2017年10月に観たお薦め映画

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

第3回ミステリー企画まとめ感想

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もう1作品サスペンスを再見したんですが、記憶違いでミステリー要素ゼロだったのでこの2作品で私のミステリー企画は終了しようかと思います。

10/29「ノスタルジア」

とにかく美しいシーンが満載でした。ただ殺風景な部屋を映しているだけなのに、光のマジックで絵画みたいに見えるんですよ。そんなシーンばかりで、今回はかなり覚醒したまま見られました(笑)でも、そんな美しい世界で、主要な登場人物たちは孤独を抱えていて…。
何を言いたい作品なのか私なりに考えながら見たんですが、「人を理解するには、境界をとり払うこと」とか「1+1=1」、「家族を救うことしか考えなかったが世界を救うべきだった」というセリフから、自分が世界の一部であることを忘れずみんな仲良くしようぜ!ということかなと思いました。あの儀式をしている時のような気持ちをみんなが持てば、きっと世界は平和なんでしょうね。とりあえず私的に納得できる答えが見つかってよかったです。

10/28「獄門島(1977)」

ドラマなどで内容はなんとなくわかってるんだけど、いつもふわっとした感じがするのはトリックの種明かしをされても釈然としないからだろうか…。そもそも俳句に見立てたと言われても、かなり強引なので金田一よく気付けたな!という感じ。三人娘の母親が狂ったのも殺人が起こったのも、ぜんぶ嘉右衛門の呪い?殺さなくても病院なり何なりに幽閉する方法もあったわけで、実行犯たちがその方法をとらなかったのは嘉右衛門を恐れてたからか。そんなに後継ぎが必要なら人工的にやればよかったのでは…。にしても、千万太は金田一の戦友だった気がするんだけど、なんで変えたんだろう?島のある風景や首ちょんぱのインパクトは良かったです。

映画「真夜中のサバナ」観た

真夜中のサバナ
「あ、これ、俺のキャパ超えたわー」
原題:MIDNIGHT IN THE GARDEN OF GOOD AND EVIL
製作:アメリカ’97 155分
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・ベレント
ジャンル:★ミステリー/サスペンス

【あらすじ】ジョージア州サバナを取材で訪れ、上流階級の人々が集まるパーティのルポを書く予定だったジョン。だが、そこで殺人事件に巻き込まれ、容疑者としてパーティの主催者ウィリアムズが逮捕される。事件に興味を持ったジョンは独自に調査を開始し…。

実際はこんなに長い作品だったのか…。たぶん30分以上カットされてたと思います。でも、作品の評判をみるにテンポが悪いそうなので、それを感じなかったということは編集し直した方が面白いということかも。
とりあえず、ミステリーと言うには無理がある気がしました。犯人がわかりきっているし、どうやって陪審員を丸め込むつもりだろう?という点しか謎がない(汗)
でも、法廷ものの面も持つ面白サバナ観察ドラマとしては面白いんですよね。濃い人たちが暮らすどこか不思議なサバナの街が魅力的で、続きを見たいと思わせてくれるんですよ。序盤で、空中に浮かぶように見える首輪を連れて散歩してるおじさんが出てきて「おぉ!?」となりました。

お気に入りはやっぱりドラァグクィーンのミス・シャブリですね~。自分を持った強い人で、彼女が動くと周りはそのペースに乗せられてしまう感じ。お上品なパーティに乗り込んできて男性陣の目をくぎ付けにしたり、法廷でも行動力がありすぎて判事に怒られたり。
この作品が実際の事件を基にしているらしく、彼女を演じたのもご本人なんだとか。いつも堂々としていて魅力的でした。
あと、霊媒師のおばさんはよくわからない人だったけど、この作品の不思議な雰囲気を作り上げるのに一役買ってます。彼女が死者の存在を意識させてくれるから、ラストにビリーと横たわるウィリアムズのシーンもすんなり受け入れられてグッとくるんですよね。「ヒア アフター」を思い出しました。
そんな濃い彼らを大らかに受け入れる主人公ジョンも良かったです。とくにミス・シャブリと一緒のシーンは彼女に押されつつもマイペースで、善い人なのが伝わってきます。ジョン・キューザックが魅力的な作品の上位に入るかも!

