2016年11月に観たお薦め映画

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(11/24~11/29)

 | まとめ感想  com(3) 

最近、グーグルの”わたしはロボットではありません”認証の難易度があがってきたような…。いきなりピックアップトラックの画像を選びなさいとか言われても、車の種類とかわかんないよ!

11/29「ノース・ウォリアーズ 魔境の戦い」

前半があまり面白くなかったんですが、後半になってから結構盛り上がってきました。バイキングたちが敵国の姫を人質に敵地から脱出する物語で、追撃に対して罠を仕掛けたり、弓やモンクが活躍するのが私好み。主人公弱いし人数が少ないのでスケール小さいけど。「父親が身代金を払わないくても父親の敵なら払ってくれる」というセリフにはなるほどと思った。たぶん続編をつくるつもりだったんじゃなかろうか。

11/29「バンデットQ」

男の子向け「不思議の国のアリス」系作品で、時空を超えた旅に出る序盤からウキウキしました。クローゼットから突然現れる騎馬兵や小人たち、部屋の壁を押すとどんどん部屋が広がって…。背の高さがコンプレックスのナポレオンに会ったり、シャーウッドの森に行ったり、鬼の夫婦に食べられそうになったりと目まぐるしい展開は遊び心があっていい。彼らの持つ地図を狙う冷酷な悪魔も戦い方が面白いし、これは当たりか?と思ったらラストで突き放されました…。主人公の少年がたまに冷たすぎるのでは?と思うことがあったけど、さすがにそこまで望んでなかったような。急にホラーになって終わった感がすごいです。結局、すべては本当の悪魔によって仕組まれた罠だったということかな…。怖い。

11/26 名探偵ポワロ第57話「満潮に乗って」

第10シリーズになってから話運びが下手になったような…。場面がひょいひょい飛ぶのでぜんぜん頭に入ってきません。あと、女優だったロザリーンのことに誰も気付かなかったのはおかしいし、爆弾の時限装置の証拠が残ってたのもよくわからない。今回の犯人は本当に人間性が欠如しているので、ヒロインの気持ちはまったくわからないなぁ。

11/25「獄門島(2016)」

こんな中二病の闇堕ちキャラみたいな金田一は見たくなかった。

11/24「太陽の帝国(1987)」

ギリギリの精神状態にあるのが良く伝わってくるクリスチャン・ベールの演技と映画の演出はすごいなぁと思うんだけど、感情移入はし辛い。どういう状況なのかよくわからないことも多かったし。一番共感できたのは、使用人だった中国人のおばさんがビンタするところでした。あとは両親との再会の戸惑いもよかった。戦争の残酷さが伝わってきます。

映画「シルバー・サドル 新・復讐の用心棒」観た

 | 西部劇  com(3) 
Tag:イタリア 

シルバー・サドル 新・復讐の用心棒
原題:SELLA D'ARGENTA
製作:イタリア’78 94分
監督:ルチオ・フルチ
ジャンル:★西部劇

【あらすじ】富豪の依頼で、自分とも因縁のある相手を殺すため賞金首の待つ墓地に向った流れ者のガンマン。だが、そこに現われたのは小さな少年だった。事件に裏があると睨んだガンマンは少年を匿うが…。

「サンゲリア」の前の年にフルチさんが監督した作品。
グロホラーのサンゲリアとは別の方向性で面白かったです。8歳くらいの少年が可愛くてね~、ジェンマ演じるガンマンとのやり取りが微笑ましくて笑えました。
この少年、見た目はフリルとリボンつきの服を来たいいとこの坊ちゃんだし、口調も丁寧で育ちの良さがうかがえるんだけど、彼と親しい修道士が”撃たれる前に撃て”というタイプで、蛇の倒し方や護身の心得を教えられてるんですよ。
おかげでワイルドな一面もあって、坊ちゃん風の外見とのちぐはぐさがたまらない!
自分の命を狙っているガンマンたちに、ジェンマお手製の火炎瓶的な(銃で撃つとガスに引火する感じ?)ものを心底楽しそうに投げたり、こんなに楽しかったのは初めて!と嬉しそうに語ったりと、そこはかとなく狂気が垣間見えるというか(汗)

