忘却エンドロールファミリーカテゴリ紹介

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ネバーエンディング・ストーリー」観ました

ネバーエンディング・ストーリー
原題:THENEVERENDINGSTORY
製作:西ドイツ・イギリス’84
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ミヒャエル・エンデ
ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー

【あらすじ】母を亡くし悲しみに沈んでいた少年バスチアン。いじめっ子に追いかけられ古本屋に逃げ込んだ彼は、店主が読んでいた不思議な本と出会う。こっそり持ち出し、学校の屋根裏で読み始めた彼は、ファンタージエンを舞台にした冒険物語にすぐに引き込まれ…。

これ大好きなんですよ~。もうOPの曲からワクワクドキドキしちゃいます。
ファンタージエンの世界観も素敵なんだけど、一番ドキドキするのはその世界への入り口となる、古本屋や屋根裏なんですよね~。”屋根裏”という言葉の響きがこんなに魅力的に感じるなんて!
ただ、屋根裏に行くまでの学校の白い廊下を見たら、なぜか「シャイニング」を連想してしまいました(笑)
屋根裏では、バスチアン側とアトレイユ側が切り替わり話が進んでいくんですが、だんだんとアトレイユ側を描く時間が増えていくとこもいい。バスチアンが本に熱中していく感覚を共有してるようで、一緒になってアトレイユの冒険に心奪われてしまいます。アトレイユ側だけ観てもダイジェストみたいな流れなのに!
ファンタージエンの住人も大好きですね~。アトレイユ(撮影中に二度も死に掛けたとか…)はカッコ可愛いし、愛馬アルタスクの別れのシーンでは毎度涙してしまいます。ふわふわんこなファルコンはもちろん大好きだし、なんと言っても幼ごころの君は私にとって永遠のヒロインです(今回の字幕は女王呼びだった!?)。大きな岩男とその仲間たちや大亀、小人の老夫婦も短い時間でいい味だしてました。
最後に叫んでいた名前は字幕がなかったので調べてみたら、ドイツ版ではモンデンキント(月の子)、英語版だとムーンチャイルドと言っていたそうです。てっきり母親の名前をつけるのかと思ったら、結局違う名前をつけたんでしょうか?
今まで考えもしなかったけど、本屋のおじいさんは以前、幼ごころの君に名前をつけた事があるのかも。
久しぶりの再見にドキドキしまくりでしたが、ファルコンの力を借りていじめっ子に仕返しするラストだけはいただけませんでした。続編を覚えてないから夢オチなのかもしれないけど、わざわざラストに持ってくるようなものじゃないですよね。そこだけが残念…!

関連記事
「U・ボート」観ました
「ポセイドン(2006)」観た

映画「ミクロキッズ」観ました

ミクロキッズ
製作:アメリカ’89
原題:HONEY, I SHRUNK THE KIDS
監督:ジョー・ジョンストン
ジャンル:★SF/ファンタジー

【あらすじ】ある日、野球ボールでお隣の窓ガラスを割ってしまったロン。兄のラスに連れられサリンスキー家に謝りに行くが、ボールが当たって研究中の物体縮小装置が暴走。お隣の子供エミーとニックも含めた4人が6mmに縮小してしまう。その上、何も知らない父親によって、ゴミと一緒に家の外に出されてしまい…。

再見。結構忘れてて、予想以上に楽しめました。
お隣さんの父親がいいですね~。子供たちを気に掛けてて、奥さんともラブラブ。休日には家族でキャンプに行くなんて、アメリカの良き父親像そのもの。釣り仲間との手の合図とか可愛すぎる!
お隣のサリンスキー博士のせいで安眠妨害され、あの一家はイカレてる!と思ってるんだけども、実はサリンスキー博士にも同じように思われてたり。
一方、サリンスキー夫婦もいい両親ではあるものの、やっぱり傍から見たら変人です。庭に設置した装置で宙吊りになって草の根わけて探すシーンなど、真剣にやればやるほど笑えてしまうという。
しかも、ちょっと抜けてるから、忠犬クワークの存在を完全に忘れてるのがもどかしい。この子、鼻も利くし耳もいいし、小さくなったエミーたちをしっかり認識して言う事聞くんですよね~。この子がいなかったら、とんだホラー映画になってたと思います(汗)

そして、忘れちゃいけないのが、主役の子供たちと広大な庭のジャングル!
とくに弟二人がいいキャラしてて、博士の息子ニックは物知りで割と冷静だけど、お姉ちゃんがピンチの時には慌てまくり。エミーも常に弟を心配しているのが言葉の端々から伝わってきて、その姉弟愛に感動しました。
トンプソン兄弟もそれぞれよくて、ラスは弟よりエミーの事ばっかりで、弟ロンは嫉妬でエミーに対しては口が悪いんですよ。でも、前半は”ムカつくガキ”だった彼が、アリンコの登場で素直で優しくて子供らしい一面を見せてくれます。サソリとの対決のくだりはやりすぎ感あったけど、うっかり涙が…。
巨大な庭のセットの手作り感は好きだし、あんまり本格的なSFになったら怖い展開になりそうだし、ディズニーだからこれくらいでちょうど良かったかな。
ちなみに、原題は”ハニー、子供たちを小さくしちゃったよ!”で、博士のセリフみたいな感じですね~。

関連記事
「ジュラシック・パーク III」観た
「ロケッティア」観た

映画「美少女探偵ナンシー・ドリュー」観た

美少女探偵ナンシー・ドリュー
製作:アメリカ’07
原題:NANCY DREW
監督:アンドリュー・フレミング
原作:キャロリン・キーン
ジャンル:★ミステリー/アドベンチャー

