忘却エンドロールミステリーカテゴリ紹介

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「アフター・ウェディング」観ました

アフター・ウェディング
製作:デンマーク・スウェーデン’06
原題:EFTER BRYLLUPPET
監督:スザンネ・ビア
ジャンル:★ドラマ/ミステリー

【あらすじ】インドで孤児救援事業に従事するヤコブ。デンマークの実業家ヨルゲンから巨額の資金援助の申し出があり、財政難に頭を悩ませていた彼は久々に故郷へ。だが、面談を終えた彼を、ヨルゲンは娘アナの結婚式に強引に招待し…。

前半はミステリー調で、予想してなかった方向にどんどん話が進んでいって、一気に引き込まれました。
これは、私のように何も知らないまま観た方がいい作品ですね。というワケで、限りなくストーリーに触れないように感想いきます(できるかな…)
まず、登場人物がよく泣きます。とくに大人の男が。涙がジワリと浮かぶのを大写しされると、ややしつこいなぁとは思うものの、それでも心動かされます。だって、大の男が人前で涙流しちゃうなんて、ただ事じゃありませんし。
一方、意外とたくましいというか、そう簡単にアイデンティティが揺るがないのが、”守られる側”と見られていた子供や女性。彼らよりもよっぽどしっかりしてました。中でも、大きな出来事を乗り越えてきた子供は強いですよね。
そして、この物語に入り込めるかどうかは、あるひとの思惑とあるひとの決断に納得できるかどうかにかかってると思うんですが、わたしはまあ大丈夫でした。
前者は、あの人にとって一番怖いのは”変わっていくこと”で、それを止めることはできないから、せめて自分の納得できる流れにしたかったんだと思います。ある意味、とても独占欲、支配欲の強いひとかもしれません。愛情をともなってるからいいけど。
後者はむしろ、意地を張ってあの決断がなかったらどうなっていたのか?…どうにかできたのかもしれないけど、そこら辺がハッキリしないので、まあ仕方がなかったと思いました。
観終わってから「ある愛の風景」の監督さんだと知って納得。何かに直面した人間の心情を描くのが上手い方ですよね。代表作の「しあわせな孤独」という作品もいつか観てみたいです。
原題はデンマーク語で結婚後の意味。邦題も英語題も同じです。

映画「母なる証明」観ました

 | ミステリー  com(6) 
Tag:韓国 

母なる証明
製作:韓国’09
原題:MOTHER
監督:ポン・ジュノ
ジャンル:サスペンス/ミステリー/ドラマ

【あらすじ】知的障害を持つ青年トジュンには、いつでも彼を気に掛けている母親がいた。ある日、女子高生が無惨に殺される事件が起き、警察の強引な取調べでトジュンが犯人に。息子の無実を確信する彼女は、自ら真犯人を探すことを決意し…。

この監督は肌が合うらしく、瞬く間に引き込まれて最後まで一気に観てしまいました。どうやらわたしは、情とか欲とか恐怖なんかが絡まって、どうしようもなくなってしまう作品が結構好きらしいです。
(日本語的には間違っているけど)邦題がいいですね。鑑賞前と後では印象がまったく違ってくるし、皮肉が利いてます。彼女が何よりも求めたものだから内容にもピッタリでした。
テーマはもちろん原題にもある”母親”なんだけど、もうひとつ”罪は巡って自分にかえってくる”というようなのがありました。刑事のセリフにあって、息子が思い出したある出来事を考えるとこの事件自体そういうことなのかなぁと思ったり。鼻血を出しやすい体質の女の子はたぶんエイズで、彼女の客のおじさんを殺した犯人はたっぷり返り血を顔面に浴びていたことから、きっと感染したんじゃないかと。被害者たちの逆襲みたいなね。
最終的に彼女が得たのは、母子の絆ではなく○○○としての繋がり。例のツボに針をうっても、逃れることは出来ないでしょう。…まあ、真実をはっきりさせてないから、捉え方は人それぞれなんですけどね。
個人的には、この母親と対照的な存在がいてもよかったと思います。
雨の中、廃品回収のおじさんから傘を買い、おじさんが渡したお札の一枚だけ取って何も言わずに去っていくシーンが好きです。

関連記事
グエムル -漢江の怪物-

映画「ゼロ時間の謎」観た

ゼロ時間の謎
製作:フランス’07
原題:L'HEURE ZERO
監督:パスカル・トマ
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:ミステリー/サスペンス

【あらすじ】夏のブルゴーニュ地方。海辺にあるカミーラの別荘に、甥ギヨームとその妻キャロリーヌがやってくる。ギヨームは前妻オードも呼んでおり、新妻と前妻の間には張り詰めた空気が。さらに親戚知人が集まった時、ついに事件が起こるのだった。

