツ
【あらすじ】引退し、地元フィラデルフィアで小さなイタリアンレストランを経営していたロッキー。エイドリアンは既に他界し、息子のロバートともぎくしゃくしていた彼は、再びボクシングを始めようと思い立ち……。
これはロッキーシリーズ(1、2だけでも)を観て、1年くらい間を空けてから観るべきかも。再見なのにタイミングが違うだけで印象がまるで違いました(前はちょっと辛気臭く感じた)。
まず、ロッキーの思い出の場所巡りに付き合うポーリーが泣かせます。ずっと嫌がってて、ロッキーが思い出に浸る間も与えず先を急がせ、ついには「過去に生きるな!」と怒りを爆発。その後の「お前はあいつに優しかった。でも俺は…」でうるうる来てしまいました。自分が良い兄ではなかったと後悔しているんだね…。何気に彼の描く絵がパッションほとばしる感じで、ポーリーの中でも何かくすぶってるのかも?
また、ロッキーが今でもエイドリアンを愛していて、マリー親子への親切が恋愛にいかなかったのもよかったです。まあ、マリーの息子と自分の息子と、ちょっと散漫になっていた気もするけど。
お約束のお説教シーンは安心感あったし、トレーニングに尻尾ふりふりしながら付き合うわんこも可愛かったです。
そして、ラストの試合は胸アツ。これぞロッキーって感じ!
みんなの歓声の中に、エイドリアンの「勝って、ロッキー!」という声も聞こえるような気がした。チャンピオンが勝って、ロッキーの中の猛獣は消えて、みんな感動して、爽やか~。
完結編にふさわしい作品だったと思います。
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■ Comment
>わたしも参加したくなりました♪
宵乃さんには「イラストで参加する」という手があったではありませんか~!!!
このイラスト、非常に素晴らしいです♪
こういう美しい寒色であまり模様のない背景って大好きです☆
この空気感に、私もご一緒したいです!
>まず、ロッキーの思い出の場所巡りに付き合うポーリーが泣かせます。
本当にお好きなのですね~!
>・・・ポーリーの中でも何かくすぶってるのかも?
きっとそうでしょう、でも、エイドリアンはそんな兄を
慈しむような気持ちで、いつも繋がっていると思うから、
いつかそれが伝わる日が来ると思います☆
>そして、ラストの試合は胸アツ。これぞロッキーって感じ!
>みんなの歓声の中に、エイドリアンの「勝って、ロッキー!」という声も聞こえるような気がした。
>完結編にふさわしい作品だったと思います。
ハイ、仰るとおりですね~♪
私のほうこそ、宵乃さんのお陰でこの作品群を見られたと思います。
コメントも頂き、本当にありがとう~!
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>「第三逃亡者」列車をギリギリでかわすシーンや、車ごと炭鉱に落ちそうになるシーンは見ごたえアリ。あと、ヒッチさんは詮索好きなおばさんを描くのが上手いね(笑)
これは全く仰るとおりでしたね~。
古い時代のヒッチさんの作品は見ていられないのも多いですが(爆)
これはマシでしたね~。
私が見たときは(3~4年位前)画質が悪いオンエアで、
その点が残念だったのですが、
今後は彼の古い作品も順番に画質を良くして、売るなりオンエアしてほしいですね~☆
2013/06/05 20:55 miri〔
編集〕
こんばんは!!(^.^)
僕も久しぶりにロッキーシリーズで、見るまでは少し
冷ややかだったのでした。一つ前のロッキーにいい印象が
ありませんでしたので。。(^▽^;)
けど、これは良かったですよね!
実はあまり覚えてませんが、途中も変に気取らず
カッコいいロッキーではないのも好印象でした。
そして最後の試合はワナワナと嗚咽交じりだったことだけ
覚えてます(笑)
ホント、完結編としてはいい映画でしたね!!(^^♪
この映画を見終えた後、古い作品も順に見ましたが
一つ前だけ見ませんでした(笑)
> 宵乃さんには「イラストで参加する」という手があったではありませんか~!!!
そういう考え方もアリですね!
そうか~、わたしも参加できたんだ♪
> こういう美しい寒色であまり模様のない背景って大好きです☆
> この空気感に、私もご一緒したいです!
嬉しいお言葉ありがとうございます。前に描いた朝もやのかかった風景もいいけど、雪に覆われた風景も味があります。長年ここでトレーニングしていた彼は、ここから街の色々な表情を見てきたんだろうなぁ。
> 本当にお好きなのですね~!
やはりポーリーが一番好きなキャラだと自覚しました(笑)
> きっとそうでしょう、でも、エイドリアンはそんな兄を
> 慈しむような気持ちで、いつも繋がっていると思うから、
> いつかそれが伝わる日が来ると思います☆
ですよね。芸術と向き合って、自分と向き合って、いつかそれを素直に感じ取れる日が来ると信じます!
> 私のほうこそ、宵乃さんのお陰でこの作品群を見られたと思います。
> コメントも頂き、本当にありがとう~!
