忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「クロムウェル~英国王への挑戦~」観た

クロムウェル~英国王への挑戦~
原題:TO KILL A KING
製作:イギリス'03
監督:マイク・バーカー
ジャンル:ドラマ/歴史劇

【あらすじ】17世紀のイギリス。絶対権力を振りかざすチャールズ1世に反発し、打倒王政を誓う議会派のオリヴァー・クロムウェル。親友トーマス・フェアファクスと軍を率い、勝利を収める。だが、やがてふたりは意見の違いからすれ違い始め…。

イギリスの歴史は良く知らないけど、一度だけ共和制になった時のお話みたい。主人公のクロムウェルは、「わが命つきるとも」でヘンリー8世の結婚に賛成し、大出世したトマス・クロムウェルの子孫です。
無慈悲な暴君を見限ったクロムウェルと、まだ良い王になる可能性を捨てきれない忠誠心の高いトム。ふたりがすれ違っていく過程が丁寧に描かれてました。
クロムウェルの苦悩がじわじわ伝わってきます。盟友であるトムに強い憧れというか、絶対にこうはなれないというコンプレックスを抱いていて、なんとなく奥さんを敵視…もとい革命の不穏分子として警戒してるんですよね~。
奥さんもそれに気付いていて、自分の理想を実現するためにトムを利用し(てるように彼女には見える)、危険を呼び込むクロムウェルから、なんとか夫を取り戻そうとします。
まあ、奥さんとクロムウェルがトムを取り合う話みたいな(笑)

一度は夫の信念を裏切るような行動をとってしまう奥さんですが、王やら王党派やら、今まで信じてきたものに「このままじゃトムが死ぬ」と口々に言われたら、彼女の行動も仕方ないかなぁと思えました。一番身近に感じる登場人物です。
トムの方も、平和を望んでいたのにクロムウェルが暴走するわ、奥さんは冷たいわ、王様は反省しないわで大変そう。途中、危険を冒してまでホーレスを逃がした意味がよくわからなかったけど、あのひと幼馴染だったのか…老けた幼馴染だ。
ラスト直前はもうちょっと引っ張って、盛り上げてほしかったなぁ。あっさり淡々と顛末を描いていて、余韻にも浸れなかったです。
でも、17世紀のイギリスがリアルに描かれており、戦闘シーンはほぼないものの見ごたえある歴史劇でした。

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■ Comment

こんにちは☆

>映画「クロムウェル~英国王への挑戦~」観た

やっと見ました。
多分同じ頃に録画していたような気が???

>主人公のクロムウェルは、「わが命つきるとも」でヘンリー8世の結婚に賛成し、大出世したトマス・クロムウェルの子孫です。

離婚と再婚に賛成した、ですね・・・
ちょっと前に「1000日のアン」を見て、
クロムウェルなる人物の、まぁあくどい事! 酷い事!
自分(の一族)さえ良ければ良い、という典型でした。(王さえ、駒的な)
それに比べると、このご子孫は、本当に国の為を思ったのですよね~!

イラスト、素晴らしい!
なかなか出て来ないので、見逃したか?と思った頃に出てきました(笑)。
思えば一番かなめのシーンでしたね!
(イラストだけは何回も見たので覚えていました・笑)

>無慈悲な暴君を見限ったクロムウェルと、まだ良い王になる可能性を捨てきれない忠誠心の高いトム。ふたりがすれ違っていく過程が丁寧に描かれてました。

いつもながら、あらすじを上手に書かれる事で!
仰る通りでしたね~。
しかし分かりにくい話だったので、宵乃さんの記事の方が映画より分かったです、有難う☆

>あのひと幼馴染だったのか…老けた幼馴染だ。

何か、情勢が落ち着いたら役に立つ人間だからみたいな言い方していましたね。。。

>ラスト直前はもうちょっと引っ張って、盛り上げてほしかったなぁ。あっさり淡々と顛末を描いていて、余韻にも浸れなかったです。

まぁでも、もう少し引っ張ると、滅茶苦茶長くなりそうですので、
私的にはこれで良かったように思います。

>でも、17世紀のイギリスがリアルに描かれており、戦闘シーンはほぼないものの見ごたえある歴史劇でした。

最初と最後のシーンが同じなのは良いやり方だったと思います。
私は奥さんにはあんまり興味惹かれませんでした。
とにかく、分かりにくい映画でした。

・・・私は最近ティム・ロスさんの作品を続けて2本見たので、
最初は「こいつはあいつだ」と、途中からもう一本も思い出して
「あいつはそいつだ」と、訳が分からなくなりました(笑)。
演技はうまいけど、ちょっと特徴のあるお顔だったのでね~。

しかしどの映画も公開処刑のシーンって、凄いですよね~
まぁ一番は「ダントン」さんでしょうけど(笑)。
この映画も結構怖かったです。

・・・音楽映画は、決まりましぇん(笑)。


.
2014/09/27 (Sat) 16:44  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、同じ頃に録画してたんですね~!
「1000日のアン」は未見ですが、クロムウェルが描かれてる作品ということで気になってます。

> 自分(の一族)さえ良ければ良い、という典型でした。(王さえ、駒的な)
> それに比べると、このご子孫は、本当に国の為を思ったのですよね~!

観るのが疲れそう(笑)
完璧主義者のオリヴァーにとって、そんな先祖を持ったことは不愉快極まりなかったでしょうね。
強烈な人間って良くも悪くも影響力あります。

> 思えば一番かなめのシーンでしたね!
> (イラストだけは何回も見たので覚えていました・笑)

覚えていて下さってありがとうございます!
トムの奥さんとどちらを描こうか悩んだような(笑)
でもやはり、この作品のメインは彼とトムの苦悩ですよね。

> 私は奥さんにはあんまり興味惹かれませんでした。
> とにかく、分かりにくい映画でした。

なんかこうあの奥さんを見てると自分を見てるようで…。
流されやすくて保身に走っちゃうところとか。
時代考証とかはよく出来てる感じだし、この時代に興味があれば楽しめるけど、わかりにくさはありましたね。あまり人におススメは出来ない作品でした。

> ・・・私は最近ティム・ロスさんの作品を続けて2本見たので、
> 最初は「こいつはあいつだ」と、途中からもう一本も思い出して
> 「あいつはそいつだ」と、訳が分からなくなりました(笑)。

あはは、それは大変でしたね。
確かに特徴的で、わたしもこの映画のちょっと前に「ライ・トゥー・ミー」という彼主演のドラマを見ていたので、顔は同じなのにぜんぜん違うタイプを演じてるなぁと驚かされました。

> しかしどの映画も公開処刑のシーンって、凄いですよね~
> まぁ一番は「ダントン」さんでしょうけど(笑)。

実はちょっと前に観た「バンディット」という映画の処刑シーン(公開ではないかも)がとてつもなく怖かったです。
監督が「秘密の花園」や「敬愛なるベートーヴェン」の人なので、ちょっと長いですけど機会があれば。…でも、残酷なシーンが歴史劇の割りに多すぎるのでやめた方がいいかなぁ?
悪魔のような女も出てきます。

> ・・・音楽映画は、決まりましぇん(笑)。

候補が多すぎても困りますね(笑)
お互いじっくり悩みましょう。
2014/09/28 (Sun) 10:59  宵乃〔編集〕  
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