田舎町リバーハイツで活躍する女子高生探偵ナンシー。彼女の次の目的は、映画スター、ドレイコットの不可解な死の謎を解明すること。父親の仕事でハリウッドに来た彼女は、新しくできた友達や、ボーイフレンドのネッドと共に事件を追う。

B級感漂うタイトルの劇場未公開作品ですが、こじんまりとまとまってるものの、子供向けとしては普通に面白かったです。
まずナンシーがタイトルどおりの美少女ちゃんでしたね。さすがジュリア・ロバーツの姪っ子です。屋根にぶら下がるシーンで「あ~、足場に立ってるなぁ…」と丸わかりな演技なのもご愛嬌。おしとやかな女子高生探偵役にぴったりでした。
そんな彼女が持ち歩く七つ道具が、ふつうに誰でも用意できそうな感じなのもいい!
紐の先にクリップをつけたものとか、登山用のフック?とか、ボイスレコーダーなどなど。なかでも面白かったのが、メイドさんお手製のお菓子です。これを食べた人は、つい心を許してしまうという究極のおふくろの味!
何気に一番役に立ってたかも(笑)
ミステリー部分はやっぱり地味なんだけど、ちょっと頭の回転が速い普通の女の子が事件を解決するには、ちょうど良かったと思います。事件の鍵となる情報を思い返すのを、CGで演出するのも懐かしい感じ!
ハリウッドの学校の友達がラストで出てこないのは不満だけど、気楽に観られる小品でした。

映画「ジングル・オール・ザ・ウェイ」観た

ジングル・オール・ザ・ウェイ
製作:アメリカ’96
原題:JINGLE ALL THE WAY
監督:ブライアン・レヴァント
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】息子ジェイミーの空手の段の授与式に間に合わなかった、仕事人間のハワード。その埋め合わせとして、クリスマスに大人気のヒーロー人形を贈ろうと考えるが、気がつけばイブの朝。当然どこの店も売り切れていて…。

久し振りにお気楽な笑いを堪能しようと思ったら、ラストはうっかりボロ泣きしちゃいました。なんかわたし、ダメ親父が頑張る姿にホント弱いみたいで(笑)
結構やりすぎなところもあるんですけど、あのシュワちゃんがヒーロー人形を求めてがむしゃらに突っ走る姿がいいですね。
前半は息子の信頼を失っていくダメな親父っぷりを見せていて、人形探しもどこか仕事の延長のよう。息子の機嫌が直って父親の威厳を取り戻せれば、それだけでいいと思ってるふしがあります。なので、人形争奪戦でこっぴどくやられる姿も「もっとやれ!」と笑って観てたんですけど、そんな彼がライバル親父マイロンとの激戦を経て、本当に息子のためを想って人形を贈りたいと考えるようになるんですよ。
マイロンの姿が息子ジェイミーの未来と重なる演出が可愛い。表情豊かなシュワちゃんが、ここで父親の顔に。
ここからの親父は一味違う。真剣すぎるあまり道を踏み外しそうになりつつも、息子に一番の思い出をプレゼントするために頑張ります。そして、ダメ親父から息子の誇れる父親へ…。
ラストは本当にぶっ飛んだ展開なんだけども、父親が成長した事で息子も成長するという展開が泣かせます。こんな素敵なパパと優しい息子を持って、奥さんも幸せですな~…と思っていたら、最後のオチでまたわらわせてもらいました。
思いっきり笑って最後はホロリとさせられる、良作コメディだと思います。

関連記事
「ダブル・ミッション」観た

映画「奇跡の旅(きせきのたび)」観た

奇跡の旅
製作:アメリカ’93
原題:HOMEWARD BOUND:THE INCREDIBLE JOURNEY
監督:デュウェイン・ダナム
原作:シーラ・バーンフォード
ジャンル:ファミリー/アドベンチャー

【あらすじ】人間不信のやんちゃ犬チャンスと、老犬シャドウ、すました猫サシーは、仲のいい一家に飼われていた。だが、ある日突然、シェラネヴァダの麓の牧場に預けられ、一家と離れ離れに。シャドウは一家に会いに行くと牧場を抜け出し…。

何故か吹替え版。個人的に動物に声をあてるのはあんまり好きじゃなくて、主人公の犬チャンスのおしゃべりがうるさくて困りました。…できれば、マイケル・J・フォックスの声のまま観たかったです。
それでもまあ、動物大好きなので楽しめました。チャンスはともかく、老犬シャドウと少年の想い合う心に(その割にすれ違ってたけど 笑)、狙ってるなぁと思いつつウルウル。にゃんこは可愛いかったけど、やや犬びいきだったような。
たぶんオリジナルでは無かった、山猫をてこの原理でふっ飛ばすシーンや、遭難者を救うエピソードは良かったと思います。でも、1回見つけて保護したのに、家族と再会できると知らない三匹が逃げ出してしまうエピソードは要らなかったかも。歌をうたってルンルンで迎えに行った一家がかわいそう…。
人間サイドのことも丁寧に描いているものの、そのせいで三匹の冒険の描写が短くなってしまったのが残念でした。
原題の意味は”帰省:奇跡の旅”。「三匹荒野を行く」の原題が”奇跡の旅”だったので、区別のために付け加えたようです。

最近、3DSの電源が勝手に消えたり入らなくなったりして修理に出したので、犬猫成分が足りないです…。保証期間中で、タダで新品と交換してもらえるんだから文句は言えないけど、早く帰ってこ~い!