最初は因縁の相手の身内だからと冷たくしていたジェンマが、いつしか彼を息子のように世話しているのもいいですね~。彼をかくまった場所が馴染みの酒場兼娼館みたいなところで、少年と馴染みの娼婦の前で嬉々として手品を披露するジェンマが…(笑)
そして、楽しい時間を満喫した少年は、娼婦のお姉さんに「そうだ、ここを姉さんに買ってもらおう!」とか言い出すし。

ストーリーの方もなかなかで、二転三転する展開は飽きないし、最後にジェンマが名推理を披露して黒幕のたくらみを阻止する展開も痛快でした。
ラストはホントもう監督狙いすぎだろ!とつっこみたくなるくらい可愛い展開で、男性より女性におすすめしたい西部劇です。

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一言映画感想(11/18~11/23)

 | まとめ感想  com(9) 

祖母が今年は冬が早く来るよ、寒いよと繰り返してたんですが、本当にそうなったね…。寒い。

11/23「チョコレートドーナツ」

ラストが安易に衝撃的すぎて、それしか印象に残らなくなってしまいそうですが(判事はともかく、あんな奴らが手紙を読むとも思えない)良かったです。ゲイカップルがヤク中の母親に代わってダウン症の少年を育てようとし、差別のために引き離されそうになる話。主演の演技と歌が素晴らしかった。実話みたいに言われているけど、実際は脚本家が、自閉症の子供(母親は育児放棄、祖母により衣食住は足りてる)と仲良くしているゲイと知り合って、彼らが養子縁組しようとしたらどうなるだろう?と想像して書いたらしい。

11/22「華麗なるギャツビー(1974)」

う~ん、何がしたいんでしょう?誰にも共感できない…。好きな女が自分を待たず結婚しても諦めない一途さはまあいいとして、その彼女を迎えに行くために富豪にまで上り詰める必要があったのは、金しか見てないクソ女だとわかってたんじゃないの?でなきゃ、女を奪っていった金持ち男への対抗心だとしか思えない。どちらにしろ純愛とは思えない(麻薬で儲けたみたいだし)。なので彼の肩を持つ主人公にも共感できない。「神は見ている」のを象徴する眼科?の怖い看板は効果的だなぁと思いました。

11/19 名探偵ポワロ第56話「葬儀を終えて」

気を付けてみていれば犯人がわかる作りだったけど、今回は気付けず。というか、登場人物が見分けられなかった…。あと、嫌な感じの登場人物が多くて楽しめなかった。

11/19「セレブ・ウォーズ~ニューヨークの恋に勝つルール~」

ノンフィクション小説を基にしてたのか…。キルステン・ダンスト目当てで鑑賞。前半はサイモン・ペッグ演じる主人公のいいかげんさにムカついたんですが、映画を愛していて根は悪い奴じゃないのがわかって憎めないところもあったり。後半はヒロインや父親との関係が描かれて、いつの間にか応援していました。ただ、彼が記者として成功していく過程が省略され過ぎていて説得力が…。

11/18「壊滅暴風圏 ~ファイナル・カウントダウン~」

予算削減されたのかな(汗)90分と短くなり、CGもショボく、盛り上がりに欠ける作品。ドライアイスや放電がどうの言っていたのに、なんかいつの間にか収拾ついてて「え?」ってなりました。自由の女神の腕が飛ぶところくらいまではよかった。

岩合光昭の世界ネコ歩き「スリランカ」

 | TV番組  com(0) 
Tag:にゃんこ 

岩合光昭の世界ネコ歩き「スリランカ」1
今回のネコ歩きはスリランカでした。
岩合さんも言ってたけど、小柄なにゃんこが多かったです。引き締まった身体で運動能力は高い様子。
象さんの水飲み場でも我が物顔で過ごしてました。象はネズミが苦手だというから、実はにゃんこと仲良しだったり?
あと鳴き声が可愛かったです。お経を唱えているお坊さんがいっぱいいるから真似しているのかな~。
前にも、歩きながらみゃおみゃお鳴いてるにゃんこがいた気がする…。

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一言映画感想(11/14~11/18)

 | まとめ感想  com(8) 

見やすいのから見ていっているので、残っている録画が2時間以上の作品ばかりになってきた!