「奥さまは名探偵」と同じ監督ということでしたが、主人公?の警視に好感が持てたこちらの方がわたし的には楽しめました。
ストーリーの方は「アガサ・クリスティのミス・マープル/ゼロ時間へ」の内容を覚えていたので、良いのか悪いのかよくわかりません。でも、トリック的には使い古された感が否めないし、現代を舞台にするには無理があったような。いい弁護士を雇って無罪放免となってほくそ笑む犯人の顔が目に浮かびます(笑)

でもまあ、それでもバタイユ警視がなかなかいいんですよね。「ホームズ、メグレ、ミス・マープル~♪」なんて口ずさんでみたり、せっかく家族とバカンスなのに甥っ子に「一緒に仕事をしてみたかった」と言われて仕方なく手伝ったり。娘とのやりとりも”いいお父さん”という感じで微笑ましかったです。
あとは使用人カップルが楽しそうで笑えたし、新妻が誰がみても「どうして結婚した!?」と思うような”下品な場違い女”で呆れることもしばしば。印象的な人物はいないけれど、この作品のぬるい雰囲気には合ってるかも。
一番印象に残ったのは、演奏隊を乗せた素敵な移動メリーゴーランドでした。(うちの近くにも来てよ!)

関連記事
「アガサ・クリスティ ミス・マープル3/バートラム・ホテルにて」観た

TV映画「新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ」観た

 | ミステリー  com(0) 

新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ
製作:アメリカ’89
原題:COLUMBO: COLUMBO CRIES WOLF
監督:ダリル・デューク
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】人気雑誌社の女社長ダイアンがロンドンに出かけたきり行方不明となる。コロンボ警部は、彼女が途中で殺害され替玉とすり替わっていると判断。彼女と口論していたという、共同経営者兼カメラマンのショーンを疑うが…。

新シリーズが始まってからガッカリすることも多かったんですが(「迷子の兵隊」見逃した…)、これはなかなか先が読めず楽しめました。
まずゲストキャラがいいですね。もう、嘘臭い笑顔全開です。モデルといちゃいちゃしながら事情聴取を受けたり、「こんな可愛い子が人を殺したりするもんか!」と大仰に庇ってみたり。あからさまに嫌な感じなので、タイトルもタイトルだし実は裏をかいて犯人じゃないかも?それとも裏の裏をかいて……と、すっかり製作者の思うつぼでした。
でも、コロンボがやや軽率なのがたまにきず。謎をとけないわたしが言うのもなんだけど彼も老いたなぁと思ってしまいました。っていうか、途中で「ショーンが犯人だ!」と断言するおじさんに最高級の葉巻を貰いまくってたけど、あれ賄賂じゃない…?
あと、「刑事コロンボ/ロンドンの傘」で登場したダーク部長が再登場して懐かしかったです。便所会議なんかして、迷惑ですよ!
そんなちょっと頼りないコロンボでしたが、ラストはいつもの勢いを取り戻し、犯人が安心しきったところをびしぃっと決めてくれました。
原題の意味は「狼少年コロンボ」というところでしょうか。邦題も原題も勘のいいひとならネタバレになってしまいそうなので、小説の「消える女」が一番かな。

関連記事
「刑事コロンボ/策謀の結末」観た

映画「地中海殺人事件」観た

地中海殺人事件
製作:イギリス’82
原題:EVIL UNDER THE SUN
監督:ガイ・ハミルトン
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:ミステリー

【あらすじ】地中海の小島の閑静なリゾート・ホテルで、アリーナという女性が殺された。別件の調査でこのホテルに来ていたポアロは、滞在客から話を聞いていく。そこにはアリーナに関係する人々が集まっていたが、彼らには全員アリバイがあって…。

景色が美しかったですね~。
原題は”白昼の悪魔”と、かなり怖いけど、観光気分を味わえるためか、前作と統一感をだしたかったのか邦題は無難に。
ポワロさんも可愛い水着姿を披露してくれます。泳ぐ振りとかしちゃってるし(笑)
(たぶん)泳げない割に、船に乗ったり海に来たりしてますよね。旅行は好きってことかな?
今回もわずかな手がかりから鮮やかに事件を解決してくれますが、ちょっと単調な気もしました。こんなのわかるか~!って感じだし。
推理後の犯人の変貌振りは素晴らしかったですね。でも、一番印象に残るのがこのシーンというのはミステリー的にどうなの?

最後に、ちょっとネタバレしつつ自分の馬鹿さかげんを暴露してしまいますと、最後の決め手の意味がわかりません。昔の事件の元容疑者と現在の容疑者が同一人物だとわかると、何故いけないんでしょうか?
誰かやさしく教えていただけると嬉しいです。

<追記>
思い返してみたら、これは決め手じゃありませんでしたね~(恥)
ほんとに自分の馬鹿さかげんをさらしてしまうとは…。失礼しました!