関連記事
「三匹荒野を行く」観た

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」観ました

バック・トゥ・ザ・フューチャー
読み:ばっくとぅざふゅーちゃー
製作:アメリカ’85
原題:BACK TO THE FUTURE
監督:ロバート・ゼメキス
ジャンル:★コメディ/SF/ファンタジー

【あらすじ】友人ドクの造ったタイムマシンに乗り、30年前の世界に来てしまった高校生のマーティ。この時代のドクの知恵を借り、帰る術を見つけるが、高校生の母に惚れられてしまう。歴史を修復するため父をせっつくが、なかなか上手くいかず…。

この間、タイムトラベルについて考えていたら、いてもたってもいられなくなって観ちゃいました♪
やっぱりいいですね~、冒頭から少しの無駄もなくマーティたちのこと、ドクのこと、町の事が頭に入ってきて、流れるように自然に”タイムトラベルしたけど帰れない!”という状況に陥ります。そして、なんとか解決の目途がついたと思ったら、今度は自分が消えるかもしれない危機に陥り…。
懐かしの音楽も相まって、もうタイムトラベルがどうとか忘れて、とにかく物語に没頭してしまいました。

マーティとドクの関係がホント素敵なんですよ。年齢差とかまったく感じさせない親友同士、青春真っ盛りのマーティと万年夢追い人のドク。
ウランの入手法とか、愛犬アインシュタインを実験に使うとか、成功するの前提でデロリアンの進路にマーティと立ちはだかるとか、「おいっ!」と思うところはあったけど、近所にこんな科学者がいたら私だって友達になりたいよ!
それに、マーティの両親。前はあんまり気にしてなかったんだけども、お母さん役のひとは老けメイクを頑張ってますよね~。それに両親の若かりし頃の実態を目にしたマーティのがっかり&驚き感がたまらないです(笑)
でも、そのがっかりがあったからこそ、お父さんのなけなしの勇気が輝いてきます。このシーンと、ドクを救おうとするマーティの姿には目頭が熱くなりました。
最後まで笑いあり感動ありで、いつまでも何度でも楽しめる作品です。

関連記事
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2

映画「毎日が夏休み」観た

 | ファミリー  com(4) 
Tag:日本 

毎日が夏休み
製作:日本’94
監督:金子修介
原作:大島弓子
ジャンル:コメディ/ファミリー

【あらすじ】女子中学生スギナは、学校でいじめられ登校拒否に。一方、エリート・サラリーマンの義父は家族に内緒で会社を辞めていた。エスケープしてきた公園でそれを知った父娘は、娘の教育も兼ねて一緒に働こうと言い出すのだった。

公園で鉢合わせするシーンをCMで観た気がします。仕事を辞めた父親と登校拒否の娘が、何でも屋をやりつつ家族の再生を試みるお話。テンポもよく、非現実的な面白さがありました。
父親が本当に変なキャラクターなんですよね。感情のこもらない話し方とか、相手の話を聞いてるんだか聞いてないんだか分からないところが佐野四郎にぴったり。
彼と娘のポジティブさを見ていたら明るい気分になれました。

でも、この父親のやり方で上手くいったのは、この家族だったからだと思います。彼自身、やれば出来る子だし、娘は最初から火事全般はそれなりにこなせて、居場所を求めて父親を理解しようとしていました。妻にいたっては、他人の目を気にする一般的な感覚の持ち主だけども、家族への一途さが半端ない。彼女の意思は完全無視で除け者にされて、それでも家族と一緒に居られるように耐えて頑張って体壊して…。
最後に報われて本当によかった!(体は心配だけど)
あと個人的なことだけど、娘の喋り方が生理的に受付けなくて鳥肌が…。いい子だし好きだけど、ナレーションのところは倍速で観てしまいました。ごめんね、スギナちゃん!

映画「罠にかかったパパとママ」観ました

 | ファミリー  com(5) 

罠にかかったパパとママ
製作:アメリカ’61
原題:THE PARENT TRAP!
監督:デヴィッド・スウィフト
原作:エーリッヒ・ケストナー
ジャンル:★ファミリー/コメディ

【あらすじ】キャンプ場で自分そっくりの女の子と出会ったシャロンとスーザン。始めはいがみ合う二人だったが、お互いの話を聞くうちに自分達が双子だと気付く。両親が今でも再婚していないと知った二人は、彼らを仲直りさせるためにある作戦を思いつく。

子供の頃、アニメ「ふたりのロッテ」を観ていたので、これとリメイクの「ファミリー・ゲーム」はお気に入りです。久しぶりに再見してみました。
この双子が可愛いんですよね~。お嬢様っぽいシャロンと、おてんばなスーザン。ケンカがエスカレートして収集がつかなくなるかと思いきや、ふとしたきっかけで仲直り。ケンカするほど仲がいいっていうのはこういう事かと納得してしまいました。
すっかり騙されたけれど、この双子一人二役だったんだとか。当時15歳だったヘイリー・ミルズが、タイプの違うふたりを見事に演じわけてます。「シャム猫FBI/ニャンタッチャブル」の主演の彼女ですね。
展開はわかっているのに、ふたりが自分たちが双子だと気付くシーンには鳥肌が…!
計画を立てて準備するふたりの健気な姿に、なんだか涙腺がゆるんでしまいました。

また、ふたりが入れ替わった事にいち早く気付き、密かに協力してくれる家政婦さんと祖父が素敵です。これぞファミリー映画のお助けキャラという感じで、懐の深さと優しさを感じさせる魅力的なキャラクターになってました。
でも、彼らが良すぎて肝心の両親が翳んでしまったり。だって、ケンカばかりしてるんだもの。
そんな両親を仲直りさせようと、双子が「Let's Get Together」を歌うシーン(youtubeへ)は可愛くて楽しい♪
改めて見てみると、一人二役だと気付かせないように工夫して撮ってたんですね~。
天使や双子の人形が可愛いオープニングとエンディングも凝ってました。