11/18「俺たちは天使じゃない(1989)」

面白いことは面白いものの、いまいち腑に落ちないしモヤモヤが残る。別に自分の罪を悔い改めたわけではないし。ただ、あの演説は良かったです。監獄では誰にも相手にされなかったけど、きっと今まで考えてきたこと感じたことがするすると出てきたんだろうね。その後の聖母の手に救われるくだりも絵的に良かった。でも、このデ・ニーロは好きになれない。

11/17「羊たちの沈黙」

レクター博士ほど拘束具の似合う人はいないよね!(笑)ホプキンスかっこいい…。でも、もう少し白髪になってからの方が好み。ストーリーは序盤しか覚えてなかったけど、事件の方は割と普通のサスペンスだった。やっぱりレクター博士とクラリスの交流がメインなのか。殺人犯の影が薄くて、むしろ犬質をとる議員の娘の必死さの方が印象に残る。ジョディ・フォスターもキレイでした。

11/16「コップランド」

西部劇の現代バージョンみたいな。ちょっとテンポが悪かったが、主人公が終盤に耳が聞こえなくなってセリフなしになるのはよかった。スタローンとレイ・リオッタもはまり役で、全体的に渋かった。デ・ニーロはどの役だったんだろう(未だに見分けられない)

11/15「スタア誕生(1954)」

静止画に声を当ててるシーンが多くて「予算足りなかったの?」とか思ってしまった。意味の分からない演出。アル中の旦那に関する苦悩とミュージカルの部分がバランス悪く感じたし、ミュージカル部分も印象に残っているのは、旦那に今日の撮影のことを伝えるために踊るところと、少年みたいな恰好で踊ってるところくらいかなぁ。

11/14「鉄くず拾いの物語」

「ノー・マンズ・ランド」の監督さんが実話を基に、当事者を役者に撮ったドキュメンタリーみたいな作品。手術しないと妻が死ぬと言われ、手術代がなくて門前払いされてしまう。2回も断られて、もう無駄よ…と病院へ行く気力すらなくしてしまう奥さんの姿が痛々しい。手術代に薬代、さらに真冬なのに電気代もピンチで、なんとかしようと旦那さんが東奔西走しつつ、道路わきに棄てられた鉄くずを拾い集めるのが健気でした。車での移動で、必ず近くの原発?の煙が立ち昇るシーンが入るのが印象的。

映画「あの子を探して」観た

 | ドラマ  com(4) 
Tag:中国 

あの子を探して
原題:一個都不能少
製作:中国’99 106分
監督:チャン・イーモウ
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】中国の田舎の学校で、カオ先生が私用で1ヵ月間学校を離れることに。なんとか見つけた代行は、まだ13歳の少女ウェイだった。生徒が一人も辞めなければ褒賞金を貰えると聞き、彼女は必死に28人の生徒を見張るが、少年チャンが家庭の事情で町へ出稼ぎに行ってしまい…。

中国の都市部と田舎の落差や、貧しいなか必死に生きる人たちのふてぶてしさが伝わってくる作品でした。前半は主人公ウェイの”自分の利益しか頭になく、代行教師としての責任感も能力もないのに偉そう”な様子なのが、鼻につくというかイラつくレベルなんですが、50元のために都会で必死に一人の生徒を探すあたりから印象が変わってきます。