にしても、何度か映るお皿を両手に水平に持っている少女の像は何を象徴しているんだろう?
有名な彫刻家の作品「Bird Girl」のレプリカで、映画のためにわざわざ作ったくらいだから何か意図してのことだと思うけど…。天秤にも見えるから罰も平等にってこと?
最初見た時は、廊下で立たされてるみたいにお皿の水をこぼすなと命じられて罰を受けてる女の子の像かと思いました。首をかしげてるのが「あ~あ、またやっちゃった」みたいに見える(笑)

観終わって「あれ?」と思ったのは、ヒロインとして登場したイーストウッド監督の娘さん。出てきたはずなのに何のために登場したのかわからず、何をしていたのかもさっぱり思い出せません。幽霊だったのでは…と思ってしまいました。
いつか再見する時は、彼女の役割についても気にしながら見てみようと思います。

ちなみに原題の意味は「真夜中の善と悪の庭」。庭は少女の像がある墓地のことを指しているようです。

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一言映画感想(10/20~10/23)

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fc2総合インフォでSSL対応について発表がありましたね。「今後、全てのブログにおいて完全SSL化を予定しております」ってことは、今は猶予期間で最終的には強制移行するのかな?
まあ、google先生がSSLじゃないサイトは検索順位を下げるよと言ってるわけだから、ブログサービスとしてSSL化してないブログがたくさん残ってると困るんでしょうね。

10/23「ごごナマ」

ネコ歩きの岩合さんが出演すると教えてもらったのでチェック。今まで見てきたにゃんこたちの中でも印象的なにゃんこが見られたり、スタジオの懐かないネコ”編集長”と一瞬で心を通わせるところが見られました。さすが岩合さん。にゃんことの接し方を心に刻んでおこう。

10/22「マイヤーリング」

オードリー・ヘプバーン主演ってことで見てみたけど、何のことはない「ロミオとジュリエット」的なロマンスでした。ヒロインのマリーの心情があまり伝わってこないのが残念。相手が皇族で既婚だったら、恋に落ちてももう少し苦悩するんじゃない?あと、ラストに両親や執事の悲しみに暮れる様子とかほしかった。とくに、親よりも親身になっていた可哀そうな執事さん…。

10/22「60セカンズ」

そういえば「バニシングIN60」のリメイクだっけと思って再見(モチーフでした)。60秒で盗めるというのが強調されてないので、タイトルはなんだったんだろう?となりそうでした。家族を助けるためとは言え、緊張感が薄いしちょっとカッコつけてる感じもあってなんとなく入り込めない。カーチェイスのシーンも、例のごとく主人公たちの印象を悪くしないように、いるはずの犠牲者のことは描かないし。すごく普通。

10/20「ぱんどせる」

携帯サイトのキャラクターのショートアニメ。ショウガクセイの背中に生息する動物みたいなランドセルがおしゃべりするゆるアニメです。ショウガクセイの動きとかは「白雪姫」みたいに実写をなぞって描いてるんだけど、ぱんどせるが浮いてる気が。ゆるキャラがシニカルな笑いを含む会話をするって、最近増えすぎて没個性。

映画「ジョン・カーペンターの 要塞警察」観た

ジョン・カーペンターの 要塞警察
原題:ASSAULT ON PRECINCT 13
   JOHN CARPENTER'S ASSAULT ON PRECINCT 13
製作:アメリカ’76 90分
監督:ジョン・カーペンター
ジャンル:アクション/サスペンス