映画「シャム猫FBI/ニャンタッチャブル」観た

 | ファミリー  com(3) 
Tag:にゃんこ 

シャム猫FBI/ニャンタッチャブル
製作:アメリカ’65
原題:THAT DARN CAT
監督:ロバート・スティーヴンソン
ジャンル:コメディ/サスペンス

【あらすじ】毎晩出かけるパティの飼い猫DCの首に、見知らぬ時計が巻きつけられていた。その時計の裏には「HELP」と書きかけてあり、彼女は街を騒がせていた強盗誘拐事件の手がかりだと確信。FBI捜査官ケルソーと共に、猫の尾行を開始する。

ちょっとふざけた邦題がインパクトあって、クリスティナ・リッチ主演の方かと思ってたんですけど、オリジナルだったんですね。全体的に古臭いベタなコメディでなかなか楽しかったです。
メインは”ダーン・キャット(たまげた猫)”と呼ばれるシャム猫と、それに振り回される猫アレルギーの捜査官の追いかけっこ。猫を情報提供者と呼び、生真面目にマニュアル通りの捜査をしようとして苦戦するのがおかしい。
他にも、”家に謎の男を連れ込んでいる”とパティのボーイフレンドや彼女の姉の彼氏(?)、はたまた隣りの野次馬なおばさんが彼らを追い回します。とくに、野次馬おばさんとその旦那のブラックな顛末には笑えたんだけども、奥さんを”女装した危ない男”だなんてちょっと酷すぎやしないだろうか(笑)
猫との追いかけっこに巻き込まれて、散々な目に遭うドライブイン・シアターのおじさんも可哀そうでした。
で、一番の見所であるDCの可愛さは満点でしたね~。リメイク版の猫も可愛かったけど、このふてぶてしい顔、貫禄ある態度がたまりません。ケルソーを威嚇する時の本気で嫌いなんじゃないかという怖い顔も素敵でした。
ただ、作品としては116分と長すぎて中だるみするのが難点。リメイク版くらい短くまとめた方が良かった気がします。

映画「運動靴と赤い金魚」観ました

 | ファミリー  com(4) 
Tag:イラン 

運動靴と赤い金魚
製作:イラン’97
原題:BACHEHA-YE ASEMAN(CHILDREN OF HEAVEN)
監督:マジッド・マジディ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】修理してもらった妹ザーラの靴を、買い物の途中で失くしてしまった少年アリ。親に言えず、兄の靴一足しかない兄妹は、それを順番に履いて学校へ行く事に。妹の学校が終わってから登校する日が続いたある日、マラソン大会が開かれ…。

タイトルからどんな話か想像できなかったんですけど、とっても心温まる話で即永久保存決定でした。
もう子供たちがほんといい子で仲良しで可愛いんですよ。靴を待つ兄のため、毎日一生懸命走って帰る妹とか(イランでは学校を午前と午後で男女交代で使っているんですね)。こんな汚い靴は恥ずかしいと妹に言われ、「じゃあ洗えばいい」と一緒に靴を洗ってシャボン遊びを始めるところとか。妹の靴を使っている子を見つけても、その家の父親が盲目だと知って何もいわずに帰るところとか。マラソン大会の3位の賞品を知って、何が何でも出場して3位になろうとする兄とか…。
まあ、兄は靴を失くしたことを隠すために妹を買収したり、ここぞというときには泣き落とし(本人は本気)で何とかしてしまう子なんだけど(笑)

とにかく彼らの溢れんばかりの優しさに、心が洗われるようでした。
そもそも、父親は預かった角砂糖一欠片も盗まないような人だし、母親は自分も病気なのに他人に料理をおすそわけするような人だし、こんな真面目で思いやりをもった両親のもとで育ったらいい子になるのは当然かもしれませんね。
仕事が休みに入るからと、自転車にアリを乗せて高級住宅街まで何時間も(?)かけて行き、協力して庭師のバイトをする親子のエピソードがお気に入りです。

マラソン大会は結末がわかっていても手に汗握ったし、ラストのこれから起こることを観客にだけわかるようにして最後まで描かず終わるところも良かったです。子供たちの喜ぶ姿を想像したら、顔がにやけました。
ちなみに、ペルシャ語原題の意味は”天国の子供たち”。正直微妙です。

映画「ガーフィールド」観た

 | ファミリー  com(2) 
Tag:にゃんこ 

ガーフィールド
コミック風にしてみた。
製作:アメリカ’04
原題:GARFIELD: THE MOVIE
監督:ピーター・ヒューイット
原作:ジム・デイヴィス
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】ラザニア大好きなデブ猫ガーフィールドは、優しい飼い主ジョンに甘えて好き勝手に振舞っていた。だがそんなある日、ジョンが子犬オーディを連れてくる。自分の居場所を守ろうと犬を外に追い出すが、本当に行方不明になってしまい…。

新聞の連載漫画で人気のキャラクターらしいです。
最初はマンガっぽい造形のガーフィールドが、まわりの普通の犬猫と並ぶと異様に感じてしまったけれど、慣れれば毛並みと動きのリアルさに目が行きました。こんな猫、案外いるかも!と思えてしまうのが不思議。ファミリー映画としては月並みで目新しいところはないのに、ガーフィールドが可愛いから最後まで楽しく観られました。

わがままでくいしんぼで怠け者で、とても性格がいいとは言えないガーフィー。でも、飼い主が犬のオーディに取られるんじゃないかと嫉妬したり、行方不明になったオーディを心配して危険な外の世界に旅立ったりと、憎めないところがあっていつの間にやら好きになってしまうんですよね。
そんなガーフィーが大好きな飼い主ジョンも、たくさんの犬猫の足跡から一発でガーフィーの足跡を見つけたるなど、深い絆で結ばれています。
そして、他の犬猫と違ってまったくしゃべらない子犬のオーディも、演技力で見せてくれました。ぴょんぴょんダンスが可愛い!
それにしても、アメリカなどのアニメでは、何故か一匹だけしゃべらないキャラクターがいたりすることが多い気がするんですが、一体どういう意味があるんでしょうね。ボディランゲージの重要性とか?