ただ報奨金のためにやってきたはずが、少年が迎えに来た親戚とはぐれて行方不明になっているとわかり、だんだんとお金のことが頭から消えていくのが見ていて伝わってくるんですよね。なけなしのお金で尋ね人のビラを作り、それが役に立たないと言われて諦めるかと思いきや、じゃあどうすればいいと他の方法を尋ねます。ある意味すごく素直な子で、見知らぬ他人に教えてもらった通りにテレビ局を探し、局長に会えるまで空腹に耐えて待ち続けるんですよ。

彼女の心情がハッキリ描かれるわけではないものの、自分が今感じている空腹や疲労、世間の冷たさなどを、自分よりも幼い少年も感じているかもしれない、もしかしたら何か事件に巻き込まれているのかもしれないと、局長を待ち続けている間に色々想像してしまったと思います。
それを乗り越えての涙…、「心配でたまらない」という言葉を受けての少年の様子にも思わずホロリ。

それからは大団円という感じで出来すぎ感はありましたが、冒険を終えて成長した少年少女が、たくさんのカラフルなチョークで生徒たちと一文字ずつ黒板に試し書きするくだりは心温まります。
実話風に終わるのもあって、前半のイラつきはすっかり消えて爽やかな気持ちになれました。
ちなみに、イラストは少年を迎えに街まで歩いていくところ。この時点ではまだ「あのクソガキ、見つけたら引っぱたいてやる!」くらいは思ってそう(笑)

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」観ました

 | ドラマ  com(6) 

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
原題:EXTREMELY LOUD & INCREDIBLY CLOSE
製作:アメリカ’2011 129分
監督:スティーヴン・ダルドリー
原作:ジョナサン・サフラン・フォア
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】9.11アメリカ同時多発テロで最愛の父を失った少年、オスカーは、父の遺品の中から一本の鍵を見つける。それが入っていた封筒には“ブラック”の文字があり、オスカーはそれが父からのメッセージだと確信。NY中のブラック氏をしらみつぶしに訪ねはじめ…。

久々に心臓に負荷のかかる作品でした…(と言っても観たのは2週間くらい前ですが)。感動しつつも、9.11の日の言葉にならないような衝撃に胸が苦しくなります。とくにあの6番目のメッセージが…。私でもああなりそうだし(電話恐怖症なので)、もしあんなことになったらもう何も考えないように目を閉じて耳をふさいで口も閉ざしてしまうかも。
オスカーが「パパとの8分間を永遠に伸ばせるかもしれない」とパパの鍵に合う鍵穴を探す冒険の旅は、繊細で痛くて温かかったです。
向いのマンションに住んでいる祖母と夜中にトランシーバーで連絡し合ったり、472人のブラックさんとの出会いを大切にし、母親に八つ当たりし、祖母の家の間借り人にぜんぶ秘密をぶちまけようとするところも、寂しさや苦しさが彼の心の中でせめぎ合っているんだろうなというのが伝わってきました。
普段は字幕版の方が好きなんですが、この作品は彼が感情のままに早口でまくし立てるシーンがあるので、吹き替え版のオンエアで良かったです。

終盤明かされる真実は感動的で、苦しみを乗り越えようとあがいていたのが自分だけではないとわかり、お互いにこれまでのことや、出会った人たちのことを語り合う姿がよかった。
タイトルの「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」の意味は曖昧で、たぶん見る人によって色んな解釈があるんだろうけど、わたしには、うるさかったのは自分のなかで響く恐怖や自責の声で、ありえないほど近いのは同じように苦しんでいる人々に目を向けたことで、哀しみそのものは消えないけれど、その声がいつしか遠くになっていったという”解決法も自分の中にあった”ということだと思いました。