関連記事
「アガサ・クリスティ ミス・マープル2/親指のうずき」観た
「ナイル殺人事件」観ました(アガサ・クリスティ原作)

映画「ナイル殺人事件」観ました

ナイル殺人事件
製作:イギリス’78
原題:DEATH ON THE NILE
監督:ジョン・ギラーミン
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】莫大な遺産を相続した美しき女主人リネット・リッジウェイ。彼女は親友ジャクリーンの婚約者と婚約し、エジプトへハネムーンに旅立った。だがジャクリーンは彼らに付きまとい、ついには豪華客船カルナーク号である事件が起こる。

最近、アガサ・クリスティ尽くしで嬉しいです。
確かこの作品は原作も読んだし、ドラマ版も観たはずなんですが…う~ん、またもや騙されてしまいました。どんだけ記憶力悪いんだわたし…。

「オリエント急行殺人事件」のポワロはどうも受け付けなかったけれど、このポワロさんはいいですね。私の中ではデヴィッド・スーシェがポワロのイメージだったのに、このひとはすんなり受け入れられました。普段は愛嬌のある紳士でも、ひとたび事件が起これば探偵の鋭い眼が光ります。
あと、作家のサロメを演じるのが「ジェシカおばさんの事件簿」でジェシカさんを演じるアンジェラ・ランズベリー。ジェシカおばさんの前に色んな作品に出てたんですね~。

ジャクリーンのストーキングには狂気すら感じました。遺跡で命を狙われたリネットを乗客がじぃっと見つめるシーンは、これから起こる事件を予感させ、これまたゾクッとします。
船の乗客ほぼすべての人に動機がある(いったいどんな偶然だ)とわかっていく過程もスリリングに描かれていました。いちいち犯行の再現映像が繰り返されたのは、もう出番のないリネットのため?
そして、明かされる驚きのトリック! 結構、力技的なところもあったけれどミステリーを観た満足感を味わえました。
探偵ものでは定番のラストのあれは個人的にあまり好きではないんだけど、それでもまた観たいと思える作品です。

関連記事
「タワーリング・インフェルノ」観ました
「地中海殺人事件」観た(同原作者)
「情婦」観ました(同原作者)

映画「情婦」観ました

情婦
製作:アメリカ’57
原題:WITNESS FOR THE PROSECUTION
監督:ビリー・ワイルダー
原作:アガサ・クリスティ
ジャンル:★ミステリー/サスペンス

【あらすじ】ロンドン。金持ちの未亡人を殺した容疑者レナードの依頼で、病みあがりの敏腕弁護士ロバーツが弁護を引き受ける。彼はレナードが犯行時刻に帰宅していたと証言できる唯一の証人、妻クリスティーネをあえて呼ばない事にするが…。

たぶん10年ぶりくらいに再見しました。
やっぱりいいですね。細かいストーリーは全く覚えてなかったので、最後も『うわ、またやられた!!』ってな具合です。たとえ覚えていてたとしても、魅力的な登場人物ばかりなので充分すぎるくらい楽しめますけどね。いやホント、映画好きでこれを観たことがないひとは損してると思います。それくらい大好きです。
ラストの「まだこの映画を見ていない方のために結末は決してお話しにならないように」というテロップにも素直に従いましょうとも!

冒頭の軽いノリから騙されました。病み上がりの弁護士と彼に手を焼く看護婦の攻防が楽しい!
あまり彼女が口うるさい(つまり彼が患者らしくしない)のでステッキで頭を殴ってやると言えば、「葉巻が折れますよ」と中に隠してあった葉巻を没収。階段に取り付けられた昇降機を彼女が使えば、「それはわたしのだ」とさっきまで嫌がっていたのに嬉々として乗りだす…。依頼人の話を聞く気になったきっかけが”胸ポケットの葉巻”だったりするくらいで、まさかこの後こんな真面目な展開になっていくとは思いもよらないんですよね。
そして、裁判で彼が見せるベテラン弁護士の存在感!! 看護婦さんがしびれちゃうのも当然という感じでした。
もちろん、クリスティーネを演じるマレーネ・ディートリッヒも素晴らしかったです。この作品にこんなにものめり込めるのは、彼女の演技の賜物でしょう。
今観ても色褪せない法廷ものの傑作だと思います。

原題は小説と同じ「検察側の証人」。邦題はいろいろと誤解を招きそうですが、観た後に意味がわかって切なくなる、案外いい邦題だと思いました。でも、これで観るのをためらう人がいるだろうから、それはもったいないなぁ。

関連記事
「第十七捕虜収容所」観ました
「翼よ!あれが巴里の灯だ」観ました
「ナイル殺人事件」観ました(アガサ・クリスティ原作)