映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」感想

 | ファミリー  com(0) 

スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
製作:アメリカ’04
原題:SPANGLISH
監督:ジェームズ・L・ブルックス
ジャンル:ドラマ/コメディ/ロマンス

故郷メキシコを離れ、愛娘クリスティーナとロスに移り住んだフロール。ロクに英語も話せなかったが、裕福なクラスキー家でハウスキーパーとして働くことに。だが、クリスティーナを奥さまデボラが気に入り、自分の娘よりも構うようになり…。

例の番組で40分カット版を観ました。タイトルの”スパングリッシュ”とはヒスパニック系の人々によって話されるスパニッシュとイングリッシュが入り混じった言葉のことです。
前半はすごく楽しめました。…というか、全体的にはいい話と思うんだけども、ある一点が非常に気に食わなくてよかった部分も頭から吹っ飛んだ、というわたしのいつものパターンですね。

言葉の壁もなんのその、いつも娘にとって一番だと思える事を選んでガンガン突き進むフロール。自分に自信がなくて、他人に認めてもらうためにいつでも必死になっているデボラ。そして、お世辞にも”いい母親”ではなかった自分を自覚し、娘デボラに何も言えないアル中のエヴェリン。そんな彼らが、文化や価値観の衝突のなかで、母娘の絆を試されたりします。
前半はコメディ調でテンポよく進み、とくにデボラの夫ジョンが軽い気持で始めた”綺麗な石集めゲーム(一個につき最高5ドル)”の件は最高。本気を出してしまったクリスティーナが600ドルほど稼ぎ、それに対しフロールが文句を言うんだけど、英語をろく話せない彼女は娘に通訳を頼むしかありません。そして、議論が白熱するほどに感情を込めて通訳し始めたクリスティーナが、「これはぜんぶ返します!!」と通訳しながらしだいに顔色を変えるところは大笑いしてしまいました。

しかしながら、この楽しさも後半の浮気問題が挙がる頃には影を潜めてしまいます。デボラの強烈なキャラクターは、コメディならばただの”情緒不安定でヒステリックな母親”で済むんですが、シリアスになってしまえば”心の病に苦しむ女性”なんですよね。そうすると、今まで”忍耐強くて優しい父親”だったジョンは、妻(や家族)の問題に対して”見て見ぬ振りを続けてきたダメ親父”に早変わり。
そんな彼が、妻の浮気にどうこう言う資格があるのか? ましてや、被害者面してフロールの気を引くなんてもってのほかです。
惹かれるのはどうしようもない事として、せめてフロールに”子供が一番”と言われるまでもなく自分で「今こそ家族の問題に向き合うときだ!」と立ち上がってほしかった…。

わたし的には、恋愛に時間を割くより、アル中の母親がデボラの信頼を回復するところと、デボラとぽっちゃり系の可愛い娘バーニーとの愛情、フロールの決断をクリスティーナが受け入れるまでを丁寧に描いてほしかったです。

関連記事
「恋愛小説家」観ました

映画「クイール」観ました

 | ファミリー  com(5) 
Tag:日本 

クイール
製作:日本’03
監督:崔洋一
原作:秋元良平/石黒謙吾
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】飼い主の希望により、盲導犬訓練を受ける事になったラブラドール・レトリーバーの子犬。鳥の羽根のブチ模様があることから”クイール”と名付けられ、1歳になるまでパピーウォーカーの許で楽しく暮らす。やがて訓練センターへ入り…。

邦画で動物ものとなると、お涙頂戴になることが多くて身構えてしまうんだけど、これはそういうのは控えめで私好みでした。
まず、周りの人々が愛情に溢れているんですよね。元の飼い主やパピーウォーカー(盲導犬訓練を受ける子犬を一歳まで一般家庭で育てるボランティア)の夫婦はもちろん、飄々とした盲導犬訓練士、偏屈な視覚障害者とその家族など。言葉にしなくても彼らといる時のクイールの安心した表情を見るだけで、クイールは幸せな一生を送ったんだなぁと思えました。

視覚障害者の渡辺さんは多少偏屈なところもありましたが、見ていくうちにとてもいい人だとわかるんですよね。最初は「自分でできる!」と意地を張っていても、元から愛妻家で家族想いで面倒見がいいひとなので、クイールとも確かな絆を築いていきます。
椎名桔平演じる訓練士も良かったです。トゲトゲした言葉もさらりとかわして、言いたいことはちゃんと伝えてしまう。盲導犬と視覚障害者をつなぐ架け橋という感じでした。

盲導犬についてもわかりやすく説明してくれたし、ところどころ笑いもあるし(くまのピーちゃんとか犬の同窓会が最高)、クイールは可愛いし、動物好きならまた観たくなる作品だったと思います。

関連記事
「刑務所の中」観ました

映画「ベイビーズ・デイアウト/赤ちゃんのおでかけ」観た

 | ファミリー  com(2) 

ベイビーズ・デイアウト/赤ちゃんのおでかけ
製作:アメリカ’94
原題:BABY'S DAY OUT
監督:パトリック・リード・ジョンソン
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】間もなく1歳の誕生日を迎える御曹司ビンク。新聞に写真を載せようと有名写真家が呼ばれるが、やってきたのはエディら誘拐犯3人組。首尾よく誘拐し500万ドルを要求した彼らは、ちょっと目を離した隙に赤ん坊に逃げられ…。