原作ではオスカーは空想の中で数々の発明をしていて、そのなかにタイトルの言葉が二つとも含まれたエピソードが登場するそうです。要約すると、渡り鳥がツインタワーの窓にぶつかって死ぬのを防ぐため、ありえないほど近くなった鳥を感知し、別のビルからものすごくうるさい鳴き声を出して鳥を引き付ける装置を発明したというもの。鳥はピンボールのようにツインタワーの間を行き来し、ニューヨークから離れていかなくなることに対し、オスカーは「それはいいね」と言っています。
ツインタワーは死や恐怖の象徴で、そこに突っ込んでいく鳥は父親と、死を意識するオスカー自身を表しているのかも?と思ったりしたものの、タイトルはニュアンスが伝わればいいや、くらいの気持ちでつけたんじゃなかろうかという結論に至りました。私の中で。
父親がオスカーに見つけてほしかった「第6区」も、きっとオスカーが自分の殻を破って、周りの人たちが自分と同じように悩み、息苦しさを感じているんだと共感できるようになった時に見える世界のことなんだろうなぁ。本当に素晴らしいお父さんです。

あと、オスカーがつくった調査探検ノート「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に描かれている、ビルへ跳び上がるパパの仕掛け絵が印象的。
ラストでは苦手を一つ克服し、父親の死も乗り越えて生きていこうという意志が伝わってきます。
また、戻ってきた夫に声をかけることなく、立ち去る途中で自分の荷物をひとつ廊下に置いていくお祖母ちゃんも素敵です。彼女もドレスデンの出来事から、ずっと引きずっているものがあっただろうなと想像させられました。

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一言映画感想(11/8~11/12)

 | まとめ感想  com(4) 

型崩れしないフードをかぶったままだと、吹き替えで音が聞こえやすいことに気付いた今日この頃。

11/12 名探偵ポワロ第55話「ひらいたトランプ」

何度か観かけているオリヴァ夫人が登場。この人、アガサさんの他の小説にも出てる人なんですね。今回は密室殺人事件。人間関係については今までポワロシリーズを観てればだいたい察しが付くんだけど、睡眠薬を飲ませた犯人についてポワロさんが最初から想定してないのは変だと思った。

11/11「壊滅暴風圏 II/カテゴリー7」

意外と人気のあるシリーズなんでしょうか?例の93分番組で見たらダイジェスト状態で、フルだと172分だとわかり驚きました。前作もこれくらいあったのね…。約半分しか観てないけど、詰め込み過ぎだった気がします。自然災害と戦うのに、なんで誘拐事件まで…。停電で簡単に都市上空の温度って下がるのかなぁ?

11/10「トゥルー・グリット」

大分前に観た「勇気ある追跡」より楽しめたのはジョン・ウェインが苦手なせい?マティもこっちの方が好感持てたんだけど、再見しないとわかんないなぁ。序盤の交渉するところや、倒した相手の死とちゃんと向き合ってるのが良かった。マット・デイモンには全く気付かなかったよ…(汗)

11/9「ガンズ・アンド・ストレンジャー」

最初から演出がうるさいんだけど、後半の主人公無双のスタイリッシュ・ガンアクションはなかなかカッコいい。登場人物も個性的だった。

11/8「L.A. ギャング ストーリー」

「ゾンビランド」の監督か~。事実を基にしているらしいけど面白みに欠ける。ドンパチやってばっかりで、だんだん何が何だか分からなくなってしまった。命がけでギャングと対決しようとする夫のため、最高のメンバーを選ぶ奥さんが良かった。

映画「となりのトトロ」観ました

となりのトトロ
製作:日本’88 88分
監督・原作:宮崎駿
ジャンル:★ファンタジー/ファミリー/ドラマ

【あらすじ】考古学者の父に連れられ、母がいる病院近くのぼろ家に越してきたサツキとメイの姉妹。となりには山の様にそびえるクスノキの森があった。彼女たちはやがて、不思議な生き物トトロと出会う。

音楽映画祭3本目。当時は「さんぽ」がしつこく流れていたせいで、この曲は嫌いだったりします。そのせいで、この作品自体もあまり再見する気が起きなかったんですよね~。トトロ自体は可愛いと思っていたし、ネコバスには一度でいいから乗ってみたいと思っていたので、今回いい機会だと思って再見することに。
…思ってたよりぜんぜん楽しめました。優しくノスタルジックでファンタジックな世界が完成されています。サツキとメイも純真で健気で強い子で、後半はホロリとさせられました。