映画「アガサ/愛の失踪事件」観ました

アガサ/愛の失踪事件
製作:イギリス’79
原題:AGATHA
監督:マイケル・アプテッド
原作:キャサリン・タイナン
ジャンル:★ミステリー/サスペンス/ロマンス

【あらすじ】1926年12月、英国女流作家アガサ・クリスティーが失踪し、林で彼女の車と荷物が発見される。彼女は前日、夫に離婚を言い渡されていた。警察が捜査を始める中、新聞記者ウォーリー・スタントンは保養地ハロゲートで彼女に出会う。

アガサの失踪事件の事はまったく知らなかったので、それを題材にしたこの作品を興味深く観れました。
主演のふたりがほんとに雰囲気あって、とくにアガサの素顔なんかまるで知らなかったので、この作品で彼女を演じる女性がもう私の中ではアガサのイメージになってしまったかも。
ひょろりと背が高く控えめで品のある彼女と、背が低いんだけども上流階級の立ち振る舞いでしっかり彼女をリードするスタントンの組み合わせが印象的。
身長差がとくに目立つダンスシーンも、そんなことはものともしない彼の貫禄と美しい映像でロマンティックに。キスシーンも素敵でした。
プールでアガサに泳ぎを教えようとして、「僕でも足が届く」みたいなことをさらっと言っちゃう彼が好きです。

空白の11日間にアガサが何をしようとしていたか?という部分も、そんなバカなと思いつつ、もしかしたら…と考えてしまうような展開で面白かったです。まあ、あんな”有名作家の亭主”扱いが嫌で浮気しちゃうような奴のために、そこまでしなくても…と思うところもありましたが、いつも静かなアガサが秘めた激しさというものが見えてサスペンスが盛り上がります。
地味だけど好きな作品。

関連記事
「アメイジング・グレイス」観ました

TV映画「刑事コロンボ/策謀の結末」観た

 | ミステリー  com(2) 

刑事コロンボ/策謀の結末
製作:アメリカ’78
原題:COLUMBO: THE CONSPIRATORS
監督:レオ・ペン
ジャンル:ミステリー

IRA(アイルランド共和軍)の戦士というもう一つの顔を持つ詩人デブリン。大量の武器を買い付けようとしていた彼は、仲買人の裏切りを知り射殺する。コロンボは彼のサインが書かれた本を手がかりに、彼へと捜査の手を伸ばし…。

コロンボを描き飽きてしばらく放ってましたが、BS2でオンエアしたのと、来月から新シリーズもやるということで感想を書くことにしました。
アイルランド革命に関わる武器密輸の事件とあってスケールは大きかったし、コロンボに付きまとわれても最後まで友好的な態度を崩さない犯人の強靭な精神力はたいしたものでしたが、ミステリー的には弱かったという印象。だって、決め手になったサイン入りの本、酒瓶、旗など、結局は犯人側のミスでしたし。それを見つけ出す警部の執念はさすがだけど、やはり最後はあっと驚くような罠を仕掛けて欲しいところ。
印象に残ったのは、訛りの強い車(武器)のディーラーさん。したたかで抜け目ない感じがよくでてました。
あと、詩人の犯人との言葉遊びがよくわかりません。あれって面白いの?
ラスト、最終回ということで「ここまで、これを過ぎず」というセリフで締めくくられますが、新シリーズやっちゃうんだもんな~(笑)

関連記事
「新・刑事コロンボ/だまされたコロンボ」観た
「刑事コロンボ/魔術師の幻想」観ました

TV映画「刑事コロンボ/魔術師の幻想」観ました

刑事コロンボ/魔術師の幻想
製作:アメリカ’75
原題:COLUMBO: NOW YOU SEE HIM
監督:ハーヴェイ・ハート
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】魔術師として名の知れたサンティーニは、オーナー・ジェロームにある秘密を握られていた。搾り取れるだけ搾り取った挙句に裏切ろうとする彼に、殺害を決意するサンティーニ。彼は脱出マジック中のわずかな時間を利用し、殺害を図る。

<ややネタバレあり>
今回の犯人は余裕しゃくしゃく。あんまり急ぐ様子がないから、観ているこっちがハラハラしてしまいます。『はやくしないとステージに間に合わないよ!?』と思わず心の中で声援を送ってしまいました。この役者さん、ものすごく見覚えあると思ったら「構想の死角」「第三の終章」でも犯人役で登場しているんですね。
…この世には3人のそっくりさんがいると(笑)
そして、イライラした様子で登場したコロンボさん。どうやら奥さんからのプレゼントであるコートが合わないらしい。うっかり紛失したくても、ウィルソン刑事(「悪の温室」以来の登場!)が余計なお節介をしてしまうのが笑えます。愛犬に「誰かが持っていこうとしても見てみぬフリをするんだぞ」と言い聞かせたりもするし。…仮にも奥さんからの贈りものですよ!(最終的には奥さんが交換に行ったらしいけど、着てこないよね~?)