久しぶりに観てみました。
何も考えず笑っていられるし、赤ちゃん可愛いし、悪党三人組が妙に憎めないし、たまに観るにはちょうどいい作品です。
小学生の頃は「ホームアローン」が大好きだったけれど、最近は主人公が悪魔のように思えてきてこっちのほうがいいかもしれない。この三悪党は勝手に酷い目にあってるだけだしね(笑)
それにしても恐れを知らない赤ちゃんの道のりといったら…悪党でさえ悲鳴をあげる危なっかしさでした。
アパートの屋上から屋上へ渡した板を歩いていったり、車が行き来する道路を歩いていったり…。終盤の建設現場での追いかけっこは文句なしに楽しいです。三悪党の不屈の精神も、もっと他の方面で発揮すればいいのにね。
「チクタクにブーブーを取り戻しにいくぞ」という刑事のセリフには毎度笑わされてしまいます。

映画「こねこ」観ました

 | ファミリー  com(0) 
Tag:ロシア にゃんこ 

こねこ
製作:ロシア’96
原題:KOTEHOK
監督:イワン・ポポフ
ジャンル:★ドラマ/ファミリー

【あらすじ】モスクワ。音楽一家の子供たちマーニャとサーニャが、ペット市場で一匹の子猫を買ってきた。いたずら好きのその子猫はチグラーシャと名づけられ、やがて家族の一員に。だがある日、窓からトラックの荷台へ落ち、冬の町で迷子になり…。

これはもう動物好きなら観た方がいいと思う。というか、動物嫌いじゃないなら観てほしいくらい。
もう、にゃんこが究極に愛らしくて、しょっぱなからもだえ転げてしまいました。チグラーシャ(トラ猫の愛称)はもちろんの事、猫屋敷(アパート)などに出てくる猫たちも可愛くて、そのうえ芸達者ばかりです。
また、家族愛もいいですね。姉マーニャと弟サーニャがほんと愛らしいんですが、実は監督さんの実のお子さんだとか。他にも監督の両親と奥さんが製作スタッフとして参加してます。
そんな、家族に支えられて出来た作品だからこそ、優しい気持ちに溢れているんですよね。
家の中をメチャクチャにされても、「これくらい大丈夫よ~」と歌いながら花瓶を直すおばあちゃん。フルートのケースに粗相されても、行方不明になったチグラを夜明けまで探し続けるお父さん。泣きながら雪の街を捜しまわり、新しく買ってやるといわれても、戻った時の事を考え待ち続ける子供たち…。
そして、街で出会う人々の”愛らしい子猫につい構ってしまう”様子には、猫好きとしてとても親近感が湧きました。

特に素晴らしいのが、チグラーシャを快く受け入れてくれた猫屋敷の主フュージン(主人公)。せまい屋根裏部屋で大量の猫と一緒に暮らすおじさんで、猫とサーカスにでるのを夢見ています。でも現実は厳しくて、彼は掃除夫で稼ぎも少ないし、地上げ屋に追われる毎日。そんな彼を慰めつつ、時には仕事を手伝い、時には金持ちに売られてから逃げ帰り(詐欺の主犯は猫…!?)、時には彼を守るため敵に総攻撃をかけ、強い絆を見せてくれます。
実は、フュージン役の人はボリショイサーカスの優れた猫使いらしく、猫たちも彼の本当の相棒とのこと。映画からも、彼らの絆が上辺だけのものではなく、長い時間を過ごして培った本物の絆だということが伝わってきます。

ラストはハッピーエンドで、チグラーシャはマーニャたちのもとへ帰るのですが、一方では、猫たちに囲まれながらもどこか寂しそうな表情を浮かべるフュージンが…。ロシア映画らしく、物悲しい余韻を残します。

映画「ラビリンス 魔王の迷宮」観ました

 | ファミリー  com(12) 

ラビリンス 魔王の迷宮
わんこ・おん・ざ・わんこ
読み:らびりんすまおうのめいきゅう
原題:LABYRINTH
製作:アメリカ’86
監督:ジム・ヘンソン、ピーター・マクドナルド、ジミー・デイヴィス
ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー

【あらすじ】幼い弟トビーの子守を任され、泣き止まないのに腹を立てたサラ。つい愛読書のおまじないを叫ぶと、なんと本当に魔王ジャレスが弟をさらってしまうのだった。13時間以内に迷宮を抜け城まで来なければ、弟をゴブリンに変えると言われ…。

小さい頃に友達の家で観始めては、途中で遊んでしまって観れなかった作品。最近タイトルを見かけて『こ、これだぁ!!』と感激。さっそく観賞してみたところ、本気で半分しか見てなかったことが判明しました。
”続きから観る”という選択肢はなかったのか、昔のわたしよ…

ストーリーは、愛読書”ラビリンス”の暗唱の練習をしていて子守の約束を忘れた主人公が、継母に嫌味を言われたり泣き声がうるさかったりでキレるところから始まります。そして、つい「この子をどこかへ連れ去って!」と叫んだせいで、真に受けた魔王(デヴィッド・ボウイ)が赤ん坊をさらってしまうんですよね。で、弟を助けるために迷宮に挑むと。
はっきり言って、前半は仲間が少ないし謎解きも敵もたいした事ないので、ちょっと退屈です。飽きっぽい子供が最後まで観れなかったのも仕方ないかもしれない。
ラビリンス/サラ
でも、後半は面白かった!
最初の仲間ホグルが魔王の命令とサラとの友情で揺れるとことか、城で待ってればいいのにサラが気になって仕方がない魔王とか、ナイト気取りのわんこ、もとい犬にまたがるディディモスとか。なんかもう、いろいろ可愛ぃ~。
見所は、舞踏会でのサラのドレス姿と、エッシャーの騙し絵の様なラストステージ、魔王の本音ぶちまけショーなど。
ラストはちょっとホロリとくる感動と、魔王の寂しい後姿が同情を誘います(笑)
昔観たことのある人は絶対楽しめるし、子供とも安心して観れる作品でした。