【あらすじ】移転前日の警察署にパニック状態の男性が助けを求めてやってきた。間もなく彼を追って来たストリートギャング”チョロ”が9分署を包囲し、消音銃による攻撃が始まる。黒人警官ビショップと女性職員リー、そして護送中に一時拘留されていたナポレオンと凶悪犯ウェルズは協力して彼等を迎え撃つが…。

「リオ・ブラボー」へのオマージュ作品らしいんだけど、そっちは覚えてないなぁ…。にしても、西部劇よりもゾンビ映画を彷彿とさせるシーンが多かったです。オッサンにしか見えない非行少年たち(ニュースで言ってたのって彼らのことだよね?)が警察署を包囲してワラワラ集まるところなんて、生存本能なんてなくなったゾンビそのもの。目の前で仲間がバンバン撃たれてるのに突っ込んでくるんだもん。ラリってるの?
撃ってる人たちも生きるのに必死で、相手が人間だという感覚を失っているようでした。何も言わず押し寄せてくるから仕方がない…。

一番最初のショッキングシーンも怖かったです。来るとわかっていても、まさかあんな無感情にさらっと撃つなんて…。序盤で仲良くセリフの練習をしていたのが思い出されて、”彼”のその後の行動、そして燃え尽きてまともに話すことすらできなくなってしまう後半の様子など、彼の受けた衝撃がひしひしと伝わってきました。

孤軍奮闘する警官と囚人二人、そして事務?の女性リーの雄姿には痺れましたね。とくにリーはぜんぜん戦う人に見えないのに、細い通路でこちらに向かってくる男をまっすぐ見据えて銃?で倒すんですよ。負傷した肩をものともせずに!
警官や囚人と一緒にちゃんと戦力としてそこにいるのがカッコよかったです。
彼らの間に芽生えた信頼や友情、愛情みたいなのも控えめに描かれていてクールでした。

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第3回 秋の夜長のミステリー企画

秋の夜長のミステリー企画2013
遅くなってしまいましたが今月もミステリー企画を開催いたします!
秋の夜長にぴったりの、謎解きがメインの作品や、謎に満ちたミステリアスな作品を観ませんか?
期間は10月27日から11月3日までの1週間。
複数作品でのご参加も大歓迎ですので、観たいミステリー作品を探してみて下さい。
何を観たらいいかわからない方は、探偵モノや法廷モノ、原作者が有名なミステリー作家の作品を選べば大丈夫!
過去に皆さんが観た作品も参考にして選んでくださいね。
今年も一緒にミステリー映画を楽しみましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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一言映画感想(10/14~10/17)

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いつ来るかわからないのは心臓に悪いのでwindows10 Fall Creators Updateを明日の朝に早々に適用してしまおうと準備してました。普通に待ってれば3~4か月後くらいには勝手にアップデートされると思います。映画はあまり見てません…。

10/16「ミッドナイト・イン・パリ」

過去記事「ミッドナイト・イン・パリ」にイラスト追加しました。遅いにもほどがある!

10/16「リーサル・ウェポン2/炎の約束」再見

CMありだけど前作を忘れないうちに再見。重要参考人ゲッツのキャラが面白くて良かった。でも、リッグスが敵に立ち向かっていく理由のために死ぬキャラを投入するのが悪趣味だと思う。それに奥さんのこと吹っ切れたと言っても、あんな軽い出会いでいいのかよ…と思ったり。家が呪われた場所になりつつあるマータフが可哀想…。

10/14「リベンジ・マッチ」

「ロッキー」のスタローンと「レイジング・ブル」のデ・ニーロ共演ってことらしいけど、「レイジング・ブルは」未見だった…。周りがうるさくてセリフがあまり聞き取れず入り込めなかったから、デ・ニーロさんのボクシング映画を観たら再見しようかなぁ。

10/14「Morty's」

死神の親子を描いたショートアニメ。息子のモーティスが母親と一緒に過ごすため、魂を効率よく集めるシステムを開発し…という内容。ラストの母親のセリフが聞き取れなくてオチが良くわからなかった。死神は他にいないんだろうか?