見所は、ステージで手錠の鍵開けをけしかけるシーン。被害者の部屋の鍵と同じ鍵を手錠に施し、断らないよう観客の前で挑戦するところがさすがです。手錠を外した彼にニヤリと笑って「思った通り」と告げるのも格好いい!!
最後の決め手はタイプライターが出た時点でわかってしまったけれど(他の映画でも使ってた気がする)、最後の決めゼリフはタイトルにもかかっていて最高でした。

『完全犯罪?それこそあなたの幻想ですよ。』

関連記事
「刑事コロンボ/策謀の結末」観た
「刑事コロンボ/忘れられたスター」観ました

TV映画「刑事コロンボ/忘れられたスター」観ました

刑事コロンボ/忘れられたスター
製作:アメリカ’75
原題:COLUMBO: FORGOTTEN LADY
監督:ハーヴェイ・ハート
ジャンル:★ミステリー/ドラマ

【あらすじ】かつての大女優グレースに再びブロードウェイ・ミュージカルのチャンスが巡ってきた。返り咲くのだと浮かれる彼女だったが、夫は資金の提供を拒む。彼女は夫に睡眠薬を盛ると、拳銃自殺に見せかけ彼を殺すのだった。

連続でコロンボさんです。
今回はなんといってもラストですね。殺された旦那さんには悪いけど、ふたりの愛に感涙です。コロンボさんも思わず情にほだされてしまったくらいですし、こんな結末は初めてだったんじゃないでしょうか。
グレースではなくパートナーのダイヤモンドに推理を話すコロンボ、愛する彼女のために必死で弁護するダイヤモンド。そして、その後ろで浮かれている何も知らないグレース。この対決シーンには本当にゾクゾクしてしまいました。
全てをわかった上で、ダイヤモンドが見せる決意。そして、その決意に対してグレースがみせる反応もドラマティックで素敵。
決め手が”空白の11分”では弱いと思うんだけど、そんな事も忘れてしまうくらい感動的なラストでした。観終わった後、もう一度観かえしたくなる秀作です。

関連記事
「刑事コロンボ/魔術師の幻想」観ました
「刑事コロンボ/二つの顔」観た

TV映画「刑事コロンボ/二つの顔」観た

 | ミステリー  com(1) 

刑事コロンボ/二つの顔
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: DOUBLE SHOCK
監督:ロバート・バトラー
ジャンル:★ミステリー

老いた富豪パリスが婚約発表し、財産を狙う甥は殺害計画を立てる。彼は叔父の入浴中に電気ミキサーを投げ込み感電死させると、トレーニング中の心臓マヒに見せかけるのだった。コロンボは甥のデクスターに疑いの目を向けるが…。

倒叙形式なのに、視聴者に犯人を推理する余地があるというコロンボシリーズの異色作。犯行シーンは見せるけど、それが双子のどちらかはわからないというアイデアが素晴らしい。
今回は、お料理番組に引っ張り出されて焦ったり、綺麗好きな家政婦さんに叱られるなど、コロンボさんの情けない姿も楽しめます。たまごを割るのにもあたふたしていたけど、「美食の報酬」では素晴らしい料理の腕を披露していたような? 人前だから緊張したのかな……っていうか、まず手を洗え。手を!
また、イラストの家政婦さんの怒りも凄かったですね。コロンボがうっかり何かをするたびに雷が落ち、今度は大丈夫、もうしませんといいながら、次の瞬間には彼女の大好きなTVを壊し(笑)
そんなコミカルな部分も目立つものの、ラストはしんみりさせてくれます。今まで、犯人を信じていた人物の悲しみは省略される事が多かったけれど、今回はちゃんと見せてくれました。

最近、面白い作品にばかりあたるけど、今まで順不同にオンエアしていたのは面白い作品を最後の方にもってこようという作戦だったのかな?

関連記事
「刑事コロンボ/忘れられたスター」観た
「刑事コロンボ/ロンドンの傘」観た

TV映画「刑事コロンボ/ロンドンの傘」観た

 | ミステリー  com(2) 

刑事コロンボ/ロンドンの傘
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: DAGGER OF THE MIND
監督:リチャード・クワイン
ジャンル:★ミステリー

舞台俳優のニコラスとリリアンは、資金援助をやめようとした資産家をつい殺害してしまう。ふたりは死体を彼の屋敷に運ぶと、階段での転落事故に見せかけるのだった。たまたまロンドン視察に来ていたコロンボは、それが殺人だと見抜き…。