<2018/4/13 再見>

第3回ファミリー企画で再見。やっぱり何度見てもいい!
前より画質も良かったので、のんびり感じられた前半部分も楽しめました。よく見たら、どこもかしこもセットやマペットが良く作り込まれていて、全体から制作陣のサービス精神があふれ出ていて目が離せないし。「引き返せ~」的なことを言う壁に文句を言ったら「仕事ですので…」とか言い出したりと緩い笑いがツボったし、CGはちゃちだけど真っ白いフクロウさんの存在もこの作品の雰囲気を盛り上げてます。
「不思議の国のアリス」をモチーフにしているのではという話を聞いて、意識して見てみましたが確かにイメージして作ったのかなと思えるシーンがいくつかありました。毛虫のアドバイス、穴に落ちる、トランプ兵みたいなレリーフの門番、ドードー鳥とフラミンゴを掛け合わせたような生き物(しかも首が取れるよ!)、可愛いけど変なわんこ(大きくはない)、家から頭が飛び出したルードの絵面に言葉遊びのようなセリフなど、そう言われてみればアリスっぽいです。

あと、見た目は少しダークな感じもあるけれど、かなり子供に配慮されてるんですよ。攫われた赤ちゃんは家にいる時より楽しそうで魔王のパパっぷりが微笑ましいし、魔王による一番の罰が臭い沼で吊るされること。しかも、落ちたら溶けたりするのかなと思いきや、一生臭いが取れないだけという(確かに辛いけどね)
極めつけはゴブリンとの戦闘になって、敵が岩の下敷きになるところ。すかさず「でも大丈夫~」としゃべって動くんですよ。何があっても死なないギャグマンガの法則が当てはまるのか~、と安心して見られます。とくに、この戦いの大本の原因はサラが「ゴブリンの王よ、弟を連れ去って!」と呪文を唱えたせいなので、そのせいでゴブリンが死んだりしたら後味悪くなってしまいます。
こういう温かい世界なので、ラストに友だちのホグルやルード、サー・ディディモスたちだけでなく、他のゴブリンたちも一緒にいられるんですよね。飛び立つジャレスだけが寂しそうだけど…。

しかし、この作品に登場するキャラクターは本当にみんな魅力的で、フィギュアとかぬいぐるみとかあったらいいのになぁと思って調べたら…あったよ!
魔王ジャレス(通常バージョンと舞踏会バージョン)、ホグル…そして、ヒロインのフィギュアは…ない!?
いや、あるにはあるけど四角っぽい顔のデフォルメフィギュアで、何故か芋虫付き…なんだ、この扱いの差は。舞踏会バージョンのサラは最高なのになぁ。ディディモス卿とアンブローシャスのもふもふセットも可愛いのに。あとは作中に登場するお姫様のオルゴールとか。
やっぱりマイナーな作品だということか…(涙)
でもメイキング映像やサントラはあるんですよね。「into the labyrinth」や舞踏会シーンで流れる「As The World Falls Down」は印象に残ってます(歌詞の和訳を発見!)。ファミコンゲームにもなってるけど、激ムズじゃあ私には無理だな…。攻略サイトのドッド絵ジャレス様が可愛い(笑)

関連記事
「ランボー1,2,3」観たよ(ピーター・マクドナルド監督)

映画ブログやってるのに「E.T.」を生まれて初めて観た

E.T.
読み:いーてぃー
原題:E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL
製作:アメリカ’82
監督:スティーヴン・スピルバーグ
ジャンル:★SFファンタジー

【あらすじ】植物調査にきた異星人たちが人間に追われ、一人の異星人が取り残される。月夜に彼と出会った少年エリオットは、彼をETと名付けクローゼットに匿うのだった。やがて、地球の言葉を学んだETは、故郷へ連絡したいと言い出す。

いやぁ、TVで感動のシーンとかよくやってるから、すっかり観た気になってました。初めの草むらを逃げているシーンはかろうじて観たことあったけれど、それ以降はまるで知らなくてびっくりだよ。
こんなに面白い映画を子供の頃に観てなかったなんてさ!!
でも、大人になった今でも自転車と車のチェイス・シーンは興奮ものだし、自転車が空中に飛び上がったのにはドキドキでした。
エリオットがカエルを逃がすのもいい。どさくさに紛れて好きな女の子にキスしちゃうシーンなんか、可愛くて大好きです。妹の機転で、ハロウィーンのおばけに扮装したE.T.がよちよち歩くのも可愛いし。
母親が読んであげていた「ピーターパン」のティンカーベルが生き返るお話が、冷たくなったE.T.がエリオットの「大好きだよ…」という言葉で蘇るところで利いてくるのもニクイ。
兄妹がいい子すぎるのと、母親の影が薄いのがちょっと気になったけれど、それでも観てよかったと思える作品でした。
というわけで、どうしても描きたいあのシーンで締めたいと思います。

E.T.2
関連記事
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」観た
「宇宙戦争(2005)」観ました

映画「カーリー・スー」観た

 | ファミリー  com(1) 

カーリー・スー
読み:かーりーすー
原題:CURLY SUE
製作:アメリカ’91
監督:ジョン・ヒューズ
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】冬のシカゴ。ホームレスの少女スーと親代わりのビルは、食事と寝床を求めて”当たり屋”を始めた。冷酷な弁護士グレイをカモにするが、翌日本当に彼女の車に撥ねられてしまう。家に二人を連れて帰った彼女はスーに愛情を抱き始め…。

とっても癒されました。
ベタなファミリー映画だし、仕事中と違ってグレイはお人好しすぎるし、二人のやってることは詐欺なんだけれども、なんか好きなんですよね。
スーの可愛さったらもう、子供がいる年齢の女性なら「こんな子ほしぃ~!」と思うんじゃないでしょうか? あの華麗なカードさばきとか、風呂上りのふわっふわの髪の毛とか、ビルそっくりの仕草とか見てると、気持ちがほわぁ~んとなってきます。
ちょっとダメ親父風のビルと、しっかり者のスーとのツーショットが素敵です。

関連記事
「すてきな片想い(1984)」観た

映画「ドゥーマ」観た

ドゥーマ
製作:アメリカ’05
原題:DUMA
監督:キャロル・バラード
原作:キサン・ホプクラフト/キャロル・コースラ・ホプクラフト
ジャンル:アドベンチャー/ドラマ

【あらすじ】南アフリカの農園で家族と暮らす少年ザン。ある日、独りぼっちのチーターの子供を拾った彼は、”ドゥーマ(スワヒリ語でチーターの意味)”と名付け育て始める。だが、ドゥーマとの別れの時は近づき、都会への引越しを機にひとりで南アフリカ縦断の旅に出るのだった。

育てていたチーターを亡くし悲しみに暮れるキサンを元気づけるため、母親キャロルがキサンと一緒につくった絵本が原作です。
ご都合主義な展開はあるものの、美しく厳しい大自然を舞台とした大冒険にチーターの可愛さが加わって、ぜんぶ許せてしまいました。
とにかくドゥーマが可愛くて、小さい頃の子猫のような愛らしさや、大きくなってもザンにべったりなところ。バイクと並走する時のしなやかな走りや、焚き火を見つめるちょっと怖い顔など、いろんな姿を見せてくれます。
「キュー」と「ミャー」の中間のような鳴き声も新鮮でした。チーターってあんなふうに鳴くんですね。
また、ワニやらライオンやら虫の大群やらが”うようよ”いる南アフリカでの大冒険も、思ったよりハラハラできて楽しめます。
家族で観るには最適な作品でした。

<再見:2017/10/21>

内容をすっかり忘れていました。こんなに大冒険してたんですね~。
バイクのサイドカーにチーターを乗せて出発するんですが、荒野のど真ん中でガス欠。怪しげな黒人男性と出会ったり、鉱山が崩れたり、ライオンやワニに襲われそうになったり…。水も食料もろくに準備してこなかったから、この先どうするつもりだ!?とハラハラさせられっぱなしでした。ドゥーマの狩りもなかなか上手くいかないし(汗)

でも、主人公の少年が亡き父親に教わった知識と技術を駆使し、ガス欠で無用の長物とかしたバイクを急ごしらえの帆で復活させたり、ワニがうようよいる川をお手製いかだで渡ったり、虫の大群に襲われたりと冒険心あふれる展開が素敵。
原作はお母さんが息子のために作ったお話だ思い出し、母が息子を捜索する描写もあって母親の愛情がひしひし伝わってきました。

成功するため家族を捨てて都会に出たという男が、少年との旅を通して親としての自分を見つめなおすというのもよかったです。最初は懸賞金がチラついていたみたいだけど、鉱山で生き埋めになりかけたり、まっすぐひたむきな少年との交流で変わっていくんですよね~。
舞台となる南アフリカの風景も美しく、どこか神秘的で、こんなところを旅したら考え方や生き方も変わってしまうだろうなぁと納得できます。
チーターの目の黒いラインは、子供を亡くした母チーターが流した涙だというエピソードが印象的でした。

関連記事
「ネバー・クライ・ウルフ」観ました

TV映画「新ラブバッグ/ハービー絶体絶命!」観た

新ラブバッグ/ハービー絶体絶命!
読み:しんらぶばっぐはーびーぜったいぜつめい!
原題:THE LOVE BUG
製作:アメリカ’97
監督:ペイトン・リード
ジャンル:ファンタジー/コメディ/アドベンチャー

【あらすじ】ポンコツ車レースで優勝し、古い小型車を手に入れたメカニックのハンク。その車”ハービー”は、なんと心を持ち自分の意思で動いていた。それを知ったレーサーのサイモンは、ハービーを独り占めしようと企むが…。

なんか見た事ある車だなぁと思っていたら、数年前にやってた「ハービー/機械じかけのキューピッド」はこのシリーズのリメイク(続編?)だったんですね。観たことないけど。
これは5作目らしく、前の作品の主人公らしき人物もちらほら出ていたりして、このシリーズを始めて観るには向いてなかったかもしれません。でもディズニー映画だけあって、そこはかとなく楽しい気分になれました。
内容は、心をもった自動車ハービーと出会った元レーサーのメカニックが、ハービーとの交流を通して元カノとよりを戻したり、レーサーの頃の熱い気持ちを取り戻したりする超王道のファミリー映画です。
心をもった車といっても、しゃべったり積極的に意思疎通をはかったりはしないんですが、いつの間にか愛着が湧いてるんですよね。彼が心をもった理由が、製造中に愛する人の写真が紛れ込んだっていうのも可愛いです。
気になったのは、悪役サイモンが自分だけの車を造るとき男性の写真を入れていた事。
…あれってもしかして自分だったの?(笑)

関連記事
一緒に「チアーズ!」を観ませんか?
.