でも、個人的にはやはりネコバスですね!
人間がつくった道なんて気にせず風のように駆け抜けて、行きたいところに連れて行ってくれるナイスなにゃんこです。メイを見つけるだけでなく、言わなくてもお母さんの所へ連れて行ってくれるところなんて感動的!
メイを案じて裸足で走ったサツキや、疲労困憊していたメイも、ネコバスのふわふわで温かい背中に乗せてもらって、気持ちいい風を感じながら心も体も癒されたと思います。うらやましい…。
チェシャ猫を思わせるお顔で親しみも湧いたし、そういえばメイやサツキは木の根の間の穴に落ちていったシーンもあって、これは「不思議の国のアリス」をモチーフにした作品だったのか~と今更気付いたり。

あと、サツキに一目惚れ?した少年のことは再見するまですっかり忘れていて、素直になれないところや、やっとのことでサツキに傘を貸すことができて、今までの悪い印象を払拭できたと一人で喜んでいるところなんかがすごく可愛いかったです。
…それと、どうでもいいけど子供と暮らすなら腐った柱はさっさと修理してほしいと思いました(汗)

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映画「キャンプ・ロック」観た

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原題:CAMP ROCK
製作:アメリカ’08 99分
監督:マシュー・ダイアモンド
ジャンル:コメディ/青春/音楽

【あらすじ】歌手を目指すミッチーは、母親のおかげで憧れのキャンプ・ロックに参加できることに。だが、今年はポップ・スターのシェーンが講師として来ており、彼の目に留まろうと参加者同士の激しい競争が。そんな中、シェーンはミッチーの歌を耳にし、その声を持つシンデレラを探し回ていた…。

ディズニーらしい作品でした。
ミュージシャンなどを目指す高校生が集まるキャンプがあって、そこに行くことになった少女ミッチが音楽や恋や友情で悩むティーン向けの作品。ミュージカルではなく、ちょくちょく歌うシーンが入るタイプです。
ミッチーの相手役の男の子シェーンは、実際にアメリカで大人気の兄弟ロックバンド、ジョナス・ブラザーズの眉毛が印象的な次男。さすがに歌が上手くて、音楽映画として楽しめました。個性的な脇役の子たちも生き生き歌っていて、歌だけじゃなく踊りやパフォーマンスも頑張ってます。

ストーリーはまあ学園ドラマっぽいノリなんですが、シンデレラをモチーフにしていて”歌”がガラスの靴の代わりというのが面白い。歌を聴く機会がなかなか訪れないので、知らずにヒロインと惹かれあっていたり。
また、母と娘の関係も描かれていて、経済的に余裕がなく娘の夢のためにキャンプロックのコックの仕事をゲットしたミッチのママと、仕事人間で子供の成功にしか興味がないライバルキャラ・テスのママが対照的。テスは嫌な奴として登場するけど、終盤は母親に愛されようとどんな手段を用いても晴れの舞台で輝こうとしていたとわかり、ちょっと可哀想になりました。
皆に馴染みたくて、つい嘘をついて見栄を張ってしまうミッチの苦悩も、この年代の子ならわりと共感できそう。
ところどころ強引さが目についたものの、細かいところを気にしなければ楽しめる作品でした。

映画「海洋天堂」観ました

 | ドラマ  com(0) 
Tag:中国 

海洋天堂
製作:中国’2010 98分
監督:シュエ・シャオルー
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】中国、チンタオ。妻に先立たれ、自閉症の息子ターフーを男手ひとつで育ててきたシンチョン。だが、自分が癌で余命わずかだと判明し、ターフーがひとりで生きていけるよう生活の術を一つずつ教え始める。そんな中、ターフーは水族館に巡業に来たサーカス団の女ピエロ、リンリンと仲良くなり…。

BGMが久石譲さん作曲だということで、音楽映画祭の1本目はこちらにしました。「菊次郎の夏」と比べると印象に残らないものの、ターフーが泳いでいるシーンなど美しいシーンで使われていてマッチしています。かといって音楽に頼ってる感じはなく、静けさもあって私好みでした。