めずらしく”共犯者を始末するのでは”という不安のない犯人たち。基本仲良し夫婦だし、舞台役者として夫婦で喝采を浴びたいという共通の願望があるので、その辺は安心です。
また、もうひとつこの犯人の特徴的なところは、冷静で狡猾な犯人の役を演じているということ。実際の彼らは、誤って人を殺してしまい酷く動揺するような普通の人間です。ですが、信頼するパートナーが側にいたこと、被害者がここにいる事を誰も知らなかったこと、演じるということに絶対の自信を持っていたことで、この”殺人事件”という舞台で”完璧な殺人犯”を演じ始めるんですね。
「マクベス」を演じる合間にてきぱきと工作を進める様子は、先程の動揺が嘘のよう。まるで楽しんでいる素振りまで見せ、「役者って怖いっ」と思わずにはいられません。
一方、観光気分でロンドンの街を激写していたコロンボさんは、のどを痛めて別人のような声でしたが(役者も声優ものどを痛めていたという偶然!)鋭い観察眼は健在。次々と矛盾点を見つけ出していきます。
罠を仕掛け犯人を追い詰めるラストは違法だけど鮮やか!(この悪徳警官め!)
事件が幕を閉じ、ようやく現実と向き合った犯人夫婦の狼狽振りが見ものです。

関連記事
「刑事コロンボ/二つの顔」観た
「刑事コロンボ/死者の身代金」観た
「刑事コロンボ/偶像のレクイエム」観ました(同監督)

TV映画「刑事コロンボ/死者の身代金」観た

 | ミステリー  com(0) 

刑事コロンボ/死者の身代金
製作:アメリカ’71
原題:RANSOM FOR A DEAD MAN
監督:リチャード・アーヴィング
ジャンル:★ミステリー

離婚を決意した夫を殺害し、さらに夫が誘拐されたように見せかけ全財産を手に入れた女弁護士レスリー。だが、前妻の娘マーガレットは彼女の計画に気付くのだった。それを悟ったコロンボは、彼女の協力のもと罠を仕掛ける。

冒頭、死体遺棄後に車で帰るシーンで、ヘッドライトの光と犯人の顔の映像を重ねて、彼女の目がキュピーンッ!と光る演出に吹きました。一瞬、そのシーンを描こうかと思ったし(笑)
パイロット版ということで演出も凝ってるし、飛行機で飛んだり金もかけてるんですが、ハッキリ言って映像演出は最悪です。雰囲気ぶち壊しでした。
でも、コロンボさんのキャラはこの作品で完全に固まったようで、ぼさぼさ頭によれよれコート姿で”ペンを失くした”とか”家のかみさんならこうだ”とか、いつも通り安心して観れます。
冷酷な女弁護士である犯人も強敵で、なかなかに見ごたえがありました。高所恐怖症のコロンボに飛行機の操縦かんを握らせたりと、シリーズで一番コロンボを苛めた犯人かも(笑)

鋭い観察眼を発揮させ、犯人の性格を突いた罠がお見事。決定的証拠を突きつけるラストにスカッとしました。
演出が変なのをのぞけば、かなりの良作だったと思います。

関連記事
「刑事コロンボ/ロンドンの傘」観た
「刑事コロンボ/殺人処方箋」観ました(同監督)

TV映画「刑事コロンボ/殺人処方箋」観ました

 | ミステリー  com(0) 

刑事コロンボ/殺人処方箋
これはいくらなんでもあんまりだったかもしれない…。
製作:アメリカ’67
原題:PRESCRIPTION: MURDER
監督:リチャード・アーヴィング
ジャンル:★ミステリー

浮気がばれて離婚を言い渡された精神科医フレミングは、財産を手に入れるため妻を絞殺した。そして、妻の服を着た愛人と空港で一芝居打ち、自分だけで旅行に行く。彼の留守中に強盗殺人にあったと見せかけるが…。

シリーズ化される前に放送された単発版。
いつもと違う雰囲気で始まったから驚いたけれど、ふたを開けてみればそうとは思えないほどの完成度。コロンボが共犯者を追い詰めるやり方と、小奇麗な身なりをしているということ以外は気になりませんでした。
…でも、この順番で放送する意図がわかりません。NHKなりのこだわりでしょうか?

まあ、それは置いといて、この犯人も冷静沈着で大胆不敵な好敵手。コロンボを分析するシーンや、グラスの片方を隠して会話するシーンは見ごたえがあります。
タイトルの「殺人処方箋」の意味がよくわからなかったけれど、財産が手に入らないという危機に対しての処方箋殺人ということでしょうか? …原題をみると、「処方箋:殺人」となってますしね。
最後、コロンボの「犯人は一度しか殺人を経験していないが、わたしたち刑事は年に100回は経験している」という言葉には、これこそコロンボだと妙に感激してしまいました。コロンボファンなら観ておきたい作品です。