10/14「Runaway」

ショートアニメ(公式の日本語吹き替え版)。なにゆえ冷蔵庫?と思ったものの、擬人化された古い冷蔵庫が可愛くて癒されました。取っ手が壊れて捨てられると思い、家出する冷蔵庫…シュールです。しかし、あのタイプはフロンガス使ってそうだなぁ。

一言映画感想(10/1/~10/12)

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カーテンの役割は果たしてないけど未だにゴーヤが元気で、太いツルが出てきて新しい実を付けてます。ミニトマトもいっぱい実がなってるし。でも寒くなるから熟す前に枯れそうだなぁ…。

10/12「映画 ホタルノヒカリ」

久しぶり過ぎて設定も忘れてたけど、そうそう干物女が主人公のやつね。綾瀬はるかはジャージでゴロゴロしてても可愛いから、ラブラブ新婚生活も違和感なく見られました。いちおう「ローマの休日」とか意識してるところもあったけど、ほんの少しでもったいなかったかな。しかし、結婚しても”ぶちょお”呼びは変わらないのか…。

10/10「龍三と七人の子分たち」

CMで面白そうだと思って見てみたけど、なんか思ってたのと違う。これだからCMは…。割と悪ノリしてる元やくざの爺さまたちを受け入れられるかどうかですよね~。私はあんまり…。あんなお祖父ちゃんでも懐いていたらしい孫が可哀想だなぁと思いました。

10/8「ダンテズ・ピーク」

すっかり内容を忘れたと思って再見。見始めたらするする思い出してきました。序盤は「ジョーズ」みたいな典型的な展開で事態が悪化していき、後半は息もつかせぬピンチの連続でハラハラ。SFXは迫力あったし子役は可愛いし、ツッコミどころはあるものの見ている間は楽しかったです。ただ、またすぐ内容を忘れそう(笑)

10/7 岩合光昭の世界ネコ歩き「ボスニア・ヘルツェゴビナ」

猫が暮らしやすい場所は人にも暮らしやすい。平和になると猫が戻るという岩合さんの言葉が印象的でした。仲良し兄妹に癒される~。

10/1「Happiness is: スヌーピーと幸せのブランケット」

スヌーピーと言えば雑貨などにプリントされているものくらいで「Peanuts」は初でした。意外ととんがった性格なのね。屋根の上で寝てるイメージだったので意外。結婚願望の強い女の子たちや、ナイーブな男の子たちのバランスが割とリアルです。しかし、ライナスくんが中毒患者みたいで大丈夫か(汗)

映画「大脱出(2013)」観た

大脱出(2013)
原題:ESCAPE PLAN
製作:アメリカ’2013 116分
監督:ミカエル・ハフストローム
ジャンル:アクション/サスペンス

【あらすじ】囚人として刑務所に潜入し、様々な手段で脱獄しては警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントの第一人者ブレスリン。ある日、CIAから民間の極秘刑務所を調べる脱獄依頼が舞い込む。そこは、彼の指南書をもとに設計された“墓場”の異名を持つ難攻不落の超ハイテク監獄要塞だった。

難攻不落のハイテク刑務所から脱獄するお話。
ツッコミどころ満載な上に、設定がいまいちわかりにくい気がしましたが、シワの刻まれたスタローンとシュワルツェネッガーの共演を見るのは楽しかったです。
スタローンが知恵を働かせ、シュワちゃんが体を張ってそれをサポート!
鬼所長の裏をかいて脱出計画が進行していくのが気持ちいいんですよね。利害一致でジャベドも協力するところも王道。できればもっと活躍してほしかった…。

ただ、やはりツッコミどころというかご都合主義が目立つので、気になって楽しめない人も多そうです。私も一部モヤっとしてしまったし。
刑務所の作り自体はかなり脱出不可能そうに見えるんですが、肝心の管理する人間が甘いんですよ。危険分子がいるなら隔離するべきなのに、スタローンとシュワちゃんは毎日のように食事を一緒にとって仲良くお話してます。自由過ぎだろ!
まあ、完全に隔離されてしまうと脱出の隙がなくなって映画が成り立たなくなるんでしょうが、それなら人権なんて守る気のない極秘の民間刑務所を舞台にするのではなく、政府や人権保護団体の監視の目があって大っぴらには人権侵害できない設定にすればよかったのでは…。

あと、最後の方でちょっとしたネタ晴らしがあるものの、この刑務所やCIAの立ち位置、クラークの裏切りの理由などがいまいちわかりにくくてモヤっとしてしまったんですよ。私だけかな?
観終わってネタバレ記事を読んでやっとなんとなく理解できました。
以下、ネタバレメモです。

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映画「ナタリー」観ました

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ナタリー
原題:LA DELICATESSE
製作:フランス’2011 109分
監督:ダヴィド・フェンキノス、ステファン・フェンキノス
原作:ダヴィド・フェンキノス
ジャンル:★ロマンス/ドラマ

【あらすじ】最愛の夫フランソワを亡くして3年。仕事一筋に生きていたナタリーは、ある日同僚のマーカスに無意識のうちにキスをしてしまった。存在感の薄い冴えない彼だったが、その事件をきっかけに距離が縮まっていく。ナタリーは次第にマーカスの人柄に惹かれてゆき…。

地味なタイトルの劇場未公開作品ですが、個人的にはとてもツボに嵌るロマンスものでした。
結婚して幸せの絶頂という時に夫を亡くし、心を閉ざして仕事一筋になってしまったヒロイン・ナタリーが、ふとしたきっかけで冴えない同僚と親しくなっていくという単純なストーリーです。

でも、その冴えない同僚マーカスがとっても可愛いんですよ~。ハゲでひげもじゃの熊さんみたいな風貌と中年体型なんだけど、繊細かつ優しい内面がにじみ出ているような人なんです。
疲れすぎたナタリーに無意識ディープキスかまされた時なんて、それからずっと夢心地で道往く美女の幻が見えたりするし、それを覚えていないと言われても怒らず事実を受け入れようとするし、彼女にその気がないのに恋したら辛いと猛ダッシュで逃げたりするし、なんかもう言動がいちいち可愛い。
それでいて気の利く人で、彼女が話していた想い出の品をしっかり覚えていてプレゼントするエピソードが好きですね。プレゼントを渡す前に子供の頃好きだった曲をかけるんですが、数分の出来事だと思っていたら実際は…という演出も素晴らしいです。

それまで男からのアプローチには頑なを通り過ぎてキレぎみで対応していたナタリーも、打算とかではなく自分のことを想いやって距離を置いてくれる彼が気になっていく流れがとても自然で納得できました。いつの間にか自分のことを話していたり、外出が嫌じゃなくなくなったり、笑顔でいることが増えていき、心を開いていく様子が丁寧に描かれています。
他にも、彼女の親友や家族との絆を大事にしている様子が描かれているのも良かった。

また、周囲も彼女のそんな変化に気付くんですが、まさか相手があの平々凡々なマーカスとは思っていなくて、彼を目にして驚く様子がそれぞれコミカルに描かれて面白かったです。ナタリーに目をつけていた慎重な社長がマーカスを社長室に呼び、そわそわしながらやってきた彼に「アポが入ってる」と追い払ってから本人だったと知ってまた呼び出すくだりには笑わされました。

ラストは二人の幸せな未来を暗示するハッピーエンドで、その二人のいる場所が前の夫との思い出の場所というのが素敵なんですよね~。マーカスは彼に勝ちたいわけでもないし、忘れてほしいとも思ってなくて、彼女の人生すべてを受け入れて一緒に歩んでいきたいと思っているんだろうなと優しい気持ちになれました。
ちなみに、原題はオランダ語で「デリケート」の意味。主演二人を表しているようなタイトルなので、邦題もこれでよかったのにな~。

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