自閉症の息子と難病の父親なんてお涙頂戴ものかと思いきや、そこら辺は淡々と描いていて、じわっと泣かせるのは純粋に親子間の愛情というのも良かったです。
ターフーを施設に預けて一人になった父親が、ターフーがやっていた行動を真似しているシーンが中盤にあり、終盤で今度はターフーが父親の行動を真似するのには泣かされました。知らないうちに親子で同じことをして、いない相手の存在を感じる姿に涙が…。
父さんは亀なんだと、これから一人で生きていくターフーの心のよりどころになろうと頑張る姿もホロリと来ます。
それに伝えたかったことがしっかり伝わっていて、自閉症で感情を表現するのが苦手でも、きちんとふたりの時間が生きてるのがわかるんですよね。

監督は自閉症施設で長年ボランティア活動をしていたらしく、私は知らないけれど実際こんな感じなんだろうなぁと思わされるリアリティがあります。
ターフーを演じていた方の演技もよかったし、アクションスターのジェット・リーが本当に良い父親を好演してました。ターフーと心を通わせるピエロの女性もキレイで繊細だし、シンチョンと深いところで繋がっているご近所さんの女性も好感。
全体的に静かで、ときどきふわっと明るくなるようなユーモアもあって、とても見やすく透明感ある作品でした。

一言映画感想(11/1~11/5)

 | まとめ感想  com(4) 

さすがに一気に観ていくと記事にするのが追いつかなくて、イラストを描き終ってない記事ストックがたくさん(汗)しかも企画も始まっちゃったから、どっちを先に記事にしようかなぁ。

11/5 名探偵ポワロ第54話「青列車の秘密」

性的興奮のために人を惨殺するヤツが恋とか言ってもピンとこないし、相方のキャスティングも…。美人じゃなないのはいいけど、性的魅力のある人にしてほしかった。しかし、今回のポワロさんの本来の予定はどうなったんだろう(笑)強引に巻き込まれて、でもまあ可愛いお嬢さんのおじ様役をやれてよかったね。母親の才能を素直に称賛する娘と、能天気な一家が憎めなかったです。

11/4「さすらいの一匹狼」

OPがオシャレだった。主人公側が狙撃が得意な切れ者のガンマンで、敵がみるみる追い詰められていって少し哀れに思えるくらい。とくにボスの息子は将来絶対復讐しに来るよね…。銀行の前の家で見張りをしてる爺ちゃんと、金塊の隠し方が良かった。

11/3「怒りのガンマン/銀山の大虐殺」

流れが悪く、ストーリーが頭に入ってこなくて楽しめなかった。リー・ヴァン・クリーフが何をしたかったのかよくわからん。さっさと真実を言えばよかったのでは?

11/2「ヒトラー ~最期の12日間~」

再見。長時間の作品なのに、割と早く感じた。でも、内容を思い返すと、狂ったり自棄になったり目を反らそうとしている人たちがうだうだやってるところばかりなんだよね。ヒトラーがいない未来に絶望して、母親が我が子を一人ずつ殺していくエピソードが強烈。人間はわりと簡単におかしくなるのがわかって怖かった。

11/1「野獣暁に死す」

最初に仲間を集める系西部劇。仲代達矢が出てるということで観てみたけど、この人が他に何の役をやってるのか思い出せなかった(汗)全体的に普通の作品。ラスト仲良しこよしなのが興ざめで、「十二人の怒れる男」みたいにさっぱり別れてほしかった。

映画「ロンドンゾンビ紀行」観た

 | ホラー/パニック  com(0) 
Tag:イギリス 

ロンドンゾンビ紀行
原題:COCKNEYS VS ZOMBIES
製作:イギリス’2012 88分
監督:マサイアス・ヘイニー
ジャンル:★コメディ/ホラー

【あらすじ】祖父が入居する老人ホームが閉鎖されることになり、仲間を集め銀行強盗を決行したテリーとアンディたち。しかし、なんとか金を手に入れたところで、町中にゾンビがあふれかえっていることに気付く。兄弟は祖父を助けるため、ゾンビを掻い潜り救出に向かうが…。