関連記事
「刑事コロンボ/死者の身代金」観た(同監督)
「刑事コロンボ/5時30分の目撃者」観た

TV映画「刑事コロンボ/5時30分の目撃者」観た

刑事コロンボ/5時30分の目撃者
製作:アメリカ’74
原題:COLUMBO: A DEADLY STATE OF MIND
監督:ハーヴェイ・ハート
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】患者と不倫関係にあったカウンセラーのコリアーは、密会中に現れた夫が彼女に暴力を振るったため思わず殺してしまった。強盗殺人に見せかけるよう彼女に言い含め、その場を去ったコリアー。だが、コロンボは現場でライター石を発見する。

今回の罠はかなり良かったです。私も犯人と一緒に見事に騙されてしまいました。タイトルの意味も素晴らしい。
途中、犯人が「その手はくわんぞ」と強気に出てきた時、「しまった」といわんばかりの顔をするコロンボが好きです。犯人との対決を心底楽しんでますよね~。

また、相変わらずコロンボさんの観察眼の鋭さには驚かされます。床に落ちていた小さなライター石をなんでもないことのように見つけてしまいました。(鑑識が調べた後なんですよね?) 矛盾点もほいほい見つけてしまって、わたしが考える隙もありません。
まあ、この犯人は”催眠術”が使えるというだけで、特別かしこい訳でもありませんでしたし。不倫相手がプールに飛び込むシーンと、ラストの対決以外はあまり印象に残らないかもしれません。

関連記事
「刑事コロンボ/死者のメッセージ」観た
「刑事コロンボ/殺人処方箋」観ました

TV映画「刑事コロンボ/死者のメッセージ」観た

 | ミステリー  com(4) 

刑事コロンボ/死者のメッセージ
製作:アメリカ’77
原題:COLUMBO: TRY AND CATCH ME
監督:ジェームズ・フローリー
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】ミステリー界の女王アビゲイルは、可愛がっていた姪が婚約者に殺されたと気付き、彼を金庫室に閉じ込めて窒息死させた。盗みに入って誤って扉が閉じたように見せかけるが、コロンボは被害者の車のキーがないことに気付き…。

犯人のお婆ちゃんが可愛かった。
計画自体は微妙というか、実行時の行動があたふたし過ぎだったんですが、喋り方とかコロンボの後ろをついて回る様子とか個性的なお婆ちゃんでした。動機が姪の仇討ちという点も(確かな証拠は見せてくれなかったけど)同情を誘います。
みどころは、講演会に顔をだしたコロンボを無理やり壇上に上げるシーン。”犯人の中には尊敬できる相手もいた。わたしは人間が好きです”という内容の名演説が聞けます。おもわず、今までの犯人たちをしみじみ思い返してしまうシーンでした。
ただ、被害者が変に頭がよくて気になります。札束を見せられてよだれを垂らしそうになっていた男が、真っ暗闇で死が迫る中、あんな凝ったダイイングメッセージを思いつくのか?

ラストの「あなたが姪の事故を捜査してくれていたら、こんなことにはならなかったのに」というセリフが切ないです。

関連記事
「刑事コロンボ/偶像のレクイエム」観ました
「刑事コロンボ/5時30分の目撃者」観た

TV映画「刑事コロンボ/偶像のレクイエム」観ました

 | ミステリー  com(0) 

刑事コロンボ/偶像のレクイエム
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: REQUIEM FOR A FALLING STAR
監督:リチャード・クワイン
ジャンル:★ミステリー

落ち目の大女優ノーラは、スターの弱みを握っては恐喝するコラムニスト、ジェリー・パークスに秘密を握られていた。そんな時、秘書のジーンが彼と婚約する。彼女は、ジェリーの車に放火し、車の中にいたジーンを殺害してしまうのだった。

これまで観た”女性が犯人の作品”のなかでは、一番面白かったです。
コロンボの憧れの大女優が犯人ということで、今までにないコロンボの姿が見られました。
秘書の死を聞いてよろめく(もちろん演技)彼女を、ぴったりくっついて車までエスコートするコロンボ。
彼女の邸宅ではしゃぎ、妻に電話しようとするコロンボ。
間違った方向に捜査を進めるコロンボ。
真相に気付き、沈痛な面持ちをするコロンボ…。
事件を解決したのに、これだけ辛そうにしているコロンボをはじめて見ました。

また、犯人を最初から見せる”倒叙物”であるにも関わらず、終盤までなかなか犯人の真意がみえません。コロンボと一緒に騙され、一緒に真相に気付くというのが新鮮でした。

関連記事
「刑事コロンボ/死者のメッセージ」観た
「刑事コロンボ/愛情の計算」観ました
「刑事コロンボ/ロンドンの傘」観た(同監督)

TV映画「刑事コロンボ/愛情の計算」観ました

 | ミステリー  com(0) 