こういう”誰もが知ってるシリーズ”というのは初見も再見も躊躇してしまったりするので、こうやってお話しながら盛り上がれてお互い良かったですよね~。
> 古い時代のヒッチさんの作品は見ていられないのも多いですが(爆)
> これはマシでしたね~。
あはは、途中までヒッチさんの作品だと気付きませんでした。
すでに才能の片鱗を見せている部分や、まだまだな部分、ヒッチさんの好みがわかる部分など、”映画そのものの面白さ”以上のものがあるかも。
> 私が見たときは(3~4年位前)画質が悪いオンエアで、
> その点が残念だったのですが、
> 今後は彼の古い作品も順番に画質を良くして、売るなりオンエアしてほしいですね~☆
そうですよね~、わたしは未見の作品もまだあるので、どうせなら画質がキレイな状態で出会いたいです!
そういえば、今度の日曜日にまたBSフジで深夜にチャップリン短編特集をやるみたいです。今回も一つ目はつまらないかも…。あと画質がなぁ。
いらっしゃいませ、ブログ5周年おめでとうございます♪
5はロッキーが息子をほったらかしで弟子にかかりっきりだったり、ストリートファイトまでしちゃいますからね~。
息子の気持ちを考えると、とても切ない作品でした。
> けど、これは良かったですよね!
> 実はあまり覚えてませんが、途中も変に気取らず
> カッコいいロッキーではないのも好印象でした。
そうそう、息子に会いに会社まで行ったら、なんだかよそよそしい態度をとられて「迷惑だったか?」とたずねるシーンとか、情けない雰囲気すらあるところがリアリティあります。
> そして最後の試合はワナワナと嗚咽交じりだったことだけ
> 覚えてます(笑)
気迫だけじゃなくて年齢も出てたかも。
全てを出し切っての試合と言う感じで見ごたえありました。
> この映画を見終えた後、古い作品も順に見ましたが
> 一つ前だけ見ませんでした(笑)
あはは、さすがシリーズ一の嫌われ作品。
ストリートファイトのシーン以外はわたしは結構好きだったりします。父親としての成長も描きたかったんだろうなぁというのが伝わってきて。
あと、ポーリーが観られれば満足なので(笑)
>また、ロッキーが今でもエイドリアンを愛していて、マリー親子への親切が恋愛にいかなかったのもよかったです。
僕も、そう思いますよ。
恋愛じゃなくて友達関係でいいんですよ。
マリーを演じた女優さんは舞台で一人で何役も演じる多彩な人だと映画のパンフレットに書かれていました。
それにしてもエイドリアンが既に故人になっているところから始めるとは、随分大胆な脚本ですねー!スタローンは、やっぱり脚本を書く才能があるんですね。
宵乃さんのイラストも相変わらず素晴らしいです。
フィラデルフィア。一度行きたいです。
2013/06/08 18:41 間諜X72〔
編集〕
いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
> マリーを演じた女優さんは舞台で一人で何役も演じる多彩な人だと映画のパンフレットに書かれていました。
そうだったんですか~。
前にちらっと登場したらしいマリーの再登場にも驚きましたが、恋愛関係になることなく、しっかりドラマの中心人物になっていて印象に残るのは、彼女の演技力のたまものだったんですね。存在感のある女優さんです。
> それにしてもエイドリアンが既に故人になっているところから始めるとは、随分大胆な脚本ですねー!スタローンは、やっぱり脚本を書く才能があるんですね。
わたしも初見では度肝を抜かれましたよ。まさかエイドリアンが…。
5で終わらせず、自分でこのシリーズを完結させたスタローンに拍手です!
> 宵乃さんのイラストも相変わらず素晴らしいです。
> フィラデルフィア。一度行きたいです。
ありがとうございます。
外国の美術館に行ってみたいというのは前から思ってましたが、フィラデルフィア美術館は中より外に興味があります(笑)
ロッキーと同じ景色を見てみたいですよね♪
宵乃さん。おはようございます。
先日スタローン主演の「オーバー・ザ・トップ」を初めて見ました。1987年製作。
ストーリーは単純ですが、それでも魅せてしまうのがスタローン映画ですよね!
「愛と青春の旅立ち」でリチャード・ギアの父親を演じていた人が、「オーバー・ザ・トップ」ではスタローンの義父役を好演しています。
>5で終わらせず、自分でこのシリーズを完結させたスタローンに拍手です!
脚本家としてのスタローンは、やっぱり凄いです!
さて、自転車通勤。行って来ます!
2016/04/28 07:53 間諜X72〔
編集〕
一日遅れですが、おはようございます。今日はお休みかな?
「オーバー・ザ・トップ」は未見ですね。この前のオンエアで録画しようかと思ったんですが、あいにく他と被ってしまって。
> 「愛と青春の旅立ち」でリチャード・ギアの父親を演じていた人が、「オーバー・ザ・トップ」ではスタローンの義父役を好演しています。
親の役が得意なんですね。ぱっと思い出せなくても、見覚えのあるひとが主人公の親の役をやっていると、親しみが湧くかも(笑)
> 脚本家としてのスタローンは、やっぱり凄いです!
スタローンが脚本を書いていたんですが。オンエアがあれば今度こそ観たいです。
コメントありがとうございました♪