これは良いゾンビ映画ですね。OPからカッコよすぎだし選曲もセンスあります。
前半は割と普通なんですけど、舞台がお祖父ちゃんたちがいる老人ホームに移ってからグッと面白くなってくるんですよ。数あるB級ゾンビ映画に埋もれないように個性発揮してます。
この作品のゾンビは昔ながらのノロノロ、知性なしで、怪力でもありません。ノロノロでも緊張感を出すには、数で勝負したり、人間側にも不穏分子を置いたり、逃げ場がない状況に追い込んだりしますが、この作品はまったく別の方法を編み出しました。動きがノロノロのゾンビには、同じくノロノロの老人で対抗すればいい!という新発想です(笑)
このノロノロ追いかけっこが、見せ方がいいのもあって大笑いなんですよ。ノロノロしてるのに物語のテンポも悪くなってないし、むしろここからが本領発揮。

若い方のチームでは割と早い段階で不穏分子が退場して、最強にクールな老人たちと合流してヒャッハー状態へ突入です。ミッキーとか言うイカレ野郎を仲間にした時は「バカなの?」と思ったけど、入れといて正解でしたわ。彼がいなかったら生き残れなかったもんね~。それに、頭に鉄板入ってる伏線があんな風に活きてくるとは。彼もこの物語に欠かせない人物でした。
戦争経験のある祖父もさることながら、他の老人たちもはっちゃけてて良かったです。歩行器に固定したマシンガンでゾンビを一掃する老人や、銃の扱いに妙に手馴れているおばあちゃんも良い。
ラストは妙な感動と爽快感もあり、若者と老人が手を組んでイギリスを元気にしていこうぜ!という力強さがあって、またいつか観たいなと思えました。
ちなみに、原題の意味は「ロンドン下町っ子VSゾンビ」。まさにそんな内容。

映画「ヒート・ストローク」観た

 | サスペンス  com(0) 

ヒート・ストローク
原題:HEATSTROKE
製作:アメリカ’2013 91分
監督:イヴリン・モード・パーセル
ジャンル:サスペンス/アクション

【あらすじ】ハイエナの研究者ポールは、恋人タリーとアフリカの砂漠地帯に旅行に行こうとしていたところ、別れた妻の頼みで娘のジョーも連れて行くことに。タリーを嫌うジョーはまるで言うことを聞かず、すぐに家に送り返すことになるが…。

サバイバルものと思って観るとガッカリするかもしれないけど、何も知らずに観たら結構楽しめると思います。序盤の展開は意外性あったし、荒野の映像が美しいし、何より動物を悪役にしてないのがいい。
何でそんな行動を?と思うシーンや雑な展開もあったものの、情の深いタリーにいつしか感情移入していたのでスルーできました。

途中、彼女が何か訓練を受けているのか?というような戦いぶりを見せてくれますが、きちんと人の命の重さを感じてる描写もあって最後まで一般人っぽさは保ってます。それでいて決着をつける下りはさっぱりしていて痛快なんですよね。序盤はハッキリ言ってポールさんにもタリーさんに良い印象は持たなかったし、ジョーもあんまり可愛くないなぁとか思ってたんですが、後半になる頃にはすっかり好印象に。

とくにポールの描写がいいんですよ。娘と歩いてくる様子を、タリーが微笑みを浮かべて見つめるシーンとか。ラストにジョーも見たとわかりグッときます。
ハイエナの生態を研究しているポールの、「ハイエナの一番すごいところは、どんなに強い相手でも子供を守るために命がけで戦うところだ」という言葉が、彼女の力になっていたというのがいいですね。
荒野の真ん中で、仲の悪かったジョーとタリーが肩を並べているラストが印象的でした。

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