刑事コロンボ/愛情の計算
製作:アメリカ’73
原題:COLUMBO: MIND OVER MAYHEM
監督:アルフ・ケリン
ジャンル:★ミステリー

息子の学説が盗用したものだと同僚ニコルソンに指摘され、ロボット工学の権威マーシャルは彼の殺害を目論む。自分の代わりにロボットに仕事をさせ、その間にニコルソンを殺害。遺体を家に運び物盗りの犯行に見せるのだったが…。

今回は、ミステリーとしては微妙だけど、その他の部分が好きなお話です。
わたしが好きな話というと、やっぱり動物や子供が可愛いことは外せませんね。このお話でも、コロンボの相棒犬が活躍…というかコロンボとの仲良しなとこや、寂しがり屋なとこを見せてくれます。ほんと懐いているなぁと思っていたら、P.フォークの飼い犬なんですね。納得。
そして、研究所にいる天才少年もいい味だしてました。「普通の子供みたいに遊びたいけど、僕、天才だからさ。仕方ないんだよね。」みたいなことを嫌味なく言ってくれます。しかも、名前がスティーヴン・スペルバーグ(笑)
彼が作ったロボットも、昔のSFに出てきそうな無駄の多い造形…と思ったら、「禁断の惑星」という作品に登場したロボットらしいです。和むなぁ。

また、前回記事に書いた「刑事コロンボ/溶ける糸」の犯人は、まさしくコロンボの好敵手といえる優秀な犯人だったんですが、今回は完全犯罪とは程遠い感じの人間くさい犯人でした。
実際のところ彼の犯行は雑で、現場は痕跡と矛盾だらけ。正直、探せば色々出てきそうな感じですが、早々に諦めてしまったコロンボはいつものように罠を仕掛けます。とてつもなく意地悪な罠を…。

ここからはネタバレなんですが、かなり終盤になるまでわたしは、彼の動機が”息子の盗作を世間に知られたくない”という自分の名誉を守ることだと思っていたんですね。でも、コロンボはちゃんと彼の息子への愛情に気づいていて、でっち上げの証言で息子を逮捕するところを彼に見せます。
そして彼は、それがハッタリ(息子を逮捕することは不可能)だとわかっていても、『このハッタリだけは乗らない訳にはいかない』と自首するんですよね。
コロンボシリーズの中でも評判が悪く、ミステリーとしては穴だらけなのもわかるんですが、こんな人間らしい犯人もたまにはいいなぁと思わせる作品でした。

関連記事
「刑事コロンボ/偶像のレクイエム」観ました

TV映画「刑事コロンボ/溶ける糸」観ました

 | ミステリー  com(4) 

刑事コロンボ/溶ける糸
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: A STITCH IN CRIME
監督:ハイ・アヴァーバック
ジャンル:★ミステリー

新薬の功績を独り占めしようと、協同研究者ハイデマン殺害を目論む心臓外科医メイフィールド。ハイデマンの心臓外科手術を任された彼は、弁の縫合に適さない糸を使った。だが、看護婦に感づかれ、殺害して麻薬を巡るトラブルに見せかける。

<ネタバレあり>
前回書いた「刑事コロンボ/構想の死角」から週2で観ていたものの、タイミングが悪かったり印象が薄かったりでなかなか書けず…。でも、今回は犯人がインパクト大(笑) 犯人との駆け引きや事件解決の鮮やかさも、(わたしが観た)コロンボ・シリーズのなかで際立ってました。
まず、顔からしてすでに印象的な犯人なんですが、冷静で頭がよく、更に障害となる者は容赦なく殺してしまう冷酷さも持っています。「構想の死角」の犯人は想定外の状況で殺人をおかしてコロンボに尻尾を掴まれてしまいますが、メイフィールドの場合は看護婦、麻薬中毒患者と次々殺しているのにもかかわらず証拠を残さないんですよね。
かなり早くからコロンボの有能さに気づき、焦ることなく手を打っていく彼は、まさにコロンボの相手にふさわしい存在と言えるでしょう。

そしてコロンボも、看護婦の死を聞いても冷静に時計の針を直していたメイフィールドに、始めから疑いを持っていました。この殺人事件がハイデマン殺害計画を発端にしていると気づき、その推理を聞いて笑い出したメイフィールドに怒りを顕にするシーンが格好いい!
『ハイデマン博士の面倒をよくみることだ。もし死んだら、検死解剖を要求するからな!』
これを聞いて、彼は本当に殺したかった相手を生かさなければならなくなります。そのために再手術を行い、溶ける糸を回収、本来の糸で縫合し直すんですが…。
手術室に踏み込んできたコロンボたちから、決定的な証拠をどう隠すか?コロンボは見つけられるのか?
痛快なクライマックスには思わず唸ってしまいました。

関連記事
「刑事コロンボ/愛情の計算」